
CCNAの合格点は? 試験改定後の傾向や勉強方法を解説
2022.04.27
「ネットワークエンジニアの年収はどのくらいもらえるの?」「年収1000万円稼ぐことは可能?」などネットワークエンジニアとして仕事をすると、年収はどのくらいもらえるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
ネットワークは、ITシステムの基盤を担う重要な技術なので、専門知識とスキルを習得しなければ作業ができない専門職です。
ネットワークエンジニアを目指す人にとって年収や将来性は気になるところでしょう。
この記事では、ネットワークエンジニアの年収や年収を上げる方法、1000万円を狙う方法について解説するので、参考にしてみてください。
目次
開くキャリアアドバイザー
石川 未雪
企業の特性や受講生の要望を汲み取り、企業にとっても受講生にとっても良いマッチングができるよう就職活動をサポートしています。「誠実」をモットーに受講生が安心して就活に専念できるよう尽力しています!前職の精神科で培った「傾聴力」を活かし何でも相談できる存在になれるよう日々求職者に寄り添っています!
キャリアアドバイザー
杉田 早保
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将来性の高いネットワークエンジニアになろう
「IT業界に転職したいけど、何を勉強すればいいかわからない」という悩みを持っている人は、まずはネットワークエンジニアをめざしてみてください。ITサービスとは切っては切れないネットワークを支えるネットワークエンジニアは、今後も需要は増えていく魅力的な職種です。
ネットビジョンアカデミーなら知識0からでも、資格をとって優良企業へのエンジニア転職が可能です。ネットワークエンジニアの登竜門といわれる王道資格「CCNA」を取得してエンジニアデビューしましょう。
ネットワークエンジニアの平均年収は、大手転職サイト「doda」の調査結果によると、平均で448.3万円です。
2022年のデータによると日本全体の平均年収は445万円なので、ネットワークエンジニアの年収は、全職種平均を上回っています。この記事では、さまざまな視点からこの年収についてさらに詳しくみていきます。
ネットワークエンジニアの平均年収について気になる人も多いのではないでしょうか。ここでは、男女年齢別に分けた平均年収について見ていきましょう。
下記は、「男女年齢別」に分類しネットワークエンジニアの年収を比較した表です。20代前半の男性の平均年収の高い点と、20代前半と30代後半の男性の平均年収が変わらない点が特徴的です。これは、たとえばクラウドのような現代に求められる最新技術はネットワークエンジニアとしてのキャリアが長いエンジニアと若手のエンジニアでスキルが変わらない場合があるためです。
40代以降に年収が上がる点は、技術だけではなく、管理職の仕事も身につけたため年収が上がる場合などがあります。
<年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20~24歳 | 526万円 | 343万円 |
25~29歳 | 540万円 | 415万円 |
30~34歳 | 520万円 | 411万円 |
35~39歳 | 537万円 | 479万円 |
40~44歳 | 600万円 | 534万円 |
45~49歳 | 685万円 | 612万円 |
50~54歳 | 755万円 | 676万円 |
55~59歳 | 747万円 | 669万円 |
60~65歳 | 484万円 | 431万円 |
平均年収は、企業の規模によっても異なります。ここでは、企業規模ごとに分けた平均年収について見ていきましょう。年齢別の平均年収と兼ね合わせて見てみると、企業にある程度各年齢層が存在していることが読み取れます。
年収を重視するのであれば、やはり大企業の年収が恵まれています。就職活動や転職活動をされる人で、年収が高いことを優先事項にして企業を選ぶ場合は大企業を目指すのが良いでしょう。
ただし、小企業の平均年収もほかの職種に比べると多いといえるので、ネットワークエンジニアは一定の収入を得ていることが読み取れます。専門性のない職種であれば、たとえ企業規模が大企業であったとしても年収が大きく下がることはありえます。
企業規模 | 平均年収 |
---|---|
大企業 | 760万円 |
中企業 | 629万円 |
小企業 | 570万円 |
※出展:平均年収.JP
また、下記の表は「雇用形態別」に比較したインフラエンジニアの年収で、ネットワークエンジニアに近い職種なので参考にしてみてください。
インフラエンジニアの平均年収(派遣社員・アルバイト・パートは時給)は以下の表の通りです。派遣社員は平均時給が2000円を超えるので、時給が高いといえます。
アルバイト・パートの時給はほかの職種では1000円を切る場合もあるので、問題なく働ける程度の時給ではあると言えるでしょう。
フリーランスでは、実力のあるエンジニアがインフラエンジニアとネットワークエンジニアを兼務する場合があるので、そのような場合はスキルに比例して平均年収も上がる傾向にあります。
全体的に見ればインフラエンジニアの収入は、悪くはない収入といえます。
雇用形態 | 平均年収 |
---|---|
正社員 | 438万円 |
派遣社員 | 2285円 ※インフラエンジニア |
アルバイト・パート | 1102円 ※インフラエンジニア |
フリーランス | 768万 ※※ |
※出展:求人ボックス
※※フリーランスは、レバテックより引用
ネットワークエンジニアの仕事の「設計・構築」と「運用・保守・監視」の業務内容による平均年収の違いはどのくらいあるのか気になる人も多いでしょう。
転職サイト「転職会議」の「ネットワーク設計・構築の年収まとめ」「ネットワーク運用・保守の年収まとめ」によると、上流工程と呼ばれる「設計・構築」を担当するネットワークエンジニアの平均年収は470万円であり、下流工程と呼ばれる「運用・保守・監視」を担当するネットワークエンジニアの平均年収は370万円と公表されています。
担当業務 | 平均年収 |
---|---|
ネットワーク設計・構築 | 471万円 |
ネットワーク運用・保守・監視 | 372万円 |
設計や構築業務は高度なネットワークの知識やスキルが必要になるうえに、コミュニケーションスキルや責任力、調整力などヒューマンスキルの高さが必要となるため、スキルに見合った高い年収をもらうことができます。
また、ネットワークエンジニアの平均残業時間は、「doda」によると23時間となっています。
仮に、以下の条件でネットワークエンジニアの残業代を計算すると、月平均約55,000円となり、年間で約66万円となります。
平均年収 | 備考 | |
月収 | 30万円 | ※交通費、扶養手当などは考慮せず |
賞与 | 120万円 | 年間4ヶ月分で試算 |
年収 | 540万円 | |
1月あたりの稼働時間 | 160時間 | 1日8時間 x 20日 |
1月あたりの平均残業時間 | 23.6時間 | doda「平均残業時間ランキング」より |
残業係数 | 1.25 | 平日深夜、休日、休日深夜の残業係数は割増しとなる |
残業代/月 | 約55,000円 |
最短1か月で将来性の高いネットワークエンジニアになろう
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ネットワークエンジニアは、ITサービスの中で「通信」に対して責任を持って仕事をするエンジニアです。ネットワークエンジニアの仕事は、大きく2つに分かれています。
要件定義、設計、構築は、顧客が望むネットワークサービスを具体的に形にする仕事です。
そのためには、最初のヒアリングが特に重要で、顧客の要望を細部まで把握する必要があります。ニーズに沿うことができなければ顧客の信用を失うため、難易度の高い仕事となっています。
ネットワーク機器や構成、ソフトウェア、IPを設計したあとにネットワークを作ります。ネットワーク構築したあとは、ネットワークサービスを維持・管理する必要があります。
運用、保守、監視は、利用者や顧客がサービスを快適に使いやすいようにネットワークの追加や変更をする役割を担います。ネットワークは安定稼働が重要なので、異常がないか監視して、万一障害が発生した際は原因を突き止めて、必要に応じてネットワーク機器を交換します。
ネットワークエンジニアとはどんなエンジニアなのか、こちらの記事で詳しく解説しています。そもそもネットワークエンジニアをよく知らない人はまずはこちらの記事を読むことから始めましょう。
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現代は労働者の低賃金が社会問題にまで発展しています。その中で、ネットワークエンジニアの年収は低いのかと疑問・不安に感じている人もいるかもしれません。
ここでは、そのような疑問・不安を解消するために、全職種の平均年収及びIT業界の他職種と比べて、ネットワークエンジニアの年収は高いのか低いのかについて説明します。年収の面でネットワークエンジニアになるのを迷っている人がいれば、ぜひ一歩を踏み出す参考にしてみてください。加えてIT業界の高額年収な他職種のデータもご紹介しますので、刺激を受けて将来的には高額年収を目指してみるのも良いでしょう。
2022年のデータによると日本全体の平均年収は445万円で、ネットワークエンジニアの平均年収は、大手転職サイト「doda」の調査結果によると平均で448.3万円なので、全職種の平均年収よりもネットワークエンジニアの平均年収は高めです。
暮らしの中で、ネットワークは欠かすことができないものともいうことができるので、ネットワークエンジニアの需要もあり、それにともないネットワークエンジニアの平均年収も高めである傾向にあります。
昨今は、リモートワークの発展などによりますますネットワークエンジニアの需要は高まっており、今後ますますネットワークエンジニアの平均年収はほかの職種よりも高くなる可能性があります。
ただし、例外的にクラウドのような最新の技術に対応できないネットワークエンジニアの平均年収は下がる傾向にあるので、ネットワークエンジニアは平均年収を高めるためにも技術を磨き続ける必要があります。
IT業界の職種には、プロジェクトマネージャーやコンサルタントのようなマネジメントをする職種も含まれます。そのようなマネジメントをするIT業界の他職種に比べると、ネットワークエンジニアの平均年収は下がります。
経験を積んだネットワークエンジニアがプロジェクトマネージャーになる場合もあるので、キャリアアップとともに年収も上がっていく傾向にあるといえます。
IT業界の職種を1つ1つに区切って平均年収を見ていくと、職種による平均年収の上下が生まれますが、ネットワークエンジニアかつソフト開発エンジニアといったマルチな肩書きを持つエンジニアも存在し、そのようなマルチなエンジニアは平均年収の枠組みに捕らわれない高い年収を得れます。
雇用形態 | 平均年収 |
---|---|
プロジェクトマネージャー | 690万円 |
ITコンサルタント | 690万円 |
※出展:【2021年最新版】プロジェクトマネージャ(IT)の平均年収はいくら? | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査 | 年収チェッカー (nenshu-checker.com)
※出展:【2021年最新版】ITコンサルタントの平均年収はいくら? | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査 | 年収チェッカー (nenshu-checker.com)
キャリアアドバイザー
杉田 早保
ネットワークエンジニアの年収は平均的に高い点に加え、特筆すべきは2020年から流行した新型コロナウイルスの影響で、さまざまな業種の収入が下がった中でもネットワークエンジニアの年収は下がらない場合が多かった点です。
これは、ネットワークは欠かすことができないものであるため、ネットワークエンジニアの仕事も社会情勢にかかわらず減らないためであると考えられます。世界を揺るがすようなイレギュラーな事態が起こっても変わらなかった需要や年収の状況を鑑みると、ネットワークエンジニアの年収は今もこれからも安定して高いといえるでしょう。
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将来性の高いネットワークエンジニアに興味がある人は、無料カウンセリングで詳しく話を聞いてみましょう。
同じITエンジニアで、ネットワークエンジニアと良く比較される業種にサーバーエンジニアがあります。
ネットワークとサーバーは、いずれもITシステムになくてはならない技術ですが、仕事としてどのような違いがあるか詳しく知らない人もいるのではないでしょうか。
この章では、サーバーエンジニアの仕事内容や年収について解説するので、両者の違いを知る機会にしましょう。
サーバーエンジニアの仕事は、ネットワークエンジニアと同じく大きく2つに分かれていて「設計・構築」と「運用・保守」があります。
サーバーには、ネットワークと異なり多くの種類があります。たとえば、メールサーバーやDNSサーバー、WEBサーバー、ファイルサーバーなど、サービスごとに数多くのサーバーが存在します。
そのため、サーバーエンジニアは、利用者数や用途によってユーザーが安定してサービスが受けられるように、必要な性能やソフトウェアを検討するのが「設計・構築」の仕事です。
実際に構築したサーバーをつねに最適な状態に保つために、チューニングしたり、故障したときには速やかに交換するのが「運用・保守」の仕事です。
サーバーエンジニアについてはこちらの記事で理解を深めると良いでしょう。
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ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアで年収は違うのか気になる人もいるのではないでしょうか。
ネットワークエンジニアの年収が448万円である一方で、サーバーエンジニアの年収は、大手転職サイトの調べでは467万円と少し上回っていますが、大きな差はないといえるでしょう。
また、よく比較されるシステムエンジニアも含めて、3つのエンジニアの年収についてまとめたので、参考にしてみてください。
DODA | マイナビ転職 | 平均年収.jp | 求人ボックス | |
ネットワークエンジニア | 451.5万円 | 439万円 | 655~800万円 | 549万円 |
サーバエンジニア | 467.5万円 | 439万円 | – | 549万円 |
システムエンジニア | 450.7万円 | 445万円 | 550万円 | 494万円 |
いずれも専門的な知識やスキルが必要で、将来性の高い分野のエンジニアである点も共通しているといえます。
ネットワークエンジニアの年収を上げるにはどのような方法があるのか知りたいと思っている人も多いでしょう。
たとえばネットワークの構築が好きで構築の仕事ばかりをしたい場合は、人生の選択肢としてはありですが、年収アップにはつながりにくいでしょう。では、どのようなキャリアパスを目指すと高収入につながるのか解説します。
この章では、具体的にどのようなキャリアパスや付加価値を身に付けるのが良いか解説するので、参考にしてみてください。
ネットワークエンジニアのキャリアパスについてより詳しく知りたい人にはこちらの記事がおすすめです。
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ネットワーク設計は、顧客が新たなITサービスを展開したり支店を増やしたりして、ネットワークサービスの基礎となる工程を担当する仕事です。
顧客が求めるサービスを提供するためには、まず必要なニーズは何かを把握することから開始します。顧客に対してコミュニケーションをとることで細部までしっかりと要件を確認する必要があります。
このときに要件が漏れてしまうと顧客が求めるネットワークシステムが提供できないため、要件把握は非常に重要な作業となります。このため、ネットワーク設計はネットワーク構築の上位の作業となり求められるスキルも高いため、それにともないネットワーク設計のスキルがあると年収アップにつながります。
要件を確認したあとは、必要な機器の選定、通信要件の確定、全体の構成や通信経路の設計などをするのが設計業務の主な役割となります。
ネットワークスペシャリストのレベルで、ネットワークに特化すると、ネットワークの設計・構築・運用・保守・監視などネットワークエンジニアの仕事はなんどもこなすことができるレベルになります。
一人のネットワークエンジニアが設計工程からすべて一人でこなせると、複数のネットワークエンジニアを雇用する必要がなくなり、ネットワークスペシャリストに1.5人分の賃金を払ったほうが、企業にとってもコストが安く済みます。このようにネットワークに特化すると、仕事の幅が広がり、必然的に年収も上がります。
また、ネットワークスペシャリストは、ネットワークに関するあらゆる経験が豊富なので、一つ一つの作業も速く生産性が高いことも、年収アップにつながる理由です。
マネジメントは、管理者としてプロジェクトを成功に導く役割を担います。マネジメントをするのがプロジェクトマネージャーの仕事で、ネットワークエンジニアのうえに立ち指揮していく立場になるので、おのずと年収もアップします。
プロジェクトを成功に導くためには、ネットワークの知識やスキルももちろん必要ですが、それよりも重要なのがヒューマンスキルでしょう。
管理者として業務するうえで、顧客に対してプロジェクトにおけるさまざまな技術的な説明をわかりやすく報告するスキルが重要です。
また、顧客の要望は重要ですが、すべて言いなりになっていてはプロジェクトを成功に導くことは難しくなります。そのため、時には予算やスケジュールの調整をするために顧客と交渉するスキルが非常に重要です。
必要に応じて顧客に論理的に説明し納得させる場面も必要であり、プロジェクトの方向性をブレさせないようにして円滑に進めることも重要な資質となります。
プロジェクトマネージャーの仕事や年収などについて興味がある人はこちらの記事も読んでみてください。
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分野を横断して幅広く仕事をするエンジニアのひとつに、フルスタックエンジニアがあります。フルスタックエンジニアは、IT技術についてマルチな対応ができるエンジニアです。たとえばネットワークの設計や構築だけではなく、ソフトウェアの設計書やプログラムも書けて整合性のあるシステムテストがおこなえて、データベースの操作もでき、セキュリティにも詳しいようなエンジニアです。
ここまでレベルが高いとなるとかなり希少な存在となりますが、たとえばネットワークエンジニアとソフト開発エンジニアのスキルをマルチに持ったエンジニアは探せば存在します。
ネットワークエンジニアとソフト開発エンジニアは通常分けて採用される場合が多いですが、フルスタックエンジニアのようにネットワークもソフト開発もこなせれば一人二役対応できるので、必然的に年収はアップします。
フルスタックエンジニアについてはこちらの記事でその仕事内容などを紹介しています。
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ITのプロフェッショナルとしてはITコンサルタントが挙げられます。ITコンサルタントは、企業経営にかかわって必要な助言をしたり、方向性そのものを決定する役割が期待されています。ITコンサルタントはITに関する助言をし企業の経営を動かすレベルの知識が求められ、スキルが高い必要があります。スキルが高いので、年収もアップする傾向にあります。
社会全体の動きから顧客がどのようなサービスを開発するのがよいのか、将来必要となるサービスは何で、提供するために必要な環境を提言するなど、経営者層に対して展望を示しわかりやすくプレゼンして、企業の利益と発展のために活躍する仕事です。
ネットワークの高度な知識やスキル、企業の特性や将来性への深い理解、社会動向やITサービスの進化や変化をいち早くキャッチして、企業戦略を組み立てることが求められるため、非常に広く多様なスキルとヒューマンスキルが求められます。
キャリアアドバイザー
石川 未雪
高年収を目指すためにもっとも現実的なパスとしては、ネットワークに特化することでしょう。ネットワークエンジニアの仕事は非常に多いです。だからこそたくさんの仕事をスピーディにこなせるネットワークスペシャリストがもっとも高収入が望めます。この傾向は、特にフリーランスのネットワークエンジニアにいえることです。まさにやればやるだけ収入になるので、かなりの高収入を得ることもできるでしょう。
転職せず1つの組織で正社員として過ごす方針であれば、ある程度給料体系が決まっているので、マネジメントスキルを伸ばすのでも高収入につながりやすいといえます。自分の働く土壌も検討しながらキャリアパスを考えてみると良いでしょう。
キャリアアップ以外にも、ネットワークとあわせて将来需要が見込まれる技術について情報を得ることが重要です。得た情報を精査して、最新の知識やスキルを身に付けて他人と差がつく付加価値を武器に高年収を目指すことができます。
需要が高く将来性が見込める「付加価値」としては、クラウドやセキュリティの知識やスキルが、現在も将来的にも特に重要なスキルになっています。
クラウドは、自分が使いたいサービスをインターネットを通して利用できる仕組みのことです。クラウドは現在の最新の技術として活用される場面も多くあり、今後の需要も高いです。つまりネットワークエンジニアにとってクラウド技術があることは年収アップにつながります。
クラウドが普及している背景には、必要な機器を自分で用意しなくてもサービスを利用できるというコスト削減メリットや、必要な情報をいつでも好きな場所で利用できるという利便性のメリットが非常に大きいことが挙げられます。
たとえば、「テレワーク」や「ビデオ会議」といったサービスをイメージすると理解しやすいでしょう。
テレワークは、場所に縛られることなく、いつでもどこでも仕事に必要な情報をインターネットから利用できて、仕事の成果物をインターネットを通してクラウド上にアップすることで、関係者が確認したり利用できるサービスです。
このようなクラウドのメリットによって、今後ますますクラウド化の流れが加速するでしょう。
クラウドの専門家はクラウドエンジニアと呼ばれます。どんな仕事や役割があるのかはこちらの記事を見て見てください。
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ITシステムが今や企業活動や人間の生活に欠かすことのできない重要なサービスになるにつれて、「情報資産」の価値が飛躍的に高まっています。
インターネットを通していろいろなサービスを簡単かつ便利に利用できますが、情報の中には「住所」「氏名」「クレジットカード」に代表されるような重要な個人情報が含まれています。
このような貴重な情報資産を悪意を持ったハッカーから守るうえで重要なのがセキュリティです。
巧妙かつ複雑化するサイバー攻撃から情報を守るためには、セキュリティに関する専門的な知識やスキルを持ったエンジニアが必要不可欠です。セキュリティの需要は高いうえに必要な知識やスキルも高度なので、セキュリティエンジニアは非常に重宝されています。このため、セキュリティに関する専門的な知識やスキルを持ったエンジニアは希少価値があり、そのような知識やスキルがあることは年収アップにつながります。
将来的には、より高度なセキュリティに対応できる人材が求められるでしょう。
セキュリティの知識をつけると、セキュリティエンジニアとしてキャリアを進めることもできます。興味がある人はこちらの記事も読んでみましょう。
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キャリアアドバイザー
杉田 早保
付加価値として、話せなくてもまずはかまわないので英語を読める能力があるととても良いです。ネットワークの機器やツールに関する資料には、ときどき英語で書かれたものしかない場合があるため、原文のままその資料を読める人は非常に重宝されます。
オンラインサービスで英語の翻訳をするサイトもありますが、ネットワークに関する内容は高度なので、オンラインサービスで翻訳すると適切な日本語にならない場合があります。このため、ネットワークに理解がありかつ英語力のある人間が翻訳するのがベストなのです。
資格を取得すると知識やスキルが証明できるため、資格取得によって年収を上げることができるでしょう。
たとえば、難しい資格を取得することで、より高度な業務を任せられるため、資格手当を設定して社員のやる気や勉強意欲に報いる企業が多くあります。
具体的に、どのような資格が年収アップに役立つか解説するので、参考にしてみてください。
基本情報技術者試験は、ネットワークに関する知識に加えて広いITに関する知識が問われます。ITエンジニア全体にとっても登竜門的な資格なので、ネットワークエンジニアも基本情報技術者試験合格を目指すと良いでしょう。
基本情報技術者試験は午前試験と午後試験があり、両方の試験の合格点に達する必要があります。基本情報技術者試験は国家試験の一つであるので、合格した後に資格手当が支給される事例も多く、資格手当が支給されれば給料が上がるので、年収アップにつながります。
ある程度経験があるエンジニアが資格手当を得ることを目的に、基本情報技術者試験を受けるような場合もありますが、そのような場合も知識の復習になるなど良い付随効果があります。
基本情報技術者試験の試験内容や勉強方法などはこちらの記事で詳しく解説しています。
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CCNAはCisco社による認定が受けられる試験で、ネットワークの知識が問われます。
CCNAに合格するにはCisco社製品のルーターやスイッチに関する知識も必要です。実務でCisco社製品のルーターやスイッチを使ったことがあれば問題ないですが、実務で使ったことがない場合は実機を使った勉強をしておくと良いでしょう。Cisco社以外のルーターやスイッチとの違いに最初は慣れが必要な部分もあるので心して勉強に取り組むようにしてください。
CCNAを持っていると、客観的にもネットワークに関する一定の知識やスキルが証明できます。知識やスキルが証明できれば、年収アップにつながります。また、会社がCCNAを資格手当の対象にしている場合もあるので、その場合も年収アップにつながります。
CCNAについてはこちらの記事で解説しています。
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数あるIT系の資格の中でも、ネットワークの分野で特に有名な資格がCCNAです。ネットワーク機器の製造、販売において圧倒的なシェア率...
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CCNPは、シスコシステムズ社が認定する資格のうち、レベル3のプロフェッショナルに相当する資格です。
CCNPを取得していると、大規模ネットワークの運用や構築といった上流工程の業務を担当できる技術者であることが証明できます。
CCNPは7つ種類があるので、自分が特化したいCCNPの種類を選ぶと良いでしょう。たとえば、セキュリティに特化したい場合はCCNP Securityを選ぶといった具合です。
CCNAには比較的簡単に合格できた人でも、CCNPにはなかなか合格できない場合があり、それだけにCCNPに合格した際にはネットワークエンジニアとして高いスキルが証明でき、年収アップにつながります。
CCNPとCCIEを取得するとどのくらい年収がもらえるか気になる人も多いでしょう。
2013年にCisco Japanが給与リサーチした結果によると、CCNP取得者の平均年収が500万 ~ 700万円、CCIE取得者の平均年収が600万円台後半〜900万円でした。
取得資格 | 必須経験年数の平均 | 平均年収 |
---|---|---|
CCIE | 4年以上 | 600万円台後半~900万円 |
CCNP | 3年以上 | 500~700万円 |
CCNA | 2年以上 | 400〜500万円台後半 |
CCNPやCCIEの取得は、年収を上げるための有効な手段であるといえるでしょう。
CCNPの取得を目指す人はこちらの記事も読んでみましょう。
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CCIEは、シスコシステムズ社が認定する資格のうち、レベル4のエキスパートに相当する資格です。現在レベル5のアーキテクトが新規で取得できなくなったので、CCIEが実質同社が認定する最高レベルの資格です。
CCIEも6つの種類に分かれているため、自分が特化したいCCIEの種類を選ぶと良いでしょう。CCIEはエキスパートレベルの試験なので、合格した際にはネットワークのエキスパートであることが証明できます。
エキスパートのレベルになると、企業からのヘッドハンティングという可能性も出てくるので、そのような場合は好条件での年収が望めるでしょう。また、CCIEは世界的に通用する資格なので、海外の企業に転職することで年収アップに挑戦することもできます。
CCIEについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
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ネットワークスペシャリスト試験は、IT系国家資格のうち、最高レベル4に該当する資格です。取得難易度が非常に高い資格なので、取得することで年収アップが期待できるでしょう。
ネットワークスペシャリスト試験では、ネットワークの知識以外にも、数学やコンピューターの基礎理論なども問われます。
また、セキュリティやマネジメント、経営、法律に関する問題も出題されるため、ネットワークエンジニアとして十分な知識や経験を持っているエンジニアでも、取得することが難しいのが特徴です。
取得が難しい分、希少価値があるとともに、国家資格であるという強みによって認知度が高いのも取得するメリットといえるでしょう。このため、ネットワークエンジニアとして極めて高度なスキルを持った人材を求める企業は、ネットワークスペシャリスト試験の合格者に好条件での年収を提示する可能性があります。
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キャリアアドバイザー
杉田 早保
資格はここに挙がっているものをやみくもに取得するのではなく、資格の難易度と自分のレベルとを見比べて選ぶべきです。たとえば、ネットワークの仕事に就いたばかりの人がいきなりネットワークスペシャリストの資格を取得しようとするのはかなり困難といえます。
たしかに資格の難易度が上がれば上がるほど高度な技術があるということになり年収アップの可能性も上がりますが、合格できなければ元も子もありません。自分のレベルではどの程度の資格がちょうどいいのか、同レベルか少し難しい程度の資格を選ぶようにしましょう。
完全にこれからネットワークエンジニアとして働く場合は、まずはITパスポートから取得するのが良いでしょう。ITパスポートは試験の難易度も低いので挫折しにくいはずです。また、ITパスポートは広範囲の知識を学べるので、勉強する中で興味のある知識に出会える可能性もありますよ。
現在勤めている会社で高収入が見込めるキャリアパスが難しい場合は、キャリアパスが豊富な会社に転職するのもひとつの方法です。そのためには、自分の市場価値や転職のメリット、デメリットを理解する必要があります。
転職すると知識やスキルに応じて年収が上がりやすいというメリットがある一方で、年収を上げるという目的で安易に転職を繰り返しすぎると会社から信頼されなくなるデメリットがあることを覚えておきましょう。
転職せずに務め続けることで、責任感が強いという社会的な信用が上がり、責任のある大きなポジションを得やすいというメリットがあります。しかし、昇給は会社によって異なり年収アップは期待しにくいというデメリットがあります。
転職するかは、自分が求める将来像やメリット、デメリットを理解したうえで慎重におこなうのが良いでしょう。
年収を上げる転職を成功させる秘訣はこちらの記事で説明しています。
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キャリアアドバイザー
石川 未雪
年収は、下流工程から上流工程に就く場合や、ネットワークエンジニアがプロジェクトマネージャーに昇進する場合などに上がります。しかし注意点として、年収アップの目的で転職を繰り返すと長続きしない人と思われ、自分の市場価値を下げることが挙げられます。一定の期間は転職をしない期間を設けることも考慮しましょう。
しかし年収アップの目的だけでなく、現在の会社では携われる業務範囲が限られており、向上心を持ってより幅広い業務に挑戦するために転職するような場合は、短い期間での転職もありといえます。このような転職理由の場合は転職先でやりたいことがはっきりしているので、転職先で長続きする場合が多いためです。
このようにビジョンがしっかりしていれば、転職による自分の市場価値を下げることを防げるので、年収アップも十分見込めるでしょう。
年収を上げる方法をいくつか紹介したなかで、ネットワークエンジニアで年収1000万円を狙うことができるのか気になる人もいるのではないでしょうか。
年収1000万円を狙うのであれば、ネットワークエンジニアとして仕事をしているだけでは、たとえ上流工程を担当するエンジニアにキャリアアップできたとしても難しいでしょう。
確実に年収1000万円が狙えるという方法はありませんが、実際に超えているネットワークエンジニアがいることも事実です。
この章では、年収1000万円を狙える可能性のある方法を紹介するので、参考にしてみてください。
ネットワークサービスを提供する側の大企業に勤めて活躍することで年収1000万円を狙うことができるでしょう。
たとえば、キャリアと呼ばれる大企業に、NTTやKDDI、ソフトバンクといった誰もが知っている有名な企業があります。
ただし、入社して仕事をしているだけでは1000万円を超えることは困難なので、大手企業でネットワーク設計業務を担当したり、マネジメント業務で成功を収めて実績を積み重ねられれば可能性を高めることができるでしょう。
特に通信キャリアでは、ネットワーク障害が発生した際の責任も比例して大きくなるため、それに見合う知識やスキルが求められます。
また、必要に応じて何日も泊まり込みで復旧作業をするなどプレッシャーがかかることも理解しておきましょう。
プロジェクトマネージャーは、ネットワークエンジニアのうえに立ち指揮していくことが業務内容に含まれます。大企業であればネットワークエンジニアの数も多くなるためプロジェクトマネージャーの存在が必要となります。そのため、プロジェクトマネージャーになるスキルが必要になります。
また、プロジェクトマネージャーは技術的なスキルもネットワークエンジニアより高いとより良いです。技術面でもネットワークエンジニアの相談に乗れれば、より密な指揮が執りやすくなります。
プロジェクトマネージャーとして多くのネットワークエンジニアを部下として指導していくことができれば、上役としての評価も高まり、人事評価も高まるでしょう。その結果、さらに上位の役職に昇進することで、年収1000万円につながる可能性があります。
キャリアアドバイザー
杉田 早保
プロジェクトマネージャーを目指す人は、誰に対しても人当たり良く接し、人脈を作るように心掛けるようにしましょう。プロジェクトマネージャーはチームのトップに立つ存在です。だからこそ人望の高いネットワークエンジニアが向いているといえます。逆に人望が高ければ自然と周りからプロジェクトマネージャーに推薦される場合もあるのです。
ただし、今説明した通りプロジェクトマネージャーは人柄が重視されますが、多くのネットワークエンジニアの上に立つので、一定の技術スキルがあることも大前提です。技術の研鑽も常に心掛けるようにしてください。
プロジェクトマネージャーを目指す人はこちらの記事もぜひ読んでみてください。
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ネットワークエンジニアの専門的なスキルは、日本だけではなく世界各地で共通のスキルです。
シスコシステムズ社をはじめとしたネットワーク機器の扱いやネットワークの構成、構築などは日本と世界とで大きく変わることはありません。
特にシスコシステムズをはじめとした多くのIT製品は、アメリカのシリコンバレーに本社を置く企業がほとんどといっても良いでしょう。
そのため、高い知識とスキルがあれば海外で活躍するエンジニアとして、実力次第で大きな収入を得て働くことができるでしょう。
海外で活躍するためには高い英語力が必要になることは理解しておきましょう。
ネットワークエンジニアとして仕事をするうえで、コミュニケーションをスムーズにおこなうことが難しいと、どの国で仕事をするにしても通用しないでしょう。
ネットワークでは英語が必須といっても過言ではないため、日本語でコミュニケーションをとるのと同じようにネイティブレベルの高い英語力は必須でしょう。
顧客をはじめ、チームメンバーや関係者と円滑にコミュニケーションを取る必要があります。プレゼンなど説明が必要になる場面では、特に自分の意図を相手が理解できるように話すことは、日本語でも難しいので英語でとなればなおさらでしょう。
逆に言語が壁にならなければ、あとは純粋に知識やスキル次第で日本よりも高収入を得るチャンスをつかみやすいため、海外でチャレンジするのも選択肢のひとつでしょう。
フリーランスになって独立して仕事をすることで、1000万円を超えることも可能でしょう。
フリーランスの場合は、自分で仕事を受ける必要がありますが、会社員と異なり仕事を選ぶことができます。
そのため、高い知識やスキルを持っていて、高品質のサービスが提供できるエンジニアであれば高い単価の仕事を継続的に受注できるでしょう。
自分にしかできない難しいスキルや幅広い知識を身に付けるとともに、営業スキルを高めて条件の良い仕事を受注したり、価格交渉を有利に進めることも必要でしょう。
ITエンジニアは人手不足なので、フリーランスエンジニアとして将来も活躍できるチャンスが広がっているのも魅力でしょう。
フリーランスエンジニアはスキルを磨けば磨くほど年収アップにつながります。また、フルスタックエンジニアを目指して、ネットワークエンジニアとしてのネットワークの設計・構築・運用・保守・監視の仕事を受けることはもちろんのこと、ソフト開発やインフラの仕事なども受けれるスキルを磨くと良いでしょう。
仕事の幅が広ければ広いほど選択肢も増えます。フリーランスエンジニアは自分で仕事を選んでいけるので、好条件の仕事を優先的に選ぶことができます。
また、スキルが高いと1つの仕事に掛ける時間が短くなり、多くの仕事が受けられます。これらのことが結果として、年収1000万円の実現につながる可能性があります。
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ネットワークエンジニアの年収は、全体の職種の平均を上回っていて高いことが理解できたでしょうか。理想のキャリアパスを実現して役立つ付加価値を身に付けることで、さらに年収を上げられるでしょう。
また、ネットワークエンジニアで年収1000万円を狙いたいという意欲の高い人にとっては、大企業に勤めて最上位のキャリアを目指したり、海外で活躍するなどチャレンジできる環境があるのもネットワークエンジニアの大きな魅力でしょう。
今後も需要が高いネットワークエンジニアで年収アップを目指しましょう!
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キャリアアドバイザー
石川 未雪
この中でも未経験者であればまずは監視業務に就きやすいです。監視業務では障害発生時に端末の再起動をするなど、簡単に対処できる内容であれば自身が対処しますが、障害内容が複雑であれば他のエンジニアに修復を依頼するため、それほど高度なスキルは求められません。
または運用業務にも就くことが多いです。運用業務では設定の変更をおこないますが、もとの運用手順と大きく異なるような応用的な設定の変更はおこないません。運用業務でもそれほど高度なスキルは求められないため、これら2つの業務には未経験者がまず初めに就きやすいでしょう。