エンジニア就職

システムエンジニアの平均年収は約569万円|年収を上げる方法とは

IT業界は市場拡大中で今後もIT人材の需要が増していきます。その中でもシステムエンジニアは人気の職種です。 システムエンジニアという職業に興味を持っている方の中には「高収入のイメージがあるけど、実際はどうなのか?」という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。 この記事では、システムエンジニアの平均年収や働き方の種類、年収が高い理由、どうすれば稼げるようになるのかについて解説していきます。

システムエンジニアの平均年収は568.9万円

厚生労働省の調査結果によると、2019年のシステムエンジニアの平均年収は569.9万円、平均月収は38万円でした。

年度 きまって支給する
現金給与額
年間賞与その他
特別給与額
平均年収
2019年度 38.0万円 112.9万円 568.9万円
2018年度 37.2万円 105.0万円 551.4万円
2017年度 37.5万円 100.4万円 550.4万円
2016年度 37.1万円 102.1万円 547.3万円
2015年度 40.1万円 111.6万円 592.8万円

参考サイト:e-Stat 「政府統計総合窓口」

平均賞与額は112.9万円という結果になり、2015年度から2019年度までの5年間で100万円前後で安定しています。

ただし、賞与は給与と違って、法律で支払い義務が定められていません。そのため、業績悪化により賞与が大幅カットされたり、企業によっては元からボーナスの支払いがなかったりする場合もあるので注意しましょう。

関連記事:エンジニア全16種類の一覧|年収から適性までわかりやすく解説

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システムエンジニアの平均年収は全体の平均年収より高い傾向がある

SEの平均年収は全体の平均年収より高い傾向があります。国税庁長官官房企画課の調査によると、日本の給与所得者の平均年収は436万円なので、SEの平均年収は日本全体の平均年収より100万円以上高い傾向があるといえます。

IT業界は今後も市場拡大が見込まれているので、スキルや実績次第でどんどん年収アップも狙えるかもしれません。

参考サイト:国税庁官官房企画課「平成元年 民間給与実態統計調査」

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そもそもシステムエンジニアとは? どんな働き方があるのか

スマートフォンの普及によりIT技術が身近になり、システムエンジニア(SE)という職業を知った人いるのではないでしょうか。

SEは、顧客のニーズに応えたシステムを設計する仕事です。「客先常駐型」と「自社開発型(社内SE)」「フリーランスの」の3種類の働き方があり、特徴が異なります。それぞれの特徴を解説するので、自分に合った働き方を見つけましょう。

SEの具体的な業務内容を知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

関連記事:IT業界の花形 システムエンジニア | 仕事内容から年収まで解説

客先常駐型

客先常駐型は、取引先の会社のオフィスや作業場で仕事をする働き方のことです。所属している企業からエンジニアとして、取引先へ出向する業務形態で、セキュリティ面で取引先の会社がデータを社外に持ち出したくなかったり、社外でのシステム開発が困難だったりする場合に使われます。

さまざまな現場を体験できたり、社外の人を関われたりするなど経験や人脈が手に入るので、SEのキャリアを積むうえで役立つ可能性が高いというメリットがあります。環境が頻繁に変わるので、ストレスを感じやすい人にとってはデメリットとなるかもしれません。

客先常駐型で働きたい人は上記のメリットとデメリットを天秤にかけてから、選択しましょう。

関連記事:ネットワークエンジニアの派遣契約、SESのメリットとデメリット

自社開発型(社内SE)

自社開発型(社内SE)は、他社と取引するのではなく、所属している企業でシステムを作成する働き方のことです。もちろん、業務も自社内でおこないます。常駐派遣型と違ってデメリットが小さい働き方といえるでしょう。

ユーザーが自社の社員なので声が届きやすく、仕事を評価されやすい。開発スケジュールを調整しやすいといったメリットがありますが、常駐派遣型のようにさまざまな環境で経験を積むことができないのでキャリアアップが難しいというデメリットもあります。

そのため、ワークライフバランスを重視するなら自社開発型(社内SE)の方がおすすめかもしれません。

フリーランス

フリーランスは、特定の会社と雇用契約を結ばずに顧客ごとに直接、業務委託契約を結ぶ働き方のことです。SEの場合は常駐型の案件が多い傾向にあります。

フリーランスのSEは実力さえあれば、高額案件を請け負うことで月100万円以上稼げる可能性もありますが、営業や確定申告など会社で請け負ってもらえる作業も自分でおこなわなければなりません。プロジェクトによっては週休3日のものもあるなどメリットがあります。

一方デメリットとしては、仕事の状況によっては月収が大幅ダウンするリスクがあったり、社会的信用が下がるとローンが組めなくなったり、クレジットカードが作れなくなったりします。デメリットを加味しても稼げる自信やスキルがある場合は独立するのをおすすめします。

システムエンジニアの年収が高い3つの理由

なぜ、SEの平均年収は日本の給与所得者の平均年収より100万円以上も高いのでしょうか。SEの年収が高い理由として「人手不足」「参入障壁」「残業」の3点をあげることができます。それぞれの理由を細かく紹介していきます。

システムエンジニアの年収が高い3つの理由

IT業界全体が人手不足のため

一つ目の理由はIT業界全体が人手不足のためです。経済産業省の調査によると、IT人材の需要の高さに供給が追いついていない状態で、需要が低い場合でも2030年には約16万人、需要が最も高い場合は約79万人のIT人材が不足すると予想されています。

IT人材需給に関する試算結果
参考サイト:経済産業省「IT人材需給に関する調査」

そのような背景もあるので、高い給与を払ってでも人材を定着させたい企業が多いことから年収が上がっています。今後もSEの希少価値は高く、キャリアアップの転職がしやすかったり、年収が上昇しやすかったりするでしょう。

関連記事:IT業界への転職を徹底解説! 未経験から転職しやすい職種やポイントなど
     未経験でもなれるネットワークエンジニア|売り手市場のインフラ業界

参入障壁が比較的高いため

二つ目の理由は、専門スキルが必要なので参入障壁が比較的高いためです。「IT経済白書2020」のデータでも、技術の進歩にともない求められる人材のレベルが上がっています。

最近は未経験者の募集もしていますが、プログラムミングスクールに通ってからある程度のスキルと知識を身につけてから応募してくる求職者も多くいます。未経験者は一人前になるまでに学習コストがかかりますが、希少価値の高いスキルを身につけることで評価や給与が上がっていくでしょう。

参考サイト:IPA「IT経済白書2020」

残業が多い職種のため

三つ目の理由は残業が多い職種のためです。基本的にSEの業務は納期が近づくと、残業が増える傾向があります。

たとえば、顧客の都合で短い期間で納品しなければいけなかったり、不具合が見つかった場合は長時間作業したりするイレギュラー対応の必要があるため、残業代が上乗せされた分年収が高くなります。

【男女年代別・企業規模・雇用形態】システムエンジニアの平均年収

SEの平均年収は性別や年代、企業規模などによって大きく異なります。同年代や同じ雇用形態のSEがどの程度の年収をもらっているのか、自分の現状と比較してみましょう。

【男女年代別】システムエンジニアの平均年収

厚生労働省の調査による男女別の平均年収は男性584万円、女性が494万円でした。年代別で見ると、30代を超えると年収の差が広がっていきます。

年齢 男性 女性
20~24歳 313万円 314万円
25~29歳 403万円 410万円
30~34歳 497万円 467万円
35~39歳 550万円 476万円
40~44歳 609万円 519万円
45~49歳 623万円 519万円
50~54歳 682万円 570万円
55~59歳 690万円 570万円
60~64歳 461万円 354万円

参考サイト:e-Stat 「政府統計総合窓口」

女性には出産や結婚などライフイベントがあるため、キャリアが中断しやすかったり、男性は役職に就く年代だったりという背景があります。

【企業規模別】システムエンジニアの平均年収

社員数が1,000人以上の企業になると平均年収650万円を超えてきます。企業規模が大きいと資本力があったり、売上が高かったりするので、それだけ社員に利益を還元しやすい傾向があります。

従業員数 平均年収
社員数100人未満の場合 548.4万円
社員数100~1,000人未満 544.7万円
社員数1,000人以上 650.8万円

参考サイト:e-Stat 「政府統計総合窓口」

もちろん、中小企業やベンチャー企業でも多くの利益を出して、社員の給与に還元している場合もあります。

【雇用形態別】システムエンジニアの平均年収

SEは派遣社員でも十分な給与をもらえる職種です。特にフリーランスの場合は案件の質や稼働時間によっては正社員より稼げる可能性があります。

雇用形態 平均年収
正社員 568.9万円
派遣 402.6万円
(平均時給2,097円換算)
アルバイト 211万円
(平均時給1,099円換算)
フリーランス 500~600万円

参考サイト:e-Stat 「政府統計総合窓口」
      求人ボックス 「システムエンジニアの仕事の年収・時給・給料情報」
      IPA「IT経済白書2020」

業種別にみるシステムエンジニアの平均年収

SEの平均年収は業種によっても大幅に異なります。転職する際に年収を上げたい場合は業種の選び方が肝心です。業種別にみるシステムエンジニアの平均年収を詳しく解説します。

【ソフト系】平均年収が高いSEの業種

リクナビNEXTの調査では、ソフト系で最も平均年収が高い業種は金融保険系でした。しかし、最高年収でみるとSIer/NIerが元請け企業の場合に年収1,000万円を超える場合があるので、転職で選ぶ際は業種だけではなく、企業が請け負う工程や業務内容をきちんと確認しておきましょう。

ソフト系業種 平均年収 最高年収 最低年収
金融・保険系 744万円 1100万円 150万円
外資系SIer/NIer
コンサルティングファーム
689万円 900万円 600万円
総合電機メーカー 660万円 850万円 350万円
専門コンサル系 656万円 1000万円 400万円
大手SIer/NIer
コンサルティングファーム
ベンダー
650万円 1350万円 300万円

参考サイト:リクナビNEXT「エンジニア応援サイト Tech総研」

【ハード系】平均年収が高いSEの業種

ハード系でも金融・保険系が最も平均年収が高い結果となっていますが、ハード系の業種は製造業の不景気の影響で、ソフト系より平均年収が低めです。

ソフト系業種 平均年収 最高年収 最低年収
金融・保険系 790万円 800万円 780万円
専門コンサル系 700万円 1100万円 300万円
医薬品・化粧品メーカー 623万円 1000万円 450万円
総合電機メーカー 595万円 900万円 300万円
医療機器メーカー 571万円 950万円 350万円

参考サイト:リクナビNEXT「エンジニア応援サイト Tech総研」

今後もソフト系の方が需要があると予想されるので、キャリアアップの転職を念頭に入れているならハード系はあまりおすすめできないでしょう。あくまで年収に関しての話なので、ハード系で達成したい明確な目標ややりたいことがある場合はハード系業界を目指しましょう。

【未経験者必見】システムエンジニアに必要な5つのスキル

SEに必要なスキルは専門性に特化したものだけではありません。顧客のニーズを把握したり、チームと連携を取ったりする必要があるので、人間関係を構築するスキルが重要視されています。

SEに必要な5つのスキル

未経験からSEを目指すなら必要なスキルを事前に理解しましょう。このスキルを現職の業務で実践しておくと、転職の際のアピールに生かすことができるでしょう。

①コミュニケーション能力

SEは顧客やプログラマーなど社内外の多くの人と関わるので、コミュニケーション能力が求められます。たとえば、プログラマーに要件定義や仕様を伝えたり、顧客の要望を聞いて課題解決のために分かりやすく説明したりする必要があります。

コミュニケーション能力が不足していると、システム開発に必要な情報を事前に取得したり、プロジェクトの遅れを早期に発見したりできないので、仕事を円滑に進めるにもコミュニケーション能力は必須スキルです。

②ヒアリング力

要件定義や要件分析では顧客のニーズを正確に引き出さなければならないので、ヒアリング力が必要となります。認識にズレがあるとそのままシステム設計・開発に移り、顧客が求めているシステムを提供できません。

もう一度、作り直す場合はコストや時間がかかったり、最悪の場合は取引不成立になったりする可能性もあるので、そのような事態を招かないようにもヒアリング力は重要です。

③システム開発に関する専門的な知識・スキル

SEにはプログラマーに指示を出して管理する役割もあるので、プログラミング言語などシステム開発に関する専門的な知識・スキルが必要になります。

IT技術は日々アップデートされており、最先端のスキルを身につけたり、常にトレンドの情報をインプットしていかなければなりません。古い技術に頼っているSEは、競合他社に劣るシステムしか作れず、業界で生き残っていくのは厳しいでしょう。

④マネジメント能力

SEはプログラマーに指示を出す立場なので、マネジメント能力も必要になります。SEの指示が的確でないと、スケジュール通りにプロジェクトを進めるのは困難になるでしょう。

トラブルの発生や仕様変更などイレギュラーな対応を迫られる場合は、臨機応変に計画を組み直して、的確な指示を出す必要があります。

⑤英語力

基本的にIT技術は海外から発信されるので英語力も重要なスキルになります。英語力があれば最新のIT技術を他の社員や競合他社よりいち早くキャッチできます。

最新情報が記載された文献や資料が日本語に翻訳される頃には最新技術とは呼べなくなっているかもしれません。また、英語力がある場合はSEとして外資系企業への転職にも役立つ可能性が高いでしょう。

システムエンジニアで年収1,000万円を稼ぐ方法4選

「本当にSEで年収1,000万円も稼げるのか?」と疑問視している人もいるかもしれません。もちろん工夫次第ではありますが、年収1,000万円の可能性は十分にあります。

システムエンジニアで年収1,000万円を稼ぐ方法4選.

システムエンジニアで年収1,000万円を稼ぐ方法を4つについて詳しく紹介します。

①経験を積んでからフリーランスになる

フリーランスでは1件100万円など高額な案件が多いので、経験を積んでからフリーランスになりましょう。そのため、スキル込みの経験と人脈の広さがあった方が良いです。会社員時代に仕事を発注してもらえるようなコネクションを作っておくと、稼げるフリーランスになれるかもしれません。

実際、仲介業者を通すより直接仕事を請け負った方が単価は高くなります。たとえば、クラウドソーシングサイトなど案件受注の手助けをしてもらえるサイトでは仲介手数料を約20〜30%ほど取っている場合がほとんどですが、直接仕事を受注すれば、手数料は取られないので報酬を全額もらえます。

では、フリーランスにはなるにはどのような手順を踏むべきでしょうか。フリーランスになるために必要な経験やスキル、案件の受注方法を見ていきましょう。

上流工程を経験する

上流工程の仕事でないと高い報酬を得られないので、フリーランスを目指す場合は上流工程を経験しましょう。

上流工程のシステム開発

特に上流から下流までシステム構築・運用の経験があると、幅広い案件を受けられるので業界内でも重宝されるSEになれるかもしれません。

専門性・希少価値の高いスキルを磨く

フリーランスを目指す場合は、専門性・希少価値の高いスキルを磨きましょう。特に将来性の高い分野の専門性・希少価値のスキルがおすすめです。

将来性の高い分野の例

上記のような常駐派遣型の企業で将来性の高い分野の業務に関わったことがある場合は、経験とスキルを営業で大いにアピールしましょう。経験がない場合は独学でも勉強をしつつ、副業で案件を受注してみるのもありかもしれません。

副業エンジニアとしてまずは案件を受注してみる

フリーランスを目指す場合は、副業エンジニアとしてまずは案件を受注してみてください。今はクラウドソーシングサービスが発展しており、スキルさえあれば案件を受注するのは難しくありません。

クラウドワークス」「Lancers」「Wantedly」といったクラウドソーシングサービスでシステムエンジニアの案件を探して、フリーランスとしての実績を積みましょう。

②異なる職種へキャリアアップする

SEのままでは年収アップを望めないと感じた場合は、異なる職種へキャリアアップしましょう。SEから狙える職種は豊富にあるので、SEが合わなかった人でも活躍できる職種を見つけることができるでしょう。

マネジメントスキルを磨いて管理職を目指す

キャリアアップを狙う場合はマネジメントスキルを磨いて管理職を目指しましょう。管理職になると、専門職と異なり年収を大幅アップすることができます。

そのまま専門職として現場で働き続けても給与水準は大きく上がりませんが、部長クラスの管理職なら年収1,000万円程度は十分に目指せる可能性があります。管理職になるためには社内の評価を上げて、昇進するしかありません。

そのため、マネジメントスキルを磨いて実績を上司へ積極的にアピールしましょう。

職種はマネジメント職やコンサルティング職を狙おう

キャリアアップを狙う場合、職種はマネジメント職やコンサルティング職を狙いましょう。具体的な職種はプロジェクトマネージャー(PM)やITコンサルタントです。どちらかの職種が向いているのか見極めてみてください。

システムエンジニアからのキャリアアップ職種

プロジェクトマネージャー(PM)は、プロジェクトの指揮を取る職種で、システムの計画立案・人員配備・プロジェクト予算の管理・タスク進捗管理などを行います。SEからPMは一般的なキャリアパスです。PMになるには実務経験を積む+マネジメントスキルを磨くことで評価されます。

ITコンサルタントは顧客企業が抱える経営課題を解決する職種で、問題の解決手段としてツールの導入やシステム運用、ソフトウェア開発を提案します。ITコンサルタントの場合は転職してキャリアチェンジするしかありません。経営課題をITによって解決するために必要なIT技術の知識・かかるコストやリスクを見極めるスキルが必要です。

関連記事:プロジェクトマネージャー| 仕事・年収から役立つ資格まで解説!

③異なる企業へ転職する

今の会社では年収アップは厳しいと感じた場合は、異なる企業へ転職を検討してみてください。IT業界では転職が年収アップにつながりやすい傾向にあります。

IT業界は人手不足の背景により、ある程度高い給与を支払わないと優秀な人材を確保できないので、優秀な人材であれば、転職してキャリアアップを狙うのが得策です。次に転職をする企業の選び方の基準やおすすめの業種を紹介します。

評価基準が明確な企業や人材を大切にしている企業へ転職する

評価基準が明確な企業や人材を大切にしている企業へ転職するのをおすすめします。それぞれの企業がおすすめな理由は以下の通りです。

評価基準が明確な企業 仕事の成果が年収に反映される仕組みがある企業が良い。
このまま専門職として進むのであれば、
技術職の昇給制度を設けているかが基準になる。
人材を大切にしている企業 IT人材の育成研修に注力している企業や採用に投資している企業など。
社員のキャリアパスを用意している企業は
将来的に年収アップする可能性が高い。

転職をする場合は上記のような企業を探してみましょう。転職時は高給ではなくても、確実に年収が上がっていくような仕組みのある企業がおすすめです。

業種は外資系SIerを狙おう

異なる企業へ転職する場合、業種は外資系SIerを狙いましょう。SIerとは、顧客に対してソフトウェア開発や保守・運用などのシステムインテグレーションを提供する企業のことです。

特に外資系SIerに勤める企業のSEの平均年収は689万円と高額です。ただ、元請けや下請けなど企業によって年収は左右されてしまいます。

元請け ユーザー企業から直接仕事が発注される大手企業のこと。
平均年収が1,000万円を超える場合もある。
下請け ユーザー系やメーカー系SIerの小会社・グループ会社など。
平均年収は500~600万円程度。
しかし、二次請けより下位に位置する下請けSIerはもっと年収が低い。

上記のようにSIer自体は企業よってに年収格差が存在します。平均年収が高い外資系や大手SIerが年収を釣り上げている傾向があるので、応募先企業がどの位置に属しているのかを確認しましょう。

④資格を取得する

年収アップの転職で有利になる資格について詳しく知らない人も多いでしょう。転職する際に関係のない資格を取得しても意味がありません。そこであらかじめどの資格が転職で有利になるのかを把握しておきましょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はIT業界の登竜門として誰でも受けられ、独学でも十分に合格できるレベルです。試験内容はITエンジニアの基礎的な知識を問われ、ITの基本的な知識や技能があり、実践的な活用能力を身につけていることが証明できます。

関連記事:基本情報技術者試験の攻略ガイド|日程から勉強方法まで完全網羅

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格に当たる国家資格です。すでに基本情報技術者試験を取得していたり、高いレベルの知識があったりする人におすすめです。

試験内容は高度なIT人材となるための応用的な知識を問うもので、中級以上のエンジニアとしての実力が証明できるので、年収アップの交渉や転職で役立てることができます。

関連記事:応用情報技術者試験の攻略ガイド|難易度から勉強方法まで完全網羅

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は、システム開発における上級エンジニアであることを証明できる国家資格です。試験内容はシステム開発における設計や開発の知識が全面的に問われます。

難易度が高い分、取得していると高い評価を受けられるため、年収アップを狙う人にはおすすめでしょう。

関連記事:システムアーキテクトとは|国に認められた上級システム設計者の証

ITコーディネータ試験

ITコーディネータ試験は、ITと企業経営の知識を兼ね備え、IT戦略における意思決定を支援できるかが問われる、ITコーディネータ協会が主催している民間資格です。

ITと企業経営の豊富な知識の証明となるので、ITコンサルタントや提案型のSEを目指す人におすすめの資格です。

システムエンジニアに関するQ&A

システムエンジニアに関するQ&Aについてまとめました。気になるところがあれば、チェックしてみてください。

未経験からシステムエンジニアになる方法は?

未経験からシステムエンジニアになるには、まず専門知識を身につけてプログラマーを目指しましょう。プログラマーとして経験を積んでスキルを身につけることが一般的なSEへのキャリアアップ方法です。

プログラマーになるための勉強方法は「独学」か「プログラミングスクール」の2つです。

独学では参考書を読みながら、PCで実践して、インプット→アウトプットを繰り返します。ただし、エラーなどでつまづくと挫折しやすいのがネックといえます。

一方、プログラミングスクールに通う場合は、プロの講師の指導によってプログラミングを学べます。スクールによっては就職先の斡旋まで行ってくれるところもあります。ただし、講座の費用が高いのがネックです。

どちらの方法にもメリットとデメリットがありますが、お金に余裕があるなら、未経験からSEになれる可能性があり、講師に質問できる環境により挫折しにくいプログラミングスクールがおすすめです。

関連記事:システムエンジニアになるには|必要な知識から就活までを完全網羅
     システムエンジニアの志望動機の作成方法|事前準備が作成の肝になる
     IT業界への転職を徹底解説! 未経験から転職しやすい職種やポイントなど

システムエンジニアの労働環境は過酷?

システムエンジニアの労働環境は、人によっては過酷だと感じるかもしれません。システムエンジニアの労働環境が過酷だとされる理由としては、①納期がタイトだと精神的な負担と長時間労働による肉体的な疲労がある。②企業によって給料に幅があり、下請けの会社は給与が安い傾向がある。などが挙げられます。

社内SEの場合は上記のような労働環境ではない場合が多いので、転職する際は社内SEを狙ってみましょう。

システムエンジニアになる前に希望業種の平均年収を確認しておこう

SEの平均年収や働き方の種類、年収が高い理由、どうすれば稼げるようになるのかについて理解できたでしょうか。

SEの平均年収は日本の給与所得者の平均年収より100万円以上も高いです。ただ、業種や企業規模などによって平均年収には幅があります。

年収アップのためにも、まずは希望業種・企業の平均年収を確認しましょう。

転職に迷ったらやってみよう!【エンジニア診断】

記事の監修責任者

飯塚 寛也
エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
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