CCNAの合格点は? 試験改定後の傾向や勉強方法を解説
2022.04.27
エンジニアの仕事といえば、理系出身の人がおこなっているイメージを持たれる人が多く見られます。
そのため、「文系出身だとエンジニアを目指せないのか?」「文系出身でエンジニアになった後のキャリアアップは理系出身の人と差があるのか?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
実際のところ、文系出身でエンジニアになっている人はたくさんいます。また、文系で培った能力を活かすことで、キャリアアップも十分にできます。
この記事では、文系からエンジニアを目指すためにやるべきことと、具体的な勉強方法について解説します。文系が活かせる強みや、ステップアップするための秘訣も紹介するので、参考にしてください。
目次
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近年、需要が高いエンジニアを目指している人が増えてきていますが、「文系からエンジニアになるのはやめといたほうが良い」「エンジニアになってから苦労する」といったネガティブな意見も中にはあります。
はじめに、なぜこのような意見があるのか、その理由について解説していきます。
文系出身の場合は、理系と比較するとITに関する知識やスキル、数学、物理などを学ぶ機会が少なくなります。
理系出身の人よりもエンジニアに必要な知識が不足しているため、「文系よりも理系の人が採用されやすい」「理系のほうが現場の業務をスムーズに習得できる」といった意見があるのです。
たとえば、機械やハードウェアを作るタイプのエンジニアの場合は、理系で学んだ数学や物理などの専門知識を存分に活かすことができるでしょう。しかし、実際のところは、エンジニアの仕事は非常に幅広く、必ずしも理系で学んだことが必要というわけではありません。
文系からエンジニアになったとしても、労働時間が長いため、スキルアップや知識を身に付ける時間を確保できないという意見もあります。エンジニアの仕事は、長時間労働や休日・深夜出勤が多いイメージを持たれがちです。
一方で、残業したり、休日に出勤したりすることはありますが、長時間労働をさせない取り組みをおこなっている企業がほとんどです。スキルアップや知識を身に付ける時間を確保できないということはないので、安心してください。
文系出身の場合は、プログラミングやシステム系の勉強に馴染みがないから挫折しやすいという意見も見られます。プログラミングやシステムに関する勉強は、馴染みがない人にとっては理解しにくく、学習を始めたばかりの頃は特に苦労するでしょう。
独学でこれらの学習をするのは大変ですが、最近は学習教材やスクールなどが非常に充実しています。自分に合った勉強方法を選べるため、プログラミングやシステム系の勉強に馴染みがなかったとしても、努力次第で知識を身に付けることは十分にできます。
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プログラミングやシステムに関する専門知識がない文系出身の人でも、エンジニアになることはできます。ここでは、文系出身からエンジニアになれる3つの理由についてそれぞれ詳しく解説していきます。
エンジニアを志望するにあたって知識や経験はもちろんあったほうが良いですが、学歴よりも人柄やポテンシャルを重視する企業も多いです。
文系であるか、理系であるかよりも、どのような考え方を持っているのか、コミュニケーション能力などを重視する傾向があるといえるでしょう。
学歴や専門的な知識を持っているのかも評価されますが、既存メンバーと仲良く接することができそうか、入ってから業務に対応できそうかなども見ています。
文系出身でも、自身のコミュニケーション能力や学習意欲などをアピールできれば、エンジニアとして採用してもらいやすくなるでしょう。
エンジニアに必要な知識は、後からでも十分に身に付けられます。文系出身で専門的な知識がなかったとしても、ハンデに感じる必要はありません。
エンジニアの仕事内容や必要な知識などは現場によって異なります。実務を通じて知識を増やすことはもちろん、業務時間以外に勉強したり、資格取得を目指したりなどの自己研鑽や学習する意欲が特に重要です。
文系出身でプログラミングやシステム系の知識が不足していたとしても、自身の努力次第で知識を身に付けて活躍できるという点は認識しておきましょう。
エンジニアの種類は非常に多いので、仕事内容も多岐に渡ります。たとえば、現場のメンバーのマネジメントや他部署の人と交渉する仕事などもあるため、理系の知識が絶対に必要というわけではありません。
そのようなことを踏まえると、そもそも文系・理系であるかはあまり関係ないともいえます。
エンジニアとしての実務に必要な知識などは後からでも十分に身に付けられます。学生時代に理系の知識を学んでいなかった文系の人でも、エンジニアとして仕事ができる可能性は十分にあるといえるでしょう。
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さらに、「エンジニア診断」は無料で受けられて、診断結果には向いているエンジニアの仕事内容が記載されているので、自分の適性をその場で理解することが可能です。
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それでは、文系出身者がエンジニアを目指すうえで活かせるスキルはどのようなものがあるでしょうか。仕事に活かせるスキルとして代表的なものは下記の4つです。
エンジニアの仕事に活かせる文系のスキル
どのようなシーンでこれらのスキルを活かせるのか、詳しく解説していきます。文系出身の強みを理解して就活に役立ててください。
読解力・文章力は、エンジニアとして働くうえで非常に大切なスキルの1つです。エンジニアの仕事は基本的にチーム単位でおこなうため、資料で情報共有する機会が多くなります。
読解力・文章力があれば、文章の意図や目的をすばやく汲み取ることができ、ほかのメンバーにわかりやすく説明できるでしょう。
また、エンジニアは最新技術に対するキャッチアップや理解も求められます。読解力があれば、まったく知らない技術に対しても、スムーズに理解できるようになります。
日頃からメンバーと対話することはもちろん重要ですが、仕事上でわからない箇所はすぐに質問する、質問する際には極力相手に負担を掛けないように配慮するといった気遣いが大切です。これらの配慮もコミュニケーション能力のひとつといえます。
エンジニアの仕事は黙々と1人で作業するイメージがありますが、実際はチームメンバーとコミュニケーションをとりながらおこなう仕事がほとんどです。チーム内およびチーム間での仕事を円滑に進めるためにも、コミュニケーション能力は必ず磨いておきましょう。
コミュニケーション能力を高めるためには、相手に対する気遣いがポイントです。
たとえば、システムのエラーは英語で表記されるケースがあります。基本的な英語力があれば、エラー内容をスピーディーに理解できて、エラーに対してスピーディーに対処できるようになるでしょう。
また、英語力があることで外国人エンジニアとコミュニケーションをとりやすくなるというメリットもあります。昨今はグローバル化や人材不足に伴い、外国人エンジニアも増えてきました。
ともにスムーズに仕事を進めたり交渉したりできれば、よりさまざまな仕事を任せてもらえるようになるでしょう。英語力は自身のキャリアアップとしても有効です。
新しいサービスやアプリケーションをリリースする際には、そのサービスの魅力についてわかりやすくプレゼンする必要があり、どのようなスケジュールで、誰がどのような役割で作業を進めていくかの説明が必須になります。
エンジニアとして働いていく中で、大勢の前で説明したりプレゼンテーションしたりする機会は必ず訪れます。プレゼンテーションスキルを磨いておけば、周りからの評価アップにつながり、よりスムーズに仕事を進められるでしょう。
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エンジニアになるかどうか悩んでいる人は、まず「エンジニア診断ツール」を活用するのがおすすめです。
「エンジニア診断」を使うと、どのエンジニアに自分が向いているのか、簡単に理解することができます。約30秒で診断できるので、気軽に利用してみてください。
エンジニア診断ツールでわかること
どんな仕事でも、その仕事に向いている人とあまり向いていない人が存在します。文系でもエンジニアに向いている人の特徴として挙げられるのは、下記の3点です。
文系でもエンジニアに向いている人の特徴
エンジニアになりたいと考えている人は、まずはそれぞれ自分に当てはまるかを考えてみてください。それぞれ解説していきます。
エンジニアの仕事内容はさまざまですが、どの仕事をするにしても最新技術やトレンドに対する理解が必要です。
好奇心や知識欲が旺盛な人は、最新技術やトレンドに対する勉強を苦にせずできます。普段の業務でわからないことや気になることがあった際にも、自身で調べたり、ほかの人に質問したりして理解できるようにします。
好奇心や知識欲がある人ほど、エンジニアの仕事が苦にならず、楽しみながら仕事ができるでしょう。
エンジニアとして働く中で、うまくいかなかったりスムーズに作業できなかったりすることはたくさんあります。
エンジニアは課題が見つかった際に、どのようにすれば解決できるのか、何を試すべきなのかを考える必要があります。課題を解決するためには、自身の力だけではなく、周りのメンバーに助けを求める姿勢も重要です。
課題を解決するために試行錯誤できて、時には周りのメンバーに頼れる人は、エンジニアに向いているといえるでしょう。
個人よりもチームで作業するのが好きな人もエンジニア向きだといえます。エンジニアは、個人単位で仕事をするよりもチームの一員として決められた役割や仕事をこなさなければならず、チームで作業できる人が求められています。
たとえば、学生時代に部活に所属していた経験や接客のアルバイトなどの経験がある人は、チームで働いた経験をエンジニアの仕事でも活かせるでしょう。
エンジニアの仕事は、どの仕事でも基本的にはチーム単位で働いています。だからこそチーム協同が得意であれば文系でもエンジニアに向いているといえるのです。
文系出身の人がエンジニアを目指すためには、正しい手順で努力しなければなりません。具体的には、このようなステップを踏んでいく必要があります。
詳しく解説していきます。
まずは、どのエンジニアを目指すのかを明確に決めましょう。エンジニアの種類は非常に多く、エンジニアごとに仕事内容は大きく変わります。
まずはエンジニアごとの仕事内容を調べて、自分が興味を持てそうな分野か、やってみたいかという観点から考えるのがおすすめです。仕事で必要な知識などは、今は持っていなかったとしても後から身に付けられます。
まずは目指したいエンジニア像を明確にすることで、どのような勉強をするべきか、やるべきことがはっきり見えてくるでしょう。
エンジニアにはどんな種類があるのかわからないという人は、まずこちらの記事を読んでみてください。さまざまなエンジニアが紹介されていますよ。
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目指したいエンジニアを決めたら、そのエンジニアになるために必要な知識や資格を把握しましょう。
エンジニアの仕事は非常に幅広い分、覚えなくてはいけない知識も膨大なものとなります。まずは、自身が目指したいエンジニアで必要な知識から、身につけていくようにしましょう。
また、なりたいエンジニアの仕事をするうえで、取っておいたほうが良い資格がないかも調べておく必要があります。資格を取得することで、自分がなりたいエンジニアに必要な知識を体系的に身に付けられるでしょう。
それぞれのエンジニアにどんな資格が合うのか、こちらの記事で解説しています。
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目指したいエンジニアを決め、そのエンジニアになるために必要な知識・資格を把握したら、資格取得にチャレンジしましょう。
資格取得はエンジニアに必要な知識を身に付けられるだけではなく、参画できる案件が増えたり、周りからの評価が高まったり、さまざまなメリットがあります。
また、資格を取得することで、これからエンジニアとして長く働くうえでの自信も得られます。文系出身の人にとっては、良いアピールポイントにもなるため、積極的に資格取得にチャレンジするのがおすすめです。
エンジニアの種類は、大きく分けて「開発系のエンジニア」と「インフラ系のエンジニア」の2つに分けられます。
この章では、文系からなれるエンジニアの種類と仕事内容をまとめて紹介していきます。エンジニアの仕事内容を詳しく知りたい人、どのエンジニアを目指すのか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
開発系エンジニア
開発系エンジニアは、全体のプロジェクトを管理しつつ、主にソフトウェアの設計・開発などをおこないます。ただし、開発系のエンジニアが、インフラ構築やインフラ環境の運用・保守に関連する業務も担うケースもよく見られます。
また、開発系のエンジニアは担当領域によって、システムエンジニア(SE)やアプリケーションエンジニア、プログラマーなどに分けられます。
システムエンジニアとは、顧客の要望に適したシステムを開発・設計するエンジニアのことです。顧客にヒアリングを実施してシステム全体の概要を明確にしたり、システム全体の基本的な構成を設計したりとさまざまな仕事をします。特にこのヒアリングや、それをもとにした書類の作成などは文系のほうが得意な傾向にあります。
また、システム構築後のテストや、運用・保守などに携わることもあります。システムエンジニアのキャリアは、テストや運用・保守などの仕事からスタートして、知識が身に付いたらシステムの実装や設計、要件定義などを任される流れが一般的です。
システムエンジニアの仕事が気になる人は、こちらの記事をチェックしてください。
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アプリケーションエンジニアとは、アプリケーション開発に特化したエンジニアのことです。アプリケーションには、業務で使うタイプやスマートフォンで使うタイプ、ブラウザ上で動くタイプなど、さまざまな種類があります。
アプリケーションエンジニアは、開発するアプリケーションの要件定義やシステムの設計、開発したアプリケーションの動作テストなど、さまざまな仕事をします。
アプリケーションエンジニアには、アプリケーション開発で必要なプログラミング言語の知識やネットワーク、データベースの知識が必要です。
とはいえ、なるために特別な資格も技術も必要というわけではありません。なってからさまざまな知識や技術を身に付けようとする勉強意欲があれば文系でもなれるエンジニアです。
プログラマーとは、プログラミングを担当するエンジニアのことです。システムを実装する際のプログラミング ・コーディングなどの工程を主に担当します。
プログラマーを経てからシステムエンジニアやそのほかのエンジニアになっていくケースが多いため、開発系エンジニアのうち文系がまずは目指す場所ともいえます。
基本的には、システムエンジニアが設計書を作って、作った設計書をもとにプログラマーがコーディングをする流れです。また、コーディングが終わった後にシステムがきちんと動くのか、テスト作業も実施していきます。設計書をもとに作業するので、未経験からでも挑戦しやすい職種といえるでしょう。
プログラミング言語の種類は非常に多くあります。プログラマーは、ニーズが高いプログラミング言語を習得することで、さまざまな現場で働きやすくなるでしょう。
プログラマーについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
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フロントエンドエンジニアとは、Webサイトやサービスを実装するエンジニアのことです。デザイナーが設計したデザインをもとにして、HTMLやCSS、JavaScriptなどを使ってブラウザに表示する画面を設計していきます。
Webサービスの発展により近年では、PCだけではなくスマートフォンからの閲覧も一般的となっています。フロントエンドエンジニアは、スマートフォンからアクセスするユーザーが、理解・操作しやすい画面を作ることも重要です。
また、デザインやディレクションなどの仕事も兼任するケースも見られます。
バックエンドエンジニアとは、Webサービスやアプリケーションなどの裏側、見えない部分の実装を担当するエンジニアのことです。
Webサーバーやデータベースの導入・構築・運用などが担当領域なので、システム全般をカバーする必要があります。そのため、システムの設計に関する知識やサーバーやデータベースの設計・構築の知識など、幅広い知識が必要です。
また、バックエンドエンジニアが開発したシステムの保守・運用業務を担当して、メンテナンスや仕様変更などのシステム改善に携わるケースも多く見られます。
フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアなどのWebエンジニアについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しているので読んでみてください。
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インフラ系のエンジニア
インフラ環境の構築は「上流工程」、運用・保守は「下流工程」といった形で役割分担されています。
また、担当する領域によって、サーバーエンジニアやネットワークエンジニア、クラウドエンジニアといった形で分けられます。それぞれのインフラ系のエンジニアの仕事内容について、見ていきましょう。
サーバーエンジニアとは、サーバーの構築や、運用・保守などを担当するエンジニアのことです。サーバー構築のフェーズでは、サーバーの選定や設計、OSのインストールなどを実施します。
運用・保守のフェーズでは、障害が起きた際の復旧対応や、サーバーの監視、バックアップなどが主な仕事です。現場によっては、購入したサーバーをサーバーラックに配置したり、ケーブルの配線などもサーバーエンジニアが担当することもあります。
サーバーエンジニアには、サーバー構築に必要な「Linux」や「Mac OS」など、OSに関する知識が必須です。
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ネットワークエンジニアとは、企業内のネットワーク環境の構築や、運用・保守に携わるエンジニアのことです。
未経験者の場合は、ネットワークに不具合がないかのチェックや、監視ツールを使って故障やトラブルが発生していないかを監視する仕事からスタートするケースがほとんどです。
ネットワークに関する知識が身に付いたら、実際に機器を接続してインフラ環境を作る「構築」や、顧客の要望をもとにして設計書を作る「設計」などの上流工程を担当していきます。
ネットワークエンジニアには、ネットワークに関する知識はもちろん、セキュリティやサーバーに関する知識など、広範囲な知識が必要です。
ネットワークエンジニアについて知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。
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クラウドエンジニアとは、クラウドを使ったインフラ環境の構築や、保守・運用などをするエンジニアのことです。
近年、自社内にサーバーやネットワーク機器を構築する「オンプレミス型」よりも、初期費用を抑えられる「クラウド型」のインフラ環境を選ぶ企業が増えているため、クラウドエンジニアの需要も高まっているといえるでしょう。
クラウドエンジニアを目指すためには、代表的なクラウドサービスであるAWS(Amazon Web Services)やGCP (Google Cloud Platform)、Microsoft Azureなどの知識を身に付ける必要があります。
昨今注目されてきているクラウドエンジニアについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。
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文系からエンジニアを目指すためには、資格の取得が有効ですが、エンジニア関連の資格は非常に多いので、どの資格を選ぶべきか迷ってしまう人が多く見られます。
ここでは、文系からエンジニアを目指したい人におすすめの資格を4つ紹介します。ぜひこれらの資格取得にチャレンジしてみてください。
ITに関する基本的な知識を身に付けたい人には「基本情報技術者試験」がおすすめです。
基本情報技術者試験とは、経済産業省が認定している資格で、ITに関する基本的な知識を身に付けられる国家資格です。また、システムエンジニアやプログラマーの基礎的な知識やスキルが証明できます。
基本情報技術者試験は、年齢や職種などを問わず、希望するすべての人が受験できる試験です。今までは、上期と下期の決められた期間で実施されてきましたが、2023年4月からは随時受験できるようになりました。
基本情報技術者試験を取得しようと思う人は、こちらの記事を読んで見てください。
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インフラエンジニアを目指したい人におすすめの資格は「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」です。
CCNAとは、ネットワーク機器メーカーの大手であるシスコ社が実施しているベンダー資格のことです。シスコ社のネットワーク機器やスイッチに関する基本操作や、ネットワークエンジニアに求められるスキルや知識が証明できます。
CCNAの試験範囲は、下記の通りです。
CCNAでは、ネットワークの知識だけではなく、セキュリティや自動化、プログラマビリティなどの内容も問われます。インフラエンジニアに必要な知識を網羅しているため、インフラエンジニアを目指したい人に特におすすめです。
CCNAの難易度が知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。
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CCNAの取得を考えている方で「CCNAって他の資格と比べてどのくらい難しいの?」「どれだけ勉強したら合格できる?」といった疑問を...
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Web系の仕事をしたい人におすすめな資格は「HTML5プロフェッショナル認定試験」です。
HTML5プロフェッショナル認定試験とは、LPI-Japanが運営している最新のマークアップに関する技術力や知識が問われる試験のことです。HTML5やCSS3、JavaScriptなどについての問題が出題されます。試験は、レベル1とレベル2で構成されており、認定の有効期限は5年間となっています。
受験会場については、全国各地の試験センターでの受験か、自宅や職場からのオンライン受験ができます。
プログラマーを目指したい人におすすめの資格は「PHP技術者認定試験」です。
PHP技術者認定試験とは、一般社団法人 PHP技術者認定機構が運営する民間資格のことです。「初級試験」と「上級試験」の2つのグレードに分かれており、PHP技術者の育成と、納品品質の向上を図ることが試験の目的となっています。
PHPは、サーバー側プログラミング言語として多くの現場で使われています。PHP技術者認定試験の初級試験では、PHPの特徴や配列の操作、オブジェクトの操作、Webフォームの作成などが出題されています。
文系出身の人がエンジニア資格を取得するためには、下記の3つの方法が代表的です。
文系がエンジニア資格を取得する方法
それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に合った方法で学習を進めていきましょう。
市販の書籍や学習サイトで学習する方法は、学生時代からおこなってきた人も多いので、馴染みがある勉強方法の1つだといえるでしょう。
近年、スマートフォンからでも学習を進められるサイトも増えており、隙間時間や移動時間などを使って勉強することもできるようになりました。市販の書籍や学習サイトで学習する方法は、自分のペースで学習を進められるのがメリットです。
デメリットは、基本的に独学で進めなくてはいけないため、不明点があったときに行き詰まる可能性がある点です。
近年はYouTubeで資格について解説している動画も増えてきました。さまざまな手段で、わからないところを解決できるような環境を整えておきましょう。
エンジニア向けのセミナーや勉強会に参加するのも、知識を深められるため、資格取得に有効な方法です。自分一人ではなく、多くの人が参加する環境に身を置くことで、集中して学習に取り組める点がメリットです。講師に不明点を聞くこともできるでしょう。
エンジニア向けのセミナーや勉強会のデメリットは、必ずしも資格取得という目的のために開催していないという点なので、まずはそのセミナーが資格取得につながるのかを把握しておく必要があります。
資格取得を最短で取得するためには、スクールの利用がおすすめです。
スクールでは、資格取得のためのカリキュラムが完備されており、講師陣にいつでも質問できる環境が整っています。試験の最新情報に沿った学習内容を提供しているため、試験に合格するために必要な学習を効率的にできる点も魅力です。
スクールの場合は、書籍や学習サイトで独学するよりも費用の負担は大きくなるため、コースごとの料金を比較したり、キャンペーンなどが実施しているかチェックしたりするのが良いでしょう。
エンジニアが勉強するべき内容は多岐にわたります。特にプログラミング的な考え方を理解するのには、時間が掛かる可能性があります。
ここでは、文系がエンジニアの勉強をおこなう際の注意点について詳しく解説します。これから紹介する注意点を理解することで、エンジニアに必要な勉強をスムーズにできるようになるでしょう。
まずは、参考書は1つに絞ることをおすすめします。学習を進めていく中で、さまざまな参考書と問題集を購入したくなりますが、何冊もの参考書や問題集を完璧に仕上げるのは非常に手間と時間が掛かります。金銭的な負担も大きくなるでしょう。
1つの参考書に絞り、それを完璧にした方が知識の定着が早くなり、応用も利きやすくなります。特にプログラミングに関する学習をする際は、専門的で分厚い参考書よりも、初心者でも理解しやすく書いてある易しめの参考書がおすすめです。
エンジニアの勉強をおこなう際には、学んだことをアウトプットするようにしましょう。
たとえば、プログラミングに関する勉強をしている場合は、自身で似たような成果物を作ってみるのがおすすめです。自身で実際に作ってみることで、学んだことが忘れにくくなるため、ぜひ試してみてください。
また、試験勉強に関しても同じことがいえます。参考書や学習サイトを読んで暗記するだけではなく、実際に模擬試験などを解くことで、学習した内容が身につきやすくなるでしょう。
文系出身の場合は、プログラミングの概念や数学などに関しては馴染みがありません。わからない箇所をそのままにしておくと、どんどん理解できなくなったりモチベーションが下がったりと、悪循環に陥る可能性が高くなります。
質問してすぐに解決できる環境を作っておけば、学習を効率的に進められるようになります。たとえば、エンジニアの実務経験がある人とつながったり、スクールを活用したりすることで、質問できる環境が作れます。
文系出身エンジニアとしてのキャリアパス
文系からエンジニアになった後のキャリアパスについて不安に感じる人も多く見られます。文系の人は理系とは異なる強みがあるため、文系ならではの強みを活かしたキャリアに進むのが良いでしょう。
上流工程の仕事ほど、他部署のリーダーや顧客と対話する機会が多くなります。重要度が高い交渉を任せてもらうためには、高いコミュニケーション力やヒアリング力が必須です。その際に英語力もあれば、外国人相手との交渉や相談などもおこないやすくなるでしょう。
上流工程の仕事を担当するためには、下流工程からキャリアアップする流れが一般的です。上流工程の仕事を任せてもらえるように、徐々に実務経験や知識を増やしていきましょう。
エンジニアの仕事は、チーム単位でおこなうため、チームメンバーの管理およびマネジメントや、顧客との交渉なども重要な仕事です。
エンジニアの場合は、専門的な話が多くなりがちですが、すべての人が同じ知識を持っているわけではありません。相手の立場や知識などを考慮して、専門的な内容の会話をできるだけ簡単に説明できるスキルが重要です。
普段からいろいろな立場の人と対話をすることで、わかりやすく説明する能力を高めていきましょう。
文系出身からエンジニアとしてステップアップしていくためには、下記の3つを心掛けていく必要があります。
文系出身からエンジニアとしてステップアップしていくための秘訣
それぞれの内容について、詳しく解説します。
エンジニアとしての営業実績があることによって、大切な交渉を任せてもらえるようになったり、上流工程の仕事を担当することもできます。
最初から重要な交渉を任されることはないため、まずはチームメンバーと円滑にコミュニケーションをとることから始めていくのが良いでしょう。
また、セミナーや勉強会など、外部の人とコミュニケーションを取れる機会があれば、積極的に参加するのもおすすめです。
顧客と交渉したり、相談したりする仕事を任せてもらえた場合は、自社のメリットだけではなく、顧客に寄り添った提案ができるのが理想です。お互いがメリットがある状態で仕事をできれば、トラブルが起きにくいので、スムーズに仕事を進められるでしょう。
そのためにも、顧客側の業界に関する知識も勉強しておく必要があります。その業界特有の課題や悩みは必ずあるものです。事前にどのような課題を抱えているのかを理解することで、顧客に寄り添った提案ができるでしょう。
複数のプログラミング言語を習得しておけば、その分参入できる現場が多くなって、自身のキャリアアップの選択肢も広がるでしょう。
これまでプログラミング言語といえば開発系のエンジニアが特に習得する必要がありましたが、近年はインフラ系のエンジニアにもプログラミング言語の習得が求められています。どのエンジニアを目指すとしても、プログラミング言語は必ず複数習得しておきましょう。
おすすめのプログラミング言語
コミュニケーション能力や文章力、英語力などは、文系出身の人の強みです。エンジニアの仕事は、理系出身の人が有利と思われがちですが、決してそんなことはありません。
エンジニアの仕事は幅広いので、文系で培ったコミュニケーション能力を十分に活かすことができます。文系ならではの強みを活かしたエンジニアを目指していきましょう。
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