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2022.04.27
「IoTエンジニアの仕事内容は?」「IoTエンジニアに必要な知識やスキルは何?」などどうすればIoTエンジニアになれるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
IoTは、今後ますます発展することが見込まれる成長分野として注目されていて、最近はIoTエンジニアの求人が多くなっています。
この記事では、IoTエンジニアの仕事内容や将来性、必要な知識やスキル、役立つ資格について解説するので、参考にしてみてください。
目次
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IoTは、「Internet of Things」の略で「モノのインターネット」という意味です。あらゆる「モノ」と「モノ」がインターネットを通してつながっていくことを表しています。
モノとインターネットをつなぐことで、新たな付加価値やこれまでにないサービスを生み出すことができるようになるでしょう。
モノ同士が通信できるようになることで、新たな利益やサービスが生まれ、新しい生活スタイルが広がる未来を創っていく技術として注目されています。
IoTでできることには「モノが操作できる」「モノの状態や位置を知ることができる」「モノ同士で通信できる」の3つがあります。
IoTで実現できることのひとつに、遠く離れた場所から電化製品を操作できることが挙げられます。
たとえば、外出でスマホから帰宅時間に快適な温度になっているようにエアコンを操作したり、お風呂を沸かしておくようにセットすることですぐに入れるように準備しておくことができます。
また、ペットを飼っている人は、お昼時間に会社からペットの食事を容器に自動で注がれるようにスマホで操作したり、部屋の温度をスマホからチェックして、部屋が冷えていたらエアコンを付けるなど、オフィスにいながら世話ができるようになるでしょう。
最近では、AIを駆使した「モノ」が多くなっており、代表的なモノとしてスマートスピーカーが挙げられます。機械に向かって「明日の天気」や「ニュースを読み上げる」など話しかけると、その通りに実行することができるようになっています。
IoTを活用すれば、人々の生活はもっと便利になるでしょう。
IoTで実現できること2つ目は、「モノ」にセンサーを付けることで状態や位置を知ることができる点です。
ペットの世話が遠く離れた場所にいながらでもできるだけでなく、ペットの状態や部屋のどこにいるのかを知ることもできます。
たとえば、スマホなどにあらかじめ設定しておくと、発熱などで体温が何度以上でアラームが通知されるようにしておいたり、呼吸や心拍が乱れているなど少しでも異常があった場合に、外出先からチェックして確認できるでしょう。
そのため、自分が不在のときにペットの容態に異変があってもすぐに連絡して病院に連れていくことができるので、帰宅したときには手遅れになってしまっていたという状況を回避でき、大切な家族の一員を守ることができます。
IoTで実現できること3目は、接続される「モノ」にセンサーを内蔵しインターネットとつなげることで、モノ同士で通信できるようになることです。
モノとモノがセンサーでつながることによって、さまざまなデータを取得できるようになります。
収集したデータを使ってモノ同士が通信できる代表的なサービスが自動運転です。自動車にセンサーを付けて、道路や信号機、衛星が自動で連携することで、信号機が赤になれば自動車のセンサーがデータを受信し信号で止まるように制御できます。
また、自動車同士で通信して車間を調整したり、道路と車の位置を調整して走行車線から外れないようにしたり、衛星と連携してナビの通りに目的地に自動で走行するなど実現できるでしょう。
IoTによって、今までにない新たな付加価値をもったサービスが実現できるようになったのです。
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IoTエンジニアは、モノとインターネットをつなぐIoTサービスの開発をすることが仕事です。
IoTの開発は、非常に多岐に渡り、ハードウェアからソフトウェアまで幅広い仕事をおこなう必要があります。
たとえばソフトウェアでは、どのような動作が必要なのか、また行動パターンを分析して学習させるのかを組み込むプログラミングを作成します。
また、ハードウェアでは、通信の基盤となるネットワークやセキュリティなどに関する知識やスキルが求められるでしょう。
上流工程で呼ばれる「企画」や「設計」といったIoTサービスの元となる仕事を担当するエンジニアとして活躍が期待されています。
進化の早いIT業界の中でも特に新しい付加価値の創設にかかわる開発ができるエンジニアが求められています。
IoTエンジニアの仕事内容は、大きく3つに分かれます。
上位エンジニアになるとIoTの基盤となるシステムの企画や設計を担当します。
主に顧客の要望を把握して、今後の企業戦略に沿って方向性やサービスのイメージを企画します。
企画したあとは、実際に動作したり遠隔操作させるために必要なアプリケーションは何か、どのような状況で利用するのかなど作業工程に落とし込むための設計を行います。
設計書を作成したあとは、設計書通りに動作するためにはどのようにプログラミングするのか、どのようなテストを行い正常性を確保するのか、遠隔からの命令に対し具体的な動作パターンを作り込んだりして構築します。
構築したあとはテスト設計に従ってテストすることで、エラーやバグなど一つ一つ修正しリリースします。
また、製品として販売したあとは、システムの運用やメンテナンス、改修、カスタマイズをおこなって、ニーズにあったサービスが提供できるように運用します。
IoTエンジニアは、ネットワークの構築やプログラミングなどをすることから、IT業界で活躍するエンジニアであるとのイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
確かにIoTエンジニアはIT業界で活躍する機会が多い仕事です。
一方で、IoTの技術そのものは、IT業界以外で実用化や研究が盛んにおこなわれている注目の技術であり、特に医療業界や自動車業界、物流業界をはじめ非常に多くの業界でIoTエンジニアが求められています。
そのため、たとえば人の命を守る仕事に関わるエンジニアになりたいと希望を持っている人なら、医療業界でIoTエンジニアとして活躍するといった仕事の選択肢が多くなることが魅力のひとつでしょう。
IoTエンジニアは、多くの業界から必要とされていますが、中でも特に需要が高い3つの業界があります。
それは、「医療業界」「自動車業界」「IT業界」の3つです。
それぞれ、どのような業務にニーズがあり、IoTエンジニアが求められているのか解説するので、参考にしてみてください。
医療業界では、IoTによる遠隔医療のサービスが挙げられます。
たとえば、自宅にセンサーを搭載したWEBカメラなどを設置して、自宅など病院以外で療養している患者の容態を管理することで、変化があればいち早く駆け付けたり、必要な処置を医師から指示したりできるでしょう。
今までは、患者本人や家族が異変に気付いたあとに病院に連絡して、病院で検査をして適切な処置をする必要があったので、そばに誰もいないときに容態が急変するなどした場合は、万が一の事態に遭遇してしまう可能性がありました。
今後はIoTの技術を使うことによって、遠くの場所にいながらも入院して近くで確認できる状況と同じように素早く対応することで、救える命が増える可能性があります。
特に離島や病院がない地域などにこの技術が普及することで、医師不足で対応に苦慮している地域の住民の命を守ることにも期待できるでしょう。
自動車業界では、自動運転の実現に向けたサービスを思いつく人も多いのではないでしょうか。
自動車にIoTの技術を取り入れることで、車内のセンサーや走行データ、道路にセンサーを埋め込み、そのデータを使って自動車の走行をコントロールできるようになります。
また、目的地や走行速度、車間、信号機での停止などをデータをもとに自動車を制御することで、利用者を安全に目的地に移動できるようにもなるでしょう。
まだ完全自動化には試行錯誤の段階と言われていますが、自動ブレーキシステムや車間を一定に保つ技術などはIoTによりサービスとして導入されているので、知っている人も多いでしょう。
このように未来型の自動車サービスが求められる自動車業界も、IoTエンジニアが必要とされています。
IT業界におけるIoTサービスは、非常に多岐に渡っています。
身近なサービスとして、たとえば、Uber Eatsやタクシーの配車サービスを知っている人も多いでしょう。
Uber Eatsは、食事を注文して自宅に届けて欲しいという利用者と食事を提供する店舗とでやり取りしたあとに、位置情報を使って近くにいる配達員を決定して、注文の品を迅速に届けるサービスです。
タクシーの配車もアプリを使って同じような仕組みで、タクシー乗り場に行くことなく、利用者がタクシーを探すことができるサービスです。
いずれも、モノとインターネットを使っておこなうサービスとして、現在では当たり前のように定着しています。
このように、IT業界でもIoTを使ったサービスは次々に開発されていることからIoTエンジニアが求められています。
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IoTエンジニアは、「モノ」と「インターネット」を使って、最先端のサービスを提供するエンジニアです。
さまざまな業界で必要とされているため、今後さらに発展することが見込まれる技術として将来性が高いといえるでしょう。
IoTエンジニアの平均年収は、求人情報によると400万から700万円程度となっています。さらに専門性を高めることにより、1,000万円以上も目指すことができるでしょう。
年収アップを狙うには継続的な勉強と情報収集、実践が必要ですが、IoTエンジニアの価値は高いといえるでしょう。
IoTは将来性が高いサービスなので、今後も需要が見込まれる成長産業として注目されています。比較的新しい技術であり、サービスが提供できるエンジニアが少なく人材が不足しています。
また、さまざまな分野でIoTを使ったサービスの提供がビジネスとして期待されていることから、IT業界だけでなく非常に幅広い業界で必要とされているエンジニアです。
そのため、企業では人材を確保するために、即戦力ではなくても将来性のある人材を確保して企業の成長につなげたいと考えている企業も多いでしょう。
IoTエンジニアは、さきほど説明したとおり担当できるエンジニアが不足しています。
育成してでも将来有望な人材を確保したいという企業もあるため、未経験者でもIoTエンジニアとして仕事ができます。
もちろんIoTエンジニアに必要な知識やスキルは幅が非常に広いので、即戦力ではなくても将来IoTエンジニアとして活躍できる人材であると認められた場合に採用され、誰でもなれるわけではありません。
そのため、採用試験では、IoTエンジニアに必要な適性を持っているかで判断されるでしょう。
見られる適性としては、「自ら進んで知識やスキルを学ぶ姿勢」「コミュニケーション能力」「業務を最後までやり遂げる責任感」の3つが特にポイントとなります。
IoTは、さまざまな業界で取り入れられ、新しいサービスが生み出されています。
そのため、IoTエンジニアになった後は、IT業界のみならず医療や自動車、運輸をはじめさまざまな業界で仕事ができます。多くの業界から必要とされているため、知識やスキルを磨くことで活躍できるチャンスが多いといえるでしょう。
また、将来性も高いので、エンジニアの人材不足もあって高収入を得るチャンスも広がっています。
IoTエンジニアに求められる知識やスキルは非常に多岐に渡るうえに、必要なスキルの専門性が高くなっているのが特徴です。
実際にIoTエンジニアを目指すにはどのような知識やスキルが必要なのか知りたい人も多いのではないでしょうか。
IoTエンジニアに必要なスキルとしては、「組み込みスキル」「ネットワークスキル」「セキュリティスキル」「スマートフォンアプリのスキル」「AIのスキル」「コミュニケーションスキル」の6つが特に重要になるでしょう。
この章では、IoTエンジニアに必要な6つのスキルについて解説するので、参考にしてみてください。
組み込みスキルとは、製品を正常に動かすために必要なシステムを制御するプログラミングのことです。
たとえば、電子レンジでグラタンを作ろうとしたときに、グラタンというボタンを押すだけで、必要な調理時間や温度などを利用者が調べて設定しなくても良いように、事前にプログラミングされた情報をもとに電子レンジを動かすことで美味しくでき上がっているという仕組みに使っています。
家電をはじめ電気で動く製品に、あらかじめ予定する動作を組み込んでおくことで、利用者は簡単かつ快適にサービスを利用できます。
IoTでも、センサーにどのような情報を取得するのか、どのような状況になったら知らせるのかなど事前にデータの収集や動作する条件を決定しておくうえで必要となります。
IoTは、モノとインターネットをつなぐ技術なので、ネットワークに関するスキルが必要です。
センサーとインターネットをつなぐ、あるいはスマホのアプリやPCをインターネットを使ってサービスを提供するためには、ネットワークがどのような仕組みで動いているのか、モノとどのように通信を確立させるのかを決定しなければなりません。
具体的には、有線ネットワークを使って利用するよりも、スマホのモバイル通信や公衆Wi-Fi、Bluetoothなどの無線通信を使ってサービスをおこなう方法が主流になりつつあります。
サービスに遅延があってはIoTサービスの利用価値が下がってしまうので、リアルタイムで大容量の通信をスムーズにおこなうための高度な知識やスキルが必要となるでしょう。
インターネットを通して通信する以上、セキュリティに関する知識も必須です。
重要なデータや個人情報をデバイスを通して取得することでサービスを提供するため、データを盗まれたり、ハッキングされたりしたときの企業の損失は莫大な金額になってしまう可能性があるだけでなく、IoTサービスそのものの信頼性が失われてしまいます。
たとえば、遠隔治療している患者のデータが改ざんされてしまうと、定期的に投与している薬が投薬されなかったり、誤った薬を投薬してしまい万が一の自体として患者の命が失われてしまったということがあったら取り返しがつかなくなることは想像できるでしょう。
そのため、IoTエンジニアとしてセキュリティのスキルは重要です。
IoTでは、タクシーの配車アプリなどのように多くの場合アプリを使って提供することが多いでしょう。
そのため、IoTエンジニアは、スマートフォンアプリに関するスキルが求められます。
誰もが手軽に利用できるアプリですが、今後も手軽さと便利さから需要は加速していくことが想定されています。
現在、快適な生活を送るためには、スマホが必要不可欠になってきていて、さまざまなサービスを提供するアプリを利用することで豊かな生活を送る役割を担っています。
そのため、スマホアプリを開発するためのスキルも必須でしょう。
IoTの技術を使って、各センサーなどから集めた膨大な情報は、AIを駆使して解析する必要があります。
膨大なデータを解析するために、ある種の規則性や行動心理、場所、年齢、性別などあらゆる角度からデータを分析する必要があります。しかし、人間がおこなうにはあまりにも膨大でとても解析できる情報量ではありません。そこで必要となるのがAIです。
AIによって得られた解析結果をもとに、どのような場所でどのような年代をターゲットにして、どのような商品を開発するとサービスや商品が売れるのかという予測をしたうえで、企業は新しいサービスの開発がおこなわれています。
IoTエンジニアとして仕事をするためには、サービスやシステム全体から各工程の開発者や他のエンジニアと連携しながら仕事をすすめる必要があります。
各部署や関係者と協力して仕事をするためにはコミュニケーションスキルが必要不可欠です。
IoTサービスを作るプロジェクトをスムーズに完了するためには、自分の担当する仕事だけでなく他部署とも歩調を合わせたり、修正や仕様変更などのイレギュラー対応などがあった場合に、早め早めの情報共有と協力のもとプロジェクトを成功に導かなければならないでしょう。
また、顧客のニーズや要望を把握するうえでもコミュニケーションスキルは重要です。
IoTエンジニアになるためには、「プログラミングスキルを磨く」「インフラスキルを磨く」「資格を取得する」の3つが重要となるでしょう。
3つの知識やスキルをすべて熟知するという意味ではなく、少なくともいずれかのひとつ、プログラミングやネットワークについての深いスキルはベースとして必要でしょう。
そのうえで、その他IoTに必要な一般的な知識を理解しておくことでIoTエンジニアになることができるでしょう。
この章では、IoTエンジニアになるための方法をそれぞれ詳しく解説するので、参考にしてみてください。
IoTの基礎となる組み込みやAIを駆使したサービスには、プログラミングスキルが必要になります。
プログラミングスキルといっても、プログラミング言語は数多くあります。そこで、数あるプログラミング言語の中で「C++」「Java」「Python」ができるようにしておくのが良いでしょう。
特にPythonは、IoTの中でも人工知能の部分の開発などによく使われていて、近年需要が高いプログラミング言語として注目されています。
比較的新しいプログラミング言語であり、まだPythonに精通したプログラマーは少ないことから、どのプログラミングスキルを磨こうか迷っている人は、Pythonがおすすめでしょう。
IoTは、通信技術を利用してモノとモノ、モノとインターネットを利用するため、インフラに関する知識やスキルを磨くのが良いでしょう。なかでも、ネットワークやセキュリティに関する深い理解が必要です。
IoTにおけるネットワークの主流はワイヤレスなので、無線がどのような仕組みで通信しているのかの理解は必須でしょう。また、セキュリティは情報の機密性や可用性の観点からも非常に重要です。
不正アクセスによってデータが盗まれたり、改ざんたりされた場合、正しい情報を取得できなくなってしまうと、たとえば自動運転が実現していて自分の乗っている自動車の位置情報や信号機の情報が取得できず対向車線にはみ出したり、赤信号でも停止せず人を引いてしまうという事故につながることもあるでしょう。
このような事態にならないようにしなければならないのがIoTエンジニアの仕事の責任のひとつです。
必要なスキルひとつひとつを極められればIoTエンジニアとして理想的ですが、現実的には非常に時間がかかるでしょう。
効率よくIoTの知識やスキルを学ぶ方法のひとつに、IoTに関する資格を取得する方法があります。
特に、これからIoTを勉強しようと考えている未経験者やネットワークエンジニアやプログラマーなど仕事に携わり実務経験をしている人にとって、IoT全体の知識やスキルを効率よく学ぶことができるので、資格取得を通して知識を得るうえでも役に立つでしょう。
IoTエンジニアを目指したり、IoTに関する知識やスキルを学ぶために役立つ資格は何か気になる人も多いのではないでしょうか。
この章では、IoTエンジニアに役立つ資格を3つ紹介するので、参考にしてみてください。
IoT検定は、IoT検定制度委員会が主催するIoTにかかわるすべての人を対象とした試験です。
IoT検定で問われる内容は、非常に多岐に渡り、「戦略とマネジメント」「法律」「ネットワーク」「IoTデバイス」「データ分析」「セキュリティ」などが問われます。
また、IoT検定は、一般ユーザー向けの試験とプロフェッショナル向けの試験があり、難易度が分かれています。
レベル | 資格名 | 試験内容 |
---|---|---|
レベル3 | プロフェッショナルアーキテクト | ※現在策定中 |
レベル2 | プロフェッショナルエンジニア | IoTに関する全体の設計 |
レベル1 | プロフェッショナルコーディネータ | IoTに関する基本的知識 |
ユーザー | パワーユーザー | IoTに関する基本的知識 |
知識やスキルをこれから学びたい人は「IoT検定ユーザー試験 IoT-PU(パワー・ユーザー)」が、IoTに関する知識やスキルを幅広く学べるので、こちらを受験するのが良いでしょう。
IoTシステム技術検定試験は、MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が実施している試験で、IoTの技術者のための知識やスキルを学ぶことができる資格です。
IoTシステム技術検定は、3つのレベルに分かれていて、「基礎」「中級」「上級」の3つです。
レベル | 試験内容 |
---|---|
上級 | IoTの高度な専門技術 |
中級 | IoT構築の基本技術 |
基礎 | IoTの基礎知識 |
はじめは、「IoTシステム技術検定試験の基礎」を勉強しつつ知識やスキルを学ぶのが良いでしょう。
基礎では、「IoTシステム構成と構築技術」「センサ/アクチュエータ技術と通信方式」「IoTデータ活用技術(AI)」「IoT情報セキュリティ対策技術」「IoTシステムのプロトタイピング技術」の5つの分野が問われます。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、経済産業省が実施している国家資格のひとつです。
エンベデットシステムとは、私たちが普段使っている家電や自動車をはじめとした電子制御されている製品に組み込まれているシステムのことです。
そのため、エンベデットシステムスペシャリスト試験は、組み込みシステムに必要な「設計」「構築」「製造」などをおこなう組み込みエンジニア(エンベデットエンジニア)向けの資格となっています。
また、スペシャリスト資格であり、国家資格のレベル4に属する非常に取得難易度の高い資格であり、エンジニアの中でも上級者向けの資格です。
そのため、IoTに関する深い知識やスキルが求められる内容となっています。
IoTエンジニアの仕事内容や将来性、必要なスキルについて、理解できたでしょうか。
IoTは、医療や自動車、IT業界をはじめさまざまな分野で需要がある将来性の高い仕事です。
IoTエンジニアは人材不足していることもあり、未経験者でも比較的エンジニアになるチャンスがある仕事のひとつでしょう。
一方で、エンジニアとして必要な知識やスキルは非常に多岐に渡るので、つねに新しい情報のもと必要な知識は自ら学び続けることが重要となることを理解しておいてください。
需要が高まるIoTエンジニアを目指しましょう。
あなたにはどれが向いてる? 今すぐエンジニア診断してみよう
「エンジニアになってIT業界で働きたい」
「エンジニアに興味はあるけど、種類が多すぎて自分に向いてる職種がわからない」
そんな悩みを解決するのが、「エンジニア診断ツール」です。
「エンジニア診断」はたった12の質問に答えるだけで、あなたに向いているエンジニアを診断。
診断結果には仕事内容の概要も掲載しているので、自分に合ったエンジニアについて詳しく知って、エンジニア就職に一歩近づきましょう。
飯塚 寛也
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