IT仕事内容

エンジニア全16種類の一覧|年収から適性までわかりやすく解説

ITエンジニアを志している方で、漠然と「ITエンジニアになりたい」と考えている方は少なくないでしょう。しかし、「職種の数が多すぎていまいち理解できていない」という人も多いのではないでしょうか。 この記事では、それぞれのITエンジニアの特徴や仕事内容だけでなく、平均年収やどのような人に向いている職業なのかを説明していきます。

ITエンジニアの職種とは

IT業界を業務内容別に大きく分けると、①ソフトウェアやアプリケーションを開発する「システム開発系」、②インターネット通信を可能にする「通信インフラ系」、③WEBコンテンツの企画制作をする「WEB系」、④電子機器やロボットを製造する「機械系」、⑤企業の分析やサービス提案をする「ITコンサル系」といったジャンルに分けることができます。

以下の図は、それぞれの領域とそれに関連したエンジニアの全体図です。プロジェクトマネージャやセールスエンジニアなど領域をまたいで仕事をするエンジニアもいるので、必ずしもこの図の通りではない点はご了承ください。

複数の領域にまたがって作業ができるエンジニアは「フルスタックエンジニア」と呼ばれ、一人でシステムの設計から実装までできるため重宝されます。

関連記事:フルスタックエンジニアとは|仕事内容やスキル、ロードマップを解説

	IT業界のエンジニア一覧

このようにITエンジニアは業務内容と対応範囲によって呼び名が変わります。それでは、それぞれの業界ごとにエンジニアの仕事内容を見ていきましょう。


システムの開発を担う!開発系エンジニア

ソフトウェアやアプリケーションの開発を行うエンジニアです。システムエンジニアやプログラマなど、一般的にITエンジニアと言われて想像する職種が多いのではないでしょうか。
システム開発系エンジニアの全体図
プログラミング言語を使っての開発を行うのが特徴で、論理的思考力が必要となります。

DODA マイナビ転職 平均年収.jp 求人ボックス
システムエンジニア 473万円 445万円 550万円 494万円
プログラマ 417万円 353万円 426万円 430万円
プロジェクトマネージャ 664万円 591万円 - 601万円

システムエンジニア(SE)とは|システムの設計をする

システムエンジニアは、システムを企画・提案・設計するエンジニアのことです。顧客へのヒアリングやチーム統括や管理など、技術的なことだけでなく、運用全般の管理・統括といった仕事を行うことも少なくありません。

システムエンジニアとプログラマの違い

プログラマーと似たようなイメージがありますが、その線引きは企業やプロジェクトによって異なります。一般的には企画・設計・納品・運用をとり行うのがシステムエンジニア、その中の開発の中枢を担当するのがプログラマーという場合が多いです。

簡単にいうと、プログラマーが担当しているプログラミング以外のすべての工程を担当すると考えてもよいでしょう。つまりシステムエンジニアはコンピュータの知識だけではなく、あらゆる仕事に精通している必要があるといえます。

その他のシステムエンジニアに関連するエンジニアとして、「社内SE」や「ブリッジSE」があります。一つの会社内ですべてのシステム管理を行うエンジニアを「社内SE」、海外のエンジニアと外国語でやりとりできるエンジニアを「ブリッジSE」や「ブリッジエンジニア」といいます。

社内SEは基本的に一人ですべてのシステムを扱う場合が多いので、平均年収もシステムエンジニアより高めになっていることが多いです。

関連記事:システムエンジニアとプログラマーの違いは?平均年収や将来性を比較

マイナビAGNET マイナビ転職 転職会議
システムエンジニア 443万円 445万円 474万円
社内SE 516万円 353万円 483万円

関連記事:システムエンジニアの平均年収は約569万円|年収を上げる方法とは

システムエンジニアに向いている人と必要なスキル

直接お客さんとやり取りをするので、「コミュニケーション能力」がある人が向いています。特に「説明力」が重要で、自分の持っている知識・技術を相手にわかりやすく伝えることができなければ、プロジェクトの進行自体が難航してしまうことになります。

また、チームをまとめるポジションになるので、大人数で仕事をするのが好きな人が向いているでしょう。全体を取りまとめる「マネジメント能力」も必要とされるなど、エンジニアの枠にとらわれない、様々な能力が求められます。

システムエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・基本情報技術者試験
  • ・応用情報技術者試験
  • ・システムアーキテクト試験
  • ・ネットワークスペシャリスト試験


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プログラマ(PG)とは|プログラムの構築をする

プログラマは、システムエンジニアが作成したシステム設計書に沿って、プログラミング言語を用いて実際にプログラムを制作するエンジニアです。完成したシステムが正しく稼働するかを繰り返しチェックする、デバッグと呼ばれる仕事も行います。

汎用系、オープン系、WEB系、制御系の違い

プログラマの細かい分類として、「汎用系」「オープン系」「WEB系」「制御系」といった用途による区別があります。

プログラマの種類

大企業向けの「汎用機」と呼ばれる大型コンピューターで使うシステムを作るのが「汎用系」です。金融機関や製造業などで使う専用のシステムを開発します。COBOLという古い言語を使うのが特徴です。

一般的なパソコンで使うシステムを作るのが「オープン系」です。会計ソフトや顧客・在庫管理、営業支援などのシステムを開発します。主にJAVAやC言語といった言語を使います。

WEB上で使うシステムを作るのが「WEB系」です。ホームページやスマホアプリなどを開発します。この記事では「WEBエンジニア」として後ほど紹介します。

ロボットや製品などで使うシステムを作るのが「制御系」です。自動車や家電製品などの中身で動いているシステムを開発します。こちらも「組み込みエンジニア」として後ほど紹介します。

その他にも「ソフトウェアエンジニア」「アプリケーションエンジニア」「ゲームエンジニア」「クライアントエンジニア」「ブロックチェーンエンジニア」といったように、具体的に作るもので呼び分けることもあります。

クライアントエンジニアは、スマホアプリのゲームを作るエンジニアです。似たようなエンジニアにカスタマーエンジニアがありますが、こちらはサポートエンジニアの一種になります。

ブロックチェーンエンジニアは、ビットコインなど仮想通貨で使われるブロックチェーンと呼ばれる技術を扱うエンジニアです。需要に対して人数が足りていないこともあり、他のエンジニアと比べて年収が高めです。

DODA 転職会議 求人ボックス 平均年収.jp 給料BANK
プログラマ 417万円 汎用系: 404万円
オープン系:400万円
426万円 430万円 -
アプリケーションエンジニア 443万円 - 526万円 - -
ソフトウェアエンジニア 427万円 407 万円 499万円 - -
ゲームエンジニア - 397万円 498万円 - -
ブロックチェーンエンジニア - - - 500~
1200万円
890~
1178万円

プログラマに向いている人と必要なスキル

プログラマは、既存の技術をうまく活用しつつ、時代の流れに着いていくために、どのように舵を切っていけばいいのかを常に考え続ける必要があります。そのため、「新しいもの好きで勉強することが苦にならない」「新しい知識をどんどん吸収したい」という人は、プログラマに向いているといえるでしょう。

また、その道のスペシャリストと呼ばれる存在になりたい人もこの職業に適していると思います。それぞれのプログラマは得意とするプログラミング言語を持っていることがほとんどです。

業界によって使われる言語は違いますし、時代の流れで使われる言語は変わっていくので、これからプログラマを目指す人はどのような言語を勉強するのかきちんと考えることが大切です。

プログラマの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・基本情報技術者試験
  • ・応用情報技術者試験
  • ・Oracle Certified Java Programmer
  • ・C言語プログラミング能力認定試験
  • ・マイクロソフト認定ソリューションデベロッパー(MCSD)
  • ・PHP技術者認定試験
  • ・Ruby技術者認定試験


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プロジェクトマネージャ(PM)とは|プロジェクトを管理する

プロジェクトマネージャは、システム開発のプロジェクトを管理する職種です。プロジェクト発足前は、スケジュールやコスト、必要な人員の確保などを行い、プロジェクト発足後は、進捗と納期の管理を行って、プロジェクトが予定通り進むことの責任を果たします。

プロジェクトマネージャ(PM)とプロジェクトリーダー(PL)の違い

同じくプロジェクトを管理するポジションとして、「プロジェクトリーダー」があります。一般的にプロジェクトマネージャのほうがプロジェクトリーダーよりも立場が上なことが多いですが、現場によって異なるのでそこまで厳密な区別はないようです。

その他に「チーフエンジニア」、「リードエンジニア」という呼び方もあります。チーフエンジニアはチームのチーフとなるから、リードエンジニアはチームをリードするエンジニアという意味ですが、こちらも特に上下の区別はありません。

転職会議
オープン系・WEB系 655万円
汎用機 620万円
システム・ソフトウェア関連 657万円
制御系 617万円

プロジェクトマネージャに向いている人と必要なスキル

システムエンジニアと同じく、「コミュニケーション能力」と「マネジメント能力」がある人が向いています。

プロジェクトマネージャはシステムエンジニアよりも上の立場でお客様と打ち合わせることもあるので、要望を聞き出す「ヒアリング力」やコスト意識や問題を想定する「分析力」なども求められます。

プロジェクトマネージャの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・プロジェクトマネージャ試験
  • ・PMP(Project Management Professional)


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IT通信を支える!インフラ系エンジニア

インターネットなどの通信サービスを提供していく業界です。5G、IoT、クラウドなど、今後も安定した需要が見込まれています。

電気、水道、ガスと並んで第四のインフラであるインターネットに携わるため、インフラエンジニアとも呼ばれます。

通信インフラ系エンジニアの全体図

「ネットワーク」「サーバ」「データベース」「セキュリティ」はそれぞれ専門性が高い「ITスペシャリスト」の分野となります。

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DODA マイナビ転職 平均年収.jp 求人ボックス
ネットワークエンジニア 455万円 439万円 655~800万円 533万円
サーバエンジニア 463万円 439万円 - 533万円
データベースエンジニア - - 500~1000万円 547万円
セキュリティエンジニア - - 600万円 538万円

ネットワークエンジニア(NE)とは|通信を管理する

ネットワークエンジニアは、インターネット通信ができる基礎であるネットワークの設計や構築、 運用保守を行うエンジニアです。コンピューターやサーバーといったネットワーク機器をケーブルや無線などでつなぎあわせたり、不具合があったときに修復作業を行います。

ネットワークエンジニアとシステムエンジニアの違い

業務範囲としてはシステムエンジニアとほぼ同じですが、ITシステムを作るのか、その基盤となるITインフラを作るのかの違いといえます。

システムエンジニアが開発一連の流れを全て担当するのに対して、ネットワークエンジニアは主にネットワークの設計と構築をする人、監視と運用・保守をする人とに仕事内容が分かれています。

関連記事:ネットワークエンジニアとシステムエンジニアの違いを徹底比較
 
設計・構築と運用・保守・監視では、以下の表の通り年収に違いがあります。このように年収に幅があるのは、仕事の幅が経験とスキルに左右されるためです。経験やスキルが評価されれば高収入を得られます。

「モノのインターネット」IoT(=Internet of Things)を扱う「IoTエンジニア」が近年注目されています。

DODA マイナビAGNET 転職会議
ネットワークエンジニア 455万円 455万円 -
設計・構築 - - 468万円
運用・保守・監視 381万円 416万円 366万円


関連記事:ネットワークエンジニアとは?仕事内容&必須スキルまとめ
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ネットワークエンジニアに向いている人と必要なスキル

ネットワークエンジニアは日々進化するネットワークの技術を生涯学び続ける必要があります。そのため、常に新しい知識を得る努力ができることや、「知的好奇心が旺盛である人」が向いていると言えるでしょう。

また、「裏方として社会を支える仕事にやりがいを感じる人」にも向いている仕事といえます。ネットワークインフラは電気や水道と同じで企業や社会を裏で支える重要なシステムです。そのインフラを影で支えることはエンジニアとして非常にやりがいを感じる仕事になります。

ネットワークエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・Cisco技術者認定資格(CCNAなど)
  • ・ITIL
  • ・LPIC(Linux技術者認定試験)
  • ・ネットワークスペシャリスト試験


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サーバエンジニアとは|情報の出し入れを管理する

サーバエンジニアは、データを格納しているWebサーバー、メールサーバー、ファイルサーバーなどの設計や運用をするエンジニアです。AWSなどの仮想サーバの登場で、個人単位でもサーバを扱うようになるなど今後も成長が期待される分野です。

近年注目されている仮想化技術を使ったクラウドサーバを扱う場合は「クラウドエンジニア」と呼ばれます。特にamazonの提供するAWSを専門とする「AWSエンジニア」が有名です。

似たような名前のエンジニアに「サーバーサイドエンジニア」がありますが、こちらはWEB系エンジニアのうちサーバの近くで仕事をするエンジニアのことです。サーバエンジニアがOSなどサーバー環境の仕事なのに対して、サーバーサイドエンジニアはPHPやJavaといったプログラミンング言語を用いた仕事になります。

関連記事:サーバーエンジニアとは|仕事内容から必要なスキルまで徹底解説
     クラウドエンジニアとは|高い将来性と年収からキャリアパスまで解説

DODA マイナビAGNET 転職会議 求人ボックス
サーバエンジニア 463万円 465万円 - -
設計・構築 - - 492万円 -
運用・保守 381万円 416万円 406万円 -
クラウドエンジニア - - - 572万円

サーバエンジニアに向いている人と必要なスキル

サーバはインターネットにあるデータを格納するコンピュータで、常にアクセスやアップデートされています。そのため、「細かい作業や整理整頓が好きな人」が向いています。

不具合があればすぐに対応する必要があるため、「責任感を持って作業できる人」が向いているでしょう。

技術面でいうと、各サーバーで使われるOS、ネットワーク、セキュリティの知識が求められ、Windows、OS X、UNIX、Linuxといったサーバコマンドの基礎知識が必要になります。

サーバエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・Linux技術者認定資格(LinuC、LPIC)
  • ・Cisco技術者認定資格(CCNAなど)
  • ・マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCSA: Windows Server)
  • ・ITIL
  • ・AWS認定ソリューションアーキテクト


データベースエンジニアとは|データの出し入れを管理する

データベースエンジニアは、データの格納や引き出しをするシステムの設計と運用をするエンジニアです。データベースの処理を分析してシステムの性能を最大限に発揮させるチューニングも行います。

データベースの設計を行うエンジニアを「ソフトウェア系エンジニア」、データベースの管理を行うエンジニアを「ハードウェア系エンジニア」、データベースの運用を行うエンジニアを「運用系エンジニア」と呼びます。

データベースエンジニアに向いている人と必要なスキル

データベースにどれだけ自由に格納できるか、どれだけ早く検索できるかによって、システムの速度や利便性は変わります。そのため、より正確に、より早く答えにたどり着ける方法はあるのかを考えることが好きな、好奇心と探究心のある人に向いています。

データベースを扱うにはSQLと呼ばれる言語群の知識が必要となります。SQLはプログラミング寄りの言語のため、インフラエンジニアの中でもプログラマー寄りのエンジニアといえます。

データベースエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・データベーススペシャリスト
  • ・ORACLE MASTER
  • ・MCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル)
  • ・OSS-DB


関連記事:データベースエンジニアとは|仕事内容から必要なスキルまで徹底解説

セキュリティエンジニアとは|通信の安全性を守る

セキュリティエンジニアは、近年必要性が高まっているデータの流出に対抗するエンジニアです。多くの機器がインターネットに接続するようになり、個人情報の取り扱いも多くなってきているのでセキュリティの需要はますます増えています。

新規セキュリティシステム導入とは異なり、現在のシステムに脆弱性がないか調査するコンサルティング業務もあります。

セキュリティエンジニアに向いている人と必要なスキル

企業の重要なデータを扱う仕事のため「責任感のある人」が向いています。ハッカーに負けずに常に最先端の技術を理解して対処し続ける仕事のため、「諦めずに挑戦し続けられる」ことが求められます。

セキュリティを守るためには、ネットワーク、サーバ、データベースなど広くインフラの知識がある必要があります。未経験からの挑戦は難しく、ネットワークエンジニアやサーバエンジニアなどを経験してたから挑戦するのが良いでしょう。

プロとして極めるためにはセキュリティ事故に対する法的な知識なども持っておく必要があります。

セキュリティエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・Cisco技術者認定資格(CCNAなど)
  • ・情報処理安全確保支援士(旧セキスペ)
  • ・ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)
  • ・公認情報セキュリティマネージャー(CISM)
  • ・CISSP(Certified Information Systems Security Professional)
  • ・CompTIA Security+


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Webコンテンツを作る!Web系クリエイター

ウェブサイト制作、インターネット広告、SNS、ショッピングサイト(EC)、コンテンツ配信、オンラインゲームの運営など、インターネットを利用したサービス全般がWEB業界の仕事に含まれます。これらに携わるのがWebクリエイターです。

インターネットの普及によって発展した業界のため、ベンチャー企業が多く存在している若く活発な業界です。Google、Apple、facebook、amazonのIT業界をリードする「GAFA」の4社もここに含まれます。

WEB系クリエイターの全体図

デザインやマーケティングなど、クリエイティブなセンスも必要となる仕事が多いのが特徴です。

DODA マイナビ転職 平均年収.jp 求人ボックス
WEBエンジニア 419万円 387万円 490万円 548万円
WEBディレクター 442万円 387万円 470万円 498万円
WEBライター 352万円 387万円 150万円~ 450万円

WEBエンジニアとは|WEBサイトを作る

WEBエンジニアは、ウェブサイトやウェブアプリケーションのデザインからコーディングまでを担当するエンジニアです。ウェブサイトの目的次第ではデザインも大きく変わるため、ブランドイメージやターゲットなどを詳しく確認してから、それぞれの要素やサイトカラーなどをデザインしていきます。

デザインが決まった後のコーディングでは、htmlやcssといったマークアップ言語のほか、動的な効果を持たせたい場合はjavascriptなどのプログラミング言語も用います。

WEBエンジニアとWEBデザイナーの違い

WEBエンジニアの中でもサイトデザインも担うエンジニアは「WEBデザイナー」と呼ばれます。IllustratorやPhotoshopといったデザインツールも扱える必要があります。プログラミングのみを専門とする場合は「WEBプログラマー」、特にコーディングのみを専門とする人は「コーダー」と呼ばれます。

WEBエンジニアの種類

HTMLやJavaScriptといったプログラミング言語でサイトを構築していくエンジニアは、「フロントエンドエンジニア」または「マークアップエンジニア」呼ばれます。フロントエンドとは、WEBシステムの中でユーザに見える部分(=フロント)のことで、マークアップとはhtmlなどのマークアップ言語のことを指します。

サーバーやデータベースなどユーザに見えない部分(=バックエンド)のWEBシステムを扱うエンジニアは、「バックエンドエンジニア」や「サーバーサイドエンジニア」と呼ばれます。データの受け渡しなど裏側を作成します。

DODA マイナビAGNET 転職会議 平均年収.jp 求人ボックス
WEBプログラマー 419万円 385万円 320万円 490万円 548万円
Webデザイナー 363万円 441万円 341万円 350万円 462万円

WEBエンジニアに向いている人と必要なスキル

WEB業界はIT業界の中でも特に最先端の技術が進歩している業界です。そのため、「新しいこと学び続けるのが好きな人」が向いています。

UI(=ユーザーインターフェース)やUX(=ユーザーエクスペリエンス)を含めたデザイン面も考えるため、「他人の気持ちになって考える」といった繊細な技術が求められます。

WEBエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・Webクリエーター能力認定試験
  • ・ウェブデザイン技能試験
  • ・Webデザイナー検定
  • ・Web検定 Webリテラシー
  • ・HTML5プロフェッショナル認定資格
  • ・アドビ認定エキスパート(ACE)
  • ・Photoshop(R)クリエイター能力試験
  • ・Illustrator(R)クリエイター能力認定試験


WEBディレクターとは|WEB開発を管理する

WEBディレクターは、お客様からサイトの要望をヒアリングして、要件を固めてサイト作成のマネジメントをするエンジニアです。ウェブサイトを作る際のクライアントの要件確認と方向性の決定が主な仕事になります。ウェブサイトの方向性が決まってからは、WEBエンジニアと連携しながらチームリーダーとして進捗管理を行い、プロジェクトの管理を行います。

似たような職種に「WEBプロデューサー」や「WEBプランナー」があります。仕事内容はほとんど同じですが、WEBプロデューサーやWEBプランナーがお客様のヒアリングメインで、WEBディレクターが制作管理メインという違いがあります。

マイナビAGNET 給料BANK 求人ボックス
WEBプロデューサー 446万円 442~581万円 525万円
WEBディレクター 446万円 382~501万円 498万円
WEBプランナー 445万円 - -

WEBディレクターに向いている人と必要なスキル

ユーザにとってどのようなサイトやアプリにしたいかといった「クリエイティブな視点を持つ人が」向いています。

システムエンジニアやプロジェクトマネージャと同じく、お客様と直接やり取りをすることが多い職種のため、「提案力」や「ヒアリング力」などの「コミュニケーション能力」や、チーム全体をまとめるための「マネジメント能力」が必要です。

WEBディレクターの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・Web検定 Webディレクション
  • ・Web検定 Webプロデューサー
  • ・ネットショップ実務士
  • ・ウェブ解析士認定
  • ・Webクリエーター能力認定試験
  • ・ウェブデザイン技能試験
  • ・個人情報保護士認定試験


WEBライター|WEB記事の作成をする

WEBライターは、ウェブサイトのコンテンツとなる文章を作成する仕事です。インターネット上で記事を見つけてもらいやすくするためには、SEOと呼ばれる検索エンジンの仕組みを理解した対策が必要になります。

記事を決めるにあたって、ターゲットや流入ワードの設計などを行い、想定される流入数などを決めます。また、既存記事を書き直すリライトという作業をすることで、記事の内容を最新のものにして流入数を多くすることも仕事内容になります。

その他のWEB系の職種に「グラフィックデザイナー」「イラストレーター」があります。こちらはWEBサイトに使われる画像やイラストのデザインをする職業です。

DODA マイナビAGNET 平均年収.jp 求人ボックス
WEBライター 352万円 415万円 150万円~ 450万円
イラストレーター 336万円 345万円 288万円 367万円

WEBライターに向いている人と必要なスキル

文章を書く仕事なので「文章を書くのが好きな人」が向いているのはもちろんですが、その中でも「相手に伝わりやすい文章」にすることが大切です。ライティングを進めるうえで何度も修正が加わるので、それらを面倒に思わずに「柔軟に対応できる」適応力や、幅広いジャンルから情報収集できる「広い視野」も求められます。

WEBライターの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・WEBライティング技能検定
  • ・WEBライティング能力検定
  • ・校正技能検定試験
  • ・編集・ライター養成講座
  • ・ビジネス著作権検定


電子機器を作る!機械系エンジニア

パソコン本体やスマートフォン、ゲーム機、家電などのハードウェアを作る業界です。「ものづくりエンジニア」とも呼ばれます。

機械系エンジニアの全体図

エンジニアとしては、あまり聞きなれないものが多いですが、 機械を扱うため専門性が高く、他のIT業界のエンジニアと比べると少し異なるスキルが必要とされます。

DODA マイナビ転職 平均年収.jp 求人ボックス
組み込みエンジニア 474万円 466万円 - 458万円
テストエンジニア 455万円 440万円 - 469万円
サービスエンジニア 451万円 438万円 300~400万円 494万円

組み込みエンジニアとは|製品のプログラムを作る

組み込みエンジニアはケータイや家電などの機器に組み込まれているコンピュータを作るエンジニアです。機器に組み込まれているコンピュータはいわゆるマイコンと呼ばれる電子部品で、家電製品 や自動車、飛行機やロケットなどあらゆるところで使われます。

「制御エンジニア」や「エンベデッドエンジニア」とも呼ばれます。「エンベデッド」とは、組み込みを意味する英語です。どれも組み込みエンジニアと同じ意味で使われます。

組み込みエンジニアと似た他の職種としては、特にロボットに携わる「ロボットエンジニア」や、ロボットを使った自動化を進める「RPAエンジニア」があります。RPAは少子高齢化の時代に特に注目されている技術といえます。

DODA マイナビ転職 平均年収.jp 求人ボックス
組み込みエンジニア 474万円 466万円 - 458万円
ロボットエンジニア - - 879万円 495万円
RPAエンジニア - - - 567万円

組み込みエンジニアに向いている人と必要なスキル

プログラミングをするだけでなく製品開発に直接関わって、完成したものが目に見える製品になるので、プラモデルなど工作するのが好きな人が向いていると言えます。

エンベデッドエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  • ・ETEC(組み込み技術者試験)
  • ・OCRES(OMG認定組み込み技術者資格試験)


テストエンジニアとは|エラーやバグを確認する

テストエンジニアは、開発したサービスや商品にエラーやバグがないか実際に使ってみて確認するエンジニアです。制作者側の視点で作られたシステムや製品を、ユーザ側の視点で使ってみて問題点や改善点を洗い出します。

品質保証(QA)と品質管理(QC)の違い

テストエンジニアの業務内容は大きく、「品質保証」と「品質管理」に分けることができます。

品質保証はQA(Quality Assurance)と略され、要件通り正常に動くかなど、商品のクオリティが基準を満たしているかのチェックを行います。基準を満たしていれば完了で、満たしていない項目があれば修正依頼を出します。「デバッガー」「テスター」「評価・テスト」

品質管理はQC(Quality Control)と略され、商品のクオリティをさらに上げる仕事になります。操作性の向上といったユーザ目線のものだけでなく、生産性などの企業目線での向上ものも含まれます。

テストエンジニアに向いている人と必要なスキル

デバッグ作業は同じような作業を繰り返すことになるので、「単純作業を楽しめる人」が向いているといえます。また「これがOKでも、こっちはダメかもしれない」というように、妥協せずに突き詰めることができる人が向いています。

近年はテストの自動化が主流となっているため、自動化するプログラムが書けるプログラミング能力が必要となります。また、結果を文章として納品するため分かりやすい文章が書ける文章能力も重要になるでしょう。

テストエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・JSTQB認定テスト技術者資格
  • ・ソフトウェア品質技術者資格認定
  • ・IT検証技術者認定試験(IVEC)


サービスエンジニアとは|機械トラブルを解決する

サービスエンジニアは、パソコンや家電などのハードウェア製品やソフトウェア製品に関する問い合わせに対応するエンジニアです。主に故障や修理といったトラブル内容の問い合わせメ-ルや電話の対応を行い、解決できなかった場合は現地に行って作業をすることもあります。

お客様とのやりとりが発生するので、「カスタマーエンジニア」と呼ばれることもあります。特に実際に現場に行って作業を行う場合は「フィールドエンジニア」といいます。

現場には行かず電話口で対応する仕事は「サポートエンジニア」と呼ばれ、「ヘルプデスク」や「テクニカルサポート」があります。ヘルプデスクがマニュアルに沿った一時対応で、テクニカルサポートが一時対応では解決できない難しい問題の対応ということが多いようです。

関連記事:フィールドエンジニアとは|仕事内容から年収や将来性まで徹底解説

DODA 転職会議.jp 求人ボックス
サービスエンジニア 451万円 機械:427万円
電気・電子:482万円
サービス:494万円
カスタマー:559万円
フィールド:477万円
テクニカルサポート 409万円 368万円 458万円
ヘルプデスク 349万円 - 446万円

サービスエンジニアに向いている人と必要なスキル

困っている人を助けることが好きな人が向いています。プログラマがコンピュータを相手するのに対して、サービスエンジニアは人間が相手となるため、お客様の意見や感謝を直接感じることができる仕事です。

一般の人にも分かりやすく伝える、適切な回答をするといったコミュニケーション能力は特に必要となります。

サービスエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・電気工事士
  • ・基本情報技術者
  • ・普通自動車免許


ITサービスの提案や評価をする!ITコンサル

企業へシステム導入するかの判断や、サービスのコストパフォーマンス分析などを行う業界です。システムインテグレータ(SIer)と呼ばれる情報処理サービス業界とほぼ重なります。

IT系コンサルタントの全体図

サービス導入の際に顧客のニーズを聞き出すため、コンサルティング要素が強いのが特徴です。

DODA マイナビ転職 平均年収.jp 求人ボックス
ITコンサルタント 584万円 551万円 610万円 598万円
セールスエンジニア 658万円 551万円 - 538万円
データサイエンティスト 516万円 551万円 655万円 698万円

ITコンサルタントとは|解決策を提案する

ITコンサルタントは、ITと経営の両面に精通し、企業経営において経営者の情報戦略を適切なIT投資で支援するスペシャリストです。お客様の抱えている悩みや現状のシステムの分析を行い、問題点を見つけ出して解決策を考えます。解決策が採用されて終わる場合もあれば、プロジェクトの指揮を担うこともあります。

ITコンサルタントと似たような名前の職種に、「システムコンサルタント」がありますが、企業によって呼び名が違うだけで厳密な違いはないようです。「ITコーディネータ」と「ITアーキテクト」は職種の名前というよりも資格の名前として有名です。

ITコンサルタントに向いている人と必要なスキル

ITコンサルタントはお客様の本当の課題を見つけ出して解決する仕事です。そのため「他人の話を聞くのが好きな人」が向いているといえます。

いくつかのプランの中で、なぜこのプランなのかといったことに納得してもらうための「理由と根拠」や、分かりやすく伝えることのできる「プレゼンテーション能力」が必要です。

ITといってもその範囲は膨大であり、知識と経験が要求されます。成功するのが難しい職種ではありますが、とても夢のある職業です。

ITコンサルタントの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・中小企業診断士
  • ・SAP認定コンサルタント資格
  • ・ITコーディネータ
  • ・ITストラテジスト試験
  • ・経営学修士(MBA)
  • ・ビジネス実務法務検定試験


セールスエンジニアとは|製品を販売する

セールスエンジニアは、製品やシステム開発、ウェブサイトといったサービスの販売をするエンジニアです。一般的な営業とは異なり、ITエンジニアとしての専門知識があるため、お客様の細かい要望などを聞き出すことで、実現できるかやその場合の納期や料金などといったことも回答します。

大規模なサービス導入・改修の場合は、企業側がコンペを行ったりするので、そこでサービスの特徴やメリットについて説明します。

セールスエンジニアと似た職種に「プリセールス」があります。プリセールスは販売営業の前(=PreSales)に行う提案段階の業務で、案件発注に直接関わるためセールスエンジニアよりも高い技術力が求められます。

DODA マイナビAGNET マイナビ転職
セールスエンジニア 498万円 472万円 462万円
パッケージ導入 452万円 532万円 -
プリセ-ルス 658万円 - 551万円

セールスエンジニアに向いている人と必要なスキル

セールスエンジニアはお客様に商品を買ってもらうのが目的なので、「他人とコミュニケーションを取るのが好きな人」「他人と仲良くなるのが得意な人」が向いています。

「プレゼンテーション力」や「説明力」といったアウトプットのコミュニケーション能力と、「ヒアリング力」や「課題解決力」といったインプットのコミュニケーション能力の両方が必要になります。欲しいサービスと提供するサービスのギャップが生じないように、本当に欲しい機能などを汲み取ることが必要です。

セールスエンジニアの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・セールススキル検定
  • ・ITストラテジスト
  • ・基本情報処理技術者


データサイエンティストとは|データを分析する

データサイエンティストは、インターネット上の様々なデータの統計処理を行い、予測されるビジネスモデルを構築するというデジタルマーケティングの職業です。

現代社会はIT技術の進歩で様々な情報化が進み「ビッグデータ」と呼ばれる、特に大容量で複雑化したデータも扱えるようになってきました。これらのデータ分析を専門に扱うプロがデータサイエンティストです。

データサイエンティストの種類

データサイエンティストの業務は、大きく「データアナリスト」「WEBマーケティング」「データ分析」の3つに分けることができます。それぞれの職種によって少しずつ年収が違っています。

データアナリストは、自社で持っているデータの分析とともに、他社や他業界の動向なども予測してコンサルティングする仕事で「WEBアナリスト」とも呼ばれます。データを正確に分析できるだけでなく、将来の予想も立てられる知識量が必要となります。

Webマーケティングは、インターネットやSNSといったウェブ上で商品を売る方法を考える仕事です。日進月歩のインターネット技術の中で売り上げをキープするためには、常に新しい技術を取り入れたサイト構成や、ユーザの需要を把握しつづける必要があります。

データ分析は、サイトのアクセス数や商品購入履歴などのデータを分析して最適化していく仕事です。莫大な量のビッグデータやディープラーニングと呼ばれる機械学習を利用した経営戦略が注目を浴びていて、人工知能を使って分析する場合は「AIエンジニア」と呼ばれます。

DODA 平均年収.jp 給料BANK 求人ボックス
データサイエンティスト
(データアナリスト)
516万円 655万円 655万円 698万円
WEBマーケティング 476万円 - 442~581万円 496万円
AIエンジニア(データ分析) - 400~1300万円 652~861万円 568万円

データサイエンティストに向いている人と必要なスキル

主観に流されずに「データに基づいて判断できる人」が向いています。仮説を立てるときは「発想力」も必要となりますが、仮説を検証するときはあくまで科学的に分析します。仮説と異なった結果が出た場合もその結果を真摯に受けて解析できる必要があります。

一般的なマーケティングの知識の他に、ウェブサーバの仕組みや解析方法などの知識が必要になります。

WEBマーケターの知識や技術力を証明できる資格には以下があります。

  • ・マーケティング・ビジネス実務検定
  • ・ネットマーケティング検定
  • ・Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
  • ・Webアナリスト検定
  • ・Web解析士
  • ・統計検定
  • ・Python 3 エンジニア認定基礎試験


ITエンジニアの全体像を理解して職種の選択に役立てよう

IT関連の職業を簡単に紹介してみました。ITエンジニアを志望する皆さんにとって、どの職種が自分に合っているかの参考にしてみてください。

ITエンジニアを目指すのであれば必死に勉強する必要がありますが、IT業界はこれからも伸びていく分野ですので、IT専門知識を身につけていくことは今後も役に立つでしょう。

もし今から目指したい職種があるのならば、仕事内容や必要なスキルなどを調べましょう。想像していた仕事内容と現実が違うと、長続きしないことが多々あります。そうなってしまうと勉強した時間、就職・転職活動に費やした時間が無駄になってしまいますので、それだけは避けましょう。

記事の監修責任者

飯塚 寛也
エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。

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