IT資格

システムエンジニアと資格の関係|おすすめ資格や勉強法も解説

2021.09.02

IT業界の職種はどれも専門的な知識・スキルが求められます。その中でも代表的な職種である「システムエンジニア」は特に専門的なイメージが強く、システムエンジニアになるためには専門分野の資格が必要と思っている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、システムエンジニアにおける資格の役割や取得するメリット、おすすめの資格と取得のための勉強法について解説していくため、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアとは

システムエンジニアとは、コンピューターシステムの設計をするエンジニアです。顧客の抱える問題・悩みを解決するためのシステムを設計し、プログラマーたちと協力してチームで開発に取り組みます。

システムを設計するための専門的な知識・スキルだけでなく、顧客やチームのメンバーと正確に意思を疎通するための高いヒューマンスキルも求められます。

詳しくはこちらの記事で解説してあるため、併せて読んで参考にしてください。
関連記事:IT業界の花形 システムエンジニア | 仕事内容から年収まで解説 

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システムエンジニアが資格を取得するメリット

システムエンジニアは業務内容が専門的なため、資格が必要なイメージを持たれることも多いですが、実はシステムエンジニアになるために資格は必須ではありません。

しかし、資格を持っていることに意味がないわけではありません。資格は自分が高い実力を持っていることを証明できて、取得することでシステムエンジニアとしてさまざまなメリットがあります。

資格を取得する3つのメリット

それぞれのメリットについて具体的に解説していくため、参考にしてください。
 

採用選考でアピールできる! 

資格を持っていると、システムエンジニア採用の選考でプラスの材料として強くアピールすることができます。

システムエンジニアは専門的なスキルが必要な職種です。ITの専門資格を取得していると、あらかじめ業務で必要なスキルを持っていることを証明できるので、即戦力としての活躍を期待されて選考でプラスに働きます。

また、あらかじめ専門的な分野への勉強に取り組んでいることから、システムエンジニアへの志望度の高さも伝わります。資格を取得することで、実力面でも志望度の高さでも選考で優位に働くでしょう。

重要な業務を任せてもらえる! 

資格を取得すると、重要な業務を任せてもらえる場合があります。

システムエンジニアの業務は、重要な業務になるほどより高度なスキルを求められる場合が多くあります。資格の取得には高いスキルが求められるため、資格を持っていることで実力の証明になり、早い段階から重要な業務を経験できます。

重要な業務を経験できれば社内での評価が上がるだけでなく、業務を通して自分のスキルアップにもつながるでしょう。

キャリアアップや待遇面の向上に役立つ! 

システムエンジニアからさらに上位の職種にキャリアアップするには、高いIT専門スキルが必要になり、資格を取得していることで、それらの高いスキルを持っていることが証明できます。

また、企業によっては資格の取得を推奨しており、資格を持っていることで給料とは別に手当てや報奨金が支給される場合もあります。難易度の高い資格ほど支給額が大きい傾向にあり、取得することで自分のスキルだけでなく、待遇面の向上にもつなげることができます。

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資格の種類

システムエンジニアとして役立つ資格は、主に「国家資格」と「ベンダー資格」の2種類に分けられます。それぞれ特徴が異なるため、資格の取得を目指す際は自分に必要な資格はどちらか判断できるように、あらかじめ概要を理解しておきましょう。

それぞれの特徴について解説していくため、ぜひ参考にしてください。

国家資格

国家資格は、国が法律に基づいて定めている資格です。国家資格を持っていると、個人の裁量ではなく国の定めた基準で実力を証明できます。国家資格は知名度が高いものも多く、さまざまな場で信頼を得るのに役立てることができます。その分難易度が高いものが多いため、取得には高いスキルが必要になります。

また、非常に多くの種類があるため、取得を目指す方は自分の目指す職種と関連性の低い資格を受験しないよう注意しましょう。

ベンダー資格

ベンダー資格は、IT関連の製品を製造・販売している特定の企業や組織が独自に認定している資格です。取得することで、その企業が開発したIT製品を操作・管理する適切なスキルを持っていることを証明できます。

国家資格に比べて、一般的にはあまり知られていない資格が多いですが、システムエンジニアは業務の関係上、ベンダー資格が役立つ場面も多いです。専門的なスキルの証明として、取得しておくと役立ちます。

難易度によってレベルが分かれている

国家資格もベンダー資格も、難易度によってそれぞれレベルが分かれています。国家資格は、以下のように分けられています。システムエンジニアとして役立つ資格は、基本的にレベル2~4に当てはまるものが多いです。

情報処理技術者試験のレベル

ベンダー資格はそれぞれの資格によって異なりますが、基礎的な知識を問うものから高度なスキルを問うものまで、国家資格同様に幅広いレベルで分けられています。

資格を取ろうと受験しても、合格できなければ意味がないので、まずは自分のレベルにあった資格を取得し、そこから上位の資格を目指していくことが大切です。

受験条件のないものが多いため、高校生・大学生でも取得可能! 

IT系の資格は受験条件のないものが多いため、高校生や大学生でも勉強して取得することが可能です。一部のIT資格には特定の実務経験などが受験の前提条件として必要なものもありますが、システムエンジニアに関連する資格は基本的に誰でも受験することができます。

そのため、学生であっても相応のスキルがあれば資格を取得できるので、就職活動で役立てることが可能です。資格を取得するために学生のうちから専門的な知識を勉強して身につけることで、システムエンジニアをはじめとしたIT系の職種や業界への理解を深めることもできます。

業務に役立つ! おすすめの国家資格5選

国家資格は知名度が高いものが多く、国の定めた裁量で実力を証明できるため、持っていると業務で信頼を得るのに役立てることができます。

国家資格にはさまざまな種類があり、取得を目指す際は自分に必要な資格はどれか正しく見極めることが重要です。システムエンジニアと関連性のないものを取得しても、あまり効果的なアピールには使えません。

システムエンジニアにおすすめの国家資格5選
 
IT系の国家資格の中でもシステムエンジニアにおすすめのものを、難易度別で合計5つ紹介していくため、参考にしてください。

基本情報技術者試験(スキルレベル2)

「基本情報技術者試験」は、多くのシステムエンジニアが取得している、I T技術者の登竜門として有名な資格です。スキルレベル2の「基本的な知識・技能」を問う試験内容になっています。

対策用の参考書も多く、独学でも充分取得を目指せる資格です。持っていれば採用の選考でも役立つため、システムエンジニアを目指す場合にまず取得すべき資格といえるでしょう。

こちらの記事では、基本情報技術者試験について詳しく解説しているので、併せて読んで参考にしてください。
関連記事:基本情報技術者試験の攻略ガイド|日程から勉強方法まで完全網羅

情報セキュリティマネジメント試験(スキルレベル2)

スキルレベル2でシステムエンジニアにおすすめの試験2つめは、「情報セキュリティマネジメント試験」です。企業・組織の情報を機密性・可用性・完全性の3要素を確保しつつ管理する「情報セキュリティ」に関する資格で、情報セキュリティのための基本的なスキルを問うものが出題されます。

システムエンジニアは業務の関係上、顧客や社内のさまざまな情報を管理する必要がある職種です。情報セキュリティマネジメント試験を取得することで、機密情報を扱う場面で信頼を得るのに役立てることができます。

応用情報技術者試験(スキルレベル3)

「基本情報技術者試験」が基本的な知識・技能を問うのに対し、「応用情報技術者試験」は応用的なレベルの国家資格です。基本情報技術者試験を取得し、さらなるレベルアップを狙う人におすすめの資格です。

IT関係の知識だけでなく、経営や管理に関する問題も出題され、取得できれば高度なIT人材としての証明に役立ちます。

こちらの記事では、応用情報技術者試験について詳しく解説してあります。併せて読んで参考にしてください。
関連記事:応用情報技術者試験の攻略ガイド|難易度から勉強方法まで完全網羅

システムアーキテクト試験(スキルレベル4)

「システムアーキテクト試験」は、「高度な知識・技能」の証明になるスキルレベル4資格の中で、システムの開発における要件定義や設計のスキルが備えられていることを証明できる資格です。システムエンジニアの業務に直接関係する内容の資格で、持っていれば上級エンジニアの証明として役立ちます。

その分難易度は高く、取得を目指す場合はかなりの勉強が必要になります。実際にシステムの開発に携わったことのある、経験者におすすめの資格です。

関連記事:システムアーキテクトとは|国に認められた上級システム設計者の証

ネットワークスペシャリスト試験(スキルレベル4)

「ネットワークスペシャリスト試験」は、スキルレベル4資格の中で、ネットワークに関連する分野で高いスキルを持っていることを証明できる資格です。ネットワークはIT社会において不可欠なもので、そのスキルを身につけることは需要の高い人材になることにつながります。

システムの開発にはネットワークの知識も必要になる場合が多く、持っていることで重要な案件・業務が経験できて、システムエンジニアとしてのキャリアアップやさらなるスキルアップに役立つでしょう。

関連記事:ネットワークスペシャリスト試験とは|難易度から勉強方法まで紹介

他のエンジニアと差がつく! おすすめのベンダー資格3選

ベンダー資格は国家資格に比べてあまり広く認知されていませんが、システムエンジニアの特定の分野における専門的なスキルの証明に役立ち、持っていれば他のエンジニアと差をつけることができます。

システムエンジニアにおすすめのベンダー資格3選

ベンダー資格の中でも、システムエンジニアにおすすめな資格を3つ紹介していくので、参考にしてください。

ネットワーク資格「Cisco技術者認定」

Cisco(シスコ)技術者認定は、ネットワーク機器の世界的な大手企業である「Cisco Systems」の認定する資格です。取得することで、ネットワークに関する知識・スキルを持っていることが証明することができます。

ルーターやファイアウォールなどの、Cisco Systemsの製品を扱うスキルを問う内容で、初心者向けのCCNAや、上級者向けのCCIEなど、分野や難易度でそれぞれ細かく資格が分けられています。自分のキャリアにおいて必要なレベルの資格取得を目指しましょう。

関連記事:Cisco技術者認定資格とは? 種類・難易度と受験方法を解説

データベース資格「Oracle Master」

Oracle Master(オラクルマスター)は、「日本オラクル社」が認定する資格で、世界で高いシェアを誇るデータベース管理システム「Oracle Database」を扱うスキルを問う内容です。取得することで、データベースに関する知識・スキルを持っていることが証明できます。

オラクルマスターの難易度は「Bronze」から「Platinum」まで4段階に分けられているため、自分のスキルにあった難易度で受験可能です。

サーバー資格「Linux技術者認定試験」

Linuxとは、MacやWindowsと同じオペレーティングシステムの一種です。主にサーバーなど多くの分野で使用されているLinuxを扱う知識やスキルがあることを認定する資格がLinux技術者認定試験です。

世界認定の資格である「LPIC」と、日本国内で認定している「LinuC」があります。「Level-1」から「Leve-3」まで難易度別にも分けられているため、自分にあった適切なレベルの取得を目指しましょう。

関連記事:LPICとは|身につくスキルとメリットから勉強方法まで解説

資格を取得するための勉強方法

IT資格を取得するためには、専門的な知識・スキルを勉強して身につける必要があります。

IT資格を取得するための勉強方法

IT資格の勉強の方法としては、独学で勉強する方法と、ITスクールに通って勉強する方法が一般的です。自分にあった方法で勉強し、資格の取得を目指しましょう。

専用の参考書を使って独学で勉強する

専用の参考書を使うことで、独学で勉強する方法です。時間に余裕がある方は、まず独学で勉強を始めるのがいいでしょう。

IT系の資格はどれも専用の参考書があり、書店やネットで簡単に購入可能です。過去の試験の問題やそれぞれの解説が載っているため、活用すれば独学でも充分資格の取得を目指せます。

ITスクールに通って勉強する

ITスクールに通うことで、講師に教えてもらいながら勉強する方法です。なるべく短い期間で資格の取得を目指す場合は、ITスクールに通うのがオススメです。

ITスクールに通うとなると、独学で勉強するのに比べ費用がかかってしまいますが、IT分野の高いスキルを持っている講師がサポートしてくれるため、理解のスピードも早くなります。

スクールの中には、提携している企業に就職することで受講料が無料になるものもあるので、金額が気になる方はそのようなスクールを利用するのが良いでしょう。

資格を取得して、憧れのシステムエンジニアを目指そう! 

システムエンジニアにおける資格の役割や、資格を取得するメリットについて理解できたでしょうか。システムエンジニアになるために資格は必須ではありませんが、持っていると実力の証明として役立てることができます。

自分にとって必要な資格を取得して、憧れのシステムエンジニアを目指しましょう。

転職に迷ったらやってみよう!【エンジニア診断】

記事の監修責任者

飯塚 寛也
エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
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