CCNAの合格点は? 試験改定後の傾向や勉強方法を解説
2022.04.27
「ネットワークエンジニアに興味はあるけど、最初の一歩が踏み出せない」「そもそも未経験からエンジニアになれるのだろうか」といった疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。
なんとなく難しそうと敬遠されがちなITエンジニアですが、実はネットワークエンジニアはほかのIITエンジニアと比べると未経験でも就職しやすい仕事といえます。
この記事では、未経験の人でもネットワークエンジニアになれる方法やネットワークエンジニアになったあとの働き方を紹介していきます。
目次
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将来性の高いネットワークエンジニアになろう
「IT業界に転職したいけど、何を勉強すればいいかわからない」という悩みを持っている人は、まずはネットワークエンジニアをめざしてみてください。ITサービスとは切っては切れないネットワークを支えるネットワークエンジニアは、今後も需要は増えていく魅力的な職種です。
ネットビジョンアカデミーなら知識0からでも、資格をとって優良企業へのエンジニア転職が可能です。ネットワークエンジニアの登竜門といわれる王道資格「CCNA」を取得してエンジニアデビューしましょう。
ネットワークエンジニアに対して「理系の大学を卒業している人が多そう」「専門知識が必要で難しそうな業務をしている」と思う人も多いですが、未経験からでもネットワークエンジニアになれます。
また、ネットワークエンジニアの仕事の中には、実務経験がない人でもできる業務があります。下流工程の求人では、応募条件が「学歴・年齢・経歴不問」となっているケースが多いので、異業種からの転職も成功しやすい点が特徴といえます。
未経験からでもネットワークエンジニアを目指せる理由を解説していくので、未経験からの転職で不安な人は参考にしてみてください。
下図は、2019年に経済産業省が発表した「IT人材受給に関する調査(概要)」における、IT人材の受給差を表したグラフです。IT人材には「システムコンサルタント・設計者」、「ソフトウェア作成者」、「その他の情報処理・通信技術者」が含まれており、ネットワークエンジニアは「その他の情報処理・通信技術者」の中に含まれます。
2018年 | 2020年 | 2025年 | 2030年 | |
供給人数 | 103万人 | 106万人 | 111万人 | 113万人 |
不足人数 | 22万人 | 30万人 | 36万人 | 45万人 |
参考資料:経済産業省「IT 人材需給に関する調査」
現状日本国内でIT人材が不足しており、不足人数は今後も拡大する見込みなので、新卒/中途問わず求人が多くなっています。不足人数の拡大とともにネットワークエンジニアの需要も高くなる可能性があるため、未経験であってもネットワークエンジニアを目指すチャンスは十分にあるといえるでしょう。
コロナ禍の現在では、以前よりも未経験者の採用ハードルが上がったことは事実ですが、未経験者でも20代を中心にネットワークエンジニア採用をしている企業が多数存在しています。
これはリクナビNEXTでネットワークエンジニアの地域別求人数を表したものです。やはり関東・東京での求人が圧倒的に多いことがわかります。なお平均年収は求人ボックス給料ナビをもとにしており、未経験者のみを対象とした年収ではありません。
これだけを見ると地方在住でもネットワークエンジニアになれると思われるかもしれませんが、未経験という条件を加味すると求人数は大きく下がります。そのため、未経験からネットワークエンジニアを目指す場合は、上京することをおすすめします。
ネットビジョンアカデミーでは地方在住の方向けに上京支援サービスも提供しています。上京支援サービスについて詳しく知りたいという人はこちらを参考にしてください。
ネットワークエンジニアの仕事は、最初の未経験のうちは習得しなくてはいけない知識が比較的少ないのも特徴です。ネットワークエンジニアを目指すうえで、まず最初に習得すべき知識が、ほかのエンジニアと比べて少ない点も未経験からネットワークエンジニアを目指すうえでのメリットでしょう。
最初の段階では、「TCP/IP」と呼ばれるネットワークの基本的なルールを押さえることが重要です。プログラマーはプログラミング言語を1個1個覚えなければいけないのに対して、ネットワーク技術は基礎さえ押さえてしまえば応用できるものなので、その点でも簡単だといえるでしょう。
最近では、プログラミングの要素を取り入れたネットワーク技術も出てきてはいますが、まずは基本になるTCP/IPを学びましょう。
ネットワークエンジニアの仕事内容
ネットワークエンジニアの仕事内容は「要件定義」「設計」「構築」「運用」「保守」「監視」の6つに分けることができ、そのうち要件定義、設計、構築を「上流工程」、運用、保守、監視を「下流工程」と呼びます。未経験の人は、まずは下流工程の業務からスタートするケースがほとんどです。
下流工程の作業は、作業手順書にしたがって作業することが多いので、そこまで高いレベルのスキルが求められるわけではありません。最初から難しい業務をするわけではないため、未経験からでも対応できて、求人に関しても実務経験不問となっているケースが多く見受けられます。
下流工程の作業は、作業手順書にしたがって作業することが多いので、そこまで高いレベルのスキルが求められるわけではなく、求人に関しても経験不問なことが多くあります。
下流工程の案件で徐々にスキルをつけていくことで、いずれ上流工程の案件に携わるといったキャリアプランを取ることができるため、いきなり難しい現場に飛ばされるという心配が少なく安心して働けるのも特徴です。
まずは、「運用」「監視」などで業界の雰囲気や現場に慣れて、キャリアアップできるよう勉強するのが良いでしょう。
ネットワークエンジニアは文系出身でもなりやすいのも特徴です。「エンジニア=理系」というイメージの人も多いでしょう。確かに、プログラミングのスキルが必要なシステムエンジニアや、プログラマーは理系出身者が多くいます。
プログラミングの場合は、理系的な論理思考が役立つことが多いので、システムエンジニアやプログラマーは理系が有利といえます。
一方でネットワークエンジニアの場合は、あまり文系理系は関係ありません。プログラミングでコードを書くためには条件分岐など論理的な思考が必要になるのに対して、ネットワーク機器への設定はコマンドを1つずつ入力していきます。
このようにネットワークエンジニアには理系的な論理的な思考が求められないこともあるので、文系でもなりやすい職種であるといえるでしょう。
最短1か月で将来性の高いネットワークエンジニアになろう
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将来性の高いネットワークエンジニアに興味がある人は、無料カウンセリングで詳しく話を聞いてみましょう。
未経験からネットワークエンジニアを目指すためには、まずはネットワークエンジニアの仕事内容について把握する必要があります。未経験者のときはどのような仕事をするのか、どのような知識が求められるのかなどの情報を事前に把握することで、ネットワークエンジニアの目指し方や今やるべきことを明確にイメージできるでしょう。
ネットワークエンジニアの仕事内容は、簡単に言うとネットワークの環境を作り、快適にインターネットを使えるように整備する仕事です。ネットワーク環境とは、たとえばパソコンがインターネットにつながるまでの道のりであったり、会社の拠点間で共用サーバーを使って情報のやり取りをするなどのことです。
これらのネットワーク環境を整えるための設計を考えたり、環境を作った後の整備や設定変更、トラブルが起こった際に対応する仕事がネットワークエンジニアです。ネットワークエンジニアの主な業務内容は、上流工程の「要件定義」「設計」「構築」下流工程の「運用」「保守」「監視」の6つに分類できます。上流工程の業務は下流工程の業務と比較して、より多くの知識・経験が求められる傾向にあります。
ここでは、それぞれの工程でどのような仕事をするのか、どのような知識が求められるのかを見ていきましょう。
要件定義は顧客が求めるシステムを構築するにあたって、ニーズを引き出す業務です。家を建てるためにデザイナーがどんな家を建てたいか、顧客と話し合うイメージです。
顕在的なニーズはもちろん、潜在的なニーズも引き出す必要があるので、経験とコミュニケーション能力が重要になってきます。
設計は要件定義で引き出した顧客のニーズを形にしていく業務です。建築家が家の間取りを考えて、図面に起こしているイメージです。
この業務ではシステムを構築するにあたって必要なハードウェアやソフトウェアの選定、それらを選んだ理由や物理的なネットワーク機器のつながりをあらわした図などのさまざまな資料を作ります。
この点に関しては知識と経験が求められるため、未経験からいきなり担当することは少ないでしょう。設計に必要な知識は、ネットワークエンジニアになってから現場で徐々に学んでいきます。
構築は、設計で作ったさまざまな資料をもとに、実際にシステムを構築していく業務です。建築家が作った図面にしたがって大工さんが家を建てているイメージです。
ネットワーク機器をラッキング(設置)したり、コマンドを入力することでネットワーク機器に設定を入れていきます。最終的に問題なく動くかのテストもおこないます。無事構築が完了すれば納品となります。
運用では、機器のメンテナンスなどが主な仕事になります。未経験者が最初に担当するケースも多く見受けられます。一度完成したシステムはメンテナンスが欠かせません。ネットワーク機器の稼働状況を定期的に確認したり、設定の変更などが運用の業務です。マンションの管理人が外壁を確認して、汚れていたら清掃業者に外壁清掃の依頼を出すイメージです。
他にもソフトウェアのアップデートや破損したハードウェアの修理手配など業務内容は多岐にわたりますが、マニュアルが完備していることが多いので、専門知識が少ない未経験者であってもおこないやすい業務だといえるでしょう。
保守の業務内容は運用と被る部分もありますが、トラブルシューティングが主な業務内容です。こちらも同じく未経験者が最初に担当しやすい業務だといえます。
動いているシステムではときおり障害が発生します。その原因はハードウェアの故障や、作業ミス、処理すべき情報が多すぎて、負荷に耐えられずシステムがダウンするなどがあげられます。
そういった場面で障害発生の原因を特定したり、システムの復旧をするのが保守の業務内容です。今の時代、通信できないと死活問題に発展するため、トラブルが起きたら何よりも最優先に対応するのがネットワークエンジニアの大切な仕事です。
専門知識よりもマニュアル通りの迅速な対応が求められるため、未経験者であってもおこないやすい仕事だといえます。
監視は文字通りシステムの状態を監視することです。監視といってもネットワーク機器をずっと眺めているわけではなく、監視ツールを使って機器の状態を監視します。なにかしらの障害を検知した場合、監視担当者は運用/保守の担当者に報告します。
監視業務ではそこまでネットワークの知識は必要ありません。発生した障害の内容を報告するスキルがあれば十分です。人によっては退屈に感じてしまう業務内容だとは思いますが、システムやネットワークの構成を知ることもできるので、未経験者がキャリアをスタートさせるのにいいと思います。
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未経験からネットワークエンジニアを目指すうえで気になるのが「給料」や「雇用形態」などの働き方に関する情報ではないでしょうか。
特に未経験だと最初の頃はどれくらいの年収が見込めそうなのか、どのような雇用形態で働くのかなどの情報も把握しておく必要があります。ここでは、ネットワークエンジニアの一般的な年収と雇用形態について解説していきます。
未経験者の中でも、自分が若くないと感じる年齢だと本当にエンジニアになれるのか気にする人もいるでしょう。
求人サイトの応募要件を見る限り、年齢不問である企業がほとんどですが、これまでのネットビジョンアカデミーでの紹介実績から、未経験者の場合18~31歳が現実的なラインといえます。
中でも社会人経験のある20代の人が採用率が高い傾向にあるので、ネットワークエンジニアへの転職を考えている場合は、30代になる前に転職することをおすすめします。
10代の場合は、まだ若いこともあるので、IT経験がない場合でも「今後の将来性」をふまえて採用されるケースがあります。職務経歴書や面接で志望動機をはっきり伝えられるかが内定取得のポイントになります。
20代は一番採用されやすいので、ある程度の職歴があると内定が決まりやすいです。
30代の場合は、本人の将来性よりも即戦力性が重視されやすい年代になってくるので、それなりの職歴がないと内定取得は難しい傾向にあります。ネットワークエンジニアに関する資格(CCNAやCCNP)を取得するなど、粘り強いアピールが必要になるでしょう。
年収は企業によって差がありますが、低い企業で200万、高い企業では未経験でも400万という企業もあるようです。ネットワークエンジニアやインフラエンジニアの仕事は、一般的な社会人に比べると給料が高い部類に入るので人気の職種になりつつあります。
ただし、年収は多くの企業において、これまでの経歴や前職の給与をもとに決められることがあるので、参考程度の数値だと思ってください。
また年功序列ではなく、頑張れば頑張るほど評価する評価体制を取り入れている企業も多いです。
ネットワークエンジニアやインフラエンジニアの年収はこちらの記事でより詳しく解説しています。
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月の平均残業時間は多くの企業で最大20時間程度と公表されています。残業時間に関しては、繁忙期、閑散期の違いや、配属先の案件状況次第で異なってくる場合がほとんどです。
設計や構築業務の場合は、納期が近く計画通りに作業が進んでいないと残業が多くなる傾向にあります。保守業務の場合は、突発的な障害対応のために、夜中や休日中でも対応することがあります。
未経験者の場合は、監視や運用業務に配属になるケースが多いですが、中には構築や設計のチームに配属になる場合もあります。
実際にネットビジョンアカデミー卒業生でも、まずはネットワークやサーバー監視、運用業務に携わっている人が多数を占めています。最初から構築の案件に携わっている人もいますが、やはり少数です。
多くの企業が正社員として雇用します。一部の企業では、最初からいきなり正社員というわけではなく、3か月から半年は試用期間として契約社員として雇用する場合もあります。
また、エンジニア業界では、企業間でSES(System Engineering Service)という契約形態をとっている場合があります。ネットワークエンジニアというと派遣というイメージを持っている人もよくいますが、SESと混同していることが多くあります。
SESは、ITエンジニアの労働力を顧客に提供する契約形態のことで、正社員として雇用された場合でも、一般的には自社ではなく客先に常駐して仕事をします。派遣社員とは違い正社員なので、働く場所が変わることはあっても、業績悪化による派遣切りのようなことはありません。
派遣契約やSES契約についてなど、慣れない言葉でわかりにくい人はぜひこちらの記事を読んでみてください。より雇用形態や働き方について理解できるはずです。
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ネットワークエンジニアはほかのエンジニアと比較して、未経験でもなりやすいというのが魅力の一つです。また、非常に需要のある職種なので将来性もあります。経験を積むことでスキルを身に着けてキャリアアップすれば、給料も増えやすい職種です。
また、ネットワークエンジニアの仕事は、大規模なネットワークシステムの設計・構築などに携われるチャンスもあるので、ほかの業種では味わえないような大きなやりがいと達成感を感じられるでしょう。ネットワークエンジニアならではの魅力を理解すれば、学習や試験勉強にもより力を入れられるでしょう。
ネットワークエンジニアの魅力ややりがいは以下で紹介するほかにもこちらの記事でも挙げています。よりネットワークエンジニアを知り志望意欲を深められるはずですよ。
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ネットワークエンジニアの魅力の1つは、多くの人と大規模なシステムをつくるため達成感や一体感を得られる点です。大規模なネットワークシステムの設計業務は数年単位の期間をかけておこなわれるケースも珍しくありません。
このように長い期間をかけて、さまざまな部署のメンバーと苦労をともにした分、一つのネットワークシステムを完成させたときにはほかの業種では味わえないような大きな達成感と一体感を得られます。
未経験からでも段階を踏んでステップアップできる点もネットワークエンジニアの魅力の一つです。エンジニアは専門職でもあるため、経験年数が浅い未経験の段階からでも専門的な知識が求められることが非常に多いです
ネットワークエンジニアの業務は、未経験者が最初から設計・構築などの難易度が高い現場に配属することはほぼないので、監視や運用・保守などの下流工程の業務からスタートしていきます。未経験の状態であっても下流工程の業務からキャリアをスタートして、段階を踏んで着実にステップアップできる点はネットワークエンジニアの魅力の一つだといえるでしょう。
ネットワークエンジニアは、インフラを支える重要な役割を担っているため、日々大きなやりがいを感じながら働けるのも魅力です。ネットワークエンジニアの業務は、企業のサービスを正常に動かすために不可欠なので、一つの作業ミスで企業に大きな損害を与えてしまう可能性があります。
上流工程・下流工程どちらのフェーズでも、ミスを防止するために重要な作業に関してはダブルチェックを実施している現場がほとんどです。
プレッシャーと向き合いつつ、常日頃から大きなやりがいをもって働けるのがネットワークエンジニアの仕事の魅力・醍醐味だといえるでしょう。
「未経験からでも段階を踏んで徐々にステップアップできる」という点に特にやりがいを感じやすいです。実務経験を重ねれば重ねるほど、できる業務や知識も増え、自身のスキルアップを実感しながら日々意欲的に働けるのがネットワークエンジニアの大きな魅力ですね。
ネットワークエンジニアとしての経験が少ない時期は、マニュアル通りにミスなく作業することが第一に求められるため、やりがいを感じる機会は少ないかもしれません。しかし、実務経験を重ねて徐々にネットワークの仕組みや知識を理解すれば、なぜ障害が起きたのかが明確にわかるようになり、どのようにすれば障害が起きないのかも理解できるようになります。
ネットワークに関する知識が増えれば、システムの土台に関わる重要な業務に携われる可能性が高く、よりやりがいを感じながら働けるでしょう。
ネットワークエンジニアはどの企業でも需要がありますが、ネットワークエンジニアをこれから目指していく人の中には、ネットワークエンジニアの今後の需要や将来性について、心配だという人も多いのではないでしょうか。
IT業界の現状を踏まえると、ネットワークエンジニアの需要は今後さらに高まることが予想されています。ここでは、IT業界の現状についてとネットワークエンジニアの需要・将来性について解説します。
AIやIoTの導入、小売店舗の完全無人化や自動運転車の開発など、世の中の至るところでIT化が進んでいます。そのIT化を支えているのが、ネットワークエンジニアなどのITエンジニアです。
IPA(情報処理機構)が発表した「2019年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査」では、現時点で重要な技術として設計・構築、ネットワーク、ioT、AIなどの技術、将来重要な技術としてAI、ビッグデータ、IoT、ネットワークが挙げられています。
どの技術に関しても安定したネットワーク環境が必要になるため、これらの技術を有効に使うためにもネットワークエンジニアの存在は非常に重要です。今後もこれらの重要技術は増え続けることが予想されているため、ネットワークエンジニアの需要も今後さらに高まるでしょう。
参考資料:IPA「2019年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査」
IPA(情報処理機構)の「IT人材白書」の2019年版でも、IT人材の構成比において、インフラ(ネットワーク)エンジニアは7.3%で、システムアーキテクトやプロジェクトマネージャよりも少なくなっていることからも、供給が少なく需要が高い職種といえます。
エンジニア全体としての将来性は本当に高いのか、こちらの記事でよりしっかりと確認しておくのも良いでしょう。
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ネットワークは電気、ガス、水道に次ぐ第四の社会インフラとなっているため、ネットワークエンジニアは安定した将来性のあるエンジニア職です。IoTの普及やクラウド化も定着し始めているので、仕事がなくならないどころか、今後さらに需要が見込まれるでしょう。
また、ネットワークが不可欠なIoTの活用は農業や製造業、スマートシティ実現に向けての活用など、幅広い業界で求められています。業界特有の課題解決の手段として、今後さらにIoTのニーズは高まるといえます。しかし、さまざまな業界でIoTの需要があるとはいえ、IoTを設計できる技術を持ったネットワークエンジニアの数はまだまだ不足しているのが現状です。
そのため、IoTの需要に比例する形でネットワークエンジニアの需要も高まるでしょう。ネットワークの設計・構築などの難易度が高い技術を身につければ、さまざまな業界の課題解決に貢献できる希少なネットワークエンジニアとして活躍できるでしょう。
ネットワークエンジニアが将来性高いエンジニアであることはこちらの記事でも解説しています。ぜひ読んでみましょう。
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これからネットワークエンジニアを目指す人は、エンジニアのなり方だけでなく、なった後のキャリアも考えてみましょう。
まずは、監視や運用からスタートし基礎と業界について学んでから、経験を積んで設計・構築の案件に携わっていくのが王道のスタイルです。
最終的なゴールとしては、ネットワークやセキュリティに特化したスペシャリストとして一つの技術を極める方向と、「プロジェクトマネージャー」や「フルスタックエンジニア」として幅広い範囲のITの知識をつけるゼネラリストとしての方向が挙げられます。
プロジェクトマネージャーは一家の大黒柱のような頼れる存在です。もちろん責任感のともなう大変なポジションですが、誰からも頼りにされるのは充実感があるものです。プロジェクトマネージャーを目指すには、知識があるだけでは足りません。会社の利益を上げるためにどうすれば良いのかを考える必要があります。
プロジェクトマネージャーに興味のある人はこちらの記事を読んでみてください。職種について詳しく解説しています。
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未経験からネットワークエンジニアになるためには、スキル適性や将来性をアピールすることが重要です。未経験者の技術力はほぼ変わらないので、企業が重要視するのは経験ではなく、今後エンジニアとして働く際に有用なスキルです。ただし、エンジニアは技術力さえあれば良いわけではありません。高い技術力だけ持っていればアピールになるわけでは決してないので認識しておきましょう。
ここでは、ネットワークエンジニアとして未経験から就職するために特に重要な3つのスキルを紹介します。
ここでは特に重要なスキルを抜粋して紹介しています。ほかに求められるスキルはこちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
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なんといってもネットワークの知識が必要です。ネットワークの基本的な知識があることで、ネットワーク関連のトラブルがあった際に原因を即座に特定できたり、難易度が高い設計・構築の業務に対してもスムーズに対応できたり、幅広い業務で必ず役に立つでしょう。
TCP/IPのほかにも、スイッチやルーターなどのネットワーク機器の動作についても理解する必要があります。機器の動作を理解するには、単に資料や書籍を読み込むだけでは難しいでしょう。実際のネットワーク機器や、シミュレーターを活用して機器の動作を確認することで、理解が早くなります。
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意外に思われるかもしれませんが、コミュニケーション能力は重要です。とくに未経験の人には求められるスキルといえます。
ネットワークエンジニアの業務のほとんどはチームを組んで遂行されます。チーム内での作業の進捗報告や情報共有は、円滑に仕事をこなすうえで欠かせません。
また、顧客に対して説明する場面も多くあります。たとえば運用や保守の場合は、障害発生時の原因や対応状況、再発防止策などを報告する必要があるため、「物事を簡潔かつわかりやすく説明する能力」が特に必要です。障害発生時には対応できる部署・メンバーに即座に連絡して復旧させなければいけないため、今起きている事象や状況を現場にいない相手がすぐに理解できるように伝えなければなりません。
物事をわかりやすく説明するためには、事前にどのような障害が起きる可能性があるのか、起きた際にどのように説明するのかを念入りにシミュレーションしておくと良いでしょう。
学習意欲は、ネットワークエンジニアにとって一番重要な要素かもしれません。最新の技術を常に学習し続けられないと、エンジニアとして生き残っていくのは厳しいでしょう。
最近ではネットワークの仮想化技術の発展にともない、ネットワークエンジニアにもプログラミングのスキルが求められつつあります。
まだまだ、全体的にはそういったスキルをもつネットワークエンジニアは少ないです。エンジニアとしての市場価値を高めるためにも、新しい技術を習得するという意欲は大切になってきます。
新しいものに対してどん欲に学ぶ姿勢や、根気強く勉強し続ける姿勢が感じられると採用されやすくなるでしょう。
この中でも未経験者には特に「学習意欲」が大切です。そもそも学習する意欲がなければ、ネットワークの知識もコミュニケーション能力も身につきません。知識や技術がない未経験者だからこそ、多くの知識を吸収しようとする学習意欲だけは常に高くもっておきましょう。
学習意欲は、ネットワークエンジニアとしてどのようなキャリアを目指していくのか、そのために何の知識を身につけるべきかを明確にすることで高まっていきます。自分の将来を明るく想像しながら勉強を重ねていきましょう。
意欲は志望動機で示しやすいです。ネットワークエンジニアになりたいという意欲が強く伝わる志望動機の作り方はこちらで解説しています。
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未経験からネットワークエンジニアとして就職したいと考えたとき、最も気になる点の一つが「資格は必要なのか?」ということでしょう。
未経験からネットワークエンジニアになるために、資格が必ず必要なわけではありませんが、資格の有無で、書類選考の通過率が大きく変わります。「エンジニア経験はありませんが、勉強して資格を取得しています」とアピールできると採用の可能性が高まるでしょう。
未経験者でも評価される資格としては、以下のものが挙げられます。
認定資格 | 運営元 |
---|---|
CCNA(Cisco Certified Network Associate) | Cisco Systems |
LPIC / LinuC | LPI / LPI-Japan |
ITパスポート | IPA(独立行政法人情報処理推進機構) |
CCNAはネットワーク機器の世界シェアNo1のCisco社が運営する、ネットワークエンジニアとして登竜門的位置づけの資格です。CCNA取得を目標に学習することで、TCP/IPの基本的な知識や、Ciscoルーターやスイッチの操作方法を学ぶことができます。
CCNAは2020年に試験内容の改定で難易度は高くなりましたが、しっかり事前に準備すれば未経験でも取得できます。CCNA取得をサポートするスクールや学習サイト、書籍などが近年増加しているため、未経験であっても学習を継続すれば取得は難しくないといえます。
CCNAを取得すれば、ネットワークの仕組みやシスコ社のネットワーク機器の操作などの理解が深まるため、ネットワーク関連のトラブルが発生したときに円滑に対応できるでしょう。
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LPICとLinuCは、どちらもサーバー用OSとして非常に多く使われているLinux(リナックス)が認定するサーバーの資格です。ネットワークエンジニアも業務内容によってはサーバーに触れる機会もあるので、サーバーの知識もつけておくことでエンジニアとしての市場価値が高められます。
LPIC/LinuCとも、試験範囲にネットワークに関する内容が盛り込まれているので、CCNAを取得した後に目指すことをおすすめします。
LPIC/LinuCの試験はコマンドに関する問題が多く出題されるため、地道に暗記すれば高得点を目指せます。論理的な思考や複雑な仕組みを覚えるよりも単純な暗記が必要なので、未経験であっても試験自体の難易度はそこまで高くないといえるでしょう。学習サイトの「Ping-t」はLPIC/LinuCに関する問題が充実しており、スマートフォンでも学習できるのでおすすめです。
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ITパスポートは「ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生」を対象としている国家資格です。
非エンジニアの人も対象に含まれているため、CCNAなどと比べるとネットワークエンジニアに有利な資格とはいえませえんが、ネットワークなどのIT知識だけでなく、企業の経営戦略についても出題されるため、これからIT業界を目指す未経験の人にとっては、前提知識がつけられる入門資格といえます。
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基本情報技術者試験とは、ITエンジニアが理解しておくべき基本的な知識が身につけられる資格です。コンピューターやシステムの基本的な仕組みやセキュリティやデータベース、ネットワークなどの基礎知識を体系的に学べます。
これらの基礎知識はネットワークエンジニアの業務をするうえでのベースになるでしょう。たとえば最初は理解しづらいネットワークの仕組みや考え方を理解するために必ず役に立ちます。
基本情報技術者試験は、ITの専門的な知識よりも幅広い分野から浅く・広く問われる形の試験です。そのため、ITにこれまで馴染みがなかった未経験の人でも学習しやすいので、取得しやすい試験といえるでしょう。
ネットワークエンジニアになる方法
未経験からネットワークエンジニアになるには、ITスクールで知識をつけて資格を取得して、転職エージェントを活用することをおすすめします。
ITスクールや転職エージェントを利用するメリットについて、詳しく解説していきます。
知識をつけたうえで未経験からネットワークエンジニアを目指すなら、ITスクールの利用がおすすめです。独学でも不可能ではありませんが、モチベーションを保つのが不得意な人は限界を感じて挫折する人が多くいます。
またITスクールの場合は、テキストを使った座学のほかに、実際のネットワーク機器を使った演習をカリキュラムに取り入れていることが多くあります。演習をすることで、座学で身に着けた知識がより明確になり、理解しやすくなるというメリットがあります。
独学で勉強される場合でも、Cisco Packet Tracerというシミュレーターを使うことで、パソコンで上でネットワーク機器のコマンド操作できるのでおすすめです。
参考書を使って勉強するのもネットワークエンジニアを目指すための方法の一つです。参考書の種類は、試験に合格するためのものや実務で使える技術を学ぶものなどさまざまなタイプがあるので、自分の目的に合わせて購入しましょう。
参考書はより専門的な知識が詳細に説明されているケースが多いので、電車などでの移動時間や休憩などの隙間時間に読めるなどのメリットがあります。しかし、重さがあるため持ち運びの負担になる、自分が調べたい内容を探すのに時間が掛かるのがデメリットです。
未経験からネットワークエンジニアを目指す人におすすめの参考書は「[改訂新版] 3分間ネットワーク基礎講座」です。ネットワークの基礎や仕組みなどを体系的に学習できる参考書なので、楽しみながら読めるのが魅力です。
博士とネット君の二人の登場人物を用いて1つの講座につき3分で学習を完了できるように作られているため、隙間時間の学習におすすめです。特に未経験の時期はネットワークの勉強に対して専門的で難しいイメージを抱きやすいため、3分間ネットワーク基礎講座を読んでネットワークの仕組みをイメージしておくと良いでしょう。
次に紹介するのが、「1週間でCCNAの基礎が学べる本 第3版」です。この参考書は、CCNA試験で必要になるネットワークの基礎知識を学べます。本のタイトル通り、1週間でCCNAの範囲を体系的に学べるようになっており、1日目~7日目それぞれに学ぶ内容が設定されています。
日ごとに学習テーマが設定されていることで、迷うことなく学習を進められるメリットがあります。CCNAに必要な基礎知識を学びたい人、特に計画的に学習するのが得意ではない人におすすめです。
3つ目に紹介するのは「図解まるわかり ネットワークのしくみ」です。未経験の人が理解しづらいネットワークの仕組みやルール、ルーティングの技術などを図を用いてわかりやすく解説しています。ネットワークの仕組みや技術については、文章だけではイメージがしづらいため、学習初期は図を参照したうえで学ぶようにしましょう。
図解まるわかり ネットワークのしくみでは、TCP/IPや無線LAN、セキュリティなど幅広い内容を取り扱っているため、ネットワークエンジニアに必要な知識を幅広く学べるでしょう。
Webサイトでもネットワークエンジニアに必要な知識を学べます。近年、ネットワークに関する基本的な知識を学べる学習サイトやCCNAの試験対策できるサイトなどが増えている傾向があります。
このようなWebサイトを使っての学習は、自分が学びたい知識を集中的に学習できるのが魅力です。たとえば、わからない用語があった際に別のサイトで意味を調べてすぐに解決するなど、参考書よりもよりスピーディーに学習できるのがメリットだといえます。
ただし、ネットにつながる環境でなければ学習できない、通信環境が悪ければ学習に支障が出る点がデメリットです。
最初に紹介するおすすめのWebサイトは「3 Minutes Networking」です。おすすめの参考書の「3分間ネットワーク基礎講座」のWebサイト版となっていますが、全81回にも及ぶ内容となっており、基本的な知識からより上級なネットワークの技術まで幅広く学べるのが魅力です。
また、ネットワークの流れをイメージしやすいように簡潔な図や動画も多用しているため、スムーズに学習を進められるでしょう。学習内容が細かく分類されているため、理解が浅いテーマを繰り返し学習するといった方法もできます。
次に紹介するWebサイトは「ネットワークエンジニアとして」です。「ネットワークエンジニアとして」は、ネットワークエンジニアに必要な知識や情報、CCNAやCCNPの学習としても活用できる万能なサイトです。
ネットワークエンジニアとしての知識を増やしたり、試験対策として使ったり、さまざまな形で利用できます。実戦的な内容も多く掲載されているため、実務経験が豊富な人にとっても有益なサイトだといえるでしょう。
また、「ネットワークエンジニアとして」はどの項目も無料で閲覧できるのも特徴です。ネットワークエンジニアの仕事内容に関するコラムも多く掲載されているため、未経験でこれからネットワークエンジニアを目指す人に特におすすめです。
最後に紹介するおすすめのWebサイトは、「Ping-t」です。Ping-tは主にCCNAやCCNPなどの試験対策ができる学習サイトとして有名で、試験対策を通してネットワークエンジニアに必要な知識を学べます。
パソコン・スマートフォンどちらでも利用できるため、場所を問わずに学習を進められるのがメリットです。Ping-tは模擬試験を繰り返し受けられて、回答した後の解説や参考サイトも充実しているため、独学で試験対策する人が特に活用しています。
転職エージェントを使うメリットは、職務経歴書などの選考書類の添削や、面接練習をおこなえることです。エージェントからの客観的なフィードバックを受けて、選考書類や面接での会話内容を改善することで、選考や面接の通過率が高められます。
また、面接時によく質問される内容を企業ごとに蓄積しているので、的確な面接対策ができます。
本格的にネットワークエンジニアへの転職を考えている人は、こちらの記事も読んで転職対策を固めておきましょう。
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ネットワークエンジニアを目指す人の年齢層は10~40代まで幅広いです。未経験からネットワークエンジニアを目指すためには、それぞれの年代に適したアピールの仕方・戦略が求められます。
この章では、未経験からネットワークエンジニアを目指すためのコツについて年代別に解説していきます。
10~20代は、まだ若いこともあるので、IT経験がない場合でも「今後の将来性」をふまえて採用されるケースがあります。職務経歴書や面接で志望動機をはっきり伝えられるかが内定取得のポイントになります。
面接の際には、「さまざまなエンジニア職がある中でなぜネットワークエンジニアを目指しているのか」「ネットワークやITに関してどのような学習をしてきたか」などを自分の言葉でわかりやすく説明できるように準備しましょう。その際に資格などを取得した実績があれば、良いアピールへとつながるでしょう。
また、20代は一番採用されやすいので、ある程度の職歴があると内定が決まりやすいです。ネットワークエンジニアの業務はチーム単位でおこなうため企業側の立場からすると、コミュニケーションが取りやすいか、既存のメンバーと上手くやっていけそうかなども選考ポイントになるでしょう。
30代の場合は、本人の将来性よりも即戦力性が重視されやすい年代になってくるので、それなりの職歴がないと内定取得は難しい傾向にあります。ネットワークエンジニアに関する資格(CCNAやCCNP)を取得するなど、粘り強いアピールが必要になるでしょう。
未経験であってもネットワークエンジニアに関する資格を持っていれば、学習意欲やネットワークに関する知識を持っていることを評価されます。これまでの職歴の中での実績や経験についても必ずアピールするようにしましょう。特にチームを率いた経験や営業などで取引先と交渉した経験などは、ネットワークエンジニアの業務でも役に立つでしょう。
また、ネットワークエンジニアとして今後どのようなキャリアを歩んでいきたいのか、若くはない年齢なのでどれだけの覚悟を持ってネットワークエンジニアを目指しているかを説明できると良いでしょう。
40代であっても未経験からネットワークエンジニアになっている人は存在しますが、やはり20代・30代と比較すると目指している人の数は大幅に減少します。そのため、40代からネットワークエンジニアを目指すためには、CCNAやCCNPなどの資格取得は最低条件だといえるでしょう。
また、自分より年下の20代・30代の人が上司になるといったケースも珍しくありません。年下の上司に指摘されたとしても、真摯に受け止められるか、年齢関係なく謙虚に仕事をおこなえそうかなどが、採用する企業側で重視するポイントになるでしょう。
ネットビジョンアカデミーでは、これまで300名以上の未経験からのエンジニア転職者を輩出してきました。実際に利用された方の声を紹介します。
コロナウィルスの影響で将来が不安になり、今後さらに発展するであろうITの分野で手に職をつけて働きたいと思い、NVAへ入校を決めました。入校の決め手は就職サポートがついていることでした。
入校前はネットワークの知識はおろかPCの操作にすら不安がありましたが、インフラエンジニアとして働きたいという思いだけで入校しました。
実際授業を受けて初めて学ぶことばかりなので大変でしたが、授業は非常にわかりやすくネットワークの知識がまったくなかった私でも1ヶ月でCCNAを取得することができました。
1ヶ月の学習は決して楽ではありませんが、NVAでの学習内容やCCNAの資格は就活の際の自分の武器になります。インフラエンジニアになりたい未経験の人には非常にオススメできる環境だと思います。
転職活動の流れとしては、履歴書と経歴書の作成から始まりました。その後企業の説明会が始まり、面接という流れでした。
私はちゃんとした就活というのが人生で初めてだったので、ビジネスマナーなどに不安がありましたが、そこもしっかり対策してただけたので自信を持って就職活動を行うことができました。
この記事では1名分だけ紹介していますが、ほかにもいろいろな利用者の方が、感想を残してくれているので、興味のある人はこちらからどうぞ。
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IT業界未経験からネットワークエンジニアへの就職事情や、必要なスキルについて理解できたでしょうか。
ネットワークエンジニアは未経験でも求人が多いので、ほかのエンジニアと比較するとチャレンジしやすい職種です。最初はキャリアを積んでいる先輩に教えてもらいながら、徐々にスキルアップできるのも安心できる点の一つです。
また、ITインフラを支えるネットワークエンジニアは、将来性が豊富で今後も需要が拡大するでしょう。
これからエンジニアへの転職を考えている人は、ぜひ未経験からも挑戦しやすいネットワークエンジニアを目指しましょう。
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最短1か月で資格をとって将来性の高いネットワークエンジニアになろう
「IT業界に転職したいけど、何を勉強すればいいかわからない」という悩みを持っている人は、まずはネットワークエンジニアをめざしてみてください。ITサービスとは切っては切れないネットワークを支えるネットワークエンジニアは、今後も需要は増えていく魅力的な職種です。
ネットビジョンアカデミーなら知識0からでも、資格をとって優良企業へのエンジニア転職が可能です。ネットワークエンジニアの登竜門といわれる王道資格「CCNA」を取得してエンジニアデビューしましょう。
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飯塚 寛也
2022.04.27
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ネットワークの「運用」「監視」などの現場では、未経験者が1人、チームの規模によっては2、3人いるといったことも決して珍しくありません。特に監視業務の場合、実務未経験であっても、現場に参画して約1ヶ月間で基本的な業務を覚えて一人立ちするパターンが多く見られます。そのため、未経験であったとしても、ネットワークエンジニアの基本的な仕事は習得しやすいといえるでしょう。