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インフラエンジニアができる在宅仕事6選|在宅勤務に就く方法とは?

インフラエンジニアで「在宅仕事ができるのか?」とか「在宅勤務に就く方法はあるのか?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。ITインフラの構築は最初はネットワークのケーブル敷設や機器の設置から始まるため、確かに在宅勤務はできませんが、それ以外の業務に関してはほかの職種のエンジニアと同じく在宅勤務ができる環境になっています。

この記事では、インフラエンジニアが在宅でできる仕事の種類から、在宅勤務に就く方法を紹介します。インフラエンジニアで在宅勤務をしたいと考えている人は参考にしてみてください。

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そもそもインフラエンジニアとは?

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアは、ネットワークやサーバーを構築して管理する仕事です。また、ネットワークやサーバーを外部の攻撃から守って、システムを安定して管理するためのセキュリティも実装します。

ネットワークやサーバーの構築には、データセンターなどで直接ネットワーク機器を運んでシステムを作るオンプレミスと、クラウド事業者が提供するサイトにアクセスしてブラウザ上でシステムを作る方法の2種類があります。

インターネットの環境が整っていない頃にはオンプレミスの作業が普通でしたが、ネットワーク技術の向上やクラウドの普及にともなって、インフラエンジニアも在宅で仕事ができるようになってきています。

関連記事:インフラエンジニアの仕事内容|やりがいから就活まで徹底解説

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インフラエンジニアは在宅勤務ができるのか?

インフラエンジニアが在宅で仕事ができる理由

インフラエンジニアの業務といえば、新しくシステムを構築する際にデータセンターにネットワーク機器を設置しなければならなかったり、機器が故障すればまたデータセンターに入って機器を交換する作業があったりして、在宅勤務が難しいように思う人もいるでしょう。

現地作業が必要な場合は在宅勤務ができませんが、ネットワークやセキュリティの技術の進歩にともなって、インフラエンジニアも在宅で仕事ができる環境が整ってきています。ここではインフラエンジニアが在宅勤務ができるようになった理由について紹介します。

①インターネットの速度向上で会社と自宅を安定して接続できるようになった

在宅勤務が可能になった一番の大きな理由は、インターネットの回線速度の向上と利用料金が下がったことで、自宅と会社を安定して接続できるようになったことでしょう。

インターネットが一般家庭で使われ始めた頃はISDN回線だと64kbpsと低速で、従量課金制で1日中使うととんでもない利用料金になるため、会社と自宅を接続して業務できる環境ではありませんでした。それに比べて現在ではインターネットは光回線が整備されて、1Gbpsの回線が1ヶ月数千円から利用できて、自宅のPCから会社のネットワークに安定して接続できるようになっています

そのため、自宅にいながらもインターネットを使って会社のシステムにアクセスして、社内の検証環境へのアクセスや、インターネット越しに設計資料のやり取り、会議もオンラインで可能になり、自宅でも会社にいるときと同じことができるようになっています。

②セキュリティ技術の向上により自宅でも会社の仕事ができるようになった

在宅勤務ができるようになったもう一つの理由としてはセキュリティ技術の向上が挙げられるでしょう。

従来は、外部と会社のネットワークをセキュリティを確保して接続するためには、拠点間を伝送装置で接続する専用線や、拠点ごとにルーターを設置してVPNを設定するのが主流でしたが、近年では自宅から会社のネットワークへ接続する場合は専用のソフトを使えば、自宅と会社の間で簡単にVPNを張ることができます

また、認証方法にもパスワード認証、鍵認証、証明書認証などさまざまあり、二段階認証や二要素認証など複数の認証を組み合わせることでセキュリティの強度を上げることもできたり、第三者からの不正なアクセスや改ざんを防ぐためのセキュリティ技術が向上しているのも在宅勤務がやりやすくなった理由の1つです。

③クラウド技術の発達により在宅勤務をやりやすくなった

クラウド技術の発達と普及によりインフラエンジニアも在宅勤務がやりやすくなっています。オンプレミスの環境では、新しくネットワークやサーバーを作る場合は最初は現地にネットワーク機器の搬入が必要でしたが、クラウドを使えば、Webブラウザでクラウドの設定画面にアクセスすることで新しくネットワークやサーバーを作ることできます。

オンプレミスとクラウドの違い

そのため、わざわざ現地へ行く必要もなくなったため、インターネットからクラウドに接続できる環境があれば場所を選ばず在宅で作業ができます。また、在宅からいつでも接続できるので作業時間を選ぶ必要もなくいつでも作業ができます。

また、令和3年に総務省が発表した「企業におけるクラウドサービスの利用動向」によると、企業のクラウド利用率は増加傾向にあります。

企業におけるクラウドサービスの利用動向

参考サイト:企業におけるクラウドサービスの利用動向

それにともなってインフラエンジニアの作業環境がクラウドになるケースは今後も増えていくと考えられ、在宅勤務もやりやすくなっていくでしょう。

インフラエンジニアが在宅で働くメリットとデメリット

インフラエンジニアが在宅で働くメリットとデメリット

クラウド技術を含めインターネット環境が整備されたことで在宅勤務がやりやすくなっていますが、ネットワークやサーバーに接続できる環境が整っていることで仕事できる職種と異なり、ITインフラを支えるインフラエンジニアが在宅で仕事をする場合はメリットとデメリットがあります。

ここではインフラエンジニアの仕事の特徴からどんなことがメリットになるのか、デメリットになるのかを紹介します。

メリット:ネットワークがつながれば場所を選ばす業務できる

在宅勤務をするためにはネットワークがつながる必要があります。インフラエンジニアはネットワークを作るのが仕事ですが、そのネットワークを作った後もサーバーやルーターなどのネットワーク機器の運用や保守をします。

たとえば、設定変更が必要になればネットワーク経由でルーターやスイッチにログインして、機器に障害が起これば、またネットワーク経由で機器にログインをしてログを確認します。ネットワークがつながれば、インフラエンジニアもほかのエンジニアと同様に場所を選ばず仕事ができるのです。

ここではネットワークがつながることでメリットになるインフラエンジニアの在宅仕事について具体的に紹介します。

構築や設定変更の作業は場所を選ばす柔軟に対応できる

ネットワークがつながれば機器の設定変更作業や、構築作業も環境によってはできます。

たとえば、自宅から VPN 環境を使って管理しているネットワーク機器に接続して設定変更をしたり、クラウド環境でネットワークやサーバーを新しく構築できます。自宅からいつでもネットワーク機器に接続できるため、時間や場所を選ばずに作業ができるので、設定を追加した後に突発的な変更があってもすぐに柔軟に対応できます。

ただ、逆に管理しているネットワーク機器に自宅からいつでも接続できると、一人で勝手に作業ができてセキュリティ的には良くないので運用のルールは必要になります。

ソフトウェア障害時に迅速に対応できる

自宅からいつでもネットワーク機器に接続できるため、管理している機器の障害調査も迅速に対応できます。

たとえばサーバーに接続できないとユーザーから申告があれば、ネットワーク経由で機器にログインをして、すぐにログの調査ができます。また、設定ミスが見つかればすぐに修正して復旧を迅速にできます。

障害対応はどんな状況であっても迅速な復旧が求められます。特にITインフラのシステムが止まってしまうとすべての業務が止まってしまいます。障害対応するために機器が設置している場所に直接行かなくても、すぐに原因を調査して対応できるのも在宅勤務のメリットです。

デメリット:現地作業が必要な場合がある

インフラエンジニアはネットワークやサーバーなどのITインフラの運用や保守をしているため、どうしても現地作業が必要になることがあります。 特に、在宅から機器に接続できなくなると、機器の設定変更や障害のためのログ調査ができなくなってしまいます。

インフラエンジニアはネットワークやサーバーの運用や保守をするのも仕事なので、在宅から機器に接続ができなくなった時点でシステム障害になり、在宅勤務はできなくなりすぐに現地作業になります

ここではインフラエンジニアが在宅勤務をすることでデメリットになるケースを紹介します。

機器が故障したら対応に時間がかかる場合がある

在宅勤務は自宅からいつでも管理しているネットワーク機器にアクセスができるので、設定変更や障害の調査を迅速にできるのがメリットですが、ネットワーク機器が故障してアクセスできなくなると、インフラエンジニアの場合はすぐに現地に駆けつけて障害対応をおこなうことになります。

場合によっては機器が設置されているデータセンターまで移動するのに、自宅から移動するよりも会社から移動したほうが早く到着できる場合もあるでしょう。そうなると、出社しているときよりも在宅勤務をしているときのほうが障害対応に時間がかかってしまい、在宅勤務のほうがデメリットになる可能性もあります。

オンプレミス環境の場合は在宅で業務をできない場合がある

自社でネットワークやサーバーを管理しているオンプレミス環境では、在宅で業務をできない場合があります。特に、自宅から機器にアクセスできないシステムになると在宅勤務はできません。

たとえば、個人情報や企業の重要な情報を扱っているような高いセキュリティが求められるシステムになると、外部からアクセスできる環境は制限され、場合によっては機器にアクセスするには、特定の運用端末の設置されている専用ルームからのみということもあります

高いセキュリティを確保するために、自社の裁量でシステムの保守ができるオンプレミス環境で管理する場合は、在宅勤務はできなくなる可能性があることを理解しておきましょう。

意外とたくさんある! インフラエンジニアが在宅でできる仕事6選

インフラエンジニアが在宅でできる仕事の種類

業務内容によっては在宅勤務ができない場合もありますが、ネットワーク環境が整ってきたことでインフラエンジニアでも在宅でできる仕事がたくさんあります。また、自宅から業務環境にネットワークで接続できればデスクワークをする職種はすべて在宅勤務でき、インフラエンジニアも例外ではありません。

そして、インフラエンジニアが在宅でできる仕事は意外にたくさんあります。ここではインフラエンジニアが在宅でできる代表的な6つの仕事を紹介します。

ネットワークやサーバーの運用・監視

自宅からシステムにアクセスできる環境があれば、システムの運用や監視業務は在宅勤務ができます。在宅勤務でシステムを管理する場合は、自宅からVPNソフトを使ってシステムにアクセスをして、機器の設定変更作業やログの収集などをおこないます。さらに、自宅から社内のネットワークにアクセスして、メールやチャットを使ってほかの運用メンバーと業務連絡も出社しているときと同じようにできます

また、システムによっては管理するための特定の運用ルームが設けられていて、決まった場所に出社しないと運用できない場合もあります。一方で、運用ルームを設けている企業でも密を避けるために、あえて外部からシステムにアクセスできる環境を整えて在宅勤務にしている企業もあります。

ITインフラのコンサルや設計

コンサルやITインフラの設計も在宅勤務ができます。 業務内容は提案書や設計書の作成、顧客への説明用の資料や見積もりの作成、会議などがメインになり、すべて在宅で仕事ができます

資料の作成や保管は、自宅から会社のネットワークに接続して会社のサーバー上でおこなえばよく、オンライン会議ツールを使えば自宅から会議に参加もできます。

ただし、コンサルや設計で作られる資料は企業の機密情報をたくさん含むため、セキュリティには気をつけなければなりません。ネットワークがつながれば業務そのものはできますが、企業の事情によってはセキュリティ上、在宅勤務ができない場合もあることを理解しておきましょう。

クラウド環境を使ったITインフラの構築業務

クラウド環境であればITインフラの構築から運用まですべて在宅勤務ができます。

オンプレミス環境の場合は、ITインフラを構築する場合は最初に機器を搬入するところからはじまるため在宅勤務は不可能ですが、クラウドであればブラウザ上でネットワークやサーバーが作れ、構築が終わったあともクラウドの設定画面にアクセスをしてそのまま運用や管理できるので、すべて在宅勤務ができます

また、クラウドを使えば時間や場所を選ばず作業できますが、いつでも誰でもアクセスできるのはセキュリティ的に問題です。作業をするために、セキュリティを確保するためのVPNをつくるのもインフラエンジニアの仕事です。

オンプレミス環境の仮想環境のサーバー構築

オンプレミスの環境となると、ネットワークやサーバーを設置する作業があって在宅勤務ができないと思われている人もいるのではないでしょうか。

オンプレミス環境でも機器を設置したあとに、外部からアクセスできるようにネットワークやサーバーを設定すれば外部から機器にアクセスができるため在宅勤務はできます。

オンプレミス環境でネットワーク機器に対して外部からアクセスできるようにするためには、管理用のネットワークを構築します。管理用のネットワークとは機器にアクセスできるようにするためのネットワークです。自宅から機器にログインをするためには VPN ソフトを使って管理用のネットワークにアクセスをして、実機にログインすれば在宅にいながら実機を操作できます

また、管理用のネットワークに仮想環境を作ってアクセスできれば仮想環境上でサーバーが構築できます。

ネットワーク機器の製品サポート業務

ネットワーク機器のメーカーや代理店の製品サポート業務も在宅勤務ができます。 主な業務は、機器を導入した企業の運用エンジニアからの製品についての問い合わせに対する技術的なサポートになり、メール対応がほとんどです。

また、問い合わせ内容によっては機器の仕様を確認するため動作検証をすることがありますが、その場合も自宅から検証環境にアクセスして自宅で検証をすることもできます。

ただし、製品サポート業務では検証をするために機器が使われる環境を再現する必要があるため、インフラエンジニアのスキルだけでなく開発系のスキルが必要になることもあります。そのほか、製品に対する知識も必要になるため、製品が外国製の場合は動作仕様を調べるために英語のマニュアルを理解する必要もあります。

障害対応1次受付窓口

ネットワークに障害が起こったり、機器が壊れた場合に顧客からの障害対応の依頼を受付をするヘルプデスクも在宅勤務ができます。主な業務は、システムを管理しているエンジニアから障害対応の依頼をメールや電話で受付をして、機器の保守をする業者へ連絡して作業員の手配やスケジュール調整です。

また、障害対応はスピードが求められるので、顧客から障害対応の連絡を受けた場合はどんな状況か正確に理解して、迅速に保守業者へ連絡しなければなりません。運用エンジニアと保守業者の間で迅速かつスムーズな対応が必要になるため、メールや電話対応などコミュニケーション能力は必要になります。

インフラエンジニアが在宅勤務で求められやすい3つのスキル

インフラエンジニアが在宅勤務で求められやすい3つのスキル

インフラエンジニアでも在宅勤務ができる環境が整っていますが、すべてのインフラエンジニアが在宅勤務できるとは限りません。在宅勤務をするためにはそれなりに技術スキルが必要です。

ここでは在宅勤務に就くために、インフラエンジニアとして身につけておきたいおすすめのスキルを3つ紹介します。インフラエンジニアとして在宅勤務をしたいと考えている人は参考にしてみてください。

①ネットワークやサーバーの構築スキル

インフラエンジニアにネットワークやサーバーの構築スキルが必要になるのは当たり前と思った人もいるのではないでしょうか。 特に、在宅勤務をするインフラエンジニアの場合は、一人でネットワークからサーバーまで構築できる高いスキルが求められます。

出社して仕事をする場合は技術的にわからないことがあれば周囲の有識者などに質問ができますが、在宅勤務の場合はチャットやメールなどでのやり取りになるため対面で会話でする場合と比べて業務効率が落ちます。

在宅勤務であっても周囲の人間とコミュニケーションを取って業務を進めるのは大切なことですが、在宅勤務の場合は自宅で一人で業務をするケースが多くなります。そのため一人で仕事を任せてもらえるだけの技術スキルを持っている人が在宅勤務に就きやすくなります。

②クラウドを使ったITインフラの構築スキル

クラウド環境を使ったITインフラの構築は、自宅からインターネット経由でクラウドの設定画面にアクセスして作業できるため、クラウドの知識やスキルがあれば在宅勤務になりやすいです。そのためクラウドを使ったITインフラの構築スキルを身につけておけば在宅勤務につきやすくなります。

さらに、クラウドで構築した後はクラウドでそのまま運用になるため、クラウドに関する知識は積極的に身につけておくとよいでしょう。

また、市場調査会社カナリスが2022年に発表した内容によると、クラウドはAWS、Azure、GCP、で半分以上のシェアになっています。

世界のクラウドサービスのシェア

そのため、最初は一番人気があるAWSのクラウドの知識から身につけると良いでしょう。

③プログラミングスキル

インフラエンジニアはプログラミングの業務がほとんどありませんが、プログラミングスキルを身につけることでほかのインフラエンジニアよりも一歩リードできます。

スキルの高いエンジニアは、1人で仕事を任せられるケースが多いので、自宅で1人で業務をする在宅勤務になりやすいです。プログラミング言語を使って定型業務を自動化しておけば短時間でさまざまなことができて業務の効率が大きく上がります。

そのほか、CCNAの上位資格であるCCNPの試験からはPythonのプログラミングに関する問題も出題されるようになっています。インフラエンジニアとしてさらに上を目指そうと考えている人はプログラミングスキルを積極的に身につけましょう。

インフラエンジニアの仕事に役立つプログラミング言語
・Python(パイソン)
・Ruby(ルビー)
・Java(ジャバ)

関連記事:CCNP新試験とは? 試験対策や受験時の心構えまで徹底解説

     ネットワークエンジニアに必要な3つのプログラミングスキルとは?

在宅勤務のインフラエンジニアに向いている人の特徴

在宅勤務のインフラエンジニアに向いている人の特徴

在宅勤務をするためにはインフラエンジニアとしての知識や技術以外に、メールやチャットでの文章でのコミュニケーション能力や、自宅で会社のパソコンを使うためのセキュリティに対する意識も必要です。

在宅勤務をする場合は、会社で仕事をする場合と比べて業務を円滑におこなうためのポイントがいくつかあります。ここでは在宅勤務に向いている人の特徴について紹介します。

文章でのコミュニケーションが能力ある

出社をして仕事をする場合のコミュニケーションは対話でおこないますが、在宅勤務の場合のコミュニケーションはメールやチャットの文章でのコミュニケーションが多くなります。

文章でのコミュニケーションは対話と違って相手の表情や感情が見えにくいため、伝える側も受け取る側も情報がどうしても少なくなってしまいます。さらに、何か一つでも間違った解釈をされてしまうと大きな時間のロスになってしまい業務のパフォーマンスが落ちてしまいます。

在宅勤務をするためには、相手にわかりやすい文章で簡潔に伝える文章にしなければなりません。逆に相手からメールやチャットを受け取ったときは、文章の内容を理解して、文章で円滑なコミュニケーションができるようにならなければいけません。

タイピングスピードが求められる

在宅勤務ではメールやチャットの文章でのコミュニケーションが多くなり、対話と違って情報をやり取りするのに時間かかるため、効率よくコミュニケーションをとるためにはタイピングのスピードが必要になってきます。

タイピングが遅くてもインフラエンジニアの業務はできますが、メールやチャットの文章を作るために時間がかかってしまうと、本業のネットワークやサーバーを扱うための業務時間が減ってしまうため、タイピングスピードが速いに越したことはありません

タイピングスピードをすぐに速くすることは難しいですが、寿司打のようなタイピング練習サイトで空いた時間にタイピングの練習をしてみるのも良いでしょう。

仕事をすすめるために自分で時間管理できる

出社をして業務をする場合は、上司や同僚などと仕事の進捗などを確認しながら仕事をすすめられますが、在宅勤務の場合は近くに上司や同僚がいないため、周囲の仕事の進捗を把握しながら業務をするのが難しくなります。

逆に、自分がどんな仕事をして、どこまで完了しているかも周囲の同僚が把握するのも難しくなるため、やるべき仕事を決まった時間までに終わらせるように自分で時間管理していかなければいけません

会社と違って、自宅で仕事をすると少し気が緩んでダラダラと仕事をしてしまうということがあるかもしれません。業務終了までに周囲に完了連絡ができるように時間をしっかり管理して業務をしましょう。

パソコン周りのセキュリティの意識がある

セキュリティ技術が向上して在宅勤務がやりやすくなってはいますが、会社のパソコンを自宅で使う場合は会社以上にセキュリティを意識する必要があります。ワイヤーロックをつけて PC を無断で自宅から持ち出しができないようにしたり、自宅で席を外す場合も家族や関係ない第三者に業務の情報が漏れないようにスクリーンロックをしましょう

また、業務上の会話も意識する必要があります。ZOOMやTeamsを接続して会議をする場合はイヤホンをつけて会話内容が周囲に漏れないようにしましょう。

2018年に日本ネットワークセキュリティ協会が発表した「情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」によると、情報漏洩の原因の8割以上は人為的なミスになっています。在宅勤務をする場合はパソコン周りのセキュリティには気を配りましょう。

情報漏洩の原因の割合

インフラエンジニアの在宅仕事の探し方4選

インフラエンジニアの在宅仕事の探し方

インフラエンジニアで在宅仕事をしたい人は、会社に勤務していれば会社の指示に従って在宅勤務をしますが、転職を考えている場合は求人を探すところから始めないといけません。しかし、転職を考えている場合どんな方法で探せばいいか迷っている人もいるのではないでしょうか。

在宅勤務を探す方法にはいくつかありますが、ここではインフラエンジニアの在宅勤務の求人を探す方法とポイントについて紹介します。

①キーワード検索で求人を探す

インフラエンジニアの在宅業務を探す場合の一番オーソドックスな方法ですが、検索でヒットする数があまりにも膨大でどうやって選んだら良いか迷う人もいるのではないでしょうか。そこで、Googleの検索を効率よく使うために、検索演算子をうまく組み合わせてみましょう。

たとえば、「インフラエンジニア 在宅勤務 運用」と入力すれば、ネットワークやサーバーを含めて、インフラエンジニアに関するすべての運用業務が引っ掛かりますが、ネットワークの運用はやりたくないと考えていれば 「インフラエンジニア 在宅勤務 運用 -ネットワーク」として、ネットワークの言葉の前にマイナスをつければ、インフラエンジニアの在宅勤務で運用と記載されている文章の中で「ネットワーク」という言葉を載ってないページがヒットします。

検索のコツについてはGoogleから公式に発表されているので、こちらをうまく活用して、効率よく自分の希望に合った求人を探してみましょう

②派遣会社や転職エージェントを利用する

たくさんの求人情報を扱っている派遣会社や転職エージェントを使うのも一つの方法です。ただし、求人を紹介してもらうためにはある程度の経験が必要になる場合があり、未経験者で業務に関する資格を持っていない場合は求人を紹介してもらえる可能性はかなり低くなります。

登録だけであれば無料なので、未経験者でも今後のために登録をしておくのは良いでしょう。そして、転職アドバイザーの人との面談があれば自分の希望する働き方をしっかりと伝えましょう。

また、転職アドバイザーの中にもIT業界に詳しい人からあまり詳しくない人までさまざまで、希望の求人を紹介してもらえない可能性もあります。そのため、派遣会社や転職エージェントの求人をまめにチェックして、自分の希望する求人に積極的に応募する姿勢も大事です。

関連記事:ネットワークエンジニアの派遣契約、SESのメリットとデメリット

③クラウドソーシングを利用する

フリーランスや個人事業主向けの求人の探し方です。未経験者向けの案件からハイレベルな案件まで用意されています。ただし、条件の良い仕事になると応募者も多数いるためなかなか商談に結びつかないことがあるので、案件を獲得するためには自分のプロフィールにはできるだけ詳細に経験やスキルを書いておくのが大事です

特に未経験者の場合は持っているスキルはどんな些細なことでも書いておくとよいでしょう。 たとえば実務経験はなくても、「Linux上にWebサーバーを構築できます」などと書かれていれば、Linuxのエンジニアを募集している企業の採用担当者がプロフィールを見たときに興味を持ってもらえるかもしれません。さらに経験はなくても資格があればそれを書くのも有効な方法です。

クラウドソーシングで記載したいプロフィール
・学歴や経歴
・スキル
・資格
・実績

利用する場合は自分の経験やスキルを棚卸しして、できるだけ詳細に自分をアピールできるプロフィールを作りましょう。

④知り合いのエンジニアに採用がないか聞いてみる

知り合いのエンジニアに在宅勤務の仕事で募集がないか聞いてみるのも良いでしょう。気心知れた相手であれば仕事のことだけでなく、今後のキャリア形成など気楽にさまざまなことも相談できるでしょう。

また、企業によってはリファラル採用をしている場合もあります。リファラル採用とは「自社の社員から友人や知人を紹介してもらって会社が人材を採用する」方法です。企業によっては紹介したエンジニアに報奨金を支払う場合もあるため、相談されたエンジニアにとっても、在宅勤務を探している側にとっても両方にメリットがあります

まずは、知り合いのエンジニアがいたら、リファラル採用を含めて求人がないか聞いてみましょう。

インフラエンジニアが在宅仕事を探すときの3つの確認ポイント

インフラエンジニアが在宅仕事を探すときの確認ポイント

インフラエンジニアで在宅勤務の仕事をするためには、まずは求人に応募しなくてはいけません。在宅勤務ができる求人でも、業務内容によってはフルリモートの場合もあれば、週一回のみ在宅勤務という仕事までさまざまです。また企業によっては出社をメインとして、コロナ禍の影響で仕方なく在宅勤務にしているということもあります。

ここでは在宅勤務の求人を探すときの3つの確認ポイントについて紹介します。

①出社の割合を確認する

インフラエンジニアの在宅勤務の求人を確認するときは、最初は在宅勤務の割合を確認しましょう。「在宅勤務可」と書かれていても求人内容によって出社の割合はバラバラです。業務の内容によって出社の割合が変動する場合もあります。 インフラエンジニアの求人では運用と保守がセットになっている業務については、機器が壊れたときは必ず現地へ出向かなければならないため突発的に現地作業が発生します。

そのほか、コンサルや設計業務でもお客さんの要望で対面の打ち合わせを希望する場合もあります。フルリモートでなければ出社の割合は明確にはわかりませんが、ある程度の在宅勤務の割合を把握するために業務内容を確認しておくのも大事です。

②在宅勤務を推奨している企業か確認する

出社にするか在宅勤務にするかは企業の裁量によります。 企業によっては一時的に仕方なく在宅勤務にしているだけで、いずれは出社をメインにするということもあります。求人に応募する前にまずはその企業が在宅勤務を推奨しているのかホームページで確認してみましょう。

そのほかの確認ポイントとしては、企業がどんな業務展開をしているのかを調べるのも大事になってきます。

たとえば、ネットワーク機器の保守作業を主におこなっている会社であれば障害対応のために現地作業が多くなり、基本的に在宅勤務は少なくなります。オンプレミスの環境で構築をメインで請け負っている会社も現地作業がメインになり在宅勤務は少なくなります。

③業務環境を確認する

インフラエンジニアで在宅勤務をする場合は、業務環境を確認するのも大事です。在宅勤務をするとなると企業は情報漏れが心配になります。扱っている情報のセキュリティレベルが上がるほど在宅勤務は難しくなります。

特に、運用業務で外部からシステムへのアクセスを許可していない業務環境は、自宅から運用や監視もできないため在宅勤務はほぼできないと考えてよいでしょう。セキュリティの都合で在宅勤務を許可できず、専用の運用ルームや監視ルームが設けられていて、出社をせざるを得ない業務環境もあります。

そのほか、ネットワーク機器を自社で購入して管理しているオンプレミス環境でも、障害が発生すれば突発的に現地作業が発生する可能性があり、フルリモートは難しくなります。

クラウドだと在宅勤務になりやすい

自社でネットワーク機器を購入して管理しているオンプレミス環境だと在宅勤務は難しくなる可能性がありますが、逆に業務環境がクラウドだと在宅勤務になりやすいでしょう。

クラウドはインターネット環境を使ってブラウザ上で構築から運用まででき、すべての業務をインターネット経由でおこないます。そのため場所を選ばずシステムにアクセスでき、在宅勤務になりやすい傾向があります。

ただしクラウド環境といってもどこからでもシステムにアクセスできる環境はセキュリティ的に良くないので、企業によってはクラウド環境であってもアクセスできる端末を制限して専用の運用ルームからクラウドにアクセスさせるということもあります。

必ずしもすべての企業がクラウド環境で在宅勤務になるとは限らないことを理解しておきましょう。

インフラエンジニアが在宅仕事を探すときの注意点

インフラエンジニアが在宅仕事を探すときの注意点

在宅勤務が普及してきたといっても、すべてのインフラエンジニアが在宅勤務をできるとは限りません。特に完全在宅勤務の求人になると、在宅勤務をしたい人は確実に応募するため、自分が採用される可能性は低くなります。業務環境や個人のスキルなどによっては在宅勤務をさせてもらえない場合もあります。

ここでは、インフラエンジニアの在宅仕事を探すときの注意点について紹介します。

フルリモートの求人は応募者も多い

インフラエンジニアの在宅勤務をしたいと考えている人であれば、在宅勤務の割合が多ければ多いほど良いと考えます。そうなると、フルリモートの求人は在宅勤務をしたい人がたくさん応募して、自分が採用される可能性は低くなります。

応募者が多くなると採用担当者側は高い基準で人材を選ぶことができるため、最終的に応募者の中で1番スキルの高いエンジニアが採用されます

したがってフルリモートの求人は、業務内容で自身のスキルや経験がマッチしていても採用される可能性はかなり難しくなり、採用を勝ち取るためには求人内容に記載された要件以上にインフラエンジニアとして高い技術スキルが必要になるということを覚えておきましょう。

オンプレミスの構築業務は必ず出社業務がある

オンプレミスの環境でITインフラを構築する場合は、ケーブルの敷設やネットワーク機器の設置から始まるため在宅勤務はできません。また、自分がマネジメントのポジションで、ベンダーに構築を委託していたとしても、ベンダーが作業をする場合は管理者として現地で立会いが必要になるため、オンプレミス環境は必ず出社業務があります。

また、構築が終わった後も自分たちで運用や保守をするため、フルリモートはまずできないと考えてよいでしょう。たとえば、管理している機器が故障すれば現地へ出向いて機器を交換しなければならず、メーカーサポートが切れそうな機器は定期的に新しい機器へ設定を入れて現地で交換作業をしなければなりません。

オンプレミス環境では、どこかで必ず出社業務があるということを覚えておきましょう。

未経験者は在宅勤務をさせてもらえない場合もある

出社しているときは周囲と仕事の進捗を確認しながら業務が進められますが、在宅勤務では近くに一緒に仕事をする仲間がいないため1人で作業をするケースが多くなります。そうなると、仕事を依頼する側からすると誰かの指示を受けて仕事をする人より、自分で積極的に動いて仕事をしてくれる人のほうが好まれます

そのため、業務の流れを理解していない新人の人や未経験者の人はすぐに在宅勤務をさせてもらえない場合があります。また、経験者でエンジニアとして高いスキルを持っていたとしても、新しく入ったプロジェクトでは業務を理解するために、しばらく出社が必要になることもあります。

在宅勤務をするためには、仕事を任せてもらえるために自走できる能力が必要になるということを理解しておきましょう。

未経験からインフラエンジニアになって最短で在宅勤務をする方法

未経験からインフラエンジニアになって咲いたんで在宅勤務をする方法

未経験者の人でインフラエンジニアになってできるだけ早く在宅勤務をしたいと考えている人もいるでしょう。そのためには、できるだけ早くインフラエンジニアになって、在宅勤務ができる業務に就く必要があります。

インフラエンジニアで在宅勤務ができる仕事はたくさんありますが、ここでは未経験者の人がインフラエンジニアになって、最短で在宅勤務をするための2stepについて紹介します。

①ITインフラの資格を取得する

未経験からインフラエンジニアになるためには、まずはネットワークやサーバーなどITインフラの資格を取得しましょう。資格を勉強することでインフラエンジニアとしての知識が身について、資格を取得することで転職活動では採用担当者からインフラエンジニアとしての一定の知識があると認められたり、目標に向かって努力できる人という何かしらのプラス評価を受けられます。

未経験者の人がインフラエンジニアになるために最初に取得したいおすすめの資格としては、ネットワークの基礎知識が習得できるCCNAや、Linuxの知識が習得できるLPICがあります

未経験から挑戦できるITインフラの資格
・CCNA
・LPIC

特にCCNAではネットワークの業務でよく使われるCisco製品についての知識が習得できます。ネットワークがCisco製品で作られている企業の業務になると、資格勉強で得た知識をそのまま業務で使えるので、採用担当者からは基本的な知識があるとみなされ転職で採用される可能性が大きく上がります。

未経験者の人はネットワークの基礎知識を習得するために、まずはCCNAを目指しましょう。

関連記事:CCNAとは|試験の難易度から合格するための勉強方法まで紹介

     CCNAは独学でも取得できる! 合格へのメソッドをあなたに伝授

②システムの運用業務に就く

在宅勤務ができるインフラエンジニアの仕事はたくさんありますが、その中でも未経験者から在宅勤務に就きやすい業務の一つとしてシステムの運用業務があります。運用業務はある程度の決まったルーティン作業に加えて、業務の変化に応じた運用機器の設定変更がメインになり、未経験者でも業務に就きやすい業務です

そのほか、設計や構築、さらにコンサル業務なども在宅勤務はできますが、インフラエンジニアとしての経験や高いスキルが必要になり未経験者からスタートできる可能性は低くなります。

将来的に、設計や構築業務に挑戦したい人はCCNAの上位の資格であるCCNPを取得したり、業務経験を積んで知識やスキルを身につけると良いでしょう。

関連記事:CCNPの難易度は? 取得のメリットや勉強方法を解説!

在宅もできるインフラエンジニアを目指して自分らしく働こう

業務内容によっては現地作業があり在宅勤務ができない場合もあるインフラエンジニアですが、クラウド技術やセキュリティ技術などの向上でインターネット環境が整備されて、インフラエンジニアもほかのITエンジニアと変わらず在宅勤務ができるようになっています。

インフラエンジニアになってどんな働き方をしたいかは人それぞれですが、 ITエンジニアで在宅勤務をしたいと考えている人は、在宅勤務ができるインフラエンジニアを目指してみてはどうでしょうか。

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記事の監修責任者

飯塚 寛也
エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
株式会社アプエンテ 職業紹介責任者(010-190717133-004)
情報処理技術者試験 ネットワークスペシャリスト試験(第NW-2021-04-00112号)
Cisco認定試験 CCNP Enterprise 認定/CCNA
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