IT資格

CCNAとCCENTとCCTの違いを徹底解剖する!

ネットワークエンジニアやインフラエンジニアの仕事は、一般的な社会人に比べると給料が高い部類に入るので人気の職種になりつつあります。 また、今後はIoTが普及していくことになるため、ネットワークエンジニアやインフラエンジニアの需要も高まっていきます。 ネットワークエンジニアになりたい方、もしくは現役のネットワークエンジニアの方の中には「ネットワークエンジニアとして役に立つ資格を取得したい」と考えている方も少なくないでしょう。 ネットワークエンジニアの初歩的な資格として有名なものにCCNAやCCENT、CCTなどがあります。 この記事ではCCNAとCCENT、CCTそれぞれの違いや試験の詳細について徹底解剖していきます。

CCNAとは

CCNAとは、Cisco Certified Network Associateの略で、世界最大のネットワーク機器メーカーCisco Systems(シスコシステムズ)社により技術者認定資格の一つです。

 

Cisco技術者認定資格は全部で5段階あり、CCNAは初歩的な資格になります。 世界共通基準の資格であり、ネットワークの世界では最も有名な資格といわれています。

 

 

CCNAは、同社の主力商品である、Ciscoルータ、Catalystスイッチに関する技術力の証明となるだけでなく、基礎的なネットワーク技術 (TCP/IPなど)を持つことの証明にもなります。 Cisco製のネットワーク機器は、さまざまなシステムに使われているため、この資格を取っておくことで、業務でネットワークを扱う際に非常に強力な武器となります。そのためネットワーク管理者や設計者には、必須の資格といえるでしょう。

 

CCNAの受講者数

正確な受験者数や合格者数は非公開となっています。 日本語試験開始時の1998年の受験者数は174人で、2004年には8万人を超えています。 このことからも、とても注目度の高い資格といえます。

 

CCNA新試験について

旧来のCCNAはRouting & Switching分野別に分かれており、どれか1つ取得すればCCNAホルダーとなりました。 旧来の中で最も実務に役立つのが「Routing & Switching」であり、日本国内はもちろん、海外全体においても一番人気の資格となっています。 試験内容はネットワークの基礎知識から、ルーティング・スイッチング技術、初歩的なセキュリティ技術などが出題されます。

2020年2月からはすべての分野が統一されCCNA資格ひとつとなりました。 新CCNAは旧来のRouting & Switchingの範囲が多くを占めていますが、仮想化やセキュリティ、自動化などの新しい範囲も試験範囲に含まれて、より広く浅く知識が問われるようになっています。

 

CCNAの試験時間・合格点

試験時間は120分で問題数は102問です。 1問あたり1分強で回答していく必要があるので、あまり一問一問に悩まず、まずは最後まで解くという意識を持つことをおすすめします。 また、CCNAの問題はランダムに出題されるため、同じ会場で同時に受けている方でも異なる内容になっています。 合格点も同様で、受けた人により異なっています。 合格ラインは公式では非公開となっていますが、だいたい1000点満点中の825点あたりが合格点となっているケースが多いようです。

 

関連記事:CCNAの合格点は?どのくらい勉強する?

未経験からのエンジニア転職は資格の取得で成功に近づける

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CCTとは

CCT(Cisco Certified Technician)とは、CCENTに代わりCCNAの前段階として位置している資格です。 TCP/IPの基礎的な知識やルータ、スイッチ等の小規模ネットワーク、基本的なネットワークの知識が問われます。

 

CCTはネットワークエンジニアを目指す方がCCT→CCNA→CCNPと順番にスキルアップしていくという点において、大きな資格となるでしょう。 しかしCCNAを取得するにあたって、CCTは必須資格ではないので、ある程度のスキルや知識を持ち合わせている方は受験する必要はありません。 あくまで初歩的な資格であるため、これだけでどこでも就職できる!というレベルの資格ではないことを留意しておく必要があります。

 

CCTの試験時間・合格点

試験時間は90分です。 一度問題を飛ばして、他問題を回答してから戻るという、再回答が出来ない仕組みになっている為、時間配分は事前に決めておきましょう。 CCTの問題は、選択問題でありながら「2つ選べ」「全て選べ」などの指定があるため、単純に1/4や1/5の選択ではありません。

 

CCNAと同じく合格点は非公開ですが、75〜80%の正答率であれば合格できると言われています。

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CCNA、CCENT、CCTの有効期限

CCNAなどCisco技術者認定資格は合格から3年で失効してしまいます。 そのため、資格を保持するためには、失効する前に再受験するか、さらに上のレベルの試験に合格する必要があります。 一度取ったら終了ではないので、資格を取得してからも常に勉強を続けていることの証明となります。

CCNA、CCENT、CCTの試験日・受験料

CCNAなどのすべてのシスコ技術者認定試験は、ピアソンVUEという会社より受験します。 まず、ピアソンVUE社にユーザ登録し、WEBより試験予約をします。 試験予約は、まず資格番号を選び、会場や日時を選択します。 支払い方法はクレジットカードが中心で、他にも団体向けで、「バウチャー」と呼ばれる受験用チケットでも支払い可能です。

 

CCNAはベンダー資格なので、国家資格と違い受験料は高額傾向にあります。 2020年2月からの受験料は33600円(税別)です。

出題形式 試験時間 問題数 試験時期 受験料
CCT CBT方式 90分 60~70問 随時 14000円前後
CCNA CBT方式 120分 102問 随時 33,600円 (税別)
CCENT(旧試験) CBT方式 90分 54問 随時 15000円(税込)
CCNA(旧試験) CBT方式 90分 62問 随時 39,600円(税別)

CCNAとCCTどっちを受けるべき?

CCNAとCCTの資格の違いについて見てきましたが、 初心者が取得するべき資格はCCNAとCCTどちらでしょうか?

 

もし、ネットワークエンジニアとして働いていくのであれば、CCNAを取得するのをお勧めします。

 

第一に世界に通用する資格を取得することで、ネットワークエンジニアとしての基本的スキルが備わっているということがメリットになります。 CCNA試験では中規模ルーテッドネットワークやスイッチドネットワークの運用、トラブルシューティングに関する能力を証明することができ、シスコ社製品についての操作技術を問うCCNAは、知識だけではなく運用管理にかかわる実践的なスキルを証明してくれるものでもあります。 次のステップを踏むことが出来る資格、なにより自分自身の実力をつけることが出来ます。 CCNAの範囲は膨大であり、未経験から勉強するのは大変ではありますが、CCNAには努力に見合った「価値」があります。 ネットワークエンジニアとして働くにあって、この資格を取得していることによりネットワークエンジニアとしての基本的スキルが備わっているということが証明できます。

 

CCNAの価値について、企業側・社員側の2つの視点からも紐解いて行きます。

 

企業側からみたCCNAのメリット

企業側のメリットですが、以下の2つがあります。

 

 

①ネットワークを理解している人材を確保出来る 近年ネットワークを理解している人材を確保する事は難しくなっています。 理由としては、ネットワークエンジニアの需要に対して供給が追いついていなく、彼らが大手や中堅企業などに流れていってしまうからです。 また、未経験者を教育する事はかなり大変で、例えば外部研修を受けさせる場合、研修費+初月の給料で凡そ50万円程は持ち出しが発生します。 CCNAを持っていれば教育費が浮く事が多く、企業としては最初から収益を上げる事が出来るのです。

 

②現場に入場出来る確率が高まる 未経験者を受け入れてくれる現場はかなり限られているのが現状です。 そのため、せっかく社員を雇ったとしても、社員のスキル不足で現場に入れず待機する事になり、売り上げを上げる事が難しくなってしまいます。

 

特に未経験者だと実力を判断する材料が無い為、どうしてもCCNAを持っていないと不安に思われてしまいがちです。 そうなると企業としては人件費分がマイナスとなってしまいます。

 

未経験者でもCCNAを取得していれば、現場に入れられる可能性は高まります。 現場に入る事が出来れば、その分の金額が企業に支払われる為、人件費+利益として回収が出来るというわけです。

 

社員側からみたCCNAのメリット

社員側のメリットについては以下の3つが考えられます。

 

 

①会社からの評価が上がる 企業側からみたCCNAの価値で述べた通り、CCNAを持っている事により大きなメリットが企業にある為、企業の内定が取りやすくなります。

 

また、運良くCCNAを持たずして企業に就職できた場合でも、 そういった会社はCCNAを持っていない社員が多い為、CCNAを取得すると社内の評価も上がります。 CCNAを持たずして現場に入場できた場合でも、CCNAを取得すると現場のお客様や上位の会社の方からの評価も上がります。

 

②現場に入場出来る確率が高まる 「企業側からみた価値」の内容と重複しますが、未経験者が入れる現場は限られています。 そのような状況の中で、CCNAを持っている事は大きな武器となります。 例えば、あなたが現場でプロジェクトリーダーを務めていたとして、プロジェクトメンバーが1人足りないとします。 その枠に2人応募してきたとして、2人とも好感を持てる人物だったとしましょう。 その際に、一方はCCNAを持っていない、もう一方はCCNAを持っていた場合、あなたはどちらをプロジェクトメンバーとして迎えたいでしょうか。 勿論、ネットワークの基礎知識が身についていると判断できるCCNAを持っている方を選ぶと思います。 つまりCCNAは現場入場の為の優先パスポートとも言えるでしょう。

 

③NWの知識を体系的・網羅的に理解できる 自分自身のスキルチェックになるという点です。 CCNAの学習範囲は膨大である分、ネットワークの知識を体系的・網羅的に理解できるのもメリットの一つです。 固定の業務をこなしていると、どうしても知識が偏ってくる場合がありますが、CCNAを受験するにあたって自分に足りない知識はないか、また得意な分野はどこなのか、客観的にチェックすることができます。 また、未経験からネットワークの勉強を始めようと思ったけれども、何をどこから学習していけばいいか分からないといった場合は、CCNAの勉強をすれば効率よくネットワーク基礎の知識を身に付けていくことができます。 独学でネットワークに関する勉強を始めようにも、どこから手を付けていいのか分からないという状況が多々起こりうるでしょう。そんな時にCCNAの取得に向けて勉強をすれば、効率よくネットワークの基礎を学ぶことが出来るのです。 資格が無くてもネットワークエンジニアになれますが、こういったメリットがある事も押さえて頂けると幸いです。

 

さらに、CCNAを取得できればその上のランクであるCCNPにも挑戦できます。 CCNP以上の資格を取得できればより上流のネットワーク構築の仕事を取ることができるようになります。

 

CCTを受験する必要はあるのか?

CCTの問題は問題集や演習サイトでしっかり勉強して正確な知識をつけておけば答えられる問題ばかりです。 未経験であっても、3ヶ月ほどみっちり勉強すれば合格できるでしょう。 しかし「CCTを受験するならば、CCNAを受験した方がいい」という意見が多い事も事実です。 ただ、当然ですがCCNAの難易度はCCTよりも高く、CCT程度の知識さえあれば問題ないという方にはCCTの受験だけでも問題が無いです。 例えば営業や大学生の方で、詳細な知識は必要なく、単純にネットワーク関連のエントリー資格を取得したいと考えている方にとっては、CCTのみの受験も考えられるでしょう。

 

必ずしもCCNAが必要というわけではなく、自分に合った資格を取得するのがベターな選択です。

CCNAの勉強時間

CCNAに合格に向けた勉強法としては、独学で勉強するか、資格スクールに通うかのほぼ二択となるでしょう。

 

 

未経験から独学で学ぶのであれば教材が必要になります。 また、全くの未経験から取得する場合長くて1,2年かかることもあります。 さらにいえば、CCNAの試験代は4万円弱と決して安い金額ではありません。 できれば一発で受かりたいところですが、全くの未経験から独学で学ぶとなれば沢山の時間とお金を有します。

 

独学で勉強する場合は、黒本や白本と呼ばれる参考書や、ping-tやCCNAイージスといったe-ラーニングを使うことが多いです。 みっちりと勉強した場合、独学でも半年で合格したという方の受験日記がインターネット上でも散見されます。

 

もちろん、独学で学び1ヶ月で合格した方もいますが、皆が皆独学で勉強し1ヶ月で取れるかといえばそうではありません。 独学でCCNA取得を目指す場合、早くても3ヶ月ほどかかるそうです。 時間がない方や、今すぐに必要な方は困ると思います。 また、勉強したからといって確実に受かるという保障はありません。

 

このように独学で学ぶことも可能ではありますが、モチベーションを保つのが難しいと感じる方も多いことでしょう。 その場合はエンジニアの資格スクールで学ぶという道を選んだ方が近道ともいえます。 講師の元で学ぶことが出来る上に、機器も揃っているので、モチベーションを保ちながら、みっちりと学ぶことが出来ます。 独学を選ぶか、スクールを選ぶかは本人の性格や金銭面と相談して決断すべき事でしょう。

 

関連記事:必見!ネットワークエンジニアおすすめの勉強方法

まとめ

CCNA、CCENT、CCTといったネットワーク初球の資格について、資格の内容と違いについて見てきました。

 

CCNAはネットワークエンジニアにとってとても重要な資格です。 ネットワークエンジニアとして花を咲かせたいのであれば、しっかりと勉強して、資格を取る事をオススメします。

 

自分にとってどちらを受験するのが適しているのかを見極めて、勉強をスタートさせるといいですね。

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記事の監修責任者

飯塚 寛也
エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
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