
CCNAの合格点は? 試験改定後の傾向や勉強方法を解説
2022.04.27
未経験からエンジニアを目指そうと考えている人の中には「エンジニアになるには何をしたらいいのか?」「そもそも、未経験からエンジニアになれるのか?」と考えている人もいるのではないでしょうか。エンジニアになるためにはそれなりの努力が必要ですが、まったくの異業種から転職してエンジニアとして活躍されている人はたくさんいます。
この記事ではエンジニアになるには何をしたらいいのか、未経験者の方向けに転職を成功させるためのロードマップを徹底解説します。これから、エンジニアになろうと考えている人はぜひ参考にしてください。
目次
開くキャリアアドバイザー
石川 未雪
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エンジニアになろうと思い立っても、まずは何から始めればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
未経験からのエンジニアの挑戦は準備が肝心です。エンジニアになるまでの道筋をしっかり把握して、計画的に動きましょう。
ここでは未経験からITエンジニアになるためのロードマップを紹介します。まずは、ITエンジニアになるための5つのステップを理解しましょう。
エンジニアの種類
最初はどのエンジニアを目指すか決めましょう。IT業界にはたくさんの種類のエンジニアがいます。エンジニアはITシステムを作る仕事で主に「インフラエンジニア」と「開発系エンジニア」の2つに分かれます。
インフラエンジニアはネットワークやサーバーなどITシステムが動くためのITインフラを作るエンジニアです。それに対して開発系エンジニアは、ネットワークやサーバーなどITインフラの上で動くアプリケーションを作るエンジニアです。
そして、インフラエンジニアにはネットワークエンジニアやサーバーエンジニアがあり、開発系エンジニアにはWebアプリケーションを作るWebエンジニア、スマホアプリを作るスマホアプリエンジニアなどさまざまな種類のエンジニアがいます。
各エンジニアの詳細については後述するので、とりあえず、インフラエンジニアと開発系エンジニアの2つに分かれるということを理解しておきましょう。
どのエンジニアを目指すか決めたら、そのエンジニアになるために何を勉強する必要があるか理解しましょう。
インフラエンジニアになるためにはネットワークやサーバーの作り方を勉強しないといけませんが、対して開発系エンジニアを目指そうと考えている人はプログラミング言語の勉強が必要になります。
プログラミング言語はたくさんあるのでどの言語を勉強すればいいか迷う人もいるでしょう。プログラミング言語には流行りがあるため、自分の目指すエンジニアの間でよく使われているプログラミング言語を勉強すると良いでしょう。
流行りのプログラミング言語の具体的な確認方法の1つとしては、求人情報サイトで自分の目指すエンジニア名で検索をして、求人内容にどんなプログラミング言語が必要とされているかを確認するのもいいでしょう。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
エンジニアは身につけたITの知識や技術を使って、ITシステムを作ったり、問題解決をおこなうのが仕事です。そのため、エンジニアになるためには知識や技術を習得するために勉強は不可欠です。
また、IT技術は日々進歩して、顧客からの要望も大きくなっていきます。そのため、エンジニアになった後もより高くなる顧客の要望を満たすために、新しい知識や高度な技術を身につけていくために勉強を続けなければいけません。
何を勉強したらいいか理解できたら、自分の環境に合わせた勉強方法を見つけることが大事になってきます。
平日仕事をしている人は、土日や平日の夜など限られた時間を使って勉強しなければならなかったり、逆に求職中の人は空いた時間を活用してできるだけ早くエンジニアに必要なスキルを身につけて転職したいと考えるでしょう。そうなると、限られた時間でいかに効率よく短期間でエンジニアに必要な知識や技術が習得できるかがポイントになってきます。
勉強方法は大きく分けて「書籍で勉強する」「サイトで勉強する」「スクールで勉強する」の3つあります。どれか一つを選ぶ必要はなく、効率良く勉強できれば、複数組み合わせるのもいいでしょう。まずは、自分の時間と相談して無理のない範囲で効率よく知識や技術が習得できる勉強方法を見つけましょう。
エンジニアになるためにおすすめの3つの勉強方法
勉強で知識や技術を習得したら、成果が証明できるものを作りましょう。エンジニアとして採用されるには、面接でただ単に勉強したというだけでは、採用を勝ち取ることはできません。採用担当者に自分の勉強の成果を証明する必要があります。
エンジニアになるために、転職活動で自分がどれだけのことができるかが証明できる方法を準備しておきましょう。
成果を証明する方法はさまざまですが、ここでは以下の2つについて紹介します。未経験からエンジニアに転職を考えている人は、自分のスキルや成果が証明できる方法として参考にしてください。
未経験でも勉強の成果を証明できる方法
参考サイト:業種別に見た各資格・検定を重視する傾向
自分の勉強成果を証明するための一つの方法として資格取得があります。平成27年度に労働政策研究・研修機構がおこなった調査では、情報通信業の人材採用において「基本情報技術者試験」などの合格者を重視すると回答した企業は半数以上になっています。
そのため、エンジニアになるために資格を取得するのは有効な手段の1つです。
IT業界にはたくさんの資格があり、初めて資格を取得する人はどんな資格を取得したらいいか迷っている人もいるでしょう。未経験から、エンジニアになるために資格取得を考えている人は下記の記事で紹介しているので参考にしてください。
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自分の勉強成果を証明するためにポートフォリオを作るのもいいでしょう。ポートフォリオとは簡単に言えば自分が作った成果物です。エンジニアはITシステムを作るのが仕事で、採用する側は、応募してきた人がエンジニアとしてどれだけのことができて、何が作れるか理解できないと合格を出すことは難しいでしょう。
そのため、どんなことができるか具体的な成果物を採用担当者に確認してもらえば採用されやすくなります。
たとえば、Web系のエンジニアを目指す人であれば自分が作ったサイトをポートフォリオとしてURLを職務経歴書に記載したり、スマホアプリエンジニアを目指す人であれば自分の作ったアプリを面接で見てもらうのもいいでしょう。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
ポートフォリオは自分の技術スキルを証明するための資料です。自分が目指すエンジニアが実務で作るモノを想定して資料を準備すると良いでしょう。
たとえば、AIエンジニアであれば実務では大量のデータを使って分析をおこない、最終的には精度の高いモデルを作成することになります。ポートフォリオを作成する場合は、どんなデータを使ってどんなアルゴリズムを使って、どこまで精度の高いモデルを出したか? などモデルの構築までの過程を資料にまとめてアピールするのも1つ方法でしょう。
そのほかインフラエンジニアであれば、ネットワークやサーバーを実務で構築することになるので、自分でネットワーク構成図を作って、ルーターやスイッチ、サーバーにどんな設定をして、どんな通信をさせたかなどまとめるのも良いでしょう。
ポートフォリオは資格取得と違って明確な基準や形式はないため、初めて作成する場合は難しく感じるかもしれませんが、自分がエンジニアになったらどんなモノを作るのかを想定して、具体的に形にしたものを勉強の成果として資料にまとめるのがポイントです。
エンジニアに必要な知識や技術を習得して、勉強の成果が証明できるものが準備できたら求人を探しましょう。求人を探すためにはインターネットで希望の職種をキーワードにして検索をしたり転職エージェントに登録をするなどさまざまな方法があります。
未経験から採用されるためにはエンジニアに限らずどんな仕事でも簡単なことではありませんが、一番大事なことは不採用になっても諦めずに、積極的にどんどん応募することが大事です。どんなに不採用になっても諦めずに1社でも採用されれば、そのときはエンジニアです。
現在活躍されているエンジニアの人も、すべての人が未経験からスタートしています。自分なりの勉強の成果が証明できるものを作って、諦めずに求人に応募しましょう。
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未経験から実務に役立つIT資格をとって就職しよう
「未経験からエンジニアに転職したいけど、何を勉強すればいいかわからない」という悩みを持っている人は、まずは資格取得をめざしてみてください。資格を持っていれば未経験でも「知識がある」という証明になります。
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ネットビジョンアカデミーの特徴
どのエンジニアになるか決めるために、IT業界にどんなエンジニアがあるかを知っておきましょう。
ITエンジニアは大きく「インフラエンジニア」と「開発系エンジニア」の2つに分かれます。またIT技術の進歩にともなって、そのほかの特殊なエンジニアもいくつか存在します。ここでは、どのITエンジニアを目指したらいいか迷っている人のために、それぞれのエンジニアの特徴について紹介します。
インフラエンジニアの種類
インフラエンジニアはITシステムが動くための基盤である、ネットワークやサーバーをつくるエンジニアです。今日では通信しないアプリケーションはほとんど存在しないため、 ITシステムが動くためにはネットワークやサーバーが必ず必要になります。
インフラエンジニアはネットワークやサーバーを作った後は運用業務をして、障害が起こればログの調査や、機器を交換して保守をします。ITシステムがネットワークにつながるのは当然のように思えますが、24時間安定してネットワークにつながるのもインフラエンジニアの運用や保守があってこそです。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
インフラエンジニアは縁の下の力持ちの存在として、システムが動くための根幹を支えているというやりがいを感じられるのが魅力です。
運用や保守業務で、障害が発生して、迅速な対応をおこなってシステム停止を救ったときに顧客から感謝の言葉をもらったときは、自身の技術スキルが役に立ったと実感することができやりがいを感じられます。
そのほか、ネットワークやサーバーの設計をして、構築後にアプリケーションが無事に動いたときに感じられる達成感も魅力です。
インフラエンジニアについてはこちらの記事で仕事内容などを解説しています。
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ここではITインフラを支える「ネットワークエンジニア」と「サーバーエンジニア」の特徴について紹介します。
ネットワークエンジニアはITインフラの根幹であるネットワークをつくるのが仕事です。ネットワーク構築には、ネットワーク機器メーカーから発売されたルーターやスイッチに設定を入れて作る方法と、AWSなどのクラウド事業者から提供されたサービスを使ってブラウザ上でつくる方法の2つあります。
そして、ネットワークは構築後は運用や保守をします。ネットワークは24時間365日正常に動いているか監視され、通信できなくなればログを確認したり、機器を交換して障害対応します。
ITシステムが正常に動くためには通信できるのが前提です。どんなに素晴らしいアプリケーションができても、ネットワークがなければ、ほとんど機能を発揮できません。ITシステムが正常に動くための根底を支えているのがネットワークエンジニアです。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
ネットワークエンジニアの構築業務では同じネットワーク構成を複数作ったり、複数のスイッチに似たような設定を入れたり、運用業務になると毎日同じ機器にログインをしてログ確認や正常に動いているかチェックをするなど、単純なルーティン業務がいくつかあります。そのため、単純で簡単なことの繰り返しでも飽きずにコツコツと正確に作業ができる人はネットワークエンジニアに向いています。
また、ネットワークの構築では、ルーターや、スイッチ、ファイアウォール、ロードバランサー、などさまざまなネットワーク機器を扱うため、機材に興味があったり機器を設定するのが好きという人もネットワークエンジニアに向いています。
ネットワークエンジニアについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事でも紹介しているので参考にしてください。
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サーバーエンジニアはアプリケーションが動くためのコンピューターであるサーバーを作るのが仕事です。サーバー構築にはメーカーから発売された機器にOSやサーバーアプリケーションをインストールして作る方法と、AWSなどのクラウド事業者から提供されたサービスを使ってブラウザ上でつくる方法の2つあります。
また、サーバーは1つのコンピューターに1つのサーバーを構築せずに、 1つのコンピューターに仮想環境を作って複数のサーバーを構築するのが普通です。そのため、サーバーエンジニアは仮想環境も構築して、サーバーもネットワークと同じく構築後は運用や保守をします。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
オンプレミス環境でサーバーを新規に構築する場合は、市販で出来上がったPCを購入するのとは違い、各部品を個別にカスタマイズして購入をして、各部品の組み立て作業や、OSのインストールするところから始まります。そのため コンピューターをハードウェアから仕様を決めてカスタマイズするのに興味がある人や、パソコンの組み立てが好きな人はサーバーエンジニアに向いています。
そして、サーバーの構築や運用ではLinuxコマンドをよく使うため、コマンド操作が楽しいと思う人もサーバーエンジニアに向いているといえます。
サーバーエンジニアについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事でも紹介しているので参考にしてください。
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開発系エンジニアの種類
開発系エンジニアはさまざまなプログラミング言語を使ってアプリケーションを作ります。今日ではたくさんのネットワークデバイス上でアプリケーションが動いています。開発系エンジニアにはさまざまな種類のエンジニアがいます。
開発系エンジニアにはプログラミング言語以外にも、データベースの知識は必須です。また、Gitなどのようなバージョン管理システムや、コードエディターなどの各種開発ツールも使いこなせるようにならなければなりません。
開発系エンジニアになって業務をこなしていくためには、覚えることがたくさんありますが、スキルを身につければモノづくりの面白さや楽しさが感じられます。ここではモノづくりをする開発系エンジニアについていくつか紹介します。
WebエンジニアはWebアプリケーションを作るのが仕事です。Webアプリケーションはサーバー側で動くプログラムとブラウザで動くプログラムの2つで構成されます。
そして、Webエンジニアはサーバー側で動くプログラムを作るバックエンドエンジニアとブラウザで動くプログラムを作るフロントエンドエンジニアの2つに分かれます。 そのほか、サーバー側とブラウザ側のプログラムの両方をするフルスタックエンジニアもいます。
また Web アプリケーションの開発にはそれぞれのプログラミング言語が提供しているWebフレームワークを使うのが一般的です。Rubyで開発する場合は、「Ruby on Rails」があり、Pythonで開発する場合は「Django」「Flask」などがあります。Webアプリケーションを開発するためにはプログラミング言語に加えてWebフレームワークの使い方を習得する必要があります。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
Webエンジニアは、何らかのプログラミング言語を使ってWebアプリケーションを作るのが仕事です。そのため、プログラミングが得意な人はもちろん向いていますが、何よりも、Webサービスを自分で作ってみたいという人や、Webアプリケーションを作るのが楽しいと感じられる人はもっと向いています。
また、 Web技術は進歩が早いため 新しい技術に興味のある人やモダンな技術を業務で積極的に使いたい人は Web エンジニアに向いています。
Webエンジニアについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事でも紹介しているので参考にしてください。
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フルスタックエンジニアについてさらに知りたい人は下記の記事で紹介しているのでこちらも参考にしてください。
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AIエンジニアは、AI(人工知能)を作るのが仕事で、プログラミング言語はPythonがよく使われます。AIと聞いてアニメなどに出てくる自分で考えて動くロボットのようなものを想像する人がいるかもしれませんが、AIは「過去のデータから何かの法則を見つけてそれらを学習して、学習結果をもとに動くプログラム」です。
AIを作るためには、前段階としてデータを収集して、データを分析分析します。分析をもとにデータ整形をすることで、整形後のデータを学習させてモデルを作ります。
そして、出来上がったモデルに新しいデータを入力することで何かの答えが返ってきます。AIエンジニアはモデルの精度をいかに上げるかが問われます。
また、AIは発展段階で業務で必ずしもAIを作るとは限らず、プロジェクトによってはデータ分析をメインとした業務もあります。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
AIエンジニアは大容量のデータを使って分析をおこなモデルを作るのが仕事です。そのため、データを効率よく取得して利用するためにデータの加工や構造化が得意な人が向いています。また、業務においてPythonとデータベースはほぼセットでつかわれるため、Pythonとデータベースが得意という人にも向いています。
そのほか、モデル構築の過程では必ず分析をおこなうため、数値に基づいてデータの実態や傾向を明確にするのが好きな人や、探求心がある人も向いています。
AIエンジニアについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事でも紹介しているので参考にしてください。
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スマホアプリエンジニアはAndroidやiPhoneのスマホアプリを作るのが仕事です。開発に使われるプログラミング言語はAndroidの場合はJava、JavaScript、Dartなどいくつかあり、iPhoneの場合はSwiftです。
そして、Webアプリケーションの開発と同じくスマホアプリの開発にもフレームワークを使うのが一般的です。AndroidのフレームワークにはJavaScriptを使う場合は「React Native」があり、Dartを使う場合は「Flutter」 があります。iPhoneの場合Appleから提供されているXcodeを使うのが一般的です。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
スマホアプリにはシンプルで使いやすいユーザーインターフェースが求められます。そのため、ユーザーにわかりやすく綺麗な画面を作成できるデザイン力がある人はスマホアプリエンジニアに向いています。
そのほか、スマホアプリの制作は、PCでプログラミングをおこなったうえでスマホの小さな画面で確認をし、意図した表示にならなければ何度もバグ修正をおこないます。そのため、根気強く小さな修正作業ができる人もスマホアプリエンジニアに向いています。
また、自分で作ったスマホアプリをApple StoreやGoogleストアに公開してみんなに使ってもらいたいと思っている人や、便利なスマホアプリを作りたいと思っている人もスマホアプリエンジニアに向いています。
ゲーム開発エンジニアはスマホアプリやPlayStationなどのゲームをつくるのが仕事です。ゲーム開発するためのフレームワークはいくつかありますが、ドラゴンクエストなどたくさんの有名なゲームソフトを生み出した「Unity」を使えるようになっておくと良いでしょう。
Unityを使う場合はプログラミング言語はC#がメインですが、ゲームで使われる物体などの配置や移動をコントロールするためのシェーダー言語の習得や、空間図形やベクトルの知識も必要になってきます。
また、Unityでスマホアプリのゲームも作れるので、スマホアプリ専用のフレームワークを準備する必要がなくゲーム開発ができます。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
ゲームを自分の手で作ってみたいという人はまず、ゲーム開発エンジニアに向いています。またゲーム開発では物体の位置を制御するために、シェーダー言語を使い、空間図形や ベクトルの知識が必要になります。 そのため、数値を使った空間認知能力が高い人もゲーム開発エンジニアに向いています。
そのほか、ゲーム開発エンジニアは 技術的な面だけでなく、企画力やデザイン能力も必要です。新しいことを生み出すための発想力が豊かな人もゲーム開発エンジニアに向いています。
インフラエンジニア・開発系エンジニア以外のエンジニア
ITエンジニアは大きく「インフラエンジニア」と「開発系エンジニア」に分かれますが、IT技術の進歩でシステム開発や運用を効率よくかつ高度なことができるようになったおかげで、新しい種類のエンジニアも存在します。
そして、IT技術の進歩にともなって、今後はいろんな種類のエンジニアが出てくることも考えられます。未経験者であっても自分でいろんなことを勉強して新しい技術を身につけることによって、今までにない新しい種類のエンジニアになることもできます。
ここでは、技術の進歩にともなって必要性が増しているエンジニアのうちいくつかを取り上げて紹介します。未経験からエンジニアを目指そうと考えている人は、将来のステップアップの1つとして参考にしてください。
ITシステムが安定して動くためにはセキュリティも大事です。今日ではセキュリティを設計しないITシステムは存在せず、セキュリティエンジニアの重要性は日々増しています。
ITシステムはどこから攻撃を受けるかわからず、どの技術分野で攻撃をされてシステムがダウンをさせられるかわかりません。そのため、セキュリティエンジニアにはネットワークやサーバーなどのITインフラの知識に加え、開発系のスキルなど幅広い知識が必要になります。
また、セキュリティ事故は外部からの悪意のある攻撃だけでなく、内部でシステムを使っている人が原因で起こることもあります。セキュリティの実装だけでなく、セキュリティを管理するのもセキュリティエンジニアの仕事です。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
セキュリティエンジニアはシステムを攻撃から守るのが仕事です。攻撃の手口はだんだん巧妙になってきており、システムのちょっとした不具合や小さな変化を見逃さずに、俊敏に捉えて幅広い観点から調査できる能力がある人が向いています。
また、攻撃はどの技術分野で起こるかわからないため、ネットワークからサーバーやアプリケーションまで幅広い知識と技術を持っている人が向いています。そのほか、常に自らアンテナを張り巡らせて流行りのサイバー攻撃や最新のセキュリティ技術にキャッチアップするのが得意な人はセキュリティエンジニアに向いています。
下記の記事でセキュリティエンジニアになるための勉強方法も紹介しているのでさらに詳しく知りたい人は参考にしてください。
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DevOps(デブオプス)エンジニアは、クラウドを使った開発や運用の需要増加にともなって出てきたエンジニアで、開発と運用の両方を並行してできるエンジニアです。名称の由来はDevelopment(開発)とOperation(運用)の2つの頭文字から取っています。
従来は開発や設計をするエンジニアがシステムを作って、システム試験をしたあとに、管理するエンジニアにシステムが引き継がれて、ITシステムを使った業務がスタートするのが普通でしたが、AWSなどのクラウド事業者が提供したサービスを使うことでシステムの開発・設計・構築はブラウザ上で柔軟に作ったりやり直したりでき、出来上がってしまえばすぐに運用できます。クラウドのおかげで開発・運用・保守・改修を短期間でシンプルにできるので、1人のエンジニアが複数の工程を受け持つことができるようになっています。
また、クラウド上で提供されるサービスはどんどん進歩しており、開発ではプログラミングを最小限に抑えてノーコード化の動きや、運用そのものが自動化されて、DevOpsという言葉に対して、No Operationを略してNoOpsという概念も出て来ています。今後はクラウドの進歩にともなって、エンジニアの仕事のあり方についても影響が出てくると考えられています。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
DevOpsエンジニアはクラウド環境を使ってWeb開発と運用を同時並行でおこなえるエンジニアです。そのため、クラウド環境におけるITインフラの知識や、Web開発のスキル、アプリケーションの実行環境の構築スキルは必須です。
また、クラウドでのアプリケーションの運用は基本的に自動化でおこなうため、何か便利なツールを作って自動化をするのが好きな人や得意な人はDevOpsエンジニアに向いています。さらにクラウド技術やWeb技術は進歩が早いため、モダンな技術を積極的に学んで新しいことに挑戦するのが好きな人はDevOpsエンジニアに向いています。
SREはGoogleが提唱したエンジニアで、DevOpsエンジニアと同じくクラウドを使った開発や運用の需要増加にともなって出てきたエンジニアの一つで、システムやサイトの運用を信頼性向上のためにツールやプログラムを有効活用して管理しようという考えがベースにあります。
SREはシステムの信頼性向上のために、ITインフラの構築から開発のスキルに加えて、システムの管理や問題解決能力など幅広い知識と技術が求められます。
DevOpsエンジニアを含めてSREもクラウドの需要増加にともなって新しく出てきたエンジニアですが、エンジニアの需要は技術の進歩や流行などに左右されます。エンジニアを目指そうと考えている人は、「どんな技術が流行っているか?」「または何が流行りそうか?」など日頃から新しい技術情報にキャッチアップする習慣を身につけておきましょう。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
SREはサイトの信頼性を高めるために生まれたエンジニアで、DevOpsエンジニアと同様にWeb開発と運用の両方のスキルが必要です。さらに、サイトの信頼性向上のために、利用するユーザーに対して 使用したいときにいつでも使用ができ、セキュリティが維持されて、利便性の高いUI/UXを提供できるサイト運用ができる能力が求められます。
サイトの信頼性向上のためには幅広い知識と技術が必要です。そのため、ITだけでなく新しいことを積極的に学びたい人や、いろんな課題解決に挑戦するのが好きな人はSREに向いています。また、ITにおける課題解決には分析や解析は必須です。データ分析が得意な人はSREに向いています。
このほか、この記事で紹介できなかったエンジニアをこちらの記事で取り上げています。気になる人は参考程度にぜひ見てみるとよいでしょう。
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「未経験からエンジニアに転職したいけど、何を勉強すればいいかわからない」という悩みを持っている人は、まずは資格取得をめざしてみてください。資格を持っていれば未経験でも「知識がある」という証明になります。
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エンジニアになるためには勉強は必須です。自分の目指すエンジニアになるためには、そのエンジニアになるためにどんなことを勉強したらいいか理解しておく必要があります。
ここではインフラエンジニアと開発系エンジニアのそれぞれについて、どんなことを勉強したらいいか紹介します。何を勉強したらいいか迷っている人はここで紹介する内容を参考にしてください。
インフラエンジニアになるためにはネットワークとサーバーの知識が必要になります。 未経験からインフラエンジニアを目指そうと考えている人は、ネットワークの勉強から始めることをおすすめします。サーバーの勉強をする場合はネットワークの知識がある程度必要になりますが、ネットワークの勉強をする場合はサーバーの知識なしで勉強できます。
もちろん、先にサーバーの勉強から始めて問題ありませんが、サーバーは最終的にはネットワークに接続するため、その場合ネットワークの知識は必要になってきます。 そのためネットワークの知識が前提としてあればサーバーの勉強もスムーズに進みます。
インフラエンジニアの勉強方法についてさらに詳しく知りたい人は下記の記事でも紹介しているので参考にしてください。
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開発系エンジニアになるためにはどのプログラミング言語を勉強するかがポイントになります。まず最初は、自分の目指すエンジニアの間で流行っているプログラミング言語の勉強を始めましょう。
プログラミング言語はどれを選んでもできることはほとんど同じですが、流行っているプログラミング言語はたくさんのエンジニアによって使われているため、勉強でつまずいても問題解決のためのインターネットを含めてたくさんの情報を拾うことができます。
また、大量のデータ処理のためにセットでデータベースの勉強も必要です。プログラミング言語とセットで大量のデータを処理するためにデータベースの勉強も必要です。効率よく開発するためにほとんどの開発現場ではフレームワークを使うのが一般的です。
開発系エンジニアは習得するべきスキルがたくさんありますが、まずは流行りのプログラミング言語の勉強から始めて、その後でデータベースやフレームワークを勉強しましょう。
プログラミング言語についてさらに知りたい人はこちらの記事も読んでみてください。
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エンジニアになるために勉強は必須ですが、知らないことを初めて勉強する場合は誰でも不安がつきもので、それなりに労力も必要です。
別の仕事をしている人は空いた時間や土日を使って勉強時間を作らなければならなかったり、時間を使って勉強しても理解できず思ったように勉強が進まなくなる可能性もあります。
ここでは、挫折することなく勉強を継続するために事前に確認しておくべきことについて紹介します。これから勉強を始めようと考えている人は参考にしてください。
エンジニアの勉強を始める前のチェックリスト
新しいことを勉強するときに一番肝心なのは独学で継続できるかでしょう。何か新しい知識や技術を修得するためには勉強を継続していかなければなりません。
社会人になって何か勉強を始めようとすると、学生時代のように先生がいるわけではないので基本的には独学になってしまいます。そのため勉強方法から勉強に割り当てる時間も自分自身の裁量でおこなわなければなりません。
特にわからないことが出てきて理解できず勉強が思うようにはかどらなくなると、勉強そのものが止まってしまい新しい知識や技術が習得できなくなってしまいます。まずは勉強を始める前に問題解決を1人でおこなって、勉強を継続していけるか確認しましょう。
勉強もするためにはどこかで時間を確保しなければいけません。特に平日仕事をしている人になると、仕事が終わった後や土日の空いた時間を有効活用して勉強時間を作らなければいけません。また逆に、仕事をしていない人であればできるだけ短期間で効率よく勉強して、必要な準備をして早く転職活動を成功させたいと考えるでしょう。
勉強時間をどれくらい確保するかは人それぞれですが、どれくらいの勉強量に対してどれだけの時間が必要かを確認する必要があります。まずは無理のない範囲でどれくらいの時間を確保できるか確認して、計画を立てるところから始めてみましょう。
ITエンジニアの勉強をするためには何らかの実機環境が必要になります。たとえばインフラエンジニアであればルーターやスイッチのコマンドを実行したり、Linux のコマンドを実行できる環境が必要になり、開発系エンジニアであればプログラミング言語の実行環境や、データベースを操作できる環境が必要になります。
どのエンジニアを目指すかによって準備する環境は異なりますが、自分が目指すエンジニアの勉強をするためにどんな環境が必要か理解して自分で環境を構築できるか確認しておきましょう。
また、未経験者の人で環境構築に自信がない人はITスクールを使うという方法もあります。スクールに通えば勉強するための実行環境はすべて揃っているので、自分の目指すエンジニアの環境が準備されているスクールを探すのも良いでしょう。
エンジニアになるための3つの勉強方法
勉強をするためにはどんな教材を使うのかが大事です。勉強方法には大きく「書籍で勉強する」「サイトで勉強する」「スクールに通う」の3つの方法があります。効率よく勉強するためにどんな方法で勉強するのが良いか決めましょう。場合によっては複数の勉強方法を組み合わせるのも良いでしょう。
ここでは効率よく勉強するためにそれぞれの勉強方法の特徴について紹介します。
書籍で勉強する場合の一番の大きなメリットは、専門家監修のもとで作られた教材のため知識や技術を修得するために信頼性のある情報が得られる点でしょう。また書籍は、未経験者向けからハイスキルなエンジニア向けまで難易度がさまざまで、書籍の選択が難しいというデメリットもあります。
初めて勉強を始める人は高度な知識や技術が記載された専門書よりも、図や絵が豊富でできるだけ専門用語を使わず優しい言葉で解説されている書籍を選びましょう。高度なことが記載された書籍は説明もそれなりの専門用語が使われて理解するために、ここの用語を調べる作業が発生してしまうため、自分のレベルにあった書籍を選ぶのが一番です。
ここではITエンジニアを目指す人のために未経験者の人でも効率よく知識や技術が習得できる読みやすい書籍を紹介します。
サーバー/インフラエンジニアの基本がこれ1冊でしっかり身につく本は、インフラエンジニアに必要なネットワークとサーバーの基本的な知識が身に付けられる一冊です。 本書は「エンジニアとして生きる」という章から始まり、インフラエンジニアの存在や歴史的な背景について紹介されているので、未経験者からインフラエンジニアを目指そうと考えている人にはどんな仕事なのかイメージをつかむことができるでしょう。
また、クラウドの概要やインフラ構築でよく使われるサービスについて紹介されており、未経験者からインフラエンジニア全般の知識を習得するためにはおすすめの1冊です。
さらに技術分野だけでなく、通信の秘密やソフト使用に関するライセンスなど法律についても解説されているので幅広く知識が習得できます。
プロを目指す人のためのRuby入門[改訂2版] 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで Software Design plusは、Webエンジニアを目指す人で、プログラミング言語はRubyの勉強を始めたい方向けの最初の1冊です。本書はMACやWindowsなどOSごとにインストール手順が記載されており、初心者の人でもRubyの環境を構築できるようになっていて、コードを記述するためのエディタについても紹介もされています。
また、Rubyの基礎文法だけに限らず、プログラムのテスト方法についても記載されており、入門書でも実践に役立つ内容がたくさん記載されています。
また、Rubyは日本人が開発した言語なので、日本のWeb開発現場ではよく使われるプログラミング言語の1つです。また、インターネットを検索すれば日本語のナレッジも大量にあるため習得しやすい言語の一つです。
Python1年生 第2版 体験してわかる! 会話でまなべる! プログラミングのしくみは、AIエンジニアを目指す人でPythonの勉強を始めたい方向けの最初の1冊です。優しい言葉と楽しいイラストで解説されているのが特徴で、初心者の人でも読みやすい内容となっています。こちらの書籍はPythonのインストール方法から基礎文法に加え、簡単なアプリケーションの作成や、AIについて最初から解説されており、Pythonの基礎知識から簡単な実践方法まで習得できます。
そのほか、PythonはAIの開発現場だけでなく、Web開発やインフラ自動化など幅広い用途で使われるため、どのエンジニアを目指す場合でも習得しておけば非常に役に立ちます。Pythonは非常にシンプルな構文で書くことができ、ほかの言語よりも少ない勉強時間で習得できるので、どのプログラミング言語を最初に学ぶか迷っている人には最初はPythonをおすすめします。
サイトで勉強する一番の大きなメリットは、インターネットがつながればたくさんの情報を拾えることでしょう。しかしその反面、どんな人が書いたかわからない技術メモや個人ブログなど情報の信頼性に欠けるサイトがあるのも事実です。サイトで勉強する場合は、そのサイトがどんな人や企業によって運営されているのか確認する必要があります。
また、サイトには無料のものから有料のものまでさまざまで、無料のものでも十分勉強に使える優良サイトがあります。ここでは初心者の人でも安心して利用できる無料の勉強サイトを紹介します。
「ネットワークエンジニアとして」はネットワークの知識や技術を習得するために役立つ定番の技術情報サイトです。さまざまなネットワーク技術の解説からCisco製品を使った具体的な設定方法まで、ネットワークに関連する情報が幅広く記載されています。そのほか、ネットワークエンジニアの定番の資格であるCisco認定資格や、国内向けのLinux技術者認定資格であるLinuCに関する情報も記載されています。
また、高度なネットワークの設計や構築で使われるロードバランサー(LB)やファイアウォール(FW)の設定方法についても記載されており、インフラエンジニアを目指す人にとっては、ブックマークをしておきたいサイトの一つです。
「Let’sプログラミング Ruby入門」は未経験者からRubyの基礎文法マスターできる勉強サイトです。初めてRubyを触る人のために、Rubyのインストール方法や実行環境の構築方法が記載されているので、サイトの指示に従って実施すれば未経験者でもRubyの勉強環境を整えることができます。
また、こちらのサイトではRubyのWebフレームワークである「Ruby on Rails」についても解説されているので「Ruby入門」で基礎文法をマスターした人は、「Ruby on Rails」でWebアプリケーションの作成に挑戦してみましょう。ボリュームはかなり多いですが、サンプルのソースコードと実行結果がセットになっているため、ソースコードを1つ1つ確認しながら間違ったところも見直しながら勉強ができます。
YouTubeでも勉強に役立つ優良な動画があります。「Pythonプログラミング VTuber サプー」はvTuberによるPythonの解説動画です。Pythonの実行環境の作り方から、基礎文法やさまざまな用途まで動画でわかりやすく説明してくれています。こちらのサイトは未経験者向けに作られているため、全体的に解説が丁寧でゆっくりしゃべっているのが特徴で、はじめてPythonを触る人にも理解しやすくなっています。
そのほか、Pythonの勉強に役立つおすすめのツールや学習方法などPythonを習得するためのノウハウも紹介しています。長い文章で書かれた解説を読むのが苦手な人で、動画サイトのように誰かにわかりやすくかみ砕いて解説して欲しいと思っている人は、こちらのサイトで勉強するのも良いでしょう。
独学が不安で講師やインストラクターなどのサポートが欲しいと考えている人はスクールを選ぶのも良いでしょう。スクールに通えば、どこを重点的に勉強したらいいかわかり、効率よく知識や技術が習得できます。さらに、わからないことがあればすぐに質問ができてすぐに問題解決できるため、短期間でポイントを押さえながら効率よく勉強ができるメリットがあります。
ただし、スクールに通う場合は費用が高額になったり、対面で講義をする場合は講義日程と自分のスケジュールと調整をしなければいけません。スクールを選ぶ場合は「費用」「時間」そして「どんな講義が受けられるか」を確認したうえで、自分の環境と相談して決めましょう。
未経験におすすめのIT資格一覧
勉強で得た成果を証明するために資格取得に挑戦してみましょう。資格を取得することによって採用担当者から、「ある程度の知識がある人」と認められたり、「目標に向かって努力ができる人」という何かしらの良い印象を持ってもらえ、それが採用につながることがあります。
資格の取得とエンジニアのスキルがイコールとは限りませんが、ITエンジニアは仕事をするためには前提としてIT知識が必要になります。そのため、資格勉強などを通してたくさんの知識を持っている人のほうがエンジニアとしての成長も早くなります。ここでは未経験者からエンジニアになるために最初に取得した資格をそれぞれ分野別で紹介します。
国家資格の基本情報技術者試験は、ITエンジニアを目指す人であればほとんどの人が取得を目指す資格です。内容はコンピューターに関する基礎理論から、ネットワークやプログラミング、マネジメント、経営など幅広い分野から出題されます。
難易度は全体的に基本的な内容ばかりですが、範囲が広いため覚えることがたくさんあります。過去問から似たような問題が出題されることもあるので、初めて受験される人は過去問を繰り返し解いて傾向をつかんでおくとよいでしょう。
また、今までの試験は午前と午後のそれぞれ筆記でおこなわれていましたが、令和5年度からパソコンで回答をするCBT方式で試験が受けられます。
基本情報技術者試験についてさらに詳しく知りたい人は、下記の記事でも紹介しているので参考にしてください。
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CCNAはアメリカの大手ネットワーク機器メーカーであるシスコ社の認定資格です。CCNAはネットワークエンジニアの登竜門的な資格となっており、ネットワークの基礎知識を習得するために最適な資格です。
試験内容はネットワーク技術に関する基本的な問題に加え、 シスコのルーターやスイッチの設定や管理方法に関する問題も出題されます。シスコ製品はネットワークの構築現場ではよく使われるため、CCNAで勉強したことをそのまま実務で活かせるメリットがあります。
さらに他社製品でも、設定コマンドがシスコのルーターやスイッチと似ているものもあるため、シスコ製品の設定方法を理解しておけば、ある程度の応用が効きます。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
CCNAではネットワーク全般の基礎知識を習得できるため、ネットワークエンジニアだけでなく、仕事でネットワークの知識が必要になるエンジニアは取得するべき資格です。
たとえば、サーバーエンジニアであれば サーバーをネットワークに接続するためには、IPアドレスやルーティングの設定をサーバーにおこなわなければならず、クラウドエンジニアであってもクラウドサービスを使ってITインフラを作る場合は、ネットワークの知識は必須です。
そのほか、通信キャリアのコールセンターや、ネットワーク障害の1次受付のヘルプデスクなど、エンジニア以外の職種でも業務でコミュニケーションを取るためにネットワークの知識が必要になる場合はCCNAを取得することで、会話の中の技術用語を理解できて円滑なコミュニケーションに役立ちます。
下記の記事でCCNAについて詳細に書いているので、CCNAを取得してネットワークの知識を深めたいと考える人はぜひ参考にしてください。
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LPICはLPI(Linux Professional Institute)認定の世界標準のLinuxの資格で、LPIC Level-1はサーバーエンジニアを目指そうと考えている人は最初に取得しておきたい資格です。Level-1ではLinuxの基本的なオペレーションについての問題が出題され、Level-2からはサーバー構築に関する問題が出題されます。サーバーエンジニアを目指している人はレベル2まで取得を目指すと良いでしょう。
また、ネットワークの運用や構築でもLinuxのコマンドを実行する機会があるため、サーバーエンジニアに限らず、ネットワークエンジニアを目指す人に役立つ資格です。LPICについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてください。
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クラウドシェアNo.1のAWS(Amazon Web Services)認定の資格です。クラウドプラクティショナーは入門の位置づけにあり非IT人材を対象にしていますが、S3、VPC、Route53など通常のシステム構築で使われるクラウドのサービスに関する問題が出題されます。
資格取得を目指そうと考えている人はまずはAWSで無料アカウントを作って、クラウドコンソールでサービスの動作を確認しながら勉強するのが良いでしょう。また、AWSは最初は無料利用枠がありますが、ある一定のラインを超えると従量課金になるので費用が心配な人はどこまで無料で使えるか確認しましょう。
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Python3エンジニア認定データ分析試験は、Pythonエンジニア育成推進協会認定のPythonデータ分析の基礎知識が習得できる資格です。AIエンジニアを目指している人だけでなく、Pythonのスキルを身につけたいと考えている人にもおすすめの資格です。 試験内容はPythonコードの基礎知識に関する問題から、統計やデータ分析、モデル構築で使われるPythonライブラリに関する問題が出題されます。
試験で出題される、NumPy、Pandas、Matplotlib、scikit-learnのPythonライブラリはAI やデータ分析の業務では定番のように使われるため資格勉強で得た知識は実務でも役立てることができます。
また、PythonはCCNAの上位資格であるCCNPから出題範囲になっているので、ネットワークエンジニアとしてスキルアップを考えている人も挑戦してみると良いでしょう。CCNPについて詳しく知りたい人は下記の記事を参考にしてください。
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国内向けのLinux資格であるLinuCを運営しているLPI-Japan認定のWebの基礎知識が習得できる資格です。Level-1はHTMLやCSSのコーディングに関する問題から、API、Webデザイン、動画や音声に関する問題などWebで使われる技術全般から出題され、幅広いWebの知識が求められます。また、Level-2から、Javascriptに関するプログラミングの問題も出題されます。
今日のITシステムは、業務で使われるシステムからインターネットで公開される各種サービスまで、ほぼすべてWeb技術が使われます。Webエンジニア志望の人だけでなく、そのほかのITエンジニアを目指す人もこちらの資格でWeb知識を深めるのもいいでしょう。
このほかにもIT系の資格は数多くあります。これ以外の資格にも興味があったり、取得を目指してみようと思う人はこちらの記事を見てみるとよいでしょう。
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未経験からITエンジニアになるためには、未経験OKの求人を探すことが必要です。未経験からITエンジニアになるのは簡単ではありませんが、異業種から未経験で転職してITエンジニアとして活躍している人はたくさんいます。さらにIT業界は異業種からの転職者が多いために未経験でも採用を勝ち取ることはできます。
ここでは未経験OKの求人を探すための方法について紹介するので、求人探しに役立ててください。
未経験OKの求人を探すために、まずは派遣会社や転職エージェントに登録してみましょう。派遣会社や転職エージェントが扱う求人の多くが経験者採用ですが、中には未経験OKの求人もあります。登録だけであれば無料なので、自分の応募の選択肢を広げるためにできるだけたくさんの派遣会社や転職エージェントに登録して求人情報を取得しましょう。
未経験OKの求人を勝ち取るためには履歴書や職務経歴書はできるだけわかりやすく新しいものを準備して積極的に求人に応募する姿勢が大事です。不採用になっても積極的に求人に応募する姿勢を見せることで、転職エージェントのキャリアアドバイザーからその人に合った求人を紹介してくれることもあります。
また、最初は条件面であまり高望みするのではなく、ITエンジニアの経験を積むことを優先に求人を選びましょう。1度経験者になってしまえば、その後は資格を取得したり勉強して自己研鑽を続けることで、転職や案件を選ぶタイミングで資格とキャリアのセットでスキルアップや単価アップできます。その結果、自分の思い描くキャリアパスの実現もできます。
未経験OKの求人を見つけられるのは、派遣会社や転職エージェントなどの人材紹介会社だけではありません。人材育成と転職サポートの両方をセットでおこなっているITスクールを選ぶのも一つの方法です。
ITエンジニアとして一人前になって仕事ができるようになるためには、それぞれの技術分野でたくさんのことを学ぶ必要があり会社が人材育成をすると時間もお金もかかります。そのため、企業によっては自社でエンジニアの育成まで手が回らずITスクールと提携をしていたり、スクールを別会社にしてグループ企業にしていることもあります。
スクールと連携している企業であれば、採用側は未経験の人がスクールで勉強していることを理解して求人を紹介してくれるため、未経験OKの求人を比較的探しやすくなります。
参考サイト:ITエンジニアに就職・転職した未経験者の前職TOP3、3位販売、2位営業、1位は?
未経験からエンジニアを目指そうと考えている人の中には、大学や専門学校などで専門の教育を受けた人でないと慣れないと考えている人もいるのではないでしょうか。
情報トレンドサイトの@DIMEが2021年11月に、未経験からITエンジニアに転職した人に前職についてアンケートをとったところ「事務」「営業」「販売」などまったくの異業種から転職している人がほとんどで、未経験からでもエンジニアに転職は十分可能であると考えられます。ここでは誰でも未経験からエンジニアになれる理由を3つ紹介します。
平成30年度に経済産業省が発表したIT人材需給に関する調査によると、IT人材の不足数は増加傾向にあり、2030年度には79万人不足すると予測されています。さらに、IT技術は日々進歩しており、AIエンジニアをはじめ最先端技術のエンジニアの需要も増えているので、その結果エンジニアの全体の採用枠はさらに増すでしょう。
また、最先端技術を含めて新しい技術になると、IT業界に経験者がほとんどいないため、採用する側の企業としても経験者ベースでの採用が難しくなります。そのため、未経験者でも、日々自己研鑽を続けて技術スキルを磨くことで、エンジニアとしての採用される可能性は十分あるでしょう。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
人手不足の業界であるからこそ採用枠がたくさんあるので、幅広くいろんな経験をして自身の希少価値を高めてその業界で必要とされるエンジニアになることができ、その結果長く働くことができます。
逆に人材が余っている業界の人が、なかなか仕事に就くことができずに満足のいく経験を積めなくなることもあります。最悪仕事が見つからなければ働く業界を変えなければならないケースもあるため、人材不足だからこそさまざまな経験を積むチャンスがある業界だともいえますよ。
参考サイト:ITの導入・利用の課題
令和2年3月31日に株式会社東京リーガルマインドが発表した「IT活用向上に向けたIT普及実証調査事業に関する委託事業」の調査報告書で、ITツールが普及しなかった要因分析についてアンケートを実施したところ「IT活用は生産性向上に有効である」や「IT活用は業務効率化に有効である」などの質問に対して、ほとんどの企業が「とてもそう思う」「ある程度そう思う」と回答しています。
それに対して、2019年に中小企業庁が発表した中小企業白書の「ITの導入・利用の課題」の項目によると「コストの効果がわからない」「従業員がITを使いこなせない」などの回答もあるので、ITの導入を積極的にしたいが、IT人材の不足や、ITに関する知識不足などが原因で中小企業では導入が進まないケースが多くあるでしょう。
そして、行政のほうではIT導入補助金を出すなどして、中小企業にITの導入を推進しているため、今後は中小企業のIT導入化が進めば、それにともなってITエンジニアの需要が増えるでしょう。
ITエンジニアはネットワーク、サーバー、アプリケーションなどのITシステムを作るのが仕事で、それらを作るための技術スキルの高さは、ほとんどの場合は、学歴の高さとは比例しません。そのため、企業が中途でIT人材を採用する場合は学歴よりも、その企業に必要なITシステムを作ってくれる人材を採用します。
また、技術は常に進歩し続けます。偏差値の高い大学を出たITエンジニアでも、入社した後に勉強も何もしなければ、当然、日々自己研鑽を続けている自分より学歴の低いITエンジニアに技術面で追い抜かれてしまいます。ITエンジニアはいかにITの知識を使って問題解決できるかが問われ、学歴はなくても技術力があれば誰でもなれます。
採用する側は、できるだけIT知識の豊富なITエンジニアを採用したいと考えます。そのため、採用する側は、応募してきた人が資格を持っていると少なくとも資格をもってない人よりはそれなりの勉強をしてITの知識があると認識され、採用の確率は上がります。また、資格を取得することで知識があることをアピールできるだけでなく、目標に向かって努力を継続できる人材という面接官へのアピールにもつながります。
ITエンジニアは、ITを活用して問題解決する場合も、システムを作る場合も、最初は幅広い知識が必要です。資格取得だけが知識を習得する手段ではありませんが、自身の知識を広げるための1つの手段として資格取得を活用しましょう。
仕事には人それぞれ向き不向きがあり、ITエンジニアも同様です。エンジニアになりたいと考えている人は、まずは自分自身が向いているかどうか確認してみましょう。
ITエンジニアとして仕事を続けていくためには日々勉強を続けていかなければならないため、スキルを維持するために日々勉強する自己研鑽は必須です。
ここでは、ITエンジニアとして業務を続けていくのに向いている人の特徴について紹介します。
ITエンジニアには新しい技術を業務に活かすことが求められます。便利なものや使いやすいものはすべてのユーザーが求めているため、エンジニアはIT技術を使っていかに利便性の高いものが提供できるかがポイントになります。そのため、新しい技術への好奇心が高い人はITエンジニアに向いています。
また、新しい技術は日々いろんなところで作られるため、ITエンジニアには業務において便利なものや使いやすいツールの情報を積極的に取り入れて効率よく仕事をこなす必要もあるので、新しい技術へのキャッチアップは必須です。
そのほか、システム障害が起こると原因の調査が必須です。普段から疑問に思ったことを積極的に調査して原因を解明していくための探求心が高い人も向いています。
ITエンジニアはITシステムを作るのが仕事です。「ネットワークを作りたい」「アプリケーション」を作りたいなど、モノ作りが好きな人は仕事そのものを楽しめるためITエンジニアに向いています。さらに、システムを作る能力があれば、開発や設計など上流工程に携わることができるので、大きなステップアップもできます。
また、何かを作るためには当然、技術の勉強が必要になってきます。 ITエンジニアは日々勉強して、新しい技術を習得してユーザーの役に立つものを作ることが求められます。
「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、モノ作りが好きな人は積極的に技術を習得する姿勢があるためエンジニアはまさに転職といえるでしょう。
ITエンジニアとして業務を続けていくためには、新しい技術を習得するために勉強を続けていかなければいけません。そのため、日々勉強を継続して自己研鑽を苦にしない向上心のある人もエンジニアには向いています。
社会人になると、平日は昼から夕方まで業務に追われ、空いた時間を使って勉強するのは大変なことです。業務のすき間時間や土日など空いた時間をうまく使って、勉強が苦にならない人はエンジニアとしての成長も早くキャリアパスも実現しやすくなります。
ITエンジニアは勉強して知識や技術を身につけたもの勝ちです。誰も知らない新しい技術を身につけて、それが必要とされたときこそ、そのエンジニアの市場価値が大きく上がり、それがスキルアップや給料アップにつながります。
ITエンジニアの業務では、新しい技術を導入する際にはユーザーへ説明が必要になったりと、障害対応で原因を調査すれば調査結果を説明したり、あらゆる場面で説明する機会が必要になります。
障害対応など実態がよくわからないことを調査する場合でも、自分の中で仮説を立てて論理的に物事を組み立てて目的の答えにたどり着く能力が必要です。そのため、自分の中で論理的に物事を捉えて考えられるスキルのある人はエンジニアに向いています。
業務において、勘や予想を取り入れるのも時には必要ですが、ITエンジニアの業務では根拠のない論理に基づいた作業はほぼNGになるため、論理的に物事を考える能力が必要です。
ITエンジニアとして業務をするためには技術スキルだけでなく、コミュニケーションスキルも必要になります。
ITエンジニアの業務では複数の人とかかわってプロジェクトを進めていくため、コミュニケーションスキルが必要です。プロジェクトではITシステムを作るために、それぞれのエンジニアが分担して各専門分野の仕事ををおこなっていきます。そのため、一人だけの業務で仕事が完結することはなく、ほかのエンジニアとコミュニケーションを取りながら開発を進めていかなければいけません。
また、業務におけるコミュニケーションスキルは対面で会話をするコミュニケーションだけでなく、メールやチャットなど文章でのコミュニケーションスキルも問われます。
未経験からITエンジニアになるには簡単なことではありませんが、日々コツコツと勉強を重ね知識や技術を習得することでエンジニアとしての道を開くことができます。
IITエンジニアは慢性的な人材不足で、業種問わずIT人材は常に求められているため未経験でも技術さえ習得すれば転職は十分可能です。
これからもIT技術はあらゆる場面で必要とされます。将来性のあるITエンジニアになって大きなステップアップを目指してみてはいかがでしょうか。
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飯塚 寛也
2022.04.27
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2020.06.11
2020.06.04
キャリアアドバイザー
石川 未雪
ITエンジニアを選ぶ場合は、自分が興味ある技術分野や面白そうだと思えるものを優先して選んでください。ITエンジニアになると、そのエンジニアが必要とされる技術分野で仕事をおこなっていくことになります。
興味がわかなかったり、おもしろくないと感じれば仕事もつらくモチベーションが下がるきっかけを作ってしまいます。そのため、自分が楽しく仕事をしながらスキルアップのために勉強を継続していくためにも、興味や面白さを優先して選んでください。