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CCNAは独学でも取得できる! 合格へのメソッドをあなたに伝授

CCNAは独学でも取得できる! 合格へのメソッドをあなたに伝授

インターネットやスマートフォンが広く普及したことにともなって、ネットワークを使ったアプリやソフトウェアは私たちの日常においてとても重要なものになりました。特にIT企業の採用などではネットワーク技術者の重要度が高まっていることもあり、入門資格としてCCNAの取得を検討する人も少なくありません。しかし、資格取得には費用や時間もかかるため、独学で取得をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、CCNAの取得を目指して独学で勉強することについて、勉強の進め方やメリットとともに、気をつけなければならないことや対策なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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CCNAとは

CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは、コンピューターネットワーク関連の機器を扱うCISCO(シスコ)社が実施している、ネットワーク技術に関する認定試験です。

CCNAは以下のような技術を対象としていて、取得することでネットワークを最適化して管理する能力が証明できます。

CCNAの出題範囲

CCNAの認定資格は有効期限が3年となっているため、3年ごとに新しい技術を習得して更新する必要があります。受験のための前提条件などはありませんが、1年程度CISCOのネットワーク機器を扱った経験などがあることが推奨されています。

CCNAはネットワークの入門資格

新しいCisco技術者認定試験

CCNAは、CISCOが実施している認定資格の中では、入門に位置付けられるネットワーク分野の基本的な資格なので、インフラ分野の仕事における運転免許証と表現されることもあるような資格です

CISCOの技術者認定資格は、専門性や難易度によっていくつかの区分が設けられており、自分の実力に合わせて取得できます。

これからインフラ分野の仕事やIT系の企業への就職を考えている人は、まずは技術的な基礎が備わっていることが証明できるCCNAの取得から挑戦して、日々の業務や将来のことを考えながら、徐々に段階をあげて難易度の高いCCNPなどに挑戦していくと良いでしょう。

ネットワークスペシャリスト(国家資格)との違い

ネットワークに関する国家資格としては、ネットワークスペシャリストがあります。ネットワークスペシャリストは、高度なネットワーク技術が証明できますが、実務経験が充分にあるエンジニアでも合格が難しいような難関資格となっています。

関連記事:ネットワークスペシャリスト試験とは|難易度から勉強方法まで紹介

CCNAがネットワーク技術者に限らず、インフラを扱う広い業務で役立つ基礎的な知識が集約された実用的な認定資格なのに対して、ネットワークスペシャリストは国や一部の事業などで高度なネットワーク技術者として活躍できることが証明できる資格です。同じネットワークに関する資格でも、IT業界内での扱いは異なっています

CISCOの認定資格の中にも高度な技術力が証明できる資格が用意されているので、興味のある方はぜひ以下の記事もご覧ください。

関連記事:Cisco技術者認定資格とは? 種類・難易度と受験方法を解説

CCNA試験の基本情報

CCNA試験の基本情報
試験時間と問題数 120分で100問程度
試験形式 パソコンで回答するCBT形式
出題範囲・配分 範囲は広いものの
各分野の配分は決まっている
受験申し込み インターネット申し込みが便利
電話などの方法もある
受験料 36,960円
クレジットカード払いが便利
難易度と勉強時間 合計200時間が目安
合格率は25%〜30%程

CCNAの取得を目指して勉強を始める前に、挑戦する資格についての情報はしっかり確認しておきましょう。特に試験の形式や出題範囲については、勉強の方法や内容を検討するうえでも重要な情報です。

ここでは、CCNA試験についての基本的な情報をまとめて紹介しています。

試験の内容を確認して勉強の計画を立てるとともに、受験の申し込み方法などについても間違えないように確認しておきましょう。

試験時間と問題数

CCNAは120分の試験で、全部で100問程度の問題が出題されます。試験問題の形式は問題によって異なるため、1問あたりにかけられる時間は単純には計算できないことに注意しましょう。

通常の試験の場合は、簡単な問題から解いてから難しい問題を解くといった時間配分を考えながら回答することもありますが、CCNAの試験は順番に回答していく必要があるため、そういった工夫ができないことも覚えておきましょう。ある意味小細工なしで自分の実力を示す必要がある過酷な試験とも言えます。試験に対して不安がなくなるくらい、事前にしっかりと準備して臨みましょう。

試験形式

CCNAの試験形式は、パソコンで回答するCBT形式でおこなわれます。2020年12月から自宅のパソコンからも受験できますが、Webカメラでの監視などが付くことになるので、自宅のプライベートな情報などが外部に漏れることが気になる方は、従来通り試験会場で受験するのが良いでしょう。

試験問題の形式は問題によって異なり、通常以下のような形式で出題されます。中でもシミュレーション問題は実際のネットワークを設定する試験なので、合格するためには知識を活用して実用的な仕事をこなす技術が必要です

・選択問題
・ドラッグ&ドロップ
・穴埋め
・シナリオ問題
・シミュレーション問題

2020年の試験改定後、シミュレーション問題とシナリオ問題は出題されなくなっていますが、いつ出題が再開されるかわからないため受験前には最新情報を確認しておきましょう。

出題範囲・配分

CCNAの出題範囲と出題の配分については、公式サイトで以下のように提示されています。

CCNAで出題される6つの分野と得点配分

試験範囲から全体的に出題されるので、漏れがないように広く知識を付けましょう。特にネットワーク関連の業務をしている場合は、日々の業務で扱う分野に知識が偏ることがあるので、出題される範囲を確認して、不足している分野についてはしっかりと補いましょう

受験申し込み

CCNAの試験は、IT系国家資格のように試験日が決まっているものではなく、自分の都合の良い日に受験します。申し込み時に受験する試験会場を選ぶとともに、受験日や希望する時間を選ぶことができます

CCNAの受験申し込みは、以下の方法でできます。インターネット環境があれば、PearsonVue(ピアソンVUE)のサイトから申し込みするのが簡単でおすすめです。

・PearsonVueのサイトから申し込む
・PearsonVueのコールセンターで申し込む
・直接テストセンターに電話で申し込む

インターネット環境がない場合も、コールセンターへの電話やテストセンターに直接申し込むこともできます。

以下に受験申し込みの流れをまとめてあるので、確認しておきましょう。

試験日 随時
※基本的に月曜~土曜で毎日実施
申し込み方法 【申し込みの流れ】
①ピアソンVUE社のサイトからアカウント登録する
②受験申し込みページから最寄りのテストセンターを選んで、日時指定する
【試験会場(テストセンター)一覧】
※コールセンター(0120-355-583、もしくは0120-355-173)に電話予約でも可能
※テストセンターで直接申し込みも可能
※オンライン受験も可能
ピアソンVUE社のホームページ内専用フォームから、
オンライン試験一覧で対象試験と日にちを選択
※予約した後48時間以内に試験を受けること

受験料

CCNAの受験料は税込で36,960円となっています。Webサイトから申し込みする場合は、申し込み手続きの最後にクレジットカード情報を入力して支払います。

資格 試験番号 受験料(税抜) 受験料(税込)
CCNA 200-301 CCNA ¥33,600 ¥36,960

申し込み方法によって、利用できる支払い方法が異なるため注意しましょう。クレジットカードでの支払いが便利ですが、カスタマーサービス経由で申し込めば銀行振込での支払いもでき、一部のテストセンターでは現金での支払いを受け付けているところもあります。

ウェブサイト カスタマーサービス テストセンター
クレジットカード
バウチャー
銀行振込 × ×
現金 × × △(一部)

バウチャーとはプリペイドの電子チケットのことで、まとめて購入することで割引が受けられます。CCNA以外にも受験を検討している資格試験などがある人や、複数人または団体で受験する場合に使うと良いでしょう。

難易度と勉強時間

CCNAの難易度や勉強時間については、勉強を開始した時期の知識量にもよりますが、ゼロから勉強を始める場合は最低でも200時間程度は必要と考えておきましょう。200時間の勉強量は、一日2時間ほど勉強する計画で考えると、2か月くらいの期間が必要になります。

時間 期間 合計勉強時間(目安)
2時間/日 2ヶ月 200時間

合格率は25%〜30%程度と難易度が特別に高い試験ではなく、CCNAはネットワーク関連の実務経験がなくても勉強して取得できる内容となっています。

入門的な資格とはいえ専門技術に関する内容なので、まったくの未経験の場合は難しく感じることもあるかもしれませんが、しっかり勉強すれば1ヶ月程度で全体的に理解できるようになってくるはずなので、挫けず順番に覚えていきましょう。

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CCNAは独学でも合格できる? 学習を始める前に知っておくべきこと

CCNAはネットワークについての専門的なIT系資格の入門に位置付けられているものの、本当に独学での勉強で取得できるか不安に思う人もいるでしょう。

結論から言うと、CCNAは独学で勉強して取得することが十分可能な資格ですが、技術的に専門的な内容が多いため簡単ではありません。ここでは、CCNA取得に向けて独学をするメリットやデメリットについてまとめているので、ぜひ参考にしながら自分なりの勉強方法を考えてみてください。

独学でCCNAを学ぶメリット

独学でCCNAを学ぶメリット

資格取得の勉強の進め方にはいろいろとありますが、最初に思いついてすぐに行動に移すことができる勉強法は独学でしょう。独学での学習には、手軽なこと以外にもさまざまなメリットがあります。

資格取得を目指す場合は、まず最初に書籍やインターネットの情報などで挑戦する資格試験の情報を集めましょう。特にインターネット上では試験制度に関する情報以外にも、試験内容の解説や練習問題など、無料で入手できる勉強に役立つ多くの情報を発見することもできて、それらは独学の助けになります

ここでは独学で学習を進めるメリットについて代表的なものを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

①自分に合った学習計画を立てられる

学業や仕事をしながら将来の就職や転職に向けてCCNAの取得を目指すといったケースは多いですが、どんな学習方法を選んだとしても、日常生活の中に新しく勉強のための時間を確保する必要があります。

独学で勉強する場合は、自分にあった学習計画を立てることができるのが最大のメリットです。日々少しずつの勉強で半年や1年後の受験に向けてゆっくり進めていくこともできますし、短期集中で勉強して2か月後には挑戦するといった計画を立てられるのも独学の強みです

また、勉強時間の融通が効くのも利点の一つです。資格試験を受験するまでの期間は長いので、その期間の間には忙しかったり体調を崩したりすることもあるでしょう。そんなときでも独学の場合は振り替えて別の日に勉強の遅れを取り返すといったことができるので、逆に時間があるときは大幅に勉強を進めることもできます。

②勉強のための費用を抑えられる

CCNAは、特にITインフラ業界ではとても認知度の高い認定資格なので、インターネット上では非常に多くの情報がまとめられており、それらの情報のほとんどは一般の人が無料で入手できます。無料で入手できる情報を活用して独学で勉強を進めれば、資格取得のためにかかる費用が抑えられます。

また、資格について解説した書籍も多く出版されているため、自分にあった参考書や問題集などを見つけるのも比較的簡単です。書籍の購入には少し費用はかかってしまいますが、自分の予算や勉強方法に合わせて購入する書籍を選んで出費を抑えることはできます。

たとえば技術の解説などは無料のインターネットの情報を活用する前提で、練習問題や模擬試験に特化している本を購入すれば、分厚い解説付きの試験対策本よりは安価に購入できるでしょう。

独学でCCNAを学ぶデメリット

独学でCCNAを学ぶデメリット

独学での学習はお手軽ですが、そのほかの学習方法と比較するとデメリットもあります。手軽ですぐに勉強を始められるからと独学での学習を選んでしまうと、資格取得の時期が遅れたり、途中で挫折してしまうこともあるでしょう

CCNAはネットワーク関連の資格の中では入門に位置付けられる試験ですが、専門的なIT技術の資格試験であり、試験範囲は広く難しい内容のものも多いため、勉強を進めていくと、理解が難しい部分でつまづいたりすることもあります。独学の場合はそれらの問題についても自分の力で解決して進めていかなければなりません。

ここでは独学でのデメリットについて代表的なものを紹介しているので、自分の計画や勉強にかける時間などを考えながら、試験勉強の方針決定に役立ててください。

①自分で勉強計画を立て実行しなければならない

独学ではすべてが自分次第です。資格取得に向けて自分で計画を立てて勉強を進めていく必要があります。

CCNAは、受験する準備が整えばいつでも挑戦できる認定試験です。1年に春と秋しか実施されないIT系国家資格では試験日から逆算して勉強の計画を立てることがありますが、CCNAでは勉強から受験までもが完全に自分次第です

独学で勉強を進める場合は、試験にいつ挑戦するのかを自分で決めて勉強計画を立てたうえで、計画通りに勉強を実施していく実行力が非常に重要だということを覚えておきましょう。

②意志が弱いとあきらめてしまう

CCNAを実際に受験するまでの長い勉強期間の間には、学業や仕事が忙しくて勉強時間を充分に確保できないこともあります。独学で勉強を進めている場合は、忙しくて後回しにしているうちに、資格取得への気持ちが揺らぐときもあります。

独学の場合は、揺らいだ気持ちを立て直せるようにするために、試験勉強を始める前に資格取得の目的を明確にしておくと良いでしょう

たとえば「就職活動で有利になるためにIT系資格を必ず取得する」「転職の前に技術力を資格という形で証明する」など、勉強に疲れたときなどにもその目的を思い出すことで気持ちをリセットして、改めて取り組めるようになるでしょう。

③わからない点を自分で解決しなければならない

独学で学習を進めていると、どうしても理解できない部分がでてきます。身近に詳しい人がいる場合などは教えてもらうことができるかもしれませんが、完全に個人で書籍やネットの情報などの情報を頼りに勉強を進めている場合は、自分で調べて解決しなければなりません。

情報社会とも言われる現代では、わからない点を調べて解決することはできますが、あまりにも多すぎる情報の中から自分が必要な情報を効率よく収集するには、情報収集の能力とともに時間が必要になります

調べて解決するためにかかった時間はそのまま勉強計画の遅れになってしまい、モチベーションの低下などにつながることがあります。根気強く勉強することが苦手な人は、独学でのCCNA取得は難しいかもしれません。

独学でCCNAに合格するための基本的な勉強法

独学でCCNAに合格するための基本的な勉強法

独学でCCNAの勉強を進める場合は、何から手をつけていけば良いか悩むこともあるでしょう。CCNAに限らず、試験範囲の内容を勉強した後で、実際の練習問題などを解いて理解度を確認するという勉強方法が一般的でしょう。

独学での学習を進めるうえでは、書籍やインターネットなどで得られる多くの情報を効率良く活用することが大切です。ここでは、CCNA取得に向けておこなう独学での基本的な勉強方法について紹介しています。CCNA受験に向けた勉強で役立つ具体的な情報を紹介しているので、ぜひ活用してみてください。

CISCO公式の練習問題を解く

CCNAの認定試験をおこなっているCISCOは、公式サイトで試験の練習問題を一般公開しています。まずは、公式の練習問題を解けるようになることを目標にして勉強を進めていくのが良いでしょう。練習問題に目を通す中で、試験の出題形式についても確認しておきましょう。

特に、ある程度ネットワークの知識がある人は、全体的な試験勉強を始める前に、まずは腕試しとして練習問題に挑戦してみるのも効果的です。公式の練習問題は有料で、サイトも英語なので少し敷居は高いかもしれませんが、自分の得意な分野や知識が不足している分野などが明確になり、その後の勉強の計画や内容を決める際に役立てることができます。

まったくの初心者でネットワークについてこれから勉強するという人は、いきなり公式の練習問題を見ても問題文の意味すらわからない可能性もありますが、これから挑戦する試験がどんな内容と形式なのかを把握することは重要なので、ぜひ検討してみてください。

参考書などの書籍を使う

参考書のような本は、昔から独学者の強い味方です。CCNAの独学の中では、本を使った勉強を活用することで大幅に理解度が高められるでしょう。

CCNAは認知度の高い資格試験なので、関連した多くの書籍が出版されています。書店やAmazonなどで実際の本を購入することもできますが、電子書籍版を購入すると、電車での移動時間などの隙間時間にも、少しずつ勉強を進めていくのに便利です

書籍の役割は独学の計画次第ですが、解説書で入門的な知識をつけたり、練習問題が多い本で実力を底上げするなど、用途に合わせて自分にあった書籍を選びましょう。

ここでは、CCNAの勉強に役立つ書籍を2冊紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1週間でCCNAの基礎が学べる本

1週間でCCNAの基礎が学べる本 第3版

1週間でCCNAの基礎が学べる本は、CCNAの勉強し始めたばかりの人におすすめの、いわゆる「初心者向け」の内容の本です。

CCNAはネットワーク分野の入門資格ですが、専門的な用語も多く試験範囲も広いため、まったくの初心者の人が本格的な書籍を手に取っても、内容を理解するのが難しい部分があったりします。

一般的な試験対策本は試験範囲に合わせて構成されていることが多いので、技術的なつながりや基礎になる解説が不十分なことがありますが、この本は「ネットワークとは何か」といった基本的なことから解説もされているため、初心者の人がCCNAの試験範囲の全体像をつかむのに最適です

シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集

シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集

シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集はCCNAの受験をする場合の定番書籍とも言われるくらい評価の高い本です。CCNAの試験範囲についての基礎力をつけて、覚えた知識を練習問題で確認できる構成となっているため、試験対策本として非常に優れています。CCNAに初めて挑戦する人も対象として丁寧に解説されているので、初心者の人が独学で合格を目指す場合の参考書としても利用できます

また、練習問題としては確認問題のほかに、模擬試験が2回分収録されているため、独学の最終仕上げとしての1冊にも最適です。多くの練習問題が収録されている本書は、ある程度実力に自信がある人にもおすすめの一冊です。

オンライン学習を活用する

インターネット上では、CCNAの試験対策やアドバイスなどの情報を多く見つけられるので、それらを使うことで試験対策を進めていくことができます。特にCCNAの勉強を始めたばかりの頃は、無料でお手軽に入手できるインターネット上の情報は重宝するでしょう。

CCNAについて扱ったサイトの中には、本格的な試験対策として練習問題などを掲載してくれている便利なサイトもあります。自己学習が進んで自信がついてきたら、武者修行のつもりでインターネット上にある練習問題を解いてみるとよいでしょう。出題された問題に対して自分の覚えた知識を引き出す応用力が身について、解けるようになってくると自信もつくでしょう。

便利な学習サイト「Ping-t」

Ping-tは、IT系資格の取得を目指す人達が集まって情報の共有などをしている有名なサイトで、登録は必要ですが無料で使うこともできます。練習問題が数多く登録されていて、わからないことをフォーラムで質問して有識者からの回答を得られます。

CCNAについての問題集は非常に充実しており、無料でも500問以上の練習問題が得られるため、独学での勉強に役立てることができます。練習問題には解説も付いているため、わからないところを調べる時間を短縮できるのも魅力の一つです。

「助け合いフォーラム」ではわからないことを質問できて勉強の助けにもなりますが、それ以上に同じ目的を持った人との交流は、独学でのモチベーション維持にも役立つでしょう。

ライバルに差を付ける! 独学での学習でやるべき工夫

独学での学習でやるべき工夫

CCNAの勉強方法などについてはインターネット上でもさまざまな解説がされているので、そういった情報を参考にしながら、独学で勉強を進めている人も少なくないでしょう。

ここでは、特に独学で勉強を進める場合に、ほかの人達と差がつけられる勉強方法の工夫について紹介しています。ここで紹介する方法を実践すると、勉強の期間を短縮する効果とともに、CCNAの実際の試験に役立つ知識をしっかりと自分の技術力として身につける効果も期待できるので、ぜひ参考にしてみてください。

勉強する前にとにかく試験問題に挑戦する

CCNAの実際の試験には、どんな問題がどういう形式で出題されるのかを知り、それとともに現在の自分の知識がどの程度かを把握するためにも、まずは試験問題に目を通しましょう。本格的な勉強を始める前に、実際の試験を正しく知っておくことができれば勉強方法を考える際にも役に立ち、結果として勉強期間の短縮にも効果が期待できます

ネットワークの技術分野では、暗記的に覚えておけば良いものと、技術的な理解と応用力が必要なものがあります。

試験問題を実際に解いてみながら間違えたところを覚えていく勉強をすることで、暗記するだけの知識を短期間で習得できますが、この方法では充分な理解が得られないことも多いため注意しましょう。暗記学習を目的とするのではなく、勉強計画を立てるために試験問題と向き合うことが大事です。

シミュレーションソフトを活用して実操作を経験する

改定前のCCNA試験にはシミュレーション問題と呼ばれる問題が出題されていました。シミュレーション問題では実際のネットワークを設定する必要があるので、正解するためには知識として知っているだけではなく、実作業をする技術力が必要になります。今後も試験に出題される可能性があるため対策しておくと良いでしょう。

シミュレーション問題の対策には、パソコン上で利用できるシミュレーションソフトを使うのが効果的です。シミュレーションソフト上では、実際の機器がなくてもネットワーク構築を疑似的にできるため、CCNAに向けての勉強だけでなく、インフラ技術者が知識を深めることなどにも有用です。

【おすすめのシミュレーションソフト】

Packet Trace
GNS3

将来的にネットワーク関連のエンジニア職を目指している場合は、就職した後の業務でネットワークの設計や確認作業でシミュレーションソフトを使うこともあるので、CCNAの勉強の段階からソフトの使い方に慣れておくのも良いでしょう。

CISCO社純正の無料シミュレーションソフト「Packet Tracer」

Packet Tracerは、CCNAの試験を実施しているCISCO社によるネットワークのシミュレーションソフトです。ルーターやスイッチなどの基本的なネットワーク機器だけでなく、CISCO社の機器をシミュレーションできるようになっており、CCNAの勉強だけでなく、ネットワーク関連の業務に携わるエンジニアにも使われるソフトウェアです

ダウンロードするためにアカウントの登録は必要になりますが、無料で利用できるため、独学で出費を抑えたい人も安心です。

CCNAのシミュレーション問題で出題されるルーティングなどを、実際にPacket Tracer内の機能で実際に設定してみることで、わかったつもりの知識が本当に自分の技術力になったと実感もわき、試験に対する自信にもつながるでしょう。

国際的に広く使われるシミュレーションソフト「GNS3」

CISCO社以外のネットワーク機器にも対応したシミュレーションソフトではGNS3が有名です。世界的に広く使われているソフトですが、日本語の情報が少ないので、CCNAの勉強をするためだけに使うのには少し敷居が高いですが、将来的に仕事でCISCO以外の機器を扱う可能性がある場合などは、こちらを選んでおくのも良いでしょう。

CISCOのPacket Tracerは基本的に更新されませんが、GNS3は更新で新しい機能も追加されていくので、特に本職のエンジニアの人達に使われることが多いソフトです。ただし、Packet Tracerが完全無料なのに対して、GNS3は一部の機能が有料なので、利用予定の機能についてはあらかじめ確認しておきましょう。

可能であればCISCOの実機で勉強する

CISCOのネットワーク機器には数多くのコマンドがあるので、すべて想像だけで覚えるのは大変な労力が必要です。できれば実機を実際に触りながら、覚えた知識を一つ一つ確認して自分の技術力にしていくと良いでしょう。

CCNAの取得に向けた勉強で実機を使った確認作業は必須ではありませんが、物理的な機器を使った実際の作業の過程からは、試験に合格するための知識だけではなく、実際の業務の中で役立つさまざまな経験もできるでしょう。その経験は、就職や転職採用試験の面接などで高く評価され、ライバルに明確な差がつけられます。

CISCOのネットワーク機器は高額なものも多いので、個人で入手するのが難しい場合もありますが、会社の機器を勉強で使わせてもらうとか、中古などの比較的安価な方法で入手するなど、自分に合った方法を検討してみましょう。

独学が不安な人はスクールも検討してみよう

独学での学習では、自分で計画を立てて確実に実行していく必要があるので、自分のことを流されやすく優柔不断な性格だと自己分析している人や、特定の時期までに確実に取得したいけど独学だと不安だと感じている人は、資格取得のサポートをしてくれるスクールを使うことも検討してみましょう。

独学と違ってスクールを使う場合には費用の心配などもあるかもしれませんが、最近では費用がかからないものなどさまざまなサービスがあるので、独学を始める前に少し調べてみるとよいでしょう。

スクールを利用すれば勉強に集中できる環境を作れる

独学では、自分で勉強の計画や内容を決める必要があるので、出題範囲の広いCCNAのような試験ではなかなか大変な作業です。

スクールを使うと、面倒な勉強の計画を立てる必要がなくなります。スクールで実績のある効率的な計画のうえで勉強が進められることはとても心強く、独学勉強に比べて資格取得までの期間を短縮することにも効果的です

また、勉強する内容も自分で判断するのではなく、IT試験対策のプロが決めてくれるため、安心して勉強に集中できることも大きなメリットです。独学と違ってわからないところや不安なところを相談することもできて、勉強が止まってしまう心配もありません。

個人では準備することが難しい実機についてもスクールによっては用意されていることもあり、充分な試験対策ができると共に、実機を操作することで自信もつくでしょう。

スクールの利用にはコストもかかりますが、お金を支払っていることが自分への戒めとなり、挫折してしまうリスクを減らすことができる側面もあるでしょう。

就職や転職が最終目標なら就職支援付きスクールがおすすめ

スクールにはCCNAのような資格取得のサポートをしてくれるだけでなく、資格取得後の就職や転職について支援してくれるスクールがあります。

就職支援の内容はスクールによってもさまざまですが、就職活動をするうえでの職種などの相談や面接試験のロールプレイなど採用試験に関するサービスのほかに、就職先企業の紹介までしてくれるスクールもあります。

CCNAを取得した後の最終的な目標が、就職や転職ということであれば、就職支援付きのスクールを選ぶと、勉強の効率化とともに就職成功率を高められる可能性があります。独学での勉強を始める前に、まずは自分に合ったスクールがないか調べてみると良いでしょう。

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CCNA取得で就職や転職に有利になるIT職種

CCNA取得で就職や転職に有利になるIT職種

IT系の資格は、自身の実力を形にすることを目的としたり、IT企業などでの仕事で必要に迫られて取得する場合もありますが、就職活動やキャリアアップのために取得を検討する人も多いでしょう。IT企業などの採用試験では、個人の技術力を定量的に測ることが難しいため、技術力を保証する資格の効果が最大限発揮される場でもあります。

ここでは就職や転職などにおいて、CCNAの取得が有利になる代表的なIT系の職種を紹介しています。

CCNAで習得した技術力や知識は、IT業界で広く活用できるものが多いので、有利になる職種も幅広いですが、その中でも特に知識の活用頻度が高く、就職や転職などで高い効果が見込める職種について紹介していきます。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、名前の通り通信の基盤となるネットワークを専門的に扱うIT技術職です。

ネットワークをどのように構築するかを設計して、実際のネットワークを設定していくような作業から、動いているネットワークを監視したりメンテナンスをするような仕事まで、広くネットワークに関連する仕事を担当します。

CCNAの試験範囲に含まれる技術的な内容を日常的な業務で常に使う代表的な職種で、採用試験の際にCCNAを所持していると強力な武器になります。基礎的な知識があると採用企業への安心感を与えるとともに、教育コストの低減などの実益をもたらすことにもなり、ほかの候補者と明確な差をつけることができるでしょう。

関連記事:ネットワークエンジニアとは?仕事内容&必須スキルまとめ

サーバーエンジニア

サーバーとは、インターネットなどのネットワークを経由して、多くの人にさまざまなサービスを提供するために使われるコンピューターやソフトウェアのことです。

サーバーエンジニアは、サーバーの設計や構築とともに保守や運用の管理などもおこなう技術職で、ネットワークエンジニアとともにITインフラを支える中核になる職種です。CCNAは、インフラエンジニアに分類される職種の採用試験では、特に高い効果が見込めます

インフラエンジニアに興味のある方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

関連記事:インフラエンジニアとは|ITインフラ全般を支えるエンジニア

サーバーは、通常ネットワークにつながった状態で使われるため、サーバーエンジニアは日常的にネットワークを扱い、ネットワークエンジニアとの調整や協力なども頻繁におこないます。CCNAで学んだ知識は自分の仕事だけでなく、ほかの技術者との円滑なコミュニケーションにも役立てることができます。

関連記事:サーバーエンジニアとは|仕事内容から必要なスキルまで徹底解説

システムエンジニア

システムエンジニアはソフトウェアの設計を担当する技術職で、IT業界の中で仕事や人の中心に立ってまとめていく仕事です。

ソフトウェア設計の過程では、扱う技術や素材などすべてのことを考慮しなければなりません。特に近年のソフトウェアではインターネットを中心としたネットワークを扱うことが多いので、設計を担当するシステムエンジニアにネットワークの知識は必須といえる状況になっています。

CCNAは、広い分野についての知識が求められるシステムエンジニアにとても適した資格の一つです。CCNAで学べる知識に基づいて基本的なことは自分で判断して、高度な内容は専門技術職に相談するという仕事の進め方で役に立つ機会が多いので、採用試験においても高く評価されます

関連記事:IT業界の花形 システムエンジニア | 仕事内容から年収まで解説

プログラマー

プログラマーは、IT系技術職の中でも非常に有名な職種の一つで、プログラミング言語を使って実際にソフトウェアを作る職種です。

プログラマーは、所属する企業や担当する業務によってさまざまな種類のソフトウェアの製作をする仕事です。近年はインターネットやスマートフォンの普及にともなって、ネットワークを使うプログラムを作る機会が多くなっています。

ネットワークの設定など専門的な業務は担当エンジニアがおこなうのが一般的ですが、設定されたネットワークを使うプログラムを作るプログラマーにもある程度の知識があると、作業中の問題解決などに役立ち、作業効率は高まります

プログラマーの採用試験では、CCNAや基本情報技術者試験のような、入門的で広い知識が証明できる資格はとても効果が高いため、ぜひ検討してみてください。

関連記事:プログラマーとは|仕事内容や年収から向いている人や資格まとめ

しっかり試験対策をしてCCNAの取得を目指そう

CCNAはネットワーク分野の入門的な資格とされることが多いですが、試験範囲は広く、内容は専門的なものばかりなので、油断せずにしっかりと準備して挑戦しましょう。特に独学で勉強を進める場合は試験との戦いとともに、モチベーション維持など自分自身との戦いもあるため、今回紹介したメソッドを取り入れるなどで進め方を工夫してみてください。

CCNAは将来性も高いインフラ分野の資格で、知識が役に立つ場面の多い優れたIT系資格の一つにもかかわらず、独学でも十分に合格が狙える優秀な資格です。自分なりの勉強を進めて、ぜひ取得に挑戦してみてください。

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記事の監修責任者

飯塚 寛也

エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
監修責任者からのメッセージを読む
株式会社アプエンテ 職業紹介責任者(010-190717133-004) 情報処理技術者試験 ネットワークスペシャリスト試験(第NW-2021-04-00112号) Cisco認定試験 CCNP Enterprise 認定/CCNA

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