エンジニア就職

未経験でIT業界への転職はおすすめ! 絶対成功の秘訣も併せて解説

未経験からのIT転職には〇〇の知識が欠かせない!

AIやDX、デジタル化などで私たちの社会を支えているIT業界は、今後も成長すると期待されています。そんな成長性に魅力を感じたりして、別業界からIT業界への転職を考えている人も多いのではないでしょうか。

一方で、IT業界が未経験でも転職できるのか、 ITスキルがないけど大丈夫なのだろうか などの不安で、なかなか転職に踏み切れない人もいるかもしれません。

結論としては、未経験でもIT業界へ転職ができるといえます。その理由をこの記事で紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

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高須 莉喜

キャリアアドバイザー

高須 莉喜

企業の特性や要望を汲み取り、適切なマッチングができるよう受講生の就職活動を幅広く支える。モットーは誠実・丁寧。受講生に対し安心して活動が出来るよう丁寧な対応を心がけている。高校時代に棒高跳びで日本代表に選抜されるなど、粘り強く努力を積み重ねていける強みを活かし、求職者・企業に寄り添っている

狩野 航大

リクルーティングアドバイザー

狩野 航大

企業と受講生を繋ぐ架け橋として、主に企業担当者とのスケジュール調整や企業ニーズのヒアリングをおこなう。受講生から企業へのニーズのヒアリングや面接練習も担当し、多くの人材を企業へ輩出している。10年以上続けているバレーボールで習得した粘り強さを武器に、求職者の方へ寄り添う姿勢から信頼を得続けている

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未経験でもIT業界に転職できる! ただし……?

未経験でもIT業界に転職できるその理由と実態

インターネットやパソコン、スマートフォンなどを活用して私たちの生活を支えているIT業界。そんなIT業界の転職は比較的しやすいのが現状です。

ただし、飛び込みやすいからといって何も知らずに飛び込むのは危険です。物事には必ず裏があり、良いところも注意すべき点も知ったうえで結論を出すことが充実して働くことにつながります。酸いも甘いもしっかりと理解してから、IT業界への転職を検討してみてください。

①近年のIT業界は人手不足

DXやIoTなどの普及により、IT技術を取り入れ活用する企業が増えました。その反面、これらに対応するITエンジニアの人手が追いついていないという現状になっています。実際に、新しいシステムを導入する予定があるものの対応できるエンジニアがいないため、エンジニアを確保できる期間まで導入を延期したというケースもあるようです。

このようにIT活用をしたくても人材不足でできない場合が多く発生しているため、どのIT企業も人材を欲しているといえるでしょう。

その現状を打破するために、IT業界各企業は未経験者にも門戸を広げています。経験者を採用して即戦力とする採用から、研修制度を用意して未経験者を育成する採用方針へ切り替わっているところも増えてきています。未経験者側からすると、それがIT業界へ飛び込みやすい環境がそろえられているともいえるため、IT企業へ転職しやすい状況だといえます。

1人に与えられる仕事量も多い

人材が不足しているということは、どうしても既存の社員一人ひとりにあかる仕事の負担は大きくなりがちです。つまり、入社後に与えられる仕事量が多くなりやすいと予想できます。

特に納期前は仕事に追われ残業時間が非常に多くなる可能性があることは頭に入れておきましょう

また、人が足りなければシステムの障害や不具合が発生した場合にも急遽で対応しなければならないこともあるでしょう。

システム障害が起こった場合、何よりも迅速に復旧させることが求められます。人が足りないことでその業務も通常の仕事に加えて対応することが考えられます。人材不足ということはその分担当する仕事量は多くなりやすいともいえるのです。

高須 莉喜

キャリアアドバイザー

高須 莉喜

仕事量が多いということはそれだけたくさんの経験が積めるということになります。 たくさん経験を積んで仕事の幅を広げれば、スキルアップや 給料アップを狙いやすくなります。 ITエンジニアにとって、実務経験から得られる技術スキルはキャリアパスの実現に大きく影響するので、仕事量が多いことが必ずしもマイナスになるとは限りません。

②将来性が高い

ITを活用せずに仕事ができる業界はないといえるほど、ITを利用する場面は非常に多くあります。

特に昨今はIT化が顕著に進み、新しい技術が開発されたり以前はできなかったことがITのおかげでできるような社会になってきています。それは今後も続き、AIやデジタル化などを活用して、人がおこなっていた作業をシステムで実施できるようにするなど、ITを利用する場面はどんどん増えるでしょう

IT技術はこれからも進化していきます。どんどん変わってゆくIT業界は将来性が高いといえるでしょう。

求められる知識が多い

ITは将来性が高いといえるということは、どんどん新しい技術が生み出されていくということでもあります。

IT業界は変化が早く、今は最新の技術だったものが5年後には時代遅れになっている場合もあります。

そのため、一度身につけた知識を守るだけでなく、新しい知識を学び続け身につけて、さまざまな業務に取り組む必要があります。どんどんと新しい知識や技術が求められ、それを吸収していくことは人によっては負担に感じるかもしれません。

③未経験でもできる業務が多い

IT業界の業務は多岐にわたるため、未経験でも実施できる業務が多くあります。

たとえば、新しいシステムを導入した場合に、システムが利用できるようファイアウォールなどで通信制御をおこないます。この操作方法はマニュアルに記載されているため、高度なスキルは特に必要ありません。未経験者でも問題なく取り組める業務です。

このように未経験者でもやりやすい業務があるため、安心して仕事ができる環境があるといえるでしょう。とはいえ業務に慣れ、ITスキルが高くなれば、高度な技術が必要となる業務にも着手できます。

業務によっては単純作業になる可能性がある

未経験でもできる業務であるということは、どうしてもマニュアルを見ながらおこなうような単純作業になる可能性があります。

たとえば、以下のような業務があります。

  • アカウントのパスワードを忘れたからリセットする業務
  • 画面を操作して出力結果をまとめる業務

同じ操作を1日に何度も実施するため、目新しさはありません。人によっては物足りなさを感じてしまったり、モチベーションの低下につながる恐れがあります

何らかのコードを打ちシステムを開発するような業務を想像していた人にとっては、IT業界や仕事にギャップを感じてしまうかもしれません。しかし未経験でも可ということはその分高度な技術が求められない単純作業に配属される可能性があることも想像できるのではないでしょうか。

狩野 航大

リクルーティングアドバイザー

狩野 航大

仕事量が多いということはそれだけたくさんの経験が積めるということになります。 たくさん経験を積んで仕事の幅を広げれば、スキルアップや 給料アップを狙いやすくなります。 ITエンジニアにとって、実務経験から得られる技術スキルはキャリアパスの実現に大きく影響するので、仕事量が多いことが必ずしもマイナスになるとは限りません。

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未経験からIT転職が向いている人

未経験からIT転職が向いている人

IT業界の特徴や実情を紹介してきました。未経験でもIT業界への転職はできる反面、その特徴に合わせてIT業界が向いている人と向いていない人というのも存在します。

ここからは未経験からIT業界への転職が向いている人の特徴を紹介します。

人によってはIT業界へ転職しても楽しく働けないという人もいるでしょう。後悔のない転職活動ができるよう、まずは自分がIT業界に適性があるか検討してみてください。

コミュニケーション力がある

IT業界の仕事は、チームで協力し成果を出す場合が多くあります。一人で黙々と作業をするイメージがありますが、実はコミュニケーション力が非常に重要です。

チームで成果を出すためには、逐一チームメンバーで互いに意見を伝え合うことが欠かせません。

たとえば、以下の場面で求められる場合があります。

  • 進捗状況の報告
  • 作業指示
  • 伝達事項の共有

こういった場面でもしコミュニケーションが取れないと、作業が止まってしまったり不具合が大量に発生して成果物の品質が下がってしまう恐れがあります

また、チームメンバーだけでなく、顧客とコミュニケーションを取るためにもコミュニケーション力が必要です。求められるネットワーク環境の構築のためには、顧客のニーズを正確に把握しなければなりません。そのために何度も顧客と会話し、ニーズを聞き出す必要があります。必要なことをきちんと相手に伝えること、そして相手の言いたいことを汲み取るコミュニケーション力がIT業界では求められています。

論理的思考力がある

IT業界では数字やデータを使った根拠から筋道を立てて進める業務が多いため、論理的思考力が求められます。

たとえば、決められた納期を達成するためいつまでに・何を・誰に依頼するのかなどを逆算して進める必要があります。また、プログラミングをする際も論理的思考力が求められます。プログラミングではあいまいな表現はできません。適切な指示をすることで意図した動作ができます。

たとえば、形のよいリンゴを仕分けするプログラミングをする場合は、このまま入力しても何が形の良いリンゴかわかりません。この仕分けのためには、まずは形の良いリンゴを決めなくてはならないのです。そこから決めたものとの違いを判別できるようにプログラミングします。

このように、求められる成果物に対して何が必要でどのように取り組めばいいのかを筋道立てて考えられる論理的思考力が必要となるのです。

狩野 航大

リクルーティングアドバイザー

狩野 航大

複数の事象を、順序立てて捉えて関連性や繋がりを明確に捉えることができたり、抽象的なことと具体的なことを交互に理解することができる人が論理的思考力があると言えます。

自分自身に論理的思考力があるかどうかわからない人は、何かの事象に対して原因や関連性を明確にして複数の事象を紐付けて考える作業や、抽出的なことと具体的なことを変換する作業をおこなうプログラミングに挑戦してみると良いでしょう。

また、論理的思考力は訓練をすれば誰でも鍛えることは可能です。プログラミングでは、抽象的な物事を表す処理を定義しておいて、それに対して具体的な数値や値を入れて具体的な処理を実行させるようなことを頻繁に行うので、論理的思考力を高めたい人にはプログラミングはオススメです。

学習意欲が高い

IT業界は技術の進歩が早いため、一度身につけたスキルでも、数年後には時代遅れになっている場合もあります。

そのため、常にスキルアップを目指して新しい知識を吸収しなくてはなりません。常に最新の知識や技術を学ぼうとする学習意欲が大切なのです。学習意欲が高い人は、新しい技術に対しても積極的に学ぼうと受け入れ、その技術を徐々に使いこなしていけるようになるでしょう。そして、IT業界ではこのようなことがよく起こります。

新しい技術やシステムが加わるたびにそれに対して柔軟に学び使おうとする姿勢がなければ、IT業界で仕事に励みスキルを伸ばしていくことは難しいでしょう

ストレス耐性がある

IT業界は、仕事の状況によって労働時間が大きく変動することもあり、ストレスと感じる場合があります。

たとえば、以下の状況ではストレスを感じやすいです。

  • タイトなスケジュールでの完了
  • 納品直前
  • トラブル時の対応

また、正しく設定したはずのネットワークがうまく機能しないということもあるでしょう。そんなときに、一からその原因を紐解いて考え直し作業を再度おこなうことにストレスを感じる人もいるかもしれません。

このような状況でも仕事を成し遂げる必要があります。そのために、ストレスを感じても次の日にはリセットできる能力や「忙しさが自分の成長のためなる」などのポジティブに考えられる能力が非常に大切です

また、ストレスを溜め込まないよう気分転換や体調管理など、日頃から心身の健康維持ができていることも耐性の有無と同様に重要ですね。

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転職前に要確認! 未経験からのIT転職における業界・企業選びのポイント

未経験からのIT転職における業界・企業選びのポイント

IT業界は将来性が高く、多くの方の役に立てる業界のため、この業界での活躍を想像している人もいるのではないでしょうか。

もちろん未経験でも活躍しやすいIT企業もありますが、すべての企業がそうではありません。IT企業は数多くあるため、やみくもに企業を選んでも自分が活躍できる企業には出会えない可能性が高いです。

ここでが、自分が活躍する企業を選ぶためのポイントを紹介していきます。ぜひ企業選びのポイントを理解して、活躍できる企業を見つけてください。

①前職が活かせる企業を選ぶ

今までの経験を活かすことで未経験でもIT企業で活躍しやすくなります。そのため、IT業界が未経験の場合でも、今までの経験を活かせる企業を選ぶことをおすすめします。

たとえば、前職で自動車の生産工場で勤務していたとします。IT化が進む自動車業界ですが、自動車にかかわる工程の中で、人の手ではなくIT化をおこなうと効率よくできる場面はおそらくまだ多くあるでしょう。

こういったときに、自動車業界のIT化にかかわる企業においては、過去に自動車業界で働いていた人の経験や知識は非常に役立つのです。実際の感覚や経験があれば、そこで働く人に役立つシステムを提案しつくることができますよね。

このように前職での経験を活かせる企業を選ぶことで、IT未経験でも前職の業界経験をアピールしやすいため、転職がしやすいといえます

未経験でもIT企業に転職するためには、自身の経験分野にかかわることが大切です。

高須 莉喜

キャリアアドバイザー

高須 莉喜

前職の知識や経験を活かせる方がIT業界に入った後もスキルアップはしやすいです。しかし、IT業界で活かせるのはIT領域での経験だけではありません。IT技術を使う目的はさまざまで、 問題解決や業務効率化のために使われることもあります。

たとえば、パソコンでおこなう事務作業などで「こんなことができたら便利になるのに」と思ったり「 こんなことができたらもっと効率よく仕事が出来るのに」と思うようなことをITを使って問題解決をするためには、事務作業の業務経験があった人がITエンジニアになったほうが、どんなことができれば解決できるか理解しているため、仕事もしやすく、成果を出しやすいため、結果としてスキルアップや給料アップをしやすくなります。

②キャリアプランを明確化する

自分のキャリアプランや実施したいことを明確化して、それが実現できる企業を選んでください。

まずキャリアプランが明確化していないと、入社した企業では「自分のやりたいことができない」「キャリアアップが非常に遅い」など、想定と異なった事態が起きてしまう恐れがあります。

所属している企業で自分の望むキャリアがかなえられなければ、場合によっては再び転職活動をすることとなり、周り道になってしまいますよね

そのようにならないためにも、自分がやりたいことや将来はどうなりたいかを明確化して、その道が叶えられる企業を選ぶようにしましょう。

キャリアプランの例

  • 生涯プログラミングをしたい
  • 入社して数年は実務を経験したい
  • 将来はマネジメントをしたい
  • コンサルティングをしたい

このようなキャリアプランをできる限り明確化して、実現できる企業を選ぶことをおすすめします。

狩野 航大

リクルーティングアドバイザー

狩野 航大

キャリアプランを立てられない人は、まず最初にIT業界でどんな仕事があり、どんなタイプのエンジニアが働いているのかを理解するところから始めましょう。そして、理解したことから自分が興味のあることや、面白そうだと思えるものをピックアップして、自分が目指すものを明確にして目標をたててみましょう。

③教育制度がある企業を選ぶ

未経験者の場合、大半はITスキルや知識をまったく持ち合わせていない人ばかりではないでしょうか。仮に知識を持っていたとしても、IT業界は日々技術が進化しています。継続的に学習することが必要であるため、入社後も自分のIT知識量に不安を感じる場合もあるでしょう。

この不安を解消し円滑に業務に取り組むために、教育制度がある企業を選ぶことをおすすめします。

教育制度のある企業を選ぶと、入社後に業務を滞りなくおこなえるだけのスキルを身につけるための研修を受けられます。十分な研修ができれば、いざ仕事に飛び込むときにも自信をもって臨めますよね。就業後も必要な知識や最新技術について、企業のサポートのもとで知識の吸収や資格取得の勉強ができやすいといえます

反対に、教育制度のない企業では、自分が成長するための学習内容を自分で考えて取り組まなければなりません。業務で必要なスキルを習得できていないまま現場に飛び込むのはかなり不安ですよね。仕事中もわからないことが多く、挫折してしまうこともあるかもしれません。

そういった事態を防ぐために、教育制度が整っている企業を選ぶことが重要なのです。

④福利厚生を確認する

IT業界未経験の場合は、まずはITスキルを身につけたり資格の取得をしなければならないともあるでしょう。仕事に必要なことではありますが、そういった勉強について、企業からの教育だけでないサポートがあるとありがたいですよね。企業によっては、資格取得支援制度などといって資格の試験料を企業が負担してくれるという福利厚生を設けているところもあります

また、入社後はIT業界で長く勤めたいと想定してしている人も多いでしょう。IT業界は納期前など非常に忙しくなる時期があるため、体調やメンタルケアが難しい場合があります。そのため、仕事がひと段落したら、身体を休められる保養所などの福利厚生があると便利ですね。

実際に入社して働く場合は、長く勤務することを想定して、健康診断や家賃補助、保養所などの福利厚生を確認してみるのも良いでしょう。IT業界未経験者はやることが多く忙しいですが、入社後の福利厚生を確認して、充実したIT企業での活躍を想像してみてください。

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ネットビジョンアカデミーの特徴

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未経験からIT業界に進出するにあたって知っておきたい6つのこと

未経験からIT業界に進出するにあたって知っておきたい6つのこと

未経験からIT業界へ転職するにあたり、事前に知っておくことで転職を有利に進められるポイントがいくつかあります。ここでは、その中から6つに絞って紹介します。

知らずに転職活動をすると、活動時間が長くなり、なかなか転職ができない可能性が高くなるでしょう。ここで紹介するポイントをしっかりと理解して転職活動をしてください。

①自分に合った職種を見極めることが重要

IT業界といっても非常に多くの職種があるため、自分に合った職種を選ぶ必要があります。選ぶ職種を間違えるといざ業務に就いてから後悔してしまうこともあるため、職種選びはしっかりとおこなってください

たとえば、以下のような職種があります。

  • エンジニア
  • プログラマー
  • Webデザイナー
  • 営業

技術職、営業職の違いのほかに、技術職の中でも案件を円滑に進める職種やプログラミングをする職種、Webのデザインをする職種などがあれば、同じエンジニアでもたとえばネットワークエンジニアとシステムエンジニアでは業務内容がまったく異なります。

やりたい職種や適性のある職種でいきいきと仕事をするためにも、まずは職種の理解を深め自分に合っていると思う職種を見つけることが大切です。

②実はIT業界は5つに分けられる

IT業界の種類は多岐に渡るため、主に5種類の業界に分かれます。

IT業界の種類

  • インターネット、Web業界
  • 情報通信業界
  • 情報サービス業界
  • ソフトウェア業界
  • ハードウェア業界

実は、それぞれの業界により適性や転職難易度が異なります。たとえば未経験ではおよそ太刀打ちできない業界もあるのにもかかわらず、その業界ばかりをメインとして転職活動をしてしまっては、その時間は少し無駄ともいえます。度重なる不合格通知に必要以上に心をすり減らしてしまうこともあるでしょう。

だからこそ、あらかじめそれぞれの業界の情報を集めて、自分が志望するべき業界をイメージしておくことをおすすめします。

③未経験からまず従事する仕事内容

IT業界の仕事内容について、未経験者は、大規模なシステムを開発したり革新的なシステムを設計したりという華やかなイメージをもっているかもしれません。

もちろん、知識や経験を積むことでそういった仕事をおこなう場合もありますが、未経験からIT業界に入る場合、入社してすぐにそのような華やかな仕事に就くことはまずありません。また、そもそもシステム開発をするにしても実際におこなっていることはこつこつとコードを打ち込むなどの細かくて地道な作業が多いです。

過度にあこがれをもったままIT業界に入ると、イメージと実際の業務とにギャップを感じてしまい、働くモチベーションが低下してしまう人もいるかもしれません

知識や経験を積めば誰もが想像するような華やかな仕事をおこなえるかもしれませんが、未経験の場合は始めは地味な仕事が多いことを理解しておきましょう。

④就職後に取り組む案件や勤務形態

一般的に仕事での働き方は、主に自社業務と客先常駐の2種類に分けられます。

自社業務と客先業務のそれぞれの特徴

  • 自社業務:自社のシステム開発をメインとした業務をおこなう
  • 客先常駐:他社のエンジニアと連携しつつ顧客先で業務をおこなう

自社業務は自社で業務をおこなう業務体系で、客先常駐は顧客先で業務をおこなう体系です。IT業界以外だと自社業務が多いのが一般的ですが、IT業界では9割程度が客先常駐です。

これは、自社のエンジニアだけでは人が足りないため、知識を持った他社のエンジニアと契約し業務をおこなってもらう場合が多いためです。自社勤務の場合は、自社のシステム開発をおこなうため、自分の業務をより効率的にする仕組みを導入できるメリットがあります。

一方で、客先常駐の場合は、客先ごとのルールが異なる場合が多く、働きづらい環境でも業務をおこなわなければならないケースがあります。また自社で業務に取り組むわけではないため、希望する業務に就けなかったりと働いてから想定外のデメリットをいくつか感じる場合があります。

とはいえ、客先常駐にもメリットは多くあります。入社後の「こんなはずじゃなかった」をなくすために双方のメリット・デメリットを考えて志望先を決定するようにしましょう

⑤人によって転職難易度は異なるので注意

これまで、IT業界へは未経験でも転職しやすいことを紹介してきましたが、転職する年代により実は転職難易度が異なります。

IT業界に限ったことではありませんが、年代ごとで企業が求める人材は異なります。特に未経験で違う業界に飛び込む場合は、年代を意識した転職活動をおこなうことが転職をかなえるために必要になります

IT業界においては、たとえば年齢が若ければ、IT知識がなくとも成長性や意欲を伝えることで採用される場合があります。一方で、年代が高いと、前職までの経験とIT知識を求められる傾向があるため、IT完全未経験では転職が難しいかもしれません。自分の年代に応じた転職活動の方法を知って、効率的に転職活動を進めIT業界への転職を果たしましょう。

⑥未経験でのIT転職に資格が与える影響

ITスキルの客観的証明になる資格の数は多くあります。そして、資格とはその資格に関連する業務に係る技術力を有していることをアピールできるため、転職を有利に進めることにつながるのです。

完全に「IT知識がない」という人よりは、資格があることで一定の知識があり、若干でも技術力があるという人のほうが魅力的ですよね。IT業界での経験がないというデメリットを、IT知識を持っているというメリットで補うことで転職しやすいといえます

資格の種類は大きく分けると以下の3種類があります。

資格の種類

  • ITパスポートなどの情報処理推進機構が提供する国家資格
  • CCNAやOracleなどの機器メーカーが提供するベンダー資格
  • LinuCなどのベンダーにこだわらない民間資格

それぞれの資格でメリットや活かされる役割があるので、志望企業や業務に応じたものを取るとよいでしょう。

知っておくべき知識①未経験から入りやすい業界・入りにくい業界

IT業界と一口に言っても、実はIT業界は大きく5つの業界に分けられ、それぞれの業界で特徴が異なります。

違いを理解せずに転職活動をするとなかなか就職先が決まらないなどのデメリットがあります。また、未経験で転職する場合は、業界知識を持つことが転職活動を有利に進められるポイントです。

しっかりと5つの業界の特徴を理解して、円滑な転職活動をすることをおすすめします。

狩野 航大

リクルーティングアドバイザー

狩野 航大

業界を選ぶときは、その業界でどんなエンジニアが、どんな仕事をしているのか理解して、自分がエンジニアとして働くためにどんなスキルが必要か理解するところからはじめましょう。そして、まずは自分がおもしろそうだと思ったり、興味がある業界を選んでください。ITエンジニアになったら、日々勉強を続けなければいけません。そのため、面白そうだと思ったり興味がなければ勉強も続かずエンジニアとして業務を続けるのは難しくなります。

そのほか、IT技術は流行りがあるのでその業界でどんなIT技術が流行っているのかも調べておきましょう。勉強して身につける技術は、その業界で流行っている需要の高い技術を優先してください。

また、中には未経験からスタートするのはハードルが高い業界のエンジニアもあります。そのため、複数のエンジニア経験を経て、自分がなりたいエンジニアのキャリアパスを実現するのも1つの方法です。

IT業界についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。興味のある人は併せて読んでみてください。

①インターネット・Web業界(未経験からの挑戦難易度:★★★☆☆)

インターネットを使ったサービスを提供する業界です。企業向けのWebサイト制作や運営、インターネット広告制作などのサービスや個人向けのFacebookやInstagramなどのSNSやECサイトソーシャルゲーム分野も提供しています

昨今では動画コンテンツもこのWeb・インターネット業界に含まれ、私たちの生活に密着したコンテンツが多いのが特徴です。

このようなコンテンツが多くなっているため、未経験者含めて採用数も増えています。ただ、デザイン知識やグラフィックソフトのスキルを持っていないと転職活動が難航する場合があるため、注意してください。

また、Web・インターネット業界は、リモートワークが進んでおり、在宅勤務やノマドワーカーのような働き方をしている人も多いのが特徴です。

主な職種には以下のようなものがあります。

Web・インターネット業界の主な職種

  • Webデザイナー
  • プログラマー
  • Webディレクター
  • Webプロデューサー

これらの職種は未経験でも就ける場合もありますが、最低限のデザインやコードの知識を求められる場合があります。完全未経験での挑戦はかなわない可能性が高いことは留意しておきましょう。

②情報通信業界(未経験からの挑戦難易度:★★☆☆☆)

インターネットや光回線、電話などITインフラを扱う業界です。インフラを扱うため、特定の企業や個人だけでなく、全世界の利用者が顧客となります。そのため、情報通信業界が社会に与える影響は大きいといえるでしょう。

代表的な企業として、Docomoやau、ソフトバンクなど通信キャリアなどの電気通信事業者が挙げられます。

働き方は、企業や個人宅に出向き、インターネットや電話などインフラ整備をすることが多くあるため、リモートワークができない場合もあります

主な職種には以下のようなものがあります。

情報通信業界の主な職種

  • ネットワークエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • カスタマーサービス
  • セールスエンジニア

未経験でも転職しやすいのがネットワークエンジニアやサーバーエンジニア、カスタマーサービスです。

マニュアルがあり、誰でも実施しやすい業務内容があるため、未経験者でも安心して業務ができます。未経験からの転職難易度は低めといえるでしょう。

③情報サービス業界(未経験からの挑戦難易度:★★★☆☆)

情報システムを企業へ導入して、運用や保守などさまざまなITサービスを提供する業界です。主に企業の課題をヒアリングして、ITを利活用して解決するための方法を提供しています。リモートワーク環境が進んでいることもあり、在宅勤務も多いのが特徴です。

主な職種には以下のようなものがあります。

情報サービス業界の主な職種

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • ITコンサルタント
  • セールスエンジニア

プログラマーは、現状ITスキルがなくても研修を重ねれば取り組みやすい業務が多く、未経験でも携われます

そのほかのシステムエンジニアやITコンサルタントは、業界知識や専門知識が必要になる場合が多いため、未経験からすぐになるのは難しいです。まずは、プログラマーとして動作テストやドキュメント修正などの業務から始め、知識や技術をつけてから目指すようにしましょう。

④ソフトウェア業界(未経験からの挑戦難易度:★★★★☆)

主にオペレーションシステムやアプリケーションを扱う業界です。WindowsやmacOS、Linux、iOS、Androidなどが代表的なオペレーションシステムで、プログラミング言語を使って、コンピューター上でシステムを構築します

勤怠管理システムなどの特定の作業に特化したアプリケーションを開発する特徴があります。

ソフトウェア業界は、システムを扱うためリモートワークとの親和性が高いため、在宅勤務率が高い特徴もあります。

主な職種には以下のようなものがあります。

ソフトウェア業界の主な職種

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • ITコンサルタント

プログラマーの場合は、ITスキルがなくても実施できる業務があるため、未経験でも携われます。

ただし、よく知られている大手企業の場合は注意が必要です。大手企業の場合、名の知られているサービスをつくっているからこそ質にはより一層こだわらなければなりません。質にこだわるということは、その分ソフトウェアを作る技術者の質も高くなければならないでしょう。そうすると、未経験のプログラマーが採用されることは必然的に難しくなるのです。

また、ほかの業界同様にそのほかのシステムエンジニアやITコンサルタントは業界知識や専門知識が必要になる場合が多いです。こちらも未経験ですぐになるのは難しく、ある程度の経験を積まなければならないでしょう。

⑤ハードウェア業界(未経験からの挑戦難易度:★★★★★)

主にパソコンやスマートフォン、家電などの電子機器を扱う業界です。他にもキーボード、マウス、プリンター、家電、ゲーム機などが代表的なハードウェアとして挙げられます。

IoTやXR、ドローンなど新しい技術が出ているため、今後も発展が見込まれる業界です

ハードウェアを扱う業務なので、リモートワークとの親和性が低く、出社してハードウェアを操作する必要があります。そのため、リモートワークはほかの業種と比べると低い場合が多いです。

主な職種には以下のようなものがあります。

ハードウェア業界の主な職種

  • 組み込みエンジニア
  • プログラマー
  • セールスエンジニア

こちらもプログラマーの場合はコードを打ち込むなどの操作が多く、ITスキルのない未経験でも業務に携わることは可能です。

ただしハードウェア業界の企業はIT業界の中でも比較的企業数が少ない業界です。また名の知れた企業である場合も多いため、未経験の状態で入社するのは少し難しいといえます。

この業界に携わりたい場合は、まずは組み込みエンジニアやセールスエンジニアとしての経験を積みましょう。それからハードウェア業界に挑戦することをおすすめします。

知っておくべき知識②IT業界内の職種

IT業界内の職種

IT業界には技術職や営業職、事務職など、さまざまな職種があります。それぞれの職種の特徴は異なるため、しっかりと理解することをおすすめします。

たとえば、WebサイトやWebコンテンツを開発したいと考えていても、システム開発するシステムエンジニアの求人を探していては時間が無駄です。そのため、自分が希望する職種が何かを理解し、それぞれの特徴を理解して、転職活動を有利に進めてください。

また、実際に入社してやりたいことを意識して、職種を見つけるのもおすすめです。

エンジニア

エンジニアの種類

エンジニアとは、IT業界における専門的な知識を持った技術職の1つです。しかし一口にエンジニアといっても携わる職種によって名称が異なります。

たとえば

  • システム開発に携わるシステムエンジニア
  • Web開発に携わるWebエンジニア
  • インフラに携わるインフラエンジニア

など、エンジニアにもさまざまな種類があります。どんなエンジニアが存在しているかはこちらの記事で確認してみてください。

ここからは、代表的なエンジニアについて紹介していきます。自分のやりたいエンジニアや適性、転職難易度を見極めていきましょう。

高須 莉喜

キャリアアドバイザー

高須 莉喜

自分に合ったエンジニアを選ぶためには、まず最初にそれぞれの職種のエンジニアがどんな仕事をしているのか調べましょう。できれば、「何を作っているのか?」「どんな課題を解決をしているのか?」など詳細に調べることができればベストです。

自分に合ったエンジニアを選ぶためには、自分が興味を持ったり面白そうだと思えるものを優先してください。エンジニアは進歩するIT技術を習得し続けるために、日々勉強を行い自己研鑽をしなければいけません。面白さや興味を感じなければ、エンジニアとして勉強を続けていくことは難しいです。勉強が苦にならないためにも自分の興味や面白いと感じたことを優先しましょう。

システムエンジニア

システム開発に携わるエンジニアをシステムエンジニアといい、略称としてSEと呼ばれることもあります。

業務内容は、システム開発の提案から設計・開発・構築・テストまでを実施します。開発はシステムエンジニアがおこなうのではなくプログラマーに実施してもらうこともあるため、実装してもらうべきシステム内容をプログラマーに指示する役割ももっています。

また、顧客とのコミュニケーションを取ることが多く、課題をヒアリングして、優先度によって要望を取捨選択したりします。顧客から無理難題を要望される場合もありますが、開発メンバーの人数や稼働状況を考慮して、優先度をつけて実装できるように、顧客と交渉する能力も求められます。

このようにシステムエンジニアは、業界知識や顧客とのコミュニケーションや交渉力が求められるため、未経験でいきなりおこなうのは難しい職種です

まずは、プログラマーとして業務に携わり、システムエンジニアとして必要なスキルを磨くことをおすすめします。

システムエンジニアについてより詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。

Webエンジニア

WebサイトやWebアプリに携わるエンジニアをWebエンジニアといいます。業務内容としては、WebサイトやECサイト、Webアプリケーションなどの設計、開発、運用、保守などが挙げられます。

主に、顧客や利用者が使いやすいようなWebサイトを作り、満足度を上げるための活動をおこないます。

昨今はインターネット上で使えるWebサイトやWebアプリケーションが増えているため、今後もWebエンジニアの需要は増えていくでしょう。

Webエンジニアには2つの種類があります。

Webエンジニアの2つの種類

  • Webサイトの見える部分に携わるフロントエンジニア
  • Webサイトの見えない部分に携わるバックエンドエンジニア

フロントエンジニアは、Webサイトのデザインなど目に見える部分を作り上げます。自分で作ったものが全世界に発信されるといったやりがいがあるのが特徴です。

逆にバックエンドエンジニアは、Webサイトの裏側を作り上げます。たとえば、キーワードを入力したら検索結果が出るという流れがありますよね。これは実はバックエンドエンジニアによって成り立っているものです。作成物は表に出ないですが、Webサイトやアプリケーションの重要な部分を担っているため、やりがいは大きいといえるでしょう。

未経験者でもプログラミングの知識があまり必要のないフロントエンジニアで活躍している人は多くいます。逆に知識を求められるバックエンドエンジニアは、ある程度経験を積んでから携わることが多いです。

Webエンジニアについて興味がある人はこちらの記事も読んでみましょう。

Webデザイナー

WebサイトやWebアプリケーション、SNSなどのデザインやコーディングをする仕事です。

顧客とヒアリングをして、デザインのコンセプトを確認して、Webサイトの形にします。この際は、何度も顧客と打合せをして、要望通りに作成できているか確認もしています。

専門的なプログラミングの知識がなくても、Webサイトのレイアウトや配色などデザインを変更しやすい特徴があります。この特徴により、華やかな業務が多いことからWebデザイナーは人気の職種となっています。

また、Webエンジニアと近いと思われるかもしれませんが、主な違いは以下です。

WebデザイナーとWebエンジニアの違い

  • Webデザイナー:Webサイト画面のデザインを作る仕事
  • Webエンジニア:Webデザイナーが作ったデザインを顧客が機能を活用できるようにする仕事

未経験でも、Webデザイナーとして働きやすいです。ただし、人気のある職種なので門戸は狭いです。人気である分ライバルも多く、未経験では選考を勝ち残ることが難しいかもしれません。また事前に勉強を重ねるなどしてWebデザインの知識だけあっても、人気であるということはほかの志望者より抜きんでることは少し難しい可能性もあります。長く働けないかもしれません。

そうならないためにも「Webエンジニアになる」「コーディング技術を獲得する」などのキャリアパスを検討してから転職活動をすることをおすすめします。

組み込み系エンジニア

ハードウェアに組み込まれているソフトウェアに携わるエンジニアです。パソコンやコンピューターではなく、家電機器や産業用機器などに組み込まれるソフトウェアを操作します。

たとえば、

  • スマートフォン
  • 炊飯器
  • エアコン

などを制御するためのシステムを開発しています。

昨今では、IoTやAI技術を使って、自動車の自動運転システムや生体認証、スマート家電などが注目されており、これらを実現させているのが、組み込み系エンジニアです。

そのため、組み込み系エンジニアの将来性は高いといえるでしょう。

IT知識がない場合でも、製品のテストや動作確認など組み込み系エンジニアとして働く業務があるため、未経験でもなりやすい職種です。ただし、おこなう業務はテストや動作確認などの単純作業ばかりになってしまい、人によってはあまりやりがいを感じられない可能性もあることは押さえておきましょう。業務をおこないながらITスキルを身につけて、開発などへステップアップできます。

ネットワークエンジニア

ITインフラの1つであるネットワークに関するエンジニアです。企業や個人が使いやすいようにネットワークの設計や構築、運用、保守をします。

Webサービスやリモートワークの需要も高まっていることにより、ネットワークに関する需要も高まっています。そのため、ネットワークエンジニアは将来性が高いといえるでしょう。

運用、保守は、マニュアルに沿っておこなうことが多いため、未経験でも実施しやすく、未経験からIT業界に入るために向いている職種といえます

とはいえ設計や構築など高度な技術を必要とする業務には未経験から就くのは少し難しいでしょう。まずは、運用、保守をしてネットワークエンジニア知識を高めることで、構築、設計へとステップアップすることをおすすめします。

ネットワークエンジニアについてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。

セキュリティエンジニア

ITを使ううえで情報セキュリティを専門的に扱うエンジニアです。

ITを使って便利になる一方で、サイバー攻撃など高度な攻撃も増えているため、システムを守るセキュリティエンジニアの需要は非常に高くなっています。

セキュリティエンジニアは、ネットワークやサーバーの知識が求められる場合が多いため、未経験者がいきなりセキュリティエンジニアとして働くことは難しいです。

そのため、セキュリティエンジニアを目指す場合は、まず、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアとして働いてみてはいかがでしょうか

セキュリティエンジニアについてはこちらの記事が詳しいです。

サーバーエンジニア

システムやアプリケーションが動くための基盤としてのサーバーを扱うエンジニアです。

扱うサーバーの例として、

  • メールサーバー
  • Webサーバー
  • FTPサーバー
  • 認証サーバー

などの各種サーバーの設計、構築、運用、保守をしています。

サーバーを扱うために「Windows Server」や「macOS」「Linux」「Unix」などの知識が求められます。また、仮想化技術の発展により、1つのサーバーで複数のシステムが動かせるため、サーバーエンジニアの需要は高まっています。

ネットワークエンジニア同様、運用・保守は未経験でも実施できる業務があるため、初めての人でも安心して業務に取り組めます。未経験への門戸は広い職種のひとつです。

業務に取り組み、サーバーエンジニアのスキルを高められたら、キャリアアップして、構築、設計を目指してみてはいかがでしょうか。

サーバーエンジニアについてさらに知りたい人にはこちらの記事がおすすめです。

プログラマー

エンジニアが指示した仕様に沿って、システムを開発するエンジニアです。

基本的にITを使ったすべてのシステムは、プログラマーがコンピューター言語を使って作ったものです。つまりITを使うためにはコンピューター言語を使いこなすプログラマーが不可欠であり、今後もITの活用場面は増えていくと予想できることから、プログラマーは将来性が高いといえるでしょう

未経験からIT業界に入り技術職に就くのであれば、まずはプログラマーからです。そこからさまざまなキャリアが広がります。将来は開発系の業務に就きたいと考えている人は、まずプログラマーから始めてキャリアアップを目指しましょう。

ただ、自分でプログラミングのスキルを上げないとキャリアアップは望めないため、常に自己研鑽に励むことが大切です。

プログラマーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

プログラマーの仕事内容など、詳しく知りたい人はぜひこちらの記事を読んでみてください。

営業・コンサルタント

企業や個人事業主が抱えている課題をITサービスを使って解決する手段を提案する職種です。エンジニアのような技術職とは異なり、さまざまなITサービスを組み合わせて、顧客の課題を解決したり、経営戦略の策定や企画の立案をしたりします。

顧客と何度もコミュニケーションを取りながら、ニーズを引き出して、課題を解決できる提案をするため、コミュニケーション力や提案力が求められます。また、ITスキルだけでなく、顧客の業務内容や業界知識など幅広い知識が必要とされます

未経験でも、商品知識を学ぶことで営業はできる場合がありますが、コンサルタントはさまざまな業界知識や経験が必要なので、すぐに担当するのは難しいでしょう。

営業としてIT業界での経験を積んでからコンサルタントになることを目指してはいかがでしょうか。

マーケティング

ITを使って新規顧客の獲得や売上拡大をするために分析、提案をする職種です。

IT企業の多くは、競合企業との差別化をし売上を上げたいと考えています。そのためにマーケティングをすることで、Webサイト構築や運用・改善のほかに、SNSや広告を使って集客をするなどさまざまな方法を用いて改善をしています。

また、マーケティングは結果が数字としてあらわれるため、分析しやすい特徴があります。

たとえば、

  • なぜこのような結果になったのか
  • 次回の売上を伸ばすためには何をするべきか
  • 顧客は何を求めているのか

などの観点から分析して、求めている結果を得られるように活動します。

マーケティングをするためには、WebサイトやWebアプリケーションの仕組みを理解しなければなりません。そのため、前職で仮にマーケティングの知識があっても、IT業界ではすぐにマーケティングをできない場合があります。

これまでにもつマーケティング知識に加えて、まずはWebにかかわる知識や技術を身につけることが欠かせません。ただしそういった知識は入社後に研修などでつけられる場合も多いので、マーケティングの経験者にとってはそれほどハードルは低くないこともあるでしょう。

事務・サポート

エンジニアや営業などの業務を後方でサポートする職種です。データ入力などの事務的な仕事がメインになるため、IT知識やスキルがなくても容易にできる業務が多い傾向にあります。ただそのほかに、ITの知識を持ってエンジニアの業務をサポートすることもあるため、業務内容や配属場所によってはIT知識が必要になることもあると覚えておきましょう

IT知識を使わないということは、その分IT業界へ転職したという自覚はあまりもてないかもしれません。IT業界でITスキルを存分に使って活躍したいと考えている人には、事務・サポートは向いていないといえるでしょう。

逆に、ITスキルはそこそこ利用し、まずはIT業界で仕事をしたい程度に考えている人にはおすすめの職種です。

知っておくべき知識③未経験者がIT業界でまず従事する仕事内容

未経験者が従事する仕事内容

未経験でIT業界へ転職した場合は、どういった仕事をするのか。未経験で携われる仕事には何があるのか。など不安な人もいるのではないでしょうか。

ここからは、実際に未経験でIT業界へ転職できた場合におこなう仕事内容をいくつか紹介します。

あらかじめ入社後の仕事内容を想定して転職活動をすることで、入社後のギャップを減らして、すぐに活躍できるようになります。

プログラミング

エンジニアから依頼された内容に沿って、システムを動かすためにプログラミングをします。

未経験ではプログラミングスキルが身についていない場合が多いですが、設計書などの資料を確認し修正することや、周囲の人に聞きながら業務をします。最初からエラーのないプログラムを書き上げることは難しいため、遠慮せずに周囲へ確認しながら進めるようにしてください。

また、複雑なプログラミング言語を必要としないシステムもあるため、プログラミングスキルがあまりなくても開発に携われる場合があります

このように未経験者でもプログラミングをすることはありますが、1日でも早く一人前となれるようにスキルを高めることで、より早くステップアップできます。

システム・アプリの保守・運用

動いているシステムやアプリケーションの運用、保守をします。アカウントの作成やパスワードリセットなど、システムやアプリケーションを使う中で発生する業務に携わります。

操作方法はマニュアルに記載されているため、未経験者でも安心して業務はしやすいです。また、顧客と直接会話して対応する場合もあります。

その際は、顧客が解決したい課題を上手く汲み取って対応するため、コミュニケーション力が必要な場面もあります

まずはこの業務をすることで、ITスキルを高めることでシステムやアプリケーションの構築や設計などへキャリアアップできます。

Webアプリの開発や修正

WebアプリやWebサイトの画面上のボタン位置の修正や入力データに関する開発をします。未経験者の場合は、WebアプリケーションやWebサイトの画面上に表示される領域に携わる場合が多いので、成果を目で見ることができます。

また、Webアプリの場合は、複雑なプログラミング言語を使わない場合が多く、直感的に操作しやすいため、未経験者でも扱いやすい特徴もあります

操作に慣れてきたら、より複雑なアプリの修正や開発を依頼される場合もあるでしょう。さらにプログラミング言語を学ぶことでより高度な業務ができるため、時間を見つけて知識を得ることをおすすめします。

テストの実施や不具合分析

開発しているシステムのエラーや不具合がないかを確認します。テスト項目はあらかじめ決まっているため、決められた手順に沿って確認していきます。

予定通り完了すればよいですが、予定通り完了しない場合もあります。その際は、上位者へ状況を報告して、判断をもらうようにしてください。この業務は操作方法が決められているため、IT業界未経験者でも実施しやすい特徴があります

慣れてきたら、テスト項目の考え方や不具合が起こったときの対処方法など、自分のキャリアアップのために身につけることをおすすめします。

知っておくべき知識④案件によるIT業界の勤務形態

IT業界で働く際は大きく2つの勤務形態があります。自分が希望する働き方ができる形態を選ばないと、理想の働き方ができない場合があります。

しっかりと勤務形態を理解して、納得のいく転職活動をおこないましょう。

SES

SES契約の仕組み

SESとは「System Engineering Service」の略称で、エンジニアの技術力を提供する契約を指します。主に顧客先に常駐して、エンジニアなどの技術者の技術力に対して、報酬が支払われます。

顧客側としては、報酬の折り合いがつけば、必要なスキルを持った人材を確保できるという特徴があります。また、エンジニア側にも契約期間の定めがないため、安定した収入を得られるメリットがあります

ただし、SESは準委任契約なので、顧客先で業務をしていても、顧客から直接仕事の依頼を受けることができません。あくまでも契約元の企業からの指示しか受けられない特徴があります。顧客から直接指示を受けてしまうと法律違反になる場合もあるため、注意しましょう。

狩野 航大

リクルーティングアドバイザー

狩野 航大

SESはプロジェクト単位で勤務場所が変わっていきます。そのため、いろんな現場を経験したい方、初めて会う人とコミュニケーションを取るのが苦にならない人、業務環境が変わっても順応できるような人はSESの働き方に向いていると言えます。

また、働き方は派遣だけど、正社員として雇用されたいと考えている人はSESを選ぶと良いでしょう。

SESについてより詳しく知りたい人はこちらの記事も読んでみてください。

派遣

派遣契約の仕組み

派遣として派遣先企業で働く方法があります。派遣は派遣契約を派遣先と派遣元で締結するため、業務上の指示は派遣先企業から受けますが、給与などのサポートは派遣元企業でおこなわれます。

本人の希望に沿って契約がおこなわれるため、無理な時間外労働や突然の勤務地の変更がありません。そのため、比較的自由な働き方ができます。

また、中途採用をしていない大手企業でも派遣社員の募集はしている場合があるため、大企業で働ける場合もあります。ただ、契約期間が決まっているため、雇用が不安定になる側面もあり注意しましょう。

狩野 航大

リクルーティングアドバイザー

狩野 航大

派遣は期間限定の契約社員です。そのため、ある一定の期間で仕事を変えて、いろんな経験を積みたいと考えてる人は派遣の働き方に向いていると言えます。

また派遣は、プロジェクトが終われば次の仕事を探す必要があり、経験を積んで転職のタイミングで大きな収入アップを狙うことができます。技術スキルを高めて、給料アップを狙いたい人にもオススメです。

知っておくべき知識⑤年代によって未経験でのIT転職の難易度は異なる

IT業界へ未経験で転職する場合は、年齢によって転職難易度が異なります。そのため、20、30、40代それぞれの転職難易度とおすすめの転職方法を紹介します。

年代別で転職難易度が異なるため、自分の年齢と照らし合わせて転職活動をするようにしてください。

何も考えずに転職活動をするだけでは、転職先が決まらない場合もあるので、しっかりと理解することをおすすめします。

20代の場合

20代の転職難易度は低く、完全未経験でも転職ができる可能性が高いです。

そもそもIT業界の多くの企業は、自社で長く働き活躍する人材を求めています。時間をかけて研修をおこなった分、採用した人にはより長く働き自社の成長に貢献してほしいものです。その企業で長くキャリアを形成してほしいことから企業としては年齢が若い人を優先的に欲しているのです

新卒採用と同様、20代前半であれば、社会人経験やスキルよりも将来性を重視した採用をしている場合があります。そのため20代前半・未経験でIT業界への転職を検討する際は、成長する意欲がアピールの肝です。これからエンジニアとして大成していきたい意欲を伝えましょう。

20代後半では、20代前半で重視していた成長性のほかに、社会人経験やスキルが重視されるようになります。20代後半は社会人経験も3年を超えてきたころです。前職の経験をしっかりと採用担当に伝え、これから得ていくITスキルとどう掛け合わせて活躍していきたいかを伝えましょう。

30代の場合

30代でIT業界に未経験で転職する難易度は比較的高めです。完全未経験での転職は簡単ではありません。30代ではマネジメントなどの管理職のスキルが求められる場面があるため、この経験がないと採用されない場合があります

それでも、未経験でIT業界へ転職するためには、

  • ITスキルを自ら身につけてアピールする
  • 明確なキャリアプランを伝える
  • 今までの経験をどのように活かせるか

などを中心に説明できるようにしてください。

基本的に30代でIT業界へ未経験で転職する場合の採用率は低いため、ITスキルの有無よりもこういったポータブルスキルがあることをアピールすることが採用率を上げることにつながります。

40代の場合

IT業界だけでなく、そもそも市場的に40代の転職難易度は非常に高いです。そのためIT業界も同様に完全未経験で転職するのは30代以上に難しくなるでしょう。

未経験の場合は給与が下がることが多く、前職と比較しても低くなる可能性が高くなります。給与以外でも条件のすり合わせが難しい場合が多いため、ある程度の覚悟が必要です。

40代はキャリアも順調に形成されてきている時期です。このタイミングでの大幅なキャリアチェンジには企業としても疑問に感じます。転職活動の際はキャリアプランについて明確に答えられるようにしておきましょう。

それでも、40代未経験でIT業界へ転職するためには、

  • マネジメント経験をアピールする
  • ITスキルを自ら身につけてアピールする
  • 明確なキャリアプランを伝える
  • 今までの経験が活かせる企業を選ぶ
  • 転職活動が長期化することを覚悟する

また、成長意欲が試される20代とは違い、経験やスキルがよく見られます。IT業界の中でもこれまでの知識が活かせるような仕事や業界を選んだり、培ってきたリーダーシップや営業力などのポータブルスキルを存分にアピールし、即とはいかないまでもすぐに戦力になれることをアピールしましょう。

しっかりと戦略を立ててから転職活動に臨んでください。

狩野 航大

リクルーティングアドバイザー

狩野 航大

40代からIT業界に転職を考える場合、自分が経験してきた業界の知識を活かすために、同じ業界でマネジメント系を目指すというのが一つあります。その業界で抱える問題を、ITを使って解決するためには、その業界の業務経験があると課題の洗い出しや解決方法を導きやすく能力を発揮しやすいため、他の業界への転職よりは比較的採用されやすいです。

また、エンジニアは技術スキルを持って、確実な成果物を作ることができれば誰でも年齢に関係なく採用されます。そのため、勉強して技術スキルを身につけることができれば40代であっても、自分の技術スキルを証明できるポートフォリオをきっかけに転職できるWeb系のエンジニアや、AIや分析系のエンジニアもオススメです。

知っておくべき知識⑥未経験からIT業界へ転職するために有利な資格

IT業界は未経験でも入る難易度は低いものの、企業としてはやはりそれなりに知識やスキルがあるほうがより採用したくなるのは想像できるでしょう。ここで転職活動前にしておきたいのが資格の取得です。資格を取得することで知識も一定身に付きますし、ITスキルがあることを証明できるため、転職を有利にできます。

ただ、ITに関する資格は非常に多くあるためよく調べてから取得に臨まなければ勉強にかかる時間を無駄にしてしまう可能性があります。ここからは、未経験におすすめなITスキルをアピールしやすい資格と特徴をそれぞれを紹介します。

IT業界で役立つ資格はこちらの記事でさらに多く紹介しています。

ITパスポート試験

IT系国家試験の一覧_ITパスポート

ITスキルが証明できる国家試験の一つです。

ITを活用する社会人や学生向けの試験内容であり、簡単にいうとITをまったく知らない人向けの資格です。ただし資格の認知度は非常に高いため、取得することでITにかかわる最低限の知識を有していることをアピールできます。

ただし、出題範囲が初めてITに触れる人向けの内容になっているため、専門的な知識があることのアピールとはなりません。あくまでもこれからIT業界で働く意欲があることのアピールとなると考えると良いでしょう。

ちなみにITパスポート以外にも基本情報技術者試験や応用技術者技術者試験など、ITスキルに応じた国家資格が複数あります。ITパスポートの取得ができたら自分のスキルアップのためにもさらにこの上位資格の取得を予定してはいかがでしょうか。

ITパスポートについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

CCNA

シスコシステムズ社認定資格(CCNA)

全世界のネットワーク機器シェアNo.1であるCisco社が提供しているネットワークエンジニア向けの資格の一つです。

ネットワークエンジニアは未経験者でもなりやすい職種のひとつであり、CCNAはネットワークエンジニアを目指す人の入門レベルの資格です

ネットワークにかかわる現場ではCisco社の機器が使われていることが多いため、CCNAを勉強をすることでCisco社の機器についての理解も深まり業務を円滑におこなえるようになります。

ネットワークはITを扱う基盤となるため、これからネットワークスキルを磨きたい人や就きたい業種を迷っている人におすすめの資格です。難易度は決して低くはありませんが、未経験者でも勉強すれば取れないことはありません。

CCNAについて興味をもった人はこちらの記事も読んでみてください。

LPIC/ LinuC認定資格

LPICとLinucの違い

主にサーバーのオペレーティングシステムであるLinuxのスキルが証明できるサーバーエンジニア向けの資格の1つです。Linuxはシェア率の高いオペレーションシステムであり、この資格を持っていることでLinuxスキルのアピールができるのに加えて、実務においても軽微なトラブルであれば対応可能なケースが多くなります

ちなみにLPICは全世界標準の資格で、LinuCは日本向けに作られた資格なので、それぞれの違いがありますが、優劣はありません。キャリアプランとして日本で活躍したい人は、日本向けの資格である「LinuC」を取得して、海外で活躍したい人は、全世界標準の資格である「LPIC」の受験をおすすめします。

この資格は、LPICとLinuCはそれぞれ3段階あり、未経験の場合はLPICは「LPIC-1」、LinuCは「LinuC-1」の取得をおすすめします。それぞれの資格では、Linixサーバーの構築、運用に関する問題が出題され、サーバーエンジニアの入門といえる資格です。

Linuxを導入している企業は非常に多いため、サーバーエンジニアだけでなく、キャリアアップを見据えている人にもおすすめの資格です。

LPICについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

Oracle Master

Oracle社が提供する、データベース知識が証明できるエンジニア向けの資格の1つです。この資格を有することでデータベースに関する知識がつき、実際現場に配属されたときにデータベースの操作業務をおこないやすくなります。

サーバーを扱う場合はデータベースの知識が必要になる場面は非常に多いため、サーバーエンジニアやデータベースを扱う人、スキルアップしたい人におすすめの資格です

取得難易度により資格が分かれており、難易度が低いものから順に「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の全部で4種類あります。データベースの知識がない人は、まず「ブロンズ」の取得を目指してはいかがでしょうか。入門レベルの資格なので、未経験者にはおすすめの資格です。

キャリアアップも十分狙える! 就職後に輝く秘訣

キャリアアップも十分狙える! 就職後に輝く秘訣

IT業界未経験者が入社しておこなう業務内容は単純作業や地味な作業が多くあります。意外にも、考えていたような業務とは違うことがわかり、IT業界への熱が少し冷めている人もいるかもしれません。

たしかにはじめは単純作業が多かったりあこがれをかなえられないこともあるでしょう。しかし、就職後に夢やあこがれをかなえることは可能です。イメージ通りの業務に就くためにやるべきことについて紹介していきます。

①IT業界全体の最新情報をインプットする

IT業界の情報は非常に速いスピードで進化しているため、最新情報のインプットが大切です。

特にIT業界未経験者はIT知識がないため、顧客のニーズに対して最適な技術を提供できないなど仕事に支障が出てしまうことも考えられます。こういった事態を防ぐために有効なのが積極的なインプットです。

主なインプット方法は、以下の2つです。

  • IT関連の書籍やネット記事を読む
  • セミナーを受講する

未経験者の場合はわからない言葉が多いはず。インプットといっても何からしていいかわからない人はまずは業務におけるわからない言葉を調べてみることから始めるとよいでしょう

自分の業務内容の理解を深めることはもちろんですが、インプット中にどうしても周囲の業務内容に関する知識も知る必要があるかもしれません。幅広い知識を持つと、興味の範囲が広がります。それは自身のキャリアパスを考えることにもつながります。わからないこと、疑問に思ったことは何でも意識的にインプットすることをおすすめします。

②自分の専門分野以外にも興味を持つ

自分が希望する専門分野に就けても、別の専門分野の知識を得ることが大切です。

未経験者の場合は、自分の仕事を覚えるのに必死なので、別の知識を得る時間がない場合が多く見受けられます。ただ、実際に業務をすると自分の専門分野以外の知識が必要になる場面が多くあるもの。

たとえば、サーバーエンジニアとしてサーバーを設計する場合は、サーバーを設置する場所やIPアドレスなどネットワークに関する知識も必要になることが多くあります。

このように自分の専門分野以外の知識を得ることで、より自分の業務を円滑に進められ、自身のスキルアップができます。スキルアップすると、それはその分周囲からの評価を上げることにもつながり、キャリアアップや給料が上がったりしやすくなるでしょう。

③成長しようという意志を持って主体的に動く

IT業界未経験者は特に主体的に動くことが大切です。未経験入社だから教えてもらえばいいやという受け身の姿勢では、自身のスキルアップができず、キャリアアップもできません。

まずは自らIT知識を得るために学ぶようにしてください。その中でわからないことがあれば、「なぜこのコードはこの書き方をするのか」「結果がAになると思うが、Bになるのはどうしてか」など一から人に聞くのではなく、自分で考えたうえで周囲に聞いて確認してください。

基本的に、自分から疑問をもって動いた事柄のほうが覚えやすいものです。未経験者は未経験者ではありますがすぐに業務になじみ一人前になれるように、経験者以上の努力が欠かせません。そのために自分で主体的に動き学びを得ることが必要なのです。

また、仕事は1人ではできず、周囲との協力が大切なので、積極的にコミュニケーションを取ることをおすすめします。特にIT未経験者の場合は、1人で業務をおこなえる場合が少なく、必然的に周囲を頼ることが多くなるでしょう。頼りやすい環境を作るためには、自分から積極的に話しかけて関係を作ることが大切です。

④自己学習を重ね上位資格の取得を目指す

今取り組んでいる業務からさらに上の業務に就くためには、今のスキルだけではなくより高いスキルを得ることが欠かせません。そのためにできるおすすめの方法が、上位資格の取得です。

たとえば、ネットワークエンジニアの資格としてCCNAを紹介しましたがネットワークエンジニアとしてより専門性の高い資格にはネットワークスペシャリストというものがあります。ネットワークについてより専門的な知識や技術を有していることがアピールできる資格であり、これをもっている人であればより高度な仕事を頼みやすくなりますよね。臨む仕事に取り組める可能性が広がったり、キャリアアップにつながったりします。

仕事に励みながらも、従事している仕事の上位資格の取得を目指すようにしましょう。キャリアアップの道が徐々に拓けてくるはずです。

スクールならIT知識や資格の取得から就職まで一貫して可能!

スクールを活用することで、IT知識を得るための資格取得や就職支援まで一貫しておこなってくれます。

スクールは、企業で活躍できるIT人材を育てるため、IT知識を習得してもらうことを目的としています。そのため、IT未経験者でもスクールを活用することで、企業の求めるIT人材になることが可能といえるでしょう

また、スクールによってはIT人材を育てるだけでなく、そのまま就職先を紹介してくれるところもあります。独学でIT知識を獲得し、就職活動をおこなう方法もありますが、スクールを活用した方が安心して、効率よく就職までできる場合が多いです。

無料でIT知識の習得から就職支援まで実施しているスクールもあるため、利用を検討してみてみましょう。

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事前に資格取得して未経験からIT業界へ転職しよう

私たちの生活を支えているIT業界は、将来性が高くやりがいがある仕事が多くあります。ただ、未経験でIT業界へ転職する場合は、すぐに決まらない場合があるため、あらかじめITスキルを身につけてから転職活動をしましょう。

ITスキルがあることを客観的にアピールするためには、資格取得をおすすめします。IT人材は不足しているため、ITスキルをアピールして、前職の経験をアピールできれば希望の会社に入社できるでしょう。

未経験からIT業界を目指すなら転職活動前に資格取得して、自分の市場価値を高め転職活動を有利に進めましょう。

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「未経験からエンジニアに転職したいけど、何を勉強すればいいかわからない」という悩みを持っている人は、まずは資格取得をめざしてみてください。資格を持っていれば未経験でも「知識がある」という証明になります。

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記事の監修責任者

飯塚 寛也

エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
監修責任者からのメッセージを読む
株式会社アプエンテ 職業紹介責任者(010-190717133-004) 情報処理技術者試験 ネットワークスペシャリスト試験(第NW-2021-04-00112号) Cisco認定試験 CCNP Enterprise 認定/CCNA

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