
CCNAの合格点は? 試験改定後の傾向や勉強方法を解説
2022.04.27
「夜勤が多くて仕事がきつい」、ネットワークエンジニアを検討する人の中には、そのような心配をする人が多いのではないでしょうか。
確かにネットワークエンジニアは業務上、避けられない夜勤などがあるのも事実です。一方で、業務の選び方やキャリアによっては夜勤をなくすことも可能です。この記事では、夜勤の少ない職場の見つけ方や、夜勤をなくす方法について解説していきます。
目次
開くキャリアアドバイザー
石川 未雪
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キャリアアドバイザー
杉田 早保
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ネットワークエンジニアの仕事では、どのような業務で夜勤が発生するのでしょうか。夜勤が発生してしまうのは、監視や保守といった業務です。ネットワークは社会基盤となる重要なインフラなので、夜勤が避けられません。
一方で、設計や構築といった上流の業務に携わると夜勤をほとんどなくすことができます。まずは下積みには一定程度の夜勤を経験し、上流業務を任されるにつれて、夜勤の頻度が減っていくのが一般的です。
まず、ネットワークエンジニアの仕事がどのような時間帯で作業をするものなのか例として挙げてみましょう。作業計画は作業内容によって異なるので一概に同じとは言えませんが、どういった計画の作業なのかイメージができると思います。
ネットワークエンジニアの作業で、ネットワークやサーバーへの通信が遮断されないような簡単な変更の場合は、平日日中の業務中に作業を行ないます。具体的には運用業務の設定追加や削除などは平日日中に行なうことがほとんどです。
基本的に通信遮断はない作業でも、万が一に備えて影響を避けたい場合は業務時間が終了した時間帯から作業を行うこともあります。社内ネットワークの変更作業を行うので、社員が定時退社してから作業を行うといったパターンです。
18時開始の作業計画だった場合は、終了が21時や22時といった計画も珍しくありません。こういった作業の場合は、出社時間をずらして11時に出社するなどして残業時間を減らす対応をとるのが一般的です。
土日休みの企業では休日に作業を行うことも多くなります。平日業務終了後ではできない長時間の作業や、通信遮断時間が長くユーザへの影響が大きい作業の場合は休日に作業をします。
休日出勤した場合は代休を取得するのが基本ですが、設定変更した次の月曜日は出勤して業務が問題なく実施でき障害が発生していないかを確認することが多いでしょう。
インターネット上にサービスを提供している企業の場合などは、提供しているサービスへのアクセスがもっとも少ない夜間に作業を行うことになります。
たとえば、銀行や官公庁といったネットワークの作業ではトラブルが多大な損害を被るため、少しでもリスクを減らそうと夜間作業になことが一般的です。
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時間帯ごとの業務を整理したところで、夜間業務が発生する4つのケースについて見てみましょう。「夜勤をどうしても避けたい」などの場合は、下記の業務は夜勤の可能性が高いので、特に注意が必要です。
ネットワークシステムは24時間365日稼動しており、それらが問題なく動いているかを監視しているのが「監視業務」です。未経験者が入りやすい仕事でもある監視業務は、システムに異常が無いか確認し、異常を検知したら初期調査を行って関係者へ連絡することが主な業務です。
監視業務は24時間途切れることなく行う必要があるため、シフトを組んで交代制で働きます。そのため夜勤が必ず発生します。
シフト制については2交代や3交代の勤務方式があります。3交代がもっとも多く、24時間を8時間の3つにわけて勤務します。2交代や2勤は朝から夜、夜から朝勤務となります。また、3日連続勤務して2日休む勤務が多いです。
監視業務チームがネットワーク障害を発見した時に、調査して復旧作業を行うのが「保守業務」です。故障した機器や部品を交換したりすることも保守の仕事となっています。
また、データセンターなどでは故障していないかを確認するために定期的に点検も行います。こういった定期点検もユーザーへの影響の少ない夜間に行うことになります。23時に集合し、業務開始になる朝9時までに作業を終えるといった計画で定期点検を行います。
とはいえ年に2回程度なのでそれほど大きな負担とはならないでしょう。
ネットワークシステムが構築されたあと、システムを運用していくのが「運用業務」です。具体的には、ファイアウォールの通信設定をするなど、稼働中のシステムを安全に運用していくことになります。
また、不具合や脆弱性の解消のための設定変更を行うこともあります。そのような作業は通信できない時間が発生することも多いため、日中の業務が終了した夜間か休日が作業できる時間となります。
運用は、監視や保守と比較して残業の少ない業種といわれており、普段の業務で夜勤はありません。ライフワークバランスをとって働くなら運用はおすすめの仕事ですが、構築や設計にくらべて収入は低くなる傾向にあります。
設計書にしたがってネットワークシステムを構築する仕事が「構築業務」です。ネットワーク機器を適切な場所に設置して、それぞれをコードで配線して設定を入れていきます。
構築は通常業務で夜勤はありませんが、システムが老朽化して新しいネットワークシステムへ交換したいときなどの更改時には夜勤が発生することがあります。
例えばWebサイトを運営しているようなネットワークシステムの場合は、システム停止は即時ユーザーに影響します。そのため、Webサイトへの訪問者数が少なくなる夜間にネットワークシステムの更改が行われます。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
ネットワークに障害がないか監視をする業務は、シフト制で昼勤務と夜勤を繰り返すのでルーティンワークが好きな人には苦にならないでしょう。また、夜勤明けだと2日または3日休めるのでシフトによっては月に10日以上コンスタントに休めることもあります。
その他、夜の保守業務などはあらかじめ決まったチェック項目に従って確認する業務なため、仕事内容はそれほど大変ではありません。運用業務の場合はユーザーの方でも体に負担のある夜間業務はやりたくないという気持ちもあるので、障害でない限りは意外と作業するために業務終わりなどの早い時間で調整してくれることがよくあります。
ネットワークの更改に伴った夜間作業はオンプレミスの環境に限ったことで、クラウドを利用すればインフラはクラウド事業者が管理するためネットワーク機器の更改はありません。全体的にネットワーク更改の夜勤は減っています。夜勤業務があるとはいえ、それだけでネットワークエンジニアのすべての業務をネガティブにとらえる必要はありません。
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夜勤と聞くと悪いイメージを持つ人が多いと思いますが、実は夜勤にも魅力が多々あります。慣れてしまえば夜勤のほうが楽という人も少なくありません。
ここではあまり知られていない夜勤の魅力を紹介していきます。
監視や保守などの下流の業務は夜勤であるという体力的なことを差し置けば、業務内容自体は比較的楽なものが多かったりします。特に監視業務は不具合が起こらない限り何もすることがない時間もあり、「楽な業務が多いのが夜間業務の魅力」というネットワークエンジニアもいます。
そのため、資格を取得するための勉強時間に充てている人も多くいます。また、3日連続勤務して2日休むという勤務体系が一般的のため、月単位でみると日勤帯の人よりも休日が多くなります。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
夜はほとんどの企業が業務をおこなっていないため外部とのやり取りもなく、障害がなければ夜のネットワーク監視業務はあらかじめスケジュールで決められたルーティーンワークだけで終わります。
ルーティーンワークには回線切り替えや、システムや電源周りなどの定期点検などがあります。監視業務は作業前後のログの確認をおこなう業務で、あらかじめ準備された手順書に沿っておこなうため何度か経験すればすぐに仕事のやり方を覚えて誰でもできるようになります。
保守業務ではネットワーク機器の更改に伴うログの監視もあります。監視業務をしている人は作業の始まりと終了の連絡を受けてログの監視をするだけです。こちらも手順書に沿っておこなう作業でそれほど大変ではないのが事実です。
昼夜逆転で仕事をするのはペースをつかむまでは大変ですが、逆に夜勤の日は昼まで寝ていられるので朝起きるのがつらい人には向いているでしょう。
もちろんコツをつかむまでは、夜勤明けは生活リズムが昼夜逆転してほとんど寝て過ごす場合もあります。また、出退勤時間も通常とずれるため、満員電車を避けることができるのも魅力です。
監視業務などの夜勤はシフト制で行います。万が一業務が終わらなかった場合は、次のシフトに引継ぐことができるので残業をすることはありません。残業せずに定時で退社できるのも夜勤ならではの魅力といえます。
深夜勤務のため深夜手当てをもらうことができるので、日勤帯の人よりも給料が多くなります。また、IT業界では資格手当を出している企業も多く、資格取得することでさらに給料アップを狙うことができます。日勤帯で働いていると資格勉強すには休日を利用する必要がありますが、夜勤だと暇な時間帯をうまく利用して資格勉強することができます。
ネットワークエンジニアに夜勤はつきものと言われていますが、その一方で夜勤が発生しないケースもあります。では夜勤のないケースとはどういったものでしょうか。
ネットワーク設計やユーザーの要件を確認し設計書に起こしていく仕事が「設計業務」です。設計業務では顧客と連絡できる時間帯が勤務時間となるので夜勤は基本的にありません。
顧客からの呼び出しで保守をするような仕事を兼務すると夜勤もあるのですが、そこは企業によって異なります。障害発生時に設計者しかわからない情報があると保守作業に参加することもありますが、多くの場合は設計書や定義書をデータとして納品するので、基本的に夜勤はないでしょう。
自社ネットワークを管理する情報システム部に配属された場合です。先ほど紹介した構築、運用、保守といった業務を担当しますが、ネットワークが顧客のものではなく自社のものなので比較的自由に作業することができます。
システムへの設定変更が必要となっても業務終了後の時間帯か土日の日中に作業を行えます。ネットワークエンジニアとして企業の情報システム部へ配属となった場合、夜勤はほとんどないでしょう。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
ネットワークエンジニアの仕事で夜の業務があるのは主に「24時間シフト制の監視業務」「重大なシステム障害」「業務影響のある大規模作業」の3つです。
すべての企業で「24時間シフト制の監視業務」をしているわけではなくほとんどの企業がネットワークエンジニアは輪番制で自宅待機という形で夜は普通に寝ています。システムが完全に使えなくなるような「重大なシステム障害」が発生した時だけ、ネットワークエンジニアに連絡が入って突発的に夜に業務が発生します。
そもそも、ネットワークは冗長構成のため、完全に使えなくなるようなことはほとんど起こりません。輪番になっていても何もなく、普通に夜に寝て昼の仕事をしているエンジニアがほとんどです。
また、「業務影響のある大規模作業」は作業ミスなどで障害が発生した時の影響が大きいため作業の回数も少ないです。こういう作業をするための準備は通常の昼勤務で、実際に夜に作業をするのはプロジェクト期間中の数回程度です。全体的に夜勤の回数は少ないですよ。
夜勤業務をどうしても避けたい場合はどうすればいいのでしょうか。夜勤をなくすための方法としては、上流工程にステップアップするか、自社案件に携わるという方法があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
夜勤をなくす一番の方法は、夜勤のない上流の仕事をすることです。設計や提案・要件定義するといった検討する仕事が主にあり、上流工程へのステップアップを目指しましょう。
上記の業務は、クライアント企業と打ち合わせすることがメインの仕事なので当然働く時間帯は日中となります。夜勤をどうしてもやめたい人は、資格取得や業務経験を積むなどして、スキルアップに努め上流の仕事を目指していきましょう。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
ネットワークエンジニアとしてステップアップをするためには、業務経験を積んで並行して上位資格の取得をすることも必要です。上位資格の取得については自分の目指すエンジニアのキャリアパスに合った資格勉強をすればいいですが、業務経験を積む場合は今おこなっている業務より1つ上の難易度の経験が積める案件に参加することが大事です。
たとえばネットワークエンジニアとして業務でルーターやスイッチの設定ができる仕事をしたら、次はロードバランサーやファイアウォールなど、さらに高度なネットワークの知識が必要になる案件に参加して技術スキルを高めていくといいです。
要件定義や設計は前提として幅広い知識や技術、そして経験が必要になるため、業務経験を積む場合は、知識や技術の「幅と深さ」を広げることを意識して仕事を選ぶようにしましょう。
ネットワークエンジニアのキャリアパスから見ても、上流仕事に就くことはキャリアアップにあたります。キャリアパス上で上へ行けば行くほど夜勤の仕事も減ってくるので、事前にネットワークエンジニアのキャリアパスも確認しておきましょう。
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夜勤がどうしても嫌だという場合は、おすすめは情報システム部、または、IT企業ではない一般企業のIT部門で働くことがおすすめです。企業が解決したい課題をどうすれば解決できるのか、ベンダーへシステムを発注し解決していくのが主な業務です。
企業のシステムは基本的に業務終了後には使われることがないので、設定変更作業も平日の夜か休日の日中で対応できます。作業時間を考えると平日日中より休日作業が多くなるでしょう。
情報システム部として働くためにはネットワーク以外もすべてのIT部門に精通しておく必要があるため、できるだけ多くの案件に携わって知識をためることが必要です。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
企業の情報システム部やIT部門で働くためにはネットワーク以外のスキルも必要になります。通常企業が使うシステムはネットワークだけでなくサーバーやアプリケーションなど多種多様なものから成り立っています。
そのためサーバーの知識やプログラミング言語など幅広いITスキルが必要になります。さらに企業の情報システム部は、社内のシステム運用に加えて、会社からはITを使った問題解決も求められます。
そのため、技術スキルだけでなくマネージメントやコンサルの能力も少なからず必要になり、エンジニアとして高いスキルが必要です。夜勤を避けたいため、というような理由だけで簡単になれるものではないことは注意しましょう。
ネットワークエンジニアはユーザーに影響しない時間帯に作業する必要があるので、どうしても夜勤を避けては通れない場合があることが分かったと思います。夜勤が必要な業務を整理して、企業選びの参考や今後のキャリアプランに役立ててください。
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キャリアアドバイザー
杉田 早保
上記の夜勤の業務割合は微々たる回数しかありません。重要なネットワークの夜間作業は、作業を安全におこなうための準備を昼におこない、夜間作業自体はプロジェクト期間内で数回程度です。
そもそも、 重要なネットワークは作業ミスでシステム障害が起こった時の影響が大きいため、通常は触ることはできません。障害時の影響を避けるための夜間作業であっても回数そのものが少ないです。たとえば、長期のプロジェクトがあったとして、夜の作業は1年で多くても数回程度で、他は通常の昼勤務です。そもそもあまり夜間の業務は発生率が低いことを知っておきましょう。