エンジニア就職

エンジニアの年収と給料アップの方法をあらゆる角度から徹底分析!

エンジニアを目指している人の中には「エンジニアの年収はどれくらいだろう?」と気になる人も多いのではないでしょうか。エンジニアの年収は業種、職種、個人のスキルに応じて変わってきます。

この記事ではエンジニアの年収について業種、職種などあらゆる視点から分析した結果と、さらには給料アップの方法まで紹介します。エンジニアの年収が気になる人や、エンジニアへの転職を考えている人は参考にしてみてください。

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目次

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4つの傾向からわかる! ITエンジニアの年収

ITエンジニアの年収の4つの傾向

ITエンジニアの年収については、経済産業省や転職エージェントなどがさまざまな視点から出しています。まずは各調査結果を確認しておきましょう。

経済産業省が令和3年に発表した「我が国におけるIT人材の動向」のIT人材の年代別の年収分布によると、20代から50代の平均年収は400万から750万となっており、転職エージェントのdodaが令和5年に発表した20代から50代の平均年収では360万から690万となっています。

ここでは、さらにスキル別、地域別などほかの条件と比較してITエンジニアの年収について紹介します。

ITエンジニアの平均年収は日本人の平均年収より高い

平均給与及び前年伸び率の推移

国税庁が令和4年度に発表した民間給与実態統計調査によると、令和3年時点での日本人の平均年収は443万円となっています。ITエンジニアの平均年収が500万前後ぐらいなので、 ITエンジニアの年収は日本人の平均年収より高いといえます

また、日本人の正社員の平均年収は毎年500万円前後となっているため、ITエンジニアの年収は日本の正社員の平均年収とほぼ同じです。

ただし、ITエンジニアの平均年収500万は、正社員から派遣社員、契約社員、フリーランスなどさまざまな雇用形態を含めての年収なので、 ITエンジニアの場合は働き方に関係なく高い年収をもらえる傾向があるといえます。

ITスキル標準レベル4以上から高年収の傾向

IT系国家資格を運営するIPAが定めるITSSスキル標準と年収を比較してみると どうでしょうか。まず、IPAが定めるITSSスキル標準の7段階の内容について確認しておきましょう。

IPAではレベル1から3をメンバー、レベル4をチームのリーダー、レベル5以上をチームの責任者として位置づけています。

スキル標準レベル別の平均年収

経済産業省が令和3年に発表した「IT関連産業の給与等に関する 実態調査結果」のスキル標準レベル別の年収の平均では、レベル1からレベル3のメンバーでは平均年収の上昇は緩やかですが、レベル4のリーダー以上から年収が高くなる傾向にあります

高いスキルを身につければ、スキルに応じて高い年収をもらえる可能性があるのもITエンジニアの魅力です。

日本の中では関東や関西のITエンジニアはほかの地域より高い

日本国内における地域別のITエンジニアの平均年収を比較するとどうでしょうか。求人ボックスを確認すると、2023年5月時点では、関東と関西のITエンジニアの平均年収が全国の中でも高い傾向にあるので、都心で働くITエンジニアの年収が高くなる傾向があります

地域別のネットワークエンジニア求人数と平均年収

ただ、会社の本社を地方に移したり新型コロナウイルスの感染拡大の影響でリモートワークを取り入れ、オフィスを持たない会社も増えたため、今後は都心で働くITエンジニアが高い年収をもらえるとは限らなくなることも考えられます。

世界のITエンジニアと比較しても年収は高い傾向にある

世界のITエンジニアと比較してみるとどうでしょうか。

経済産業省が 平成28年に発表したIT人材に関する各国比較調査の結果報告書によるとアメリカとアジアの各国を比較してみると、日本のITエンジニアはアメリカのITエンジニアより年収は低いですが、アジアの国々と比較すると年収は高い傾向にあります

また、ITエンジニアの年収の格差という点においては、分布の散らばりが小さいため、ほかの国と比べると比較的安定した収入が得られるとも考えられます。

各国IT人材の年収分布

また、人材派遣会社のヒューマンリソシアが2022年12月におこなった調査によると、日本のITエンジニアの給与は109カ国中 20位となっています。アメリカやヨーロッパの国と比べると年収は低くなっていますが、世界的に見ると高い傾向であるといえます。

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職種別に解説! ITエンジニアの平均年収

同じエンジニアでも職種によって年収は異なってきます。

ここでは、エンジニアの職種を「アナリスト・分析」「コンサルタント」「マネジメント」「上流工程エンジニア」「下流工程エンジニア」の5つに分けて、各職種に属するエンジニアの年収を、それぞれの転職エージェントや国が出した結果をもとに分析結果を紹介します。

職種 年収の特徴
アナリスト・分析 AIの発達や、データ利活用人材の需要増加にともない年収も高くなる傾向
課題解決能力があれば年収は高くなる
コンサルタント 経営層レベルの課題を解決できるようになるほど年収は高くなる
マネジメント アナリスト・分析やコンサルタントと比べて、年収のバラつきが少ない
上流工程エンジニア 一次請けの会社や、大規模プロジェクトにかかわる会社に
所属するエンジニアの年収が高くなる
下流工程エンジニア 他の職種と比べて年収が低いが、チームリーダーになって年収アップも可能

ITエンジニアへ転職を考えている人は 各職種のエンジニアがどれくらいの年収なのか参考にしてみてください。

アナリスト・分析

アナリスト・分析系はデータ利活用をするエンジニアで、システムアナリストやデータサイエンティストなどが含まれます。そのほか、データを分析して学習モデルを作る機械学習エンジニアなど、AIエンジニアがこの職種に含まれます。

アナリスト・分析系の職種

  • システムアナリスト
  • データサイエンティスト
  • 機械学習エンジニア
  • AIエンジニア

データ利活用をするエンジニアでも、データから見える問題点の洗い出しから課題を解決するアナリストは、データの分析をメインにおこなうデータサイエンティストより年収が高くなる傾向があります。

調査機関名 エンジニア名 平均年収
マイナビ システムアナリスト 1,223万円
Geekly データサイエンティスト 540万円
doda データサイエンティスト 513万円
マイナビ アクセス解析・統計解析 481万円

近年ではAIの発達とともにデータ利活用をしたい企業が増えているので、データ分析できるエンジニアの需要は高く、スキル次第で高い年収を獲得することもできます。

AIエンジニアについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事も詳細を解説しているので参考にしてみてください。

コンサルタント

コンサルタントはIT技術を使ってさまざまな課題を解決するエンジニアが含まれます。課題解決の範囲は現場レベルから経営層まで広範囲におよび、経営層レベルの課題を解決するコンサルタントほど年収が高くなる傾向があります

コンサルタントは主に企業の利益に直結した課題を解決するため、課題を解決する能力だけでなく、企業が利益を生み出すための企画力も必要です。そのため、企業の利益を高めるための企画力に優れて、結果を出せるコンサルタントほど年収も高くなります。

調査機関名 エンジニア名 平均年収
マイナビ コンサルタント(経営戦略) 1335万円
マイナビ システムコンサルタント(業務系) 974万円
経済産業省 コンサルタント 928.5万円
マイナビ セキュリティコンサルタント 800万円
doda ITコンサルタント 590万円
Geekly システムコンサルタント 580万円
マイナビ システムコンサルタント 610万円

また、コンサルタントの業務は企業の利益を左右する業務をすることから課せられた責任や解決するための問題の難易度も高いため、スキル次第でほかの職種のエンジニアより高い年収が狙えるのも1つの特徴です。

マネジメント

マネジメント系のエンジニアにはプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーが含まれます。業務内容は主にプロジェクトのスケジュールの管理や、プロジェクト内で起こる問題解決です。

また、アナリストやコンサルタントと比べると能力やスキルによる差で大きく年収が変動する傾向が少ないので、年収にばらつきが少なくなっています

調査機関名 エンジニア名 平均年収
経済産業省 プロジェクトマネージャー 891万円
doda プロジェクトマネージャー 686万円
マイナビ プロジェクトマネージャー・リーダー(Web・オープン・モバイル系) 665万円
Geekly プロジェクトマネージャー 640万円

そのほかプロジェクトマネージャーの年収はかかわるプロジェクトの規模の大きさにも左右されます。特に国家レベルのプロジェクトとなるとプロジェクトの規模も予算も大きいので、それだけ責任もあるためプロジェクトマネージャーの年収も高くなる傾向にあるでしょう。

プロジェクトマネージャーについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてください。

上流工程エンジニア

上流工程エンジニアは顧客のビジネス要件を聞き出してどんなITシステムを作るのかいいかを決めるエンジニアです。主に要件定義、設計、構築するエンジニアで、プロジェクトの前面に立って顧客と折衝をする、プリセールスエンジニアやフロントエンジニアなども含まれます。

また、上流工程にかかわるエンジニアでも、一次請負の会社に所属して顧客と直接折衝をするポジションにいるエンジニアほど年収は高くなり、逆に二次請負や三次請負の会社で設計や構築するエンジニアは年収は低くなります

そのほか、かかわるプロジェクトの規模によってもエンジニアの年収は左右され、大規模プロジェクトを扱う会社に所属しているエンジニアほど年収も高くなります。

調査機関名 エンジニア名 平均年収
経済産業省 高度SE・ITエンジニア(基盤設計担当・ITアーキテクト) 778万円
経済産業省 IT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティ等)) 758.2万円
マイナビ ネットワークエンジニア設計・構築(LAN・WAN・インターネット) 584万円
マイナビ サーバーエンジニア設計・構築(LAN・WAN・インターネット) 578万円

下流工程エンジニア

下流工程エンジニアはシステムの運用や保守をメインにおこなうエンジニアです。そのほか、障害時の1次受付窓口であるヘルプデスクなども含まれます。

ほかの職種のエンジニアと比べて年収は低くなりますが、ルーティン業務が多く比較的仕事が簡単なので未経験者の人が転職する場合に最も就職しやすいポジションです。

また上流工程エンジニアと同じく、一次請負の会社に所属して運用や保守をしているエンジニアのほうが年収は高くなります。

ほかの職種のエンジニアと比べて年収は低いですが、運用のチームリーダーになったり、システムの運用から保守、改修まで幅広く業務をこなせるようになれば高い年収を狙うことも十分可能です

調査機関名 エンジニア名 平均年収
経済産業省 IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用) 608.6万円
経済産業省 IT保守 592.2万円
doda 運用/監視/保守 364万円
doda ヘルプデスク 342万円
石川 未雪

キャリアアドバイザー

石川 未雪

こちらの章では、平均年収が記載されているので、一部の高額な収入のエンジニアが存在する場合、それに伴い平均年収が跳ね上がる場合があります。そのため、エンジニアとして働かれている人から見て、自分の年収より平均年収が高い場合があると思います。しかし、実際は例えば年収数千万円のエンジニアが平均データの集計に含まれ平均年収を上げている場合があり、自分の年収が少ないと悲観する必要はないです。

一般的な年収を調べたいときには、平均年収とは別に中央値についても調べてみると良いでしょう。中央値は、一部の高額な収入のエンジニアに影響されず算出することができるので、平均年収と併せて参考にすると良いでしょう。

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エンジニア診断ツール」を使うと、12の質問に答えるだけで、8種類のエンジニアの中から一番自分に向いているエンジニアがわかります。

さらに、「エンジニア診断」は無料で受けられて、診断結果には向いているエンジニアの仕事内容が記載されているので、自分の適性をその場で理解することが可能です。

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業種で異なる! エンジニアの業界別平均年収

ITエンジニアでも所属する会社の業種が異なれば年収も変わってきます。業種別のITエンジニアの年収については転職エージェントのdodaから公表されています。

ここでは、「システムインテグレーター業界」「ハードウェア・ソフトウェアベンダー業界」「Web関連業界」「通信・ISP・データセンター業界」の4つの業種について、dodaの公表結果をもとに、それぞれのITエンジニアの平均年収について紹介します。

業種 平均年収 平均年収の特徴
システムインテグレータ業界 458万円 ・ほかの業種の中でエンジニアの平均年収が一番高い
・一次請負の企業に所属するエンジニアほど年収が高い
ハードウェア
ソフトウェアベンダー業界
451万円 自社製品の売上が高い企業のエンジニアの年収が高い
Web関連業界 422万円 ・インターネットサービスの売上が高い企業の
 エンジニアほど年収が高い
・スタート企業の場合は年収が低くなる可能性あり
通信・ISP
データセンター業界
405万円 ほかの業種と比べて一番年収は低いが
携帯電話会社に限ってはエンジニアの年収が高い

システムインテグレータ業界(平均年収458万円)

システムインテグレーター業界には、ユーザーからシステム開発の依頼を受けて仕事を受注する企業が含まれ、SIer(エスアイヤー)とも呼ばれます。

他の業種と比べて平均年収が高いのが特徴ですが、システム開発の受注後はプロジェクトを発足させて、システム納品までの責任を負うためほかの業種と比べて業務は多忙になる傾向があります

また、SIerは主に要件定義から設計、構築をおこないシステムの納品をしますが、大規模な会社になるとそのまま運用や保守まで一括でおこなう企業もあります。

そのほか、SIerでも二次請負や三次請負の会社もあるので、平均年収は1次請負の会社に所属するエンジニアより下がります。

ハードウェア・ソフトウェアベンダー業界(平均年収451万円)

ハードウェア・ソフトウェアベンダー業界は、自社製品やソフトウェアパッケージを開発しているメーカーなどが含まれます。

自社開発をメインにしているため、自社製品の売上が会社の利益に影響して、その結果エンジニアの給与に影響します。そのため、製品の売り上げが高い会社に所属するエンジニアほど年収は高くなります

外資系メーカーの場合は、日本での製品開発はほとんど存在しないため製品のサポート業務がメインです。

また、場合によってはSIerと同じくシステム開発を請け負ったり、開発支援という形で、SIerのサポートをすることもあります。

Web関連業界(平均年収422万円)

Web関連業界にはインターネットを使ってビジネスをしている会社やベンチャー企業が含まれます。メーカーと同じく自社で開発しており、Web系自社開発企業とも呼ばれて、自社のインターネットサービスの売上が大きければ多いほどエンジニアの年収も高くなります

Web関連業界では、インターネットがあれば少人数でも開発できるためベンチャー企業が比較的参入しやすいのが特徴ですが、スタートアップ企業の場合はインターネットサービスの売上が高くないため、老舗のWeb系自社開発企業と比べて 年収は低くなる傾向にあります。

ただ、ほかの業種と比べて企画力と技術力があれば1人起業が簡単なので、自分の努力や裁量で年収を上げることも十分可能です。

通信・ISP・データセンター業界(平均年収405万円)

携帯電話会社やインターネットサービスプロバイダなどが含まれ、ネットワークや通信回線を管理してユーザーからの通信料によって利益を上げる会社が含まれます。そのほか、データセンターを管理して企業にITインフラの回線を貸し出す企業も含まれます。

他の業種の中では平均年収は低いですが、求人ボックスを確認するとこの業種では携帯電話会社のエンジニアの平均年収が2023年5月時点で569万円と特別高いのが特徴です

また、システムの運用を自分たちでおこないネットワークの構築や保守をSIerが担当するケースも多いので、ほかの業種と比べてSIerとかかわりが多い業種です。言い換えれば、SIerにとってシステムの発注者になるケースが多くなります。

杉田 早保

キャリアアドバイザー

杉田 早保

この中では、システムインテグレータの需要が頭一つ抜けています。そのため、必然的にシステムインテグレータの年収は高くなります。システムインテグレーター業界では、システムを設計するスキルや、プログラミング能力が必須となります。求められるスキルはスキルは高くなり、それゆえ年収も高くなる傾向があります。

ただし、システムインテグレーター以外の業界で働く場合、必ずシステムインテグレーター業界より年収が低くなるわけではありません。システムインテグレーター以外の業界でも、スキルが高ければそれに伴い年収は上がり、システムインテグレーター業界の平均年収を上回る場合があります。

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エンジニアになるかどうか悩んでいる人は、まず「エンジニア診断ツール」を活用するのがおすすめです。

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エンジニア診断ツールでわかること

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  • 向いているエンジニアで活躍するために必要な知識や資格
  • 向いているエンジニアの年収の目安

エンジニアの年収を上げる6つの方法

エンジニアの年収を上げるための6つの方法

  • 大手企業や儲かっている企業で働く
  • 経験やスキルを身につけて自分を高く評価する企業に転職
  • 起業またはフリーランスになる
  • 日本よりエンジニアの年収が高い国の企業で働く
  • スタートアップ企業やベンチャー企業で会社の成長に貢献して役員報酬をもらう
  • 副業をする

職種や業種ごとのITエンジニアの平均年収を理解したら、どのようにしてITエンジニアの年収を上げたら良いのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

ITエンジニアの年収を上げるためには自身の努力も必要ですが、それ以外にも環境要因も存在します。ここではITエンジニアの年収を上げる6つの方法について紹介します。

①大手企業や儲かっている企業に入社する

エンジニアの年収を上げるための方法として、一番最初に思いつくのは大手企業や大きな利益を出している企業で働くという方法でしょう。

厚生労働省が発表した令和3年賃金構造基本統計調査によると、平均給与は大企業の正社員の給与の方が中小企業の正社員の給与よりいまだに大きいのが現状です

また、企業の利益が大きければ大きいほど、社員に還元される給料も大きくなるためエンジニアの年収も当然高くなります。特に、ボーナスが出る会社であれば会社の売り上げに応じてボーナスの額が大きく変動するため年収に大きく影響します。

ボーナスの額は、その人の努力や成果に応じて変わりますが、会社が利益を出せていなければボーナスを支払うこともできず、給与アップも難しくなります。そのため、エンジニアの年収を上げるためには会社が儲かっているかが非常に大事です。

②経験やスキルを身につけて転職する

経験やスキルを身につけて転職によって年収アップを目指すというのも1つの方法です。転職活動で自分のスキルや能力を高く評価している企業に出会えれば大きな年収アップも期待できます。

中途採用をしている企業の中には前職の給与保障という形で採用をしている企業もあるので、自分のスキルを強く求めている企業であれば、前職の年収以上の給与を提示してくれることもあります

自身の市場価値は実際に転職活動をしてみないと感覚がつかめないため、エンジニアの年収を上げるためには、自分のスキルと業界の給与水準などを理解して転職活動をすると良いでしょう。

③起業またはフリーランスになる

起業をしたりフリーランスになって受注した仕事の利益をそのままもらうことで年収を上げる方法もあります。

正社員や契約社員などでどこかの会社に所属して働く以上は、会社の利益や経費を引かれて給料が支払われますが、1人企業やフリーランスになれば仕事で得た利益はすべて自分のものです

ただし、起業したりフリーランスになるためにはエンジニアとして高い技術スキルが求められます。さらに、会社に所属していないので年末調整などはないため、自分で毎月の売り上げを計算して確定申告をしなければならず、エンジニアの業務以外にも事務作業が発生します。

また、会社に正社員として所属していれば毎月給与が支払われたり、会社が仕事を持ってきてくれますが、フリーランスになれば自分で仕事を取らなければならず、その仕事も必ずあるかわからないリスクがあります。

④日本よりエンジニアの年収が高い国の企業で働く

エンジニアの給与が日本より高い国の企業で働くのも年収を上げるための1つの方法です。たとえば、アメリカのシリコンバレーの企業や中国のハイテク企業と呼ばれている企業であれば、日本のIT企業で働くよりも高い年収が得られます

ただし、外国で働くためには英語やその国の言語を理解できなければなりません。

また、世界中のITエンジニアから採用をする大企業となると、応募者の多数で少ない求人枠の中で採用を勝ち取るために、高い技術スキルは必要になってきます。場合によっては、面接の時点でスキルチェックをする企業もあります。

起業したりフリーランスになるのと同じく難易度は高いですが、採用されれば大きな年収アップができます。

⑤スタートアップ企業やベンチャーで役員のポジションを狙う

エンジニアの年収を上げるために、スタートアップ企業や ベンチャー企業で役員のポジションを狙うというのも1つの方法です。

スタートアップ企業やベンチャー企業は最初は会社の売り上げが少ないため給与が少ないですが、経営レベルにかかわっていれば会社の売り上げが大きく伸びていくうちに将来的に大きな役員報酬を得ることもできます

ただし、スタートアップ企業の場合は、人手不足だったり業務の仕組みが整ってなかったりして最初は多忙な業務が続きます。

会社の成長と一緒に自分のスキルアップや給料アップも考えている人は積極的にスタートアップ企業や ベンチャー企業の幹部クラスを目指すのもいいでしょう。

⑥副業をする

エンジニアの平均年収を上げるために副業するのも1つの方法です。 2022年に経団連が発表した「副業・兼業に関するアンケート調査結果」によると副業を「認めている」または「認める予定」と答えた企業は全体の7割を占めています

すでに会社で正社員として働きながらも副業ができるのが普通の時代になってきています。

副業・兼業に関するアンケート調査結果

また、コロナ禍を境に副業を認める企業が年々増加傾向にあり正社員として雇用されているエンジニアが年収を上げる 1つの方法として副業を選ぶというのも有効な選択肢となるでしょう。

エンジニアとして積極的に勉強して技術スキルを身につけたけど会社では活かせず転職は考えてない人にとっては、自分の能力を活かせる副業を見つけるのもいいでしょう。

石川 未雪

キャリアアドバイザー

石川 未雪

未経験者にとっては、経験やスキルを身につける方法が一番現実的な年収アップの方法です。経験やスキルを身につけることにより、自分を高く評価する企業に転職することにつなげたり、副業につなげることもできます。長い目で見れば、起業やフリーランスにつなげることもできます。

このように、経験やスキルを身につけることにより、結果として多くの選択肢が生まれます。エンジニアの仕事は、実力がモノを言う傾向があるので、貪欲なまでに経験とスキルを伸ばすことで、年収も貪欲に伸ばしていくことができます。経験やスキルは、本人の努力次第で無限に伸ばすことができるので、最大限の努力を行い年収アップにつなげていくと良いでしょう。

エンジニアの年収が高い企業の3つの特徴

エンジニアの年収が高い企業の3つの特徴

エンジニアの年収を上げるためには、起業やフリーランスを選ばないのであれば、年収が高い企業に就職することが大事になってきます。ここでは年収が高い企業が持つ3つの特徴について紹介します。

ITエンジニアとして高い年収を得られる企業に就職したいと考えている人は参考にしてみてください。

①上流工程の案件を扱っている

ITエンジニアの年収を上げるためにSIer業界の企業への就職を考えている人は、システムの開発を発注しているユーザーから直接仕事を請け負っている、上流工程の案件を扱っている企業を選ぶと良いでしょう。

ただし、上流工程といっても仕事を直接請け負った企業が必ずしも「要件定義」「設計」「構築」をするとは限りません。場合によっては、一次請負の企業が要件定義し、二次請負の企業が設計するというスタイルも存在します。

高い年収をもらえる企業かはその会社の立ち位置を確認しなければいけません。システム発注をするユーザーと直接取引があるかがポイントになってきます。

②エンジニアの育成や研修が充実している

短期的な利益だけでなく、すぐに利益に結びつく可能性が低い長期的な投資で利益を上げることを考えている企業は資金が潤沢にある証拠で、エンジニアの年収も高くなります。たとえば、エンジニアの育成や研修は企業にとっては長期的な投資で利益をあげる1つの方法です。

エンジニアを育成するためにはそれなりの時間や費用が必要になりますが、育成や研修をした結果、高いスキルを身につけたエンジニアがたくさんいれば企業は幅広く仕事を受注できて、難易度が高く、高単価な案件を受注できる可能性があります

その結果、企業はさまざまな案件を獲得して大きな利益を上げ、エンジニアの年収も高くなります。

③従業員数が多い

厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査によると、従業員の数が多いほどエンジニアの年収が高くなる傾向にあります。

国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」によると従業員数が増えるほど社員の平均年収が高くなる傾向にあるという結果も出ています

事業所に勤める従業員数 平均年収
10人未満 358万円
10~29人 416万円
30~99人 421万円
100~499人 444万円
500~999人 476万円
1,000~4,999人 509万円
5,000人以上 515万円

仕事で得た利益をそのままもらえるフリーランスや個人事業主で高い年収を得る方法もありますが、 従業員が多い企業に勤務して高い年収を狙うというのも1つの方法であることを理解しておきましょう。

年収アップに努力は必要! 年収が高いエンジニアの4つの特徴

年収が高いエンジニアの特徴

  • 高い技術スキルを持っている
  • 難易度の高い資格を取得している
  • コミュニケーション能力が高い
  • 新しいことに積極的に吸収して勉強を継続している

エンジニアとして高い年収をもらうためには、やはり本人のスキルアップが必要になってきます。ここでは年収が高いエンジニアの特徴について紹介します。

高い年収をもらうためにどんな努力をするかは人それぞれ、業務における立場や環境によって異なりますが、ITエンジニアとして高い年収をもらうと考えている人はここで紹介する内容を参考にしてください。

①高い技術スキルを持っている

たとえば、正社員として勤務しているエンジニアが高い技術スキルを持っていれば、会社は高いスキルが必要で単価の高い案件を受注できます。その結果会社の利益が上がりエンジニアの年収も高くなるでしょう。

また、フリーランスで仕事を獲得する場合も高い技術スキルを持っていれば、高単価な案件を獲得しやすくなります。

そのほか、現役のエンジニアがほとんど持っていない技術スキルを身につけてその技術が流行ると、自身の希少価値が大きくあがり高単価な案件を獲得することもできます。エンジニアとして高い年収をもらうためにはまず自身の技術スキルを高めることが先決です。

杉田 早保

キャリアアドバイザー

杉田 早保

例えば、画面に「こんにちは」と出力するプログラムを書ける場合もプログラミングスキルがあると言えます。しかし、実務で求められるプログラミングスキルは、複雑な業務処理をプログラムにより自動化するようなスキルであり、このようなスキルを指し高い技術スキルと言います。

ネットワークについても同じような例を上げることができ、例えば、Wi-Fiをつなげることができればネットワークを接続するスキルがあると言えます。しかし、実務で求められるネットワークのスキルは、複数のクライアントとサーバーが、場合によってはクラウドのように目には見えない環境で制御されているような設定をおこなうスキルであり、このようなスキルを指し高い技術スキルと言います。

②難易度の高い資格を取得している

難易度の高い資格を取得することでエンジニアの年収も高くなります。たとえば、会社によっては資格取得奨励金という形で、資格を取得すれば一時金が支払われたり、場合によっては毎月の給与に資格手当が上乗せされたりします

そのほか、求人に応募する場合も応募要件の項目に資格を指定している場合もあります。応募要件の項目に資格を指定している場合は、難易度の高い資格を指定している求人ほど金額は高くなります。

ITエンジニアとして スキルアップして高い年収を獲得するためには、まずはITの知識が必要になります。IT知識を習得するためには資格取得が一番の近道です。

IT関連の資格について詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

③コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高いエンジニアも年収が高くなりやすいです。特にエンジニアを統括してプロジェクトをまとめる、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーのポジションで業務をするためにはコミュニケーション能力が必要になります

顧客と円滑な折衝をして仕事を受注するためにもコミュニケーション能力が必要になるため、高い年収が狙える上流工程で業務をするためにはどんな場面でもコミュニケーション能力が必要になってきます。

ただし、コミュニケーション能力は、あくまでエンジニアのスキルがともなっていて発揮されるもので、トーク力のうまさではないということは理解しておきましょう。

エンジニアとしてのコミュニケーション能力の高さは、どんなに難しい技術内容でも、相手の知識レベルに合わせてどれだけわかりやすく伝えて理解してもらえて、周囲と円滑なコミュニケーションが取れるかが問われます。

④新しいことに積極的に吸収して勉強を継続している

高い年収のエンジニアは、自分で積極的に勉強して高度な技術を身につけて、身につけた技術を現場で生かして経験を積み、さらに新しいことを勉強して技術を身につけるというサイクルを繰り返しています。

また、IT技術は日々進歩しており、いつどんな技術が流行るかもわかりません。そのため 、普段から新しいことを積極的に勉強して幅広く知識を身につけているエンジニアであれば時代のニーズにあった技術に対応できる可能性が上がります

何よりも、新しいことを積極的に吸収して自己研鑽のために前向きに勉強しているエンジニアは、どんな会社やどんな現場におこなっても間違いなくプラスの評価をされ、結果として年収アップにつながります。

エンジニアとして高い年収を獲得するためには、まず最初に新しいことを積極的に吸収して勉強を継続する必要があることを理解しておきましょう。

年収アップを目指せる資格4選

IT業界にはたくさんの資格があり、資格とエンジニアの年収は実際にどんな関係があるのかと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。これについては転職エージェントであるお仕事ドットコムで2023年度版のIT資格と平均年収のベスト10が公表されています。

ランキング IT資格名称 平均年収(万円)
1 応用情報技術者 686.1
2 Ruby技術者認定 626.0
3 シスコ技術者認定 621.2
4 PHP技術者認定 620.3
5 AWS認定資格 615.8
6 LPIC 613.8
7 Oracle Java Programmer 609.5
8 Oracle Master 571.4
9 基本情報技術者 533.6
10 ITパスポート 474.6

ここでは、ベスト10に入った資格のうち「シスコ技術者認定」「LPIC」「AWS認定資格」「応用情報技術者」の4つについて紹介します。ITエンジニアとして年収を上げるために資格取得を考えている人は参考にしてみてください。

シスコ技術者認定(平均年収626万円)

シスコ社認定資格

シスコ技術者認定資格は、アメリカの大手ネットワーク機器メーカーであるシスコ社が運営する資格です。資格のグレードは「エントリー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」の4段階に分かれます。

中でもアソシエイトのグレードに位置するCCNAは、未経験者からネットワークエンジニアへ転職する場合の登竜門的な資格として知られています。CCNAはネットワークの業務を始めた1年目の新入社員はほとんどの場合は、会社から取得をすすめられる資格の1つです

試験は主にネットワーク技術の基本的な知識、シスコ製品に関する知識が問われるので、合格するためにはネットワークの知識に加えて、シスコ社のルーターやスイッチを操作して、コマンドの実行方法から結果の確認まで体系的に理解しておかなければいけません。

CCNAについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

LPIC(平均年収 613.8万円)

LPICグレードランクの一覧

LPICはカナダに本拠地を置くLPI(Linux Professional Institute)が運営するLinuxのスキルが証明できる資格です。資格のグレード ランクはレベル1からレベル3まであります。

特に、サーバーエンジニアの人や、実務でLinuxサーバーを触る人にとっては非常に役に立つ資格です

レベル1では主にLinux のオペレーションに関する問題が出題され、レベル2ではLinuxサーバーに関する問題が出題され、レベル3では、Linuxに関するセキュリティや、仮想化など各専門分野の高度な問題が出題されます。

LPICについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

AWS認定資格(平均年収 615.8万円)

AWS認定資格は、 Amazon Web Serviceが運営するAWSクラウドのスキルが証明できる資格です。近くのグレードランクは「ファンデーショナル」「アソシエイト」「プロフェッショナル」の3つに分かれ、それらに加えて「専門知識」という分野が設けられています。

試験内容はAWSに関する問題が出題され、資格のグレードランクが上がるほどAWSで使われるクラウドサービスに関する深い知識が必要になってきます。

アソシエイト以上の試験になると、AWSのクラウドサービスを使ったITインフラの構築方法や、クラウドアプリケーションに関する問題が出題されるため、ネットワークやサーバーに関するITインフラの知識や、開発方法に関する基本的な知識は前提として必要になってきます。

クラウドエンジニアを目指す人は取得したい資格の1つです。クラウドエンジニアについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

応用情報技術者試験(平均年収 686.1万円)

応用情報技術者試験はIPAが運営する国家資格です。経済産業省が定義するITSSスキル標準ではレベル3にあたり、毎年の合格率が20%台と少し難易度の高い資格です。合格するためには、午前の試験と午後の試験の合計2回の試験でそれぞれ60点以上取ることが必要です。

午前の試験は、主にコンピューターの基礎理論から、マネジメント関連、法律や経営に関する問題まで、エンジニア、マネージャー、コンサルタント向けのIT全般の知識が出題されます。

過去問が流用されることもあるため、午前の試験に合格するためには過去問を何度も繰り返し やって傾向をつかむと良いでしょう。

午後の試験は、必須の出題分野が1つと、10個の出題分野の中から4つを選んで解答します。

選択問題の出題分野には経営戦略、プログラミング、ネットワーク、データベース、システム監査などがあり、幅広い分野から選択ができます。午後の試験に合格するためには、自分の得意な分野を選ぶのが ポイントになってきます。

応用情報技術者試験について詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

エンジニアになって年収アップを目指そう

ITエンジニアは基本的に、学歴や年齢に関係なく実力主義です。そのため未経験者であっても技術スキルを身につけて、何か開発できたり問題解決できる能力があれば誰でも必要とされるエンジニアになれるので、年収アップも十分可能です。

また、ITエンジニアは日本人の平均年収よりも高い傾向にあるため、年収アップを考えている人は、ITエンジニアになって年収アップを目指してみましょう。

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記事の監修責任者

飯塚 寛也

エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
監修責任者からのメッセージを読む
株式会社アプエンテ 職業紹介責任者(010-190717133-004) 情報処理技術者試験 ネットワークスペシャリスト試験(第NW-2021-04-00112号) Cisco認定試験 CCNP Enterprise 認定/CCNA

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