CCNAの合格点は? 試験改定後の傾向や勉強方法を解説
2022.04.27
「IT業界の需要はこのまま続くのか」「ITエンジニアに将来性はあるのか?」など、ITエンジニアになりたいけれど、このままITエンジニアになっても大丈夫か、将来性があるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
ITエンジニアは、今や私たちの生活になくてはならない多くのサービスを提供する専門家として活躍できる職種です。
ITエンジニアの将来性と需要はますます高まっており、高度なスキルを駆使して活躍できるキャリアパスを実現することで安定して高収入が見込めます。
この記事では、ITエンジニアの将来性が高い理由やどんなエンジニアが将来性が高いのか、需要の高いエンジニアになるためのポイントについて解説します。
目次
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高度デジタル化を政府が推進し、ICT(※1)やスマートシティ(※2)によって社会のIT化をすすめ、ITシステムにより安全で快適な生活が送れるようになる未来を作りあげています。
※1 ICTとは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、ネットワーク通信を活用したコミュニケーションのこと。
※2 スマートシティとは、ICTなどの新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題をITによって解決して、新たな価値を創出し続けること。
そのため、今の社会におけるITエンジニアは、単に利益を生み出すITサービスを提供する存在であることだけでなく、生活そのものを維持・管理する重要なインフラを扱う技術者であることを理解しておきましょう。
そしてこのように高度IT化の加速と社会における重要な役割を担うエンジニアは、今後も幅広い分野で必要とされることが見込まれています。
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冒頭でもお伝えしたように、ITエンジニアの将来性は高いため、ITエンジニアになることを不安に思っている人も安心してエンジニアを目指して大丈夫です。
将来性が高い理由は、次の3つが挙げられます。
ここからは、それぞれの理由を詳しく解説していきます。エンジニアの将来性に不安を感じている人はぜひ読んでみてくださいね。
ITがない生活は今や考えられないでしょう。行政や医療、交通、ライフライン、農業にとあらゆる業界でITエンジニアは必要とされています。
一方でエンジニアを目指す人が多く、将来飽和状態になってエンジニアが余ってしまうのでないかと心配になる人もいるかと思いますが、その心配はありません。
ここで、以下のグラフを見てみましょう。
経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」の報告書には、IT需要の伸び率と生産性、上昇率の3つデータによるITエンジニアの需要予測があります。
そのうち、最も伸び率が低い1%かつ生産性0.7%とした場合の2030年予測で、およそ16.4万人が不足するという試算となっています。ちなみに、最も高い伸び率の場合は、78.7万人が不足するという試算です。
つまり、エンジニアは現在も人材不足なうえに将来的にはさらに人材が不足すると予想されています。IT化が進む未来の中でエンジニアの確保が追いついていないため、エンジニアは将来も需要が高く活躍の場が多い仕事だということです。
AIの進化によりIT技術は効率化と信頼性が向上し、さまざまな分野で活用されるようになってきました。
AIは、ルーチンワークなど特定の決まった手順を正確に効率良くおこなうことが可能であり、少子高齢化が進む日本の労働力不足を解決する技術のひとつとして注目されています。
AIによって将来仕事の形が大きく変わり、AIにとって代わられる仕事も多いと言われています。
そのため、ITエンジニアもいずれAIに仕事を奪われるのではないかと気になる人も多いのではないのでしょうか。
たとえば、すでに自動車には自動運転システムが搭載されるようになってきました。これにより、タクシーや荷物運搬などの運輸業界は将来的に仕事が奪われてもおかしくありません。しかし、「自動運転システム」そのものはAIがつくり出すことはできず、人間が生み出すしかないのです。
つまり、ITエンジニアはAIの代替となりにくい職業であるということがわかるでしょう。
AIは決まった内容を実行するのに優れていますが、人の意図や要望をくみ取ることや、新しく0から作り出す仕事には向いていません。
ITエンジニアは、顧客の要望をかなえるために業務をこなします。
業務は指示されておこなうこともありますが、指示された内容以外にも顧客の要望をくみ取って判断することも求められます。
この判断は自分一人でおこなうのではなく、同じ仕事を進めているメンバーや顧客に確認をして進めていくことが多いです。
1人で黙々と業務をおこなうことは少なく、複数の人とコミュニケーションをし案件を進めて行くことが多いため、単純作業が得意なAIでは実施が難しいといえます。
また、ゼロから製品やシステムを生み出すクリエイティブな仕事もAIに代行されることのないITエンジニアの仕事といえます。
IT技術は、人びとの生活を豊かにするために常に進化を続けています。
ITによって生み出される新しい技術によって、一昔前の映画の中でしか見られなかったようなさまざまな未来技術が現実のものになってきています。
たとえば数年前には実現できるかわからなかったテレビ電話は今ではもう珍しくもありません。最近話題の車の自動運転も近未来には実現すると見込まれており、このような新しい技術の実用化が迫ってきている状況です。
技術革新にはその技術を生み出す技術者が必要であり、さらに実用化された技術を維持・管理するITシステムにもエンジニアが必要です。
エンジニアの仕事の形は変化する可能性があるかもしれませんが、将来性そのものはますます高まっていくでしょう。
このように、ITエンジニアの活躍の場は非常に多いのが現状であり、将来に渡って新しい技術に合わせて需要が高まる仕事です。
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ITエンジニアには、多くの職種があります。
これからITエンジニアを目指す人の中には、できるだけ将来性の高いITエンジニアを目指したいと考えている人も多いでしょう。
そのためにはエンジニアの中でも需要の高い分野や職種を知ったうえで、自分が目指すエンジニアを決めることが大切です。
IPA(情報処理機構)が発表した「2019年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査」では、現時点で重要な技術として設計・構築、ネットワーク、ioT、AIなどの技術、将来重要な技術としてAI、ビッグデータ、IoT、ネットワークが上げらています。
参考資料:IPA「2019年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査」
この章では、将来性が高いおすすめのITエンジニアについて解説しますので、興味のあるエンジニアを見つけてみてください。
今後成長する分野はAI関連の技術といえます。どの企業も人材不足のため、単純作業はAIに任せて複雑な仕事は人がおこないたいと考えている傾向があり、AI導入が今後求められると予想できます。
AI導入のためには、データ解析できるスキルやプログラミングスキルがITエンジニアに求められるスキルです。
集めたデータからAIに分析させるための手順を考えたり、実際にAIを動かせるように指示を出したりできる能力がAI導入にはかかせないでしょう。
ネットワークエンジニアは、主にインターネットをはじめとした通信技術を専門に担当するエンジニアです。
ネットワークは、ITサービスの基盤となる通信技術です。5Gなどの次世代大規模通信システムが開発されるなど、大容量通信を活用したクラウドサービスやIoTなど次から次へと新しい技術が生まれています。
どんなITサービスもネットワークがなければ利用者に提供できないため、ネットワークエンジニアはITインフラの要となる技術者として将来性も高いエンジニアでしょう。
また、ネットワークエンジニアは24時間365日通信の安定を提供するために必要不可欠な存在として安定した需要があります。
ネットワークエンジニアの仕事内容ややりがい、魅力については以下の記事にまとめてあるので、気になる人は参考にしてください。
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セキュリティエンジニアは、ネットショッピングや金融サービス、行政などあらゆるITサービスの安全を保障するためになくてはならないエンジニアです。
近年、サイバー攻撃はますます巧妙化し、利用者が知らない間にクレジットカードの情報を盗まれて高額な費用を請求(不正利用)される犯罪が後を絶ちません。また、企業ではサーバーをダウンされたり改ざんされたりしてサービスを停止させられて損害を受けると、その被害や機会の喪失、賠償など莫大な損失になります。
たとえばAmazonをはじめとしたECサイトの利用者は個人情報を登録しているでしょう。個人情報の価値は非常に高いことから犯罪者の標的になりやすいため、情報資産を守るセキュリティの重要性は飛躍的に高まっています。
セキュリティエンジニアは、ITサービスの発展とともに情報セキュリティの専門家としてますます必要になります。
セキュリティエンジニアについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。
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近年クラウドサービスを導入する企業は多くなっており、今後クラウド化の流れはますます加速することが見込まれています。それを踏まえると、クラウドエンジニアは将来性が高い仕事のひとつだといえます。
従来何か事業をはじめたり特定のサービスを受けたいと考えている企業や個人は、自前で用意する必要がありました。
その場合、システムに掛かるコストやシステム構築や運用の専門知識が必要になります。事業をはじめるための初期コストや技術者の確保の問題などにより事業に参入する際の大きなハードルになっていました。
そこで、インターネット上で特定のサービスを利用できるシステムを作っておくことで、利用者が低コストで気軽に使えるようにした仕組みがクラウドサービスです。
手軽に本格的なITシステムが利用できたり、導入や維持・管理のコストが抑えられるメリットがあります。そのため、クラウドサービスを導入する企業が増え、クラウド化の流れに乗って今後も需要が高いエンジニアのひとつです。
クラウドエンジニアが気になる人はこちらの記事を読んでみてください。
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WEBエンジニアは、PCやスマートフォンなどを操作してアクセスするWEBサイトやサイトで使うアプリケーションの設計、開発、管理などをするエンジニアです。
たとえば、Amazonや楽天に代表されるECサイトやInstagramなどのSNSを開発するのがWEBエンジニアの仕事になります。
特にWEBサイトやスマートフォン向けのアプリケーション市場は、新規事業者や中小企業、さらにフリーランスの人が参入しやすい傾向があります。開発コストが抑えられる一方でヒットすれば大きな利益を上げられることから近年需要が大きくなっています。
そのため、今後もWEBエンジニアの将来性は高いといえるでしょう。
Webエンジニアについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
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AIエンジニアは、Pythonというプログラミング言語を使って最先端技術であるAI(人工知能)を開発する技術者です。また、AIに必要なデータを集めて解析する「機械学習」やAIを導入したサービスの解析結果をもとに改良をおこないます。
AIを使った製品やサービス例としては、たとえば「ルンバ」に代表されるお掃除ロボットがあります。お掃除ロボットはAIによって日々学習され、部屋の間取りや机、家具の場所といったデータを収集して、その部屋を掃除するための最適なルートで掃除できるように学習しています。
そのほか、スマートフォンやクレジットカードのWEBサイトなどで「お困りごとは何ですか?」と表示される機能を見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。チャットに入力すると回答を表示したり、質問内容に沿ったページのリンクを案内されたことがある人も多いと思いますが、その仕組みを作っているのがAIエンジニアです。
人間がおこなっている労働やサービスを自動化するシステムは、企業コストや労力の削減につながるため将来性が高い技術です。
AIエンジニアに興味がある人は、こちらの記事もおすすめです。
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IoTエンジニアは、モノとモノとをインターネットでつなげるITシステムを作る技術者です。IoTは、その技術によって生活を豊かにする未来が期待されており、近年非常に注目を集めています。
IoTエンジニアは、主にPythonやJavaといったプログラミング言語を使ってシステムを開発します。また、IoTエンジニアはプログラミング言語だけでなく、組み込みやアプリケーション、セキュリティ、ネットワークに関するさまざまな知識やスキルも必要となります。
ちなみに、現在すでにIoTの技術を使ったサービスは実現しており、農作業の機械に導入されています。
たとえば、農作物に関するさまざまな情報を自動で集めて効率的に生産したり、農作物に害虫被害があれば、その部分のみをピンポイントで特定します。その部分だけ農薬を散布することでほかの農作物に農薬がかからないようにプログラミングし生産性を上げるということが可能です。
IoTは、あらゆるモノに新しい付加価値が提供できる可能性を秘めている注目の分野です。
IoTエンジニアについてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
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将来性の高いエンジニアについて理解できたところで、ITエンジニアとして仕事をおこなった先のキャリアパスとしてどのような道があるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
エンジニアのキャリアパスはこちらの3つがあります。
キャリアパスを知っておくことで、その中から自分は将来どのようなエンジニアを目指したいのかを決めて、必要な知識やスキルを身に付けることができるでしょう。
この章では、キャリアパスについて詳しく説明します。
ITエンジニアはひとつひとつの専門性が高く、求められるスキルもそれぞれ異なっています。
その中で専門分野を極めて特定の技術に特化することで、企業やプロジェクトを通して困難なニーズをも形として提供できるエンジニアになる方法です。いわば替えの利かない自分にしか達成できないような困難な仕事をこなす職人になるキャリアパスを目指します。
しかし、ITサービスは、さまざまなITシステムが精密に連携することで成り立っているのが現状です。ひとつの分野に特化しているだけでは、高度なITシステムや困難なシステムの構築やトラブルを解決することは難しいことは注意しておかなければいけません。ひとつの職種を極めるには、ITシステム全体を見据え幅広いスキルを習得していることが前提だということを理解しておきましょう。
技術に精通したエンジニアは、1人で複数のシステムを担当できたり、高度な技術を必要とする仕組みを解決できるため、ニーズが高まりその分将来性が高いといえるでしょう。
「一つの職種を極める」がおすすめな人は、ITエンジニアの技術スキルを高めたい人や複雑な仕事をおこないたい人に向いています。深い知識を活用することで顧客の複雑な課題を解決できるため、ITエンジニアとして顧客の信頼を得やすい特徴があります。
信頼を得られれば新しい仕事や複雑な案件を依頼されるようになり、継続した仕事を得られるメリットがあるといえます。
エンジニアとして仕事をした経験を活かしてほかの職種につくというキャリアパスがあります。
たとえば、ネットワークエンジニアになるとネットワークエンジニアの中でも担当する仕事内容が複数に分かれています。具体的には、「監視」「保守」「運用」「構築」「設計」業務に区分され、はじめにエンジニアになると監視業務からスタートすることがほとんどでしょう。
知識や経験を積み徐々に構築や設計といった仕事へとステップアップしていくのが一般的な流れです。
その過程で、設計や構築業務を担当するには技術的なスキルだけではなく、顧客やプロジェクトリーダーとして提案スキルや管理スキルなどを身に付けていなければなりません。そうしたスキルを活かして、ネットワークエンジニアからプロジェクトマネジメントなどの職種につく道があります。
マネジメントなどの管理職は、幅広い業界で活躍できるうえに担当できる人材が不足していることから将来性が高くなっています。
「経験を活かして他の職種につく」がおすすめな人は、ITエンジニアのさまざまなスキルを身につけたい人や広い視野で業務をおこないたい人に向いています。
さまざまなスキルを身につけるため深い知識を得にくいですが、さまざまな案件に携われるため広い視野を得られる特徴があります。広い視野を得られることで固執した考えから脱却しやすく新しい発想が生まれやすいため、顧客のニーズに応えられる場面が増えていくでしょう。
管理職としてエンジニアをまとめるキャリアパスがあります。エンジニアとしての幅広い知識やスキルに加えて、業務全体と部下やチームをまとめる役割を担います。
管理職は、プレイングマネージャーとしての立ち位置で組織やチーム全体を広い視野から考察し、全体の指揮を取るマネジメントや顧客、組織内外での橋渡し役を担います。そのため、技術力ではなく組織の目標を達成できるかが与えられた役割であり、その達成に向けた予算管理やマネジメント、提案、調整スキルが必要です。
また、トラブル時には素早く対応するとともに、判断能力や事前の予防に務めるなどリスク管理も大切な能力のひとつでしょう。
「管理職としてエンジニアをまとめる」がおすすめな人は、自分のITエンジニアスキルを使って、人やお金の管理をおこない案件を進めたい人に向いています。
案件全体の日程が予定通りに進んでいるかを確認したり、費用が予定より多くなっていないか、人員が不足していないかなどを確認、調整するのが得意な方におすすめなキャリアパスです。
エンジニアとして活躍している人がすべて将来的に需要があるかというとそうではありません。先ほどのIPAによる「2019年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査」では、不足している人材は以下のような結果となっています。
参考資料:IPA「2019年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査」
設計のできる上流工程のエンジニアやプロジェクトを管理するプロジェクトマネージャの他に、複数の分野を対応できるフルスタックエンジニアがあげられています。
このような需要の高いエンジニアとはどのような人材なのか気になる人も多いのではないでしょうか。
需要が高いエンジニアのポイントは次の4つです。
IT業界は進化や変化が早いので、次にどのような技術がニーズが生まれるのか情報収集して、実用化された技術を学び自分のスキルにしなければなりません。
新しいことを受け入れる柔軟性を持つことや、技術革新に合わせて学び続けることで将来の目標やキャリアをどうするべきなのかを見極めることが需要が高いエンジニアとして重要です。
それぞれ詳しく解説するので、求められるエンジニアになるために内容を理解しておきましょう。
プログラミングが義務教育になることからわかるように、今後はプログラミングができることが当たり前のスキルとなることが想定されるため、他と差別化できるような専門のスキルを身に着けておくと有利でしょう。
IT技術は進化や変化が速いため、進化によって生まれ実用化された新しい技術を学ばなければエンジニアとしての成長は止まってしまいます。
技術を学ばなければ当然新しいIT技術に対応できず、その技術を使った仕事のスキルがないため、エンジニアとしての需要がなくなってしまうでしょう。
そのため、新しい技術が実用化されたらまず情報を収集して、その技術がどのようなものなのか調べて必要なスキルを学ぶ姿勢が重要です。
近年需要が伸びているクラウドやIoT、AIといった分野の技術も、実用化されてからそれほど月日は経っていません。にもかかわらずどんどん普及が進み、今では次世代を担う技術として主流となりつつあります。
ITエンジニアは今後も不足する職業となるため、目指すのであれば専門スキルと経験値を積んでおくこともはじめていきましょう。
一番おすすめな方法は「IT系ニュースサイトに登録」して情報を得る方法です。スマートフォンやパソコンで確認できるため、仕事の合間や通勤中でも確認でき、効率よく情報収集ができるでしょう。
おすすめのIT系ニュースサイトは以下です。
・@IT(アットマークアイティ)
・ITmedia(アイティメディア)
・日経 xTECH(クロステック)
また、自分の興味のある分野をニュースサイトで登録することでおすすめの記事が紹介されるため、知りたい情報の細部まで知ることができます。
IT業界は柔軟な発想力や素早い行動力によってさまざまな技術が次々と生み出されています。そのため、担当するITエンジニアの柔軟性の高さがITサービスの提供に欠かせない要素となっています。
ITエンジニアに求められているのは、固定概念にとらわれず視野を広げてさまざまな角度から物事を考えられることです。
技術の進化や変化が速いからこそ、新しいものを素直に受け止め、必要に応じて今までのやり方を捨て、新しいやり方に切り替えられるような柔軟な対応が求められています。
逆の場合を考えるとわかりやすいです。たとえば前例を踏襲ばかりしており、自分の成功体験にもとづいて過去のやり方が正しいと固執しているとします。すると、技術革新による変化に対応できず、気が付いたら最新の知識やスキルから遠ざかってしまうでしょう。
柔軟性の高いエンジニアがITサービスを支え、新たな付加価値を作り出すことができることを理解しておきましょう。
ITエンジニアは、1人で仕事をすることはほとんどありません。
スマートフォン向けのアプリを開発するプログラマーであればプロジェクトの一員です。メンバーとしてチームや管理者とコミュニケーションを取りながらひとつの目標に向かって全員で協力し合って目標を達成しなければなりません。
自分の進捗状況やトラブルが発生した際は状況を正確に伝えて、いつまでに対応できるのか報告する必要があります。また、自分ひとりでは対応が難しいときにはどのようなサポートが必要なのか、逆にメンバーが困っていたら自分から声をかけてサポートするなどして、プロジェクトを円滑に進める役割が求められています。
普段から関係者とコミュニケーションを取り、良好な関係を築くことでスムーズに仕事を進め大きなプロジェクトも成功に導くキーパーソンになるエンジニアが需要が高いでしょう。
また、設計や構築などは、ヒアリングを通して求めているものを形にしていく力も求められ、聞き取るためのコミュニケーション能力も求められます。
ITエンジニアになって仕事をするうえで、将来の目標やキャリアのイメージを持って働くことは重要です。
はじめに目標を立てることで、そのキャリアになるために必要な知識やスキルが何かがわかるため効率よくスキルを磨くことができます。
自分のなりたいエンジニアになることが大切ですが、目指すキャリアとそのキャリアの将来性を確認することも重要です。将来性が高いエンジニアとして活躍できるかを見極めましょう。
たとえば、今は需要が高いエンジニアだとしても、進化が早いITエンジニアで5年後に自分がそのキャリアになったときに需要が少なくなっていたという事態に遭遇してしまうかもしれません。
そのキャリアになるために積んだ経験やスキルと費やした時間は無駄ではありませんが、見合う成果につながらない可能性があります。別のキャリアへ転換することになれば経験の積み直しが必要となってしまうでしょう。
将来の需要予測から見たITエンジニアの将来性やおすすめのエンジニアとその仕事内容について理解できたでしょうか。
ITエンジニアは、基本的にはどの職種も将来性が高く、上流工程へのステップアップやキャリアパスも整っていて、将来も安定した仕事であることも魅力のひとつです。
生活や社会に欠かすことができないITサービスの専門家として責任は大きいでしょう。
そのうえで需要の高いエンジニアに必要なポイントを理解して自分が目指すエンジニアへと一歩を踏み出しましょう。
将来も高いニーズが見込まれるITエンジニアになって将来に渡って活躍していきましょう。
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2022.04.27
2022.01.24
2022.01.12
2020.09.09
2020.07.03
2020.06.19
2020.06.11
2020.06.04
今までは特定の業種・業界でITが活用され、特定分野に秀でたITエンジニアが活躍していました。しかし、最近ではどの業種・業界でも人材不足解消のため、ITを活用して効率よく働くことが求められています。そのため、ITエンジニアもさまざまな業種・業界の知識やスキルが必要な場面が増えているといえます。
さらにはリモートワークの普及が進んでいるため、以前は直接会って案件を進めていたこともWeb会議やチャットを使って進めることが多くなっています。会社に出社していれば相手の様子を確認できるため、話しができる時か判断して話しに行きやすいですが、リモートワークでは相手の様子を確認できません。
そのため、直接話す以外のテキストコミュニケーション能力や、リモートだからこそ短時間でより密度の高いコミュニケーションが求められます。