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CCNAの試験内容とは? 旧試験との違いや出題範囲を徹底解説

CCNAの試験内容とは? 旧試験との違いや出題範囲を徹底解説

CCNAはコンピューターネットワークの構築や管理をする技術者のスキルが証明できる世界共通の資格です。

CCNAの公式サイトを閲覧しても、英語で書かれているため、「どのような試験であるか把握しきれない」という人も多いのではないでしょうか。

CCNAの試験を受けるに際して、理解しておきたい試験内容をまとめたので、資格取得を目標としている人はぜひ参考にしてください。

目次

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杉田 早保

キャリアアドバイザー

杉田 早保

これまでの営業経験やキャリアコンサルタントの国家資格を活かし、効果的なコミュニケーションと問題解決力を培い、個々のキャリアの成長支援に情熱を注いでいます。「初志貫徹」をモットーに、自分らしく輝くキャリアパスを見つけるお手伝いをします。常に相手の立場に立ち、親身なサポートを提供できるよう努めています。

石川 未雪

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CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは

CCNAはシスコシステムズ社が実施している、ネットワークに関する能力を保証する資格です。シスコの中核商品であるCiscoルーター・Catalystスイッチに関連する知識を含めた、ネットワークに関連する最低限知っておくべき知識が求められます。

ちなみにシスコシステムズ社は、アメリカに事業の管理経営の中心がある、世界最大のネットワーク機器を開発する企業です。

ネットワークエンジニアを目標としている人や、ネットワークエンジニアとして技術力を高めたい人にとって、CCNAは受験しておくべき試験のひとつといえます。

試験のグレード:初級

シスコシステムズ社認定資格(CCNA)

シスコシステムズ社が運営する試験であるシスコ技術者認定には、学びはじめるレベルから多大な知識を持っているレベルまでがあり、上記のようなレベルに区分されています。

エントリーは最も簡単なレベルで、将来ネットワークエンジニアを目標とする人が対象となっていますが、英語による試験なので、日本語で受けられるエントリー試験は事実上の撤廃となっているようです。

CCNAが含まれるアソシエイトは最もよく知られているレベルで、ネットワークエンジニアとして最低限知っておくべき技術を身につけるための試験です

プロフェッショナル・エキスパート・アーキテクトは、ネットワークエンジニアとしてさらにスキルを高めたい人が対象の試験です。

受験方法:オンライン受験も可能

CCNAの受験方法はピアソンVUEテストセンター、またはOnVUEオンラインのいずれかを選択できます。

試験会場は多くの選択肢から選ぶことができ、試験会場の一覧は「ピアソンVUE:テストセンターリスト」で確かめられます。

オンラインで試験を受ける場合には、「ビアソンVUE」のホームページに設けられている専用フォームから受付ができ、オンラインで試験を受ける際は、自分の都合の良いときにいつでも受験できます。

ただしOnVUEオンライン試験については、使用するPCのシステムテストを実際におこなうことが必須の条件となっているので、オンライン試験を検討している人は確かめてみましょう。CCNAの試験日程は予約する際に試験会場を選ぶと試験ができる日のリストが表示されるので、その中から選べます

受付方法:「ピアソンVUE」で予約

CCNAを受験するには、シスコシステムズ社の試験配信委託先「ピアソンVUE」で予約後、全国に設置されている指定の試験会場で受験しなければなりません。

試験日・試験会場は指定されていないため、自分にとって不都合がない日程・会場を選んで受験しましょう

国家資格とは違い、平日であれば基本としてはいつでも受験できますが、試験する場所における人数が定められているため、できるだけ早めに受付を済ませるようにしましょう。

CCNAの試験に申し込みする方法や手順は以下の記事で詳しく解説しています。

試験の問題数:試験時間120分で100問程度

CCNAの試験は120分の試験時間でおおよそ100問が出題されます。

内容が新しくなる前の試験では、試験時間が90分、問題が50〜60問であったため、含まれている範囲が広がっていることが察せられます。

試験時間が30分長くなり、120分となりましたが、出題される問題数も大幅に増加しているため、1問ごとに費やせる時間は結果として減少している状態です

試験内容の難易度が上がっているので、CCNAに関連する認識・理解を身に付けておくことはもちろん、問題を解く速度・時間配分も考慮したうえで試験に挑みましょう。

試験形式:PCを使うCBT方式

CCNAの試験は、PCを使って実施されるCBT(Computer Based Testing)方式で、従来の筆記試験に代わる試験として、数多くの試験で導入されています。

CBT方式とは、PCに表示される問題に対して、選択問題は答えをマウスでチェック、記述問題はキーボードで文字を入力して解答する方式です

CBT形式で受験したことがない場合は、どう対処してよいかわからず、まごまごしてしまうかもしれないので、ピアソンVUEの体験版デモを使って、CBT形式での受験を体験してみることを推奨します。

シスコシステムズ社の公式サイトでも、試験の基本的な操作方法を覚えるための教材として、出題される内容を紹介している動画が用意されているので、あらかじめ閲覧してイメージをつかんでおきましょう。

合格点の目安:80%〜90%程度

CCNAの合格と判断できる点数については、公式には発表されていませんが、目安として「80%〜90%」が取れれば合格できるといわれています。

しかしながら、試験問題は同一の会場で同時に受験したとしても、問題はランダムに出題されるため、出題された問題のレベルによって難易度も変化するでしょう。

ちなみに、試験問題はある期間をおいて内容が改められ、その都度、難易度も上昇しているため、ここで紹介している合格点については、あくまでも参考程度にしてください

なお公式サイトでは、CCNA試験を受ける前に次の条件を満たしていることが推奨されています。

・1年以上シスコソリューションの実装・管理したことによって得られた知識
・IPアドレスを指定するための基本になるような知識
・ネットワークを成立させるために必須の判断と解釈

CCNAはシスコ技術者認定では簡単な区分となりますが、出題される範囲が広いため、ネットワークの基礎知識がまったくない状態である場合は、それ相応の勉強時間が必要になるでしょう。

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CCNA改定後の試験内容の変化とは?

2020年2月24日から新しいCCNA試験に移行したことに付随して、以前の試験範囲・内容から大きく改定されています。

これまで以上にデジタルネットワークの現状を維持して、目的にそった範囲内で改良をはかることが重要となり、幅広い知識・スキルを習得する必要があるため改定されました。

それゆえに社会の変化に合わせて、CCNAも試験内容の範囲を広げるとともに、試験内容を更新することで、CCNA認定の信頼性を高める意図もあります。

試験は9種類から統合されて1種類に

CCNA試験の変更内容

以前のCCNA試験を改定した際に、下記に挙げる試験をひとつに統合されたので、単純明快に1回で受験が完了するようになりました。

それにより、改定後のCCNAでは定められた専門分野だけでなく、セキュリティ・クラウドを含めた高度な能力を、ひとつにまとめて保有していることを証明できるようになりました

また以前はCCNA(200-125J)もしくはICND1(100-105J)とICND2(200-105J)の二つを合格しなければならなかったのですが、複雑な試験方法をより簡単に改めるために統合されたことも変更点の一つです。

ネットワーク関連が統合されて内容も大きく変化

CCNAの試験内容を改めた経緯には、ネットワークエンジニアの業務の量が急に増えたことにあります。

従来のCCNA試験では技術・機器に重点を置いた内容でしたが、現在におけるネットワークには、従来は含まれていなかったクラウド・無線といった要素が複雑かつ密接に結びついています。

ネットワークエンジニアとして働いていくためには、現代に適合するいろいろな要素が混ざり合っている技術・知識に対応する必要があるといった背景から、CCNAの試験内容が改定されることになったのです。

改定されたことで、これまでは分割されていたすべての専門分野が含まれるようになったため、試験範囲もそれにともない広がっています

改定される前であれば専門分野の試験だけを受ければ良かったのですが、改定後はあらゆる専門分野を残らず取り入れる必要があります。出題範囲をしっかり確認して対策してから試験に臨みましょう。

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押さえておこう! CCNAの出題範囲(200-301の内容)

CCNAで出題される6つの分野と得点配分

それでは、新しくなったCCNAの試験項目はどのように改定されたのでしょうか。

CCNAの試験項目が改定された後は、大きく分類するとこのように専門化された知識の範囲から問題が出されます。

※パーセントで表される割合は、過去問題において出題された割合です。

このうち「自動化とプログラマビリティ」が、改定された後に付け加えられた出題範囲で、この分野は経験者が有利な試験内容となっているため、未経験者にとっては難しい問題になるでしょう。

なお、出題される範囲に関する詳細については、シスコの公式ページからPDFで確かめられます。

出題が広範囲にわたっているため、得意でない分野や知識の量が足りない分野をない状態にするように習得することが重要です。それぞれの試験項目を一つずつ解説していくので、ぜひ対策に活かしてください。

ネットワークの基礎

ネットワークに関して、CCNA試験では「ネットワークの基礎」として問題が出され、情報技術にかかわるエンジニアとして必要になる総合的な基礎知識が試されます。

出題範囲は以下になります。

大項目 小項目
ネットワークコンポーネントの
役割と機能の説明
ルーター
L2スイッチ・L3スイッチ
次世代ファイアウォール・IPS
アクセスポイント
コントローラー(Cisco DNA Center・WLC)
エンドポイント
サーバー
ネットワークトポロジアーキテクチャの
特徴についての説明
2ティア
3ティア
スパインリーフ
WAN
スモールオフィス・ホーム オフィス(SOHO)
オンプレミス・クラウド
物理インターフェース・
ケーブリングタイプの比較対照
シングルモードファイバー・マルチモードファイバー・銅線
接続(Ethernet 共有メディア・ポイントツーポイント)
PoEの概念
インターフェースおよびケーブルの問題の特定
(コリジョン・エラー・デュプレックスの
ミスマッチ・スピード)
TCPとUDPの比較対照
IPv4アドレッシングと
サブネット化の設定および確認
プライベートIPv4アドレッシングの
必要性についての説明
IPv6アドレッシングと
プレフィックスの設定および確認
IPv6アドレスタイプの比較対照 グローバルユニキャスト
ユニークローカル
リンクローカル
エニーキャスト
マルチキャスト
修正EUI64
クライアントOS
(Windows・macOS・Linux)の
IPパラメータの確認
ワイヤレスの原理 オーバーラップしないWi-Fiチャンネル
SSID
RF
暗号化
仮想化の基本(仮想マシン)の説明 スイッチングの概念の説明
MACラーニング・MACエージング
フレームのスイッチング
フレームのフラッディング
MAC アドレス テーブル

ネットワークの基礎に関連する問題が多く、CCNA試験全体の中で20%の割合となっているため、網羅的に対策する必要があります

出題範囲は広くなっていますが、特別に「基礎」という名目を掲げているだけあって、それほど難しくはないといえます。

改定される前のCCNAにもあった出題範囲なので、気持ちを引き締めて確実に大切なところをしっかり理解しておいたほうが良いでしょう。

ネットワークアクセス

ネットワークアクセスでは、主にスイッチングに関連する認識・理解が試され、コンポーネント設定についても問題が出されます。

改定される前の試験区分であった「CCNA Routing & Switching」で問題が出されていた範囲で、全体の中で20%の割合となっています。

大項目 小項目
複数スイッチにまたがるVLAN
(ノーマル・レンジ)の設定・確認
アクセスポート(データと音声)
デフォルトVLAN
コネクティビティ
スイッチ間接続の設定・確認 トランクポート
802.1Q
ネイティブVLAN
レイヤー2ディスカバリプロトコル
(Cisco Discovery Protocol・LLDP)の設定・確認
(レイヤー2/レイヤー3)
EtherChannel(LACP)の設定・確認
RSTP(Rapid PVST+
Spanning Tree Protocol)の
必要性・基本的運用方法の説明
ルートポート・ルートブリッジ
(プライマリ/セカンダリ)・
そのほかのポート名
ポートステート
(フォワーディング/ブロッキング)
PortFastのメリット
Cisco Wirelessアーキテクチャ・
APのモードの比較対照
WLANコンポーネント
(AP・WLC・アクセスポート・トランクポート・LAGなど)
における物理的インフラストラクチャーの
接続に関する説明
AP・WLCにおける管理アクセス接続
(Telnet・SSH・HTTP・HTTPS・
コンソール・TACACS+/RADIUS)
GUIのみを使ったワイヤレスLANアクセスの
クライアント接続用コンポーネントの設定
(WLANの作成・セキュリティ設定・QoSプロファイル・
拡張WLAN設定など)

CCNAが改定される前の試験範囲のひとつであった、「CCNA Wireless」が要素として入っています

イメージとしては、「CCNA Routing and Switching」をとりわけ大事な項目と見なして学習を進めていた場合、問題が難しくなった印象を受けることがあるかもしれません。

IPコネクティビティ

IP接続に関しては、CCNA試験では「IPコネクティビティ」として問題が出され、主にルーティングに関しての認識・理解が試されます。

改定される前の試験区分では「CCNA Routing & Switching」で問題が出されていた範囲で、全体の中で25%の割合となっています。

大項目 小項目
ルーティングテーブルを構成する要素の解釈 ルーティングプロトコルコード
プレフィックス
ネットワークマスク
ネクストホップ
アドミニストレーティブディスタンス
メトリック
ラストリゾートゲートウェイ
ルーターがデフォルトで
フォワーディングデシジョンをする方法の決定
最長一致
アドミニストレーティブディスタンス
ルーティングプロトコルのメトリック
IPv4・IPv6でのスタティックルーティングの設定・確認 デフォルトルート
ネットワークルート
ホストルート
フローティングスタティック
シングルエリアOSPFv2の設定・確認 ネイバーアジャセンシー
ポイントツーポイント
ブロードキャスト(DR/BDRの選出)
ルーターID
ファーストホップ冗長プロトコルの目的の説明

試験範囲で見ると広くなったように感じますが、「CCNA Routing & Switching」で出されていた問題の内容と重複しています。

どちらかといえば、「CCNA Routing & Switching」と対照して、異なっている部分やその差異の程度を見定めるといくつかの項目が削除されています。

それゆえに「IPコネクティビティ」だけで難しいか、たやすいかの度合いに注目してみると、低くなっているといえるでしょう

IPサービス

IPサービスでは、主にネットワークの構築がメインの内容になっています。

改定される前は「CCNA Service Provider」で問題が出されていた範囲で、全体の中で10%の割合となり、ほかと比較するとやや少なめです。

大項目
スタティック・プールを使った内部ソースNATの設定・確認
クライアント/サーバーモードで動くNTPの設定・確認
ネットワーク内部におけるDHCP・DNSの役割の説明
ネットワークオペレーションにおけるSNMPの機能の説明
syslog機能(ファシリティレベルなど)の使用の説明
DHCPクライアント・リレーの設定・確認
QoS(分類・マーキング・キューイング・
輻輳制御・ポリシング・シェーピングなど)の
フォワーディングPHB(Per-Hop Behavior)の説明
ネットワークデバイスにおける
SSHを使ったリモートアクセスの設定
ネットワークにおけるTFTP/FTPの機能の説明

基本的には「ネットワークの基礎」と同様に、CCNAが改定される前の試験範囲と重複しています

これまでとは異なる扱いにくい問題領域に、解決策を生み出す能力の学習ではないので、難易度は上がっていないといえるでしょう。

セキュリティの基礎

セキュリティに関しては、「セキュリティの基礎」として出題され、現代社会における情報通信エンジニアとして必要不可欠な知識が試されます。

改定される前は「CCNA Security」の試験区分で問題が出されていた範囲で、CCNA試験全体の中で15%の割合となっています。

大項目
セキュリティの主要概念(脅威・脆弱性・エクスプロイト・軽減対策)の定義
セキュリティプログラムの要素
(ユーザーアウェアネス・トレーニング・物理的セキュリティ対策)の説明
ローカルパスワードを使ったデバイスのアクセス制御の設定
セキュリティパスワードポリシーの要素
(管理・複雑さ・代替手段(マルチファクタ認証・証明書・生体認証)など)の説明
リモートアクセス・サイト間VPNの説明
アクセスコントロールリストの設定・確認
レイヤー2セキュリティ機能
(DHCPスヌーピング・ダイナミックARPインスペクション・ポートセキュリティ)の設定
認証・認可・アカウンティングの概念の区別
ワイヤレスセキュリティプロトコル(WPA・WPA2・WPA3)の説明
WPA2 PSKを使ったWLANの設定(GUIを使用)

CCNAが改定される前は、セキュリティ関連した設定方法が問いかけられることがありましたが、今後はセキュリティに関連する大もとの部分を広く網羅して問いかけられることになりそうです。

セキュリティの「何たるか」という部分を学習する必要があるため、乗り越えなくてはならない困難が大きいかもしれませんが、意味・内容をのみこめれば難易度はそれほど高くないでしょう

自動化とプログラマビリティ

「自動化とプログラマビリティ」は改定される前には問題が出されなかった範囲なので、独力で学習する場合は最も新しい参考書を使いましょう。

出題される範囲は、CCNA試験全体の中で10%の割合となっているため、問題量は少ないといえます。

大項目 小項目
ネットワーク管理における自動化の影響の説明
従来からのネットワークと
コントローラーベースのネットワークの比較対照
コントローラーベース・ソフトウェア定義型
アーキテクチャ(オーバーレイ・アンダーレイ・
ファブリック)の説明
コントロールプレーンとデータプレーンの分離
ノースバウンドAPIとサウスバウンドAPI
従来からのキャンパスデバイス管理と
Cisco DNA Center対応のデバイス管理の比較対照
RESTベースAPI(CRUD・HTTP動詞・
データエンコーディング)の特徴の説明
構成管理ツール(Puppet・Chef・Ansible)
の機能についての理解
JSONエンコードデータの解釈

これまでにない試験範囲として設けられた「自動化とプログラマビリティ」ですが、将来的に必要とされる、学習によって培われる高度な能力として、シスコシステムズ社が認めているといえるでしょう。

今までの試験では言及されていなかった項目であるため、知識または能力を獲得するために乗り越えなくてはならないことがあるかと思いますが、大切なところをしっかり把握しておきたい項目です

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詳しく解説! CCNAの5つの問題形式

下記に挙げる出題形式を確かめられる認定試験チュートリアルが、シスコシステムズ社の公式サイトで公開されています。

選択問題

複数の選択肢の中からひとつを選んで回答する問題(ラジオボタン)と、複数を選んで回答する問題(チェックボックス)があります

<例題>

HostAからHostBに通信するために、HostAに設定するデフォルトゲートウェイのアドレスを選択しなさい。

選択問題の例題

○ a. 172.16.10.15
○ b. 172.16.20.1
○ c. 172.16.10.1
○ d. 172.16.20.254
○ e. 172.16.10.254

ドラッグ&ドロップ

用意されている複数の選択肢の項目を、適切な領域にドラッグ&ドロップして当てはめて回答する形式です。

組み合わせを自分で選ばなければならないことと、すべての選択肢を使うとは限らないため、選択問題よりも難易度が高くなっています

<例題>

説明文にコマンドをドラッグ&ドロップして、正しい関連付けになるよう設定してください。

ドラッグ&ドロップの例題

穴埋め

問題に対して解答欄が空欄になっているので、コマンドやキーワードなど正解になる文字列を入力して解答します

選択肢がないので、難易度はかなり高いといえるでしょう。

<例題>

専用回線 2拠点を直接[    ]で直接つなぐ。
(答え)ケーブル
交換回線 パケット交換 ADSLや光など、常時接続していても回線を[    ]しない方式。
(答え)独占
回線交換 ISDNや電話回線など、[    ]している間回線を独占する方式。
(答え)接続

シナリオ問題

長文の出題文に対して複数の問題が出題されるため、認識・理解だけでなく、文章を読んで内容を理解する能力も問われます

試験のウィンドウを上下に移動させて、出題された文章を読み過ごすことがないように注意しましょう。

シナリオ問題では適切なコマンドを実行して、ルーターの設定状況を表示できるかが試され、トラブルをうまく処理する設定コマンドまでは問いかけられることはないようです。

<例題>

α社のネットワーク構成図を下記に示す。

WebサーバーAへの通信許可をホストCのみに与えたい。

・ローカルネットワークならびにコアネットワーク上に存在するその他ホストは、WebサーバーAにアクセスが可能であってはならない。
・その他の通信は全て許可する。

以上を満たす条件で、ルーターAを設定しなさい。なお、ACL(Access Control List)の条件は、3行以内で設定することとする。

シナリオ問題の例題

<答:ルーターAへ投入するコマンド>

A>en
A#conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
A(config)#access-list 100 permit tcp host 192.168.1.3 host 172.168.1.1 eq 80
A(config)#access-list 100 deny tcp any host 172.168.1.1 eq 80
A(config)#access-list 100 permit ip any any
A(config)#int fa0/0
A(config-if)#ip access-group 100 out
A(config-if)#end
A#copy running-config startup-config
Destination filename [startup-config]?
Building configuration…
[OK]

<答:ルーターAへ設定した後の確認コマンド>

A#show access-lists
Extended IP access list 100
10 permit tcp host 192.168.1.3 host 172.168.1.1 eq www
20 deny tcp any host 172.168.1.1 eq www
30 permit ip any any
A#show ip access-lists
Extended IP access list 100
10 permit tcp host 192.168.1.3 host 172.168.1.1 eq www
20 deny tcp any host 172.168.1.1 eq www
30 permit ip any any
A#show ip int fa0/0
FastEthernet0/0 is administratively down, line protocol is down
Internet protocol processing disabled

ホストA~Dから、ホストCのみWebサーバーAの表示が可能であること。

また、その他ホストは問題なくWebサーバーBの表示が可能であること。

シミュレーション問題

前もって準備されたシミュレーション環境で、出題された内容に一致したルーターの設定やコマンドを、問いに対するインターフェースに記述して解答する形式です。

シミュレーション問題では、筋道をたどってシナリオ問題の解答を出す能力に加え、トラブルをうまく処理するための設定コマンドを実行できるかも試されます

<例題>

β社のネットワーク構成図を下記に示す。

ルーティングプロトコルはEIGRP(Enhanced Interior Gateway Routing Protocol)で運用しており、ASN(Autonomous System Number)は10で動作させている。

ルーターAからISPまではスタティックルートで設定している。

最近、ルーターDを導入したが、ルーターDからの通信が不通となっている。

他のルーターとの接続性は問題ないようだ。

ルーターDからの通信を元の状態にするために、図で不適当と思われるところを改め直し、確かめるためのコマンドを示しなさい。

シミュレーション問題

<答>

以下の図を参照してほしい。赤文字で示した箇所が修正点である。

修正点は2箇所で、ルーターAのeigrpに192.168.3.0がなかったことがひとつ。

もうひとつは、ルーターDCのASNが1になっていたことである。

シミュレーション問題の例題(解答)

<ルーターAならびにルーターDの確認>

#show ip eigrp neighbors

→ASN 10でEIGRPネイバーになっていることを確かめる。

#show ip route

→EIGRPルートを確かめる。

CCNA取得のメリット

CCNA取得のメリット

CCNAは国家や公的機関ではなく、民間の事業者が認定する資格ですが、知名度が高く、評価が確立されているため、さまざまなメリットが得られます。

それぞれのメリットについて、確かめていきましょう。

ネットワークの知識を深められる

CCNAの試験内容は情報通信エンジニアとして、最低限習得しておくべき基礎知識が試されます。

今後、情報通信エンジニアとして働く人、将来的に目標としている人にとって、有用である知識が身に付けられます。

たとえば、Webアプリケーションでネットワーク障害が発生した場合は、人より先に解決するための行動ができます

障害が発生することによって、多大な損害が発生するケースも多いため、障害がそれ以上進まないように防ぎ止められる人材は重宝されるでしょう。

実務に役立つスキルが証明できる

当然のことながら、CCNAはシスコシステムズ社が主催しているため、試験内容もシスコシステムズ社の製品に関連する認識・理解に偏る傾向にあります。

しかしながら、シスコ製品はネットワーク業界の市場を占有しているため、シスコシステムズ社の製品に関連する知識があると、世界共通で価値が認められます

CCNAを手に入れることで、シスコシステムズ社の製品を使ったり操作したりする仕事が割り当てられる可能性も高まるでしょう。

エンジニアの市場価値を高められる

CCNAは認知度や評価が確立された資格なので、取引先や職場によっては、資格を取得している情報通信エンジニアを優先して、仕事を受け渡す場合があります。

受注する仕事が多くなることで、多種多様な経験も獲得できるようになるため、結果的に技術力を向上させることにも結びつきます。

将来的にめざましく活動する情報通信エンジニアを目標としているのであれば、技術力の高さもきわめて重要です

特に未経験から情報通信系の企業に転職する際は、なにがしかの優れている点がないと内定獲得は難しいので、CCNAを取得して注目すべき点を作ったうえで選考に挑みましょう。

CCNAの試験対策の5つの基本

CCNAの試験対策の5つの基本

CCNAの合格ラインをクリアするためには、いくつか留意して抑えておくべき大事な点があります。

CCNAはPCを使ったCBT方式で実際におこなわれますが、場慣れしていないとほんの一瞬の間に時間が過ぎていってしまい、最後まで問題を解くことも難しくなります。

ここでは、CCNA受験対策の注意すべき点について確かめていきましょう。

①時間配分をつかもう

CCNAの試験は実際に120分でおこなわれ、問題の数はおおよそ102問ときわめて多くなっているため、1問ごとに時間を充てられる目安は1分強です。

そのため、問題文をすべてゆっくりと読んでいたり、回答に迷っていると時間が足りなくなってしまう可能性が高いため、試験勉強する際から時間配分を気にかけながら、全力で事にあたることが大切です

事前に模擬試験などを繰り返し受験するなどして、実際の試験の雰囲気や時間配分を確実にとらえておくことが重要になるでしょう。

②問題は後戻りできないので飛ばさない

CCNA試験は前の問題に戻れないようになっているため、理解できない問題を飛ばして、後からゆっくり解答できないようになっています。

それゆえに理解できない問題があっても、問題が開始された際に解答する必要がある点に気をつけるようにしましょう。

たとえば、過去にさかのぼって問われた問題の解答が間違っていて、正しい解答が判明したとしても戻ることはできません。

解答を終わらせて次の問題に進む前に、もう一度正しく解答できているかを確かめることを習慣づけておくと安心です

合格点に到達するためには、答えがわかっていながら選択肢を間違えてしまうといった安易な誤りはできる限り避けることで、確実に点を加えられるようにしましょう。

③苦手分野を作らないようにしよう

CCNAでは、ネットワークの基礎・ネットワークアクセス・IPコネクティビティといった試験範囲に含まれている内容から、ある程度均等に配分されて問題が出されるため、得意でない分野をものにしておくことが大切です。

たとえば、IPコネクティビティが得意でない分野となってしまった場合は、問題が出される割合が25%なので、それだけで合格がかなりシビアになってしまいます。

すなわち、CCNAで支障なく合格と判断できる点数を獲得するには、苦手ジャンルを作らないように試験範囲を徹底的に勉強して、解答できるようにしておくことが重要です。

理解することが難しかったり、理解できないところがあったら、そのたびに調べたり、細部までよく知っている人に聞くなどして、何度も繰り返し勉強して乗り越えていきましょう

④シミュレーション問題やシナリオ問題の対策は改定後は必須ではない

改訂される前の試験で出題されていた形式に、シミュレーション問題・シナリオ問題と称されるものがありました。

シミュレーション問題とは、接続しているルーターの状況に関することが出題され、設定画面でコマンドを直接入力して解答する問題形式です。

シナリオ問題では、ネットワーク構成や状況が問題として出され、現状における問題点は何であるかが問われたり、それに対する解決方法は何であるかを解答します。

これらの問題は、配分される点数が高い傾向にあるため、すべての問題が不正解であった場合は合格できないといわれているほどで、事前に対策することが必要でした。

しかしながら、改定された後のCCNA試験ではシミュレーション・シナリオ問題が出されなくなったため、対策が必要でなくなったことは喜ばしい知らせでしょう

ただし、いつ試験が改定されるかは不明なので、受験する前には念には念を入れて、一番新しい情報を確かめておきましょう。

⑤より多くの問題を素早く回答していくのが合格への近道

CCNAはPCに問題が映し出され、解きながら先に進めていくシステムなので、振り返ってよく考えることはまったくできず、解答したらそれが最後になるので注意する必要があります。

100問近い問題があり、振り返りよく考えることもできないため、1分もかけずにスピーディーかつ正確に回答することが求められています

最も多い問題形式が選択問題で、二つ以上の選択肢からひとつ、もしくは複数を選んで解答するシステムです。

ここで時間を費やしてしまうと、あらかじめ決められた時間までに解答できなくなってしまうので注意しましょう。

CCNAの多くの問題を素早く解答するための3つの勉強方法

CCNAの多くの問題を素早く解答するための3つの勉強方法

正確に数多く解答する必要があるCCNAですが、効率的に学習を進める方法を深刻に考えて、時間だけが過ぎ去ってしまう人も少なくありません。

しかし、随時試験が実施されているので、まずスケジュールを設定してから、さかのぼって計算して無理をせずに学んでいくことが大切です。

出題される範囲が大きく改定されているので、どういった方法であっても、一番新しいものを手に入れるように気をつけなければなりません。

ここからは、新たに改定されたCCNA試験をどのような方法で学習していけば良いのかを確かめていきましょう。

①目標設定後は問題集や参考書を活用する

締め切りを自分に相応の程度で決定しておくことで、やる気を保ちながら、手堅く着実に勉強を捗らせていくことによって、一歩一歩確実にレベルアップできます。

効果的に問題集・参考書を使いながら、学習によって得られる知識を重ねて増やしていくことがきわめて大切で、問題集で雰囲気を確実にとらえながら、参考書で堅実に知識を身につけていくといいでしょう

問題を先に解いていくよりも、解説の内容をのみこんでいくことで、問題の内容に相応しい解答をしっかりと理解することによって、自然な流れでCCNAに向けた準備が進みます。

②参考書で専門用語について理解する

問題集は断続的にいつまでもだらだらと続くように出題されて、やる気がなえてしまうこともあります。数多くの専門用語も出現するため、内容をのみこむのに多くの時間が必要になります。

効果的に参考書を使いながら、確かめるようにして知識を吸収していくことで、体系的に理解しながら段階的に学習を進められます

どう努力してみても、それ以上進まない状態になってしまうことがあるため、少しずつ範囲を広げながら学習して、問題集で理解できなかった箇所を参考書で調べていくといいでしょう。

③問題集で間違えた問題を復習する

CCNAは改定されてから、試験時間が長くなるとともに、問題が出される範囲がより広くなっていることで、難易度が高くなっているように感じます。

一度きりで終わらせずに、問題集・参考書を見ないでもすらすらと言えるように、よく覚えて、頻繫に間違えてしまう問題を確かめながら、正確に理解した後で復習するようにしましょう

出題傾向を把握することも重要

どういった問題が出されて、得点がどのくらい取れたか、得点の算出方法を知っておくことが非常に重要です。

口コミなどを確かめられるサイトでチェックできるので、それぞれの分野における出題傾向をしっかりと理解して、勉強するスケジュールを決定していくといいでしょう

CCNAに合格するためのおすすめの勉強ツール

CCNAに合格するために勉強を始めたはいいものの、「何から始めてよいのか、どの書籍やサイトを参考にすればよいのか、よくわからない」という人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、CCNAに合格した人たちが多く使っているおすすめの勉強ツールを確かめていきましょう。

まずは参考書を買って問題に慣れるのがおすすめ

CCNAの試験に向けて参考書を購入する人は、一番新しい試験内容に適合しているのかをチェックしましょう。

最低限知っておくべきことを学ぶという観点で見れば、過去問を解くことは間違いではありません。

しかしながら、ネットワーク技術は絶えることなく日々進歩しており、試験内容も変化しているので、古い知識ばかりではなく、新しい知識を手に入れるためにも最新の参考書を選びましょう

現実の場において、どういった問題がどういった形式で出されているかを把握しておかないと、試験本番での時間配分が困難になってしまいます。

おすすめ参考書①:1週間でCCNAの基礎が学べる本

1週間でCCNAの基礎が学べる本 第3版

エンジニア向けの参考書は、基本になるような知識が身についていることを前提として書かれています。

そのため、CCNAの学習を始めるにあたって、かなり高度な参考書から学習を始めてしまうと、専門用語ひとつをとっても理解できなくなり、日本語で記載されていても何を言っているのかまるで理解できないといった状態になってしまうでしょう。

「1週間でCCNAの基礎が学べる本」は、未経験からCCNAを目標としている人へ、ぜひとも最初に読むことを推奨したい参考書で、ネットワークに関連する基礎に対する理解・把握が簡単にできるようにわかりやすく説明されています

反対に学校で情報通信系を専攻していた人にとっては、どこかの場所で耳にしたことがある内容ばかりですが、手数がかからず簡単に復習できるでしょう。

またシスコシステムズ社の製品についてもわかりやすく説明されているので、製品についてあまり知識・情報を持っていないという人にもおすすめです。

おすすめ参考書②:シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集

シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集

シスコ技術者認定教科書というタイトルになっていますが、問題集もセットになっているため、一点一画おろそかにせずCCNA合格に向けて学習できます。

参考書と問題集がまとまっているので、余すところなく内容をのみこめれば、あとは試験日までほかのことを気にせずに練習問題を解いていくことができます

2020年2月の改定後に対応している本格的な参考書は、この記事を執筆している時点では、この本しかありません。

従来は「黒本」というCCNA試験を受ける人にはよく知られている本も存在していたのですが、新CCNA(200-301)に対応している本はまだ存在していないようです。

学習サイトなら効率的に勉強できる

CCNAは日本語で記載されている参考書がわずかしかないため、勉強しにくいと感じている人も多いかもしれません。

そこで、CCNAの勉強は学習サイトを効果的に使うことがおすすめです。特に次に挙げる学習サイトは利用者も多数いるため、CCNA対策がしっかり取れるでしょう。

おすすめサイト①:CCNAイージス

CCNAイージス」はCCNAを専門としている学習サイトで、それぞれの章ごとに模擬試験・練習問題が設定されています。

問題数が多いため、CCNAイージスのみであっても試験対策ができ、解説やイラストも記載されているので未経験であっても簡単に理解できるでしょう

市販のCCNA参考書とほぼ同じレベルの教材で、スマホで隙間時間に効率よく勉強できるので、CCNAの合格を目標としているのであれば、CCNAイージスはまず効果的に使いたいサイトです。

おすすめサイト②:Ping-t

Ping-t」はCCNAをはじめ、AWS・LPIC・ITパスポートなどの情報通信系の試験合格を目標とする人向けの学習サイトです。

使っている人も多く、CCNAを学習するサイトとして世間に広く知られており、600問以上の問題を無料で解けるので、基本的な部分の学習をしっかりできるでしょう

問題がぎっしり詰まっているだけでなく、「Ciscoコマンド集Wiki」でコマンドの使用方法をいろいろと調べたり編集でき、特定の誰かではなく参加者全員で情報を共有することを目的としています。

さらに合格体験記が掲載されているのもメリットで、勉強のコツを把握できたり、モチベーションをアップさせたりできるでしょう。

ITスクールならわからないところをすぐに解決できる

ITスクールで学習する最大のメリットは、合格を目標とする教育課程が整備されていることで、必要不可欠の知識を余すところなく学べるので、効率良く合格を目指せる点です

また、ネットワークの構築の学習では本物の機器を使うため、操作技術が求められるCCNAには条件がぴったりと当てはまる学習方法といえるでしょう。

理解できないことも、その場で疑問のあるところを解きほぐして、納得のいくようにできるため、安心して次なる段階へと進められます。

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CCNAは、情報通信業界での経験を問わず、必要な知識・技術を習得することで合格を目指せる資格です。

しかしながら、先の見通しもなくむやみに勉強するのは効率がよいとはいえず、努力するだけで合格できるとも限りません。

CCNAの資格はニーズが高いので、資格を取得することに関連するセミナーが多く開催されています。

積極的に情報を手に入れられる場に参加することで、必要な知識・勉強法に対する理解を深め、CCNA取得を実現させるための方法を見つけだしてみてはいかがでしょうか。

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未経験からネットワークエンジニアを目指したいときに最適な資格であるCCNA。資格を持っていれば未経験でも「知識がある」という証明になります。

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記事の監修責任者

飯塚 寛也

エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
監修責任者からのメッセージを読む
株式会社アプエンテ 職業紹介責任者(010-190717133-004) 情報処理技術者試験 ネットワークスペシャリスト試験(第NW-2021-04-00112号) Cisco認定試験 CCNP Enterprise 認定/CCNA

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