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CCNA受験者にこそ見てほしい|DNSを解説します

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DNSとは

DNSとは、Domain Name Systemの略称であり、ドメインとIPアドレスを変換するための仕組みになります。

DNSを語るうえで外せないのが、ドメインになります。

ドメインとは、簡単にいうと、インターネット上での住所になります。

メールを送ったり、インターネット上でHPを公開するうえで、ドメインは必要不可欠な存在になります。

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HPを閲覧する

そもそも、インターネットを介してHPを閲覧するということは…

インターネット上で公開されているサーバ上に存在しているファイルを、ブラウザを使用して、閲覧するということになります。

その時に必要となるのが、URL(Uniform Resource Locator)になります。

皆さんが、普段ブラウザを使用してHPを表示すると、ブラウザのアドレスバーにURLが表示されると思います。

ネットビジョンアカデミーのHPを例にとると、こんな感じです

https://www.netvisionacademy.com

このwww.netvisionacademy.comの部分がドメインになり、httpsというプロトコルを使用して、netvisionacademy.comのwww(webサーバ)にアクセスしているということになります。

PCやスマートフォン等のコンピューターが他のコンピューターと通信するときは、必ず、IPアドレスが必要になります。

ちなみに、ネットビジョンアカデミーのHPが載っているサーバのIPアドレスは「183.90.253.24」になります。

netvisionacademy.comというドメインと、ネットビジョンアカデミーのHPが載っているサーバのIPアドレスの「183.90.253.24」では、ドメインの方が分かり易いと思います。

少し本題から話が反れてしまいましたが…DNSは人間が理解し辛い「IPアドレス」と「ドメイン」を変換する為の仕組みになります。

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もしもDNSがなかったら

もしもDNSという仕組みが存在しない場合、インターネットで調べ物をするにしても、対象のHPが載っているサーバのIPアドレスを指定して、アクセスしなければならなくなりますので、非常に不便であるといえます。

ドメインとIPアドレスの関係性は、人と電話番号の関係性に似ています。

ある人物に電話をしようとすると、その人の電話番号にかけると思いますが、わざわざ電話番号を直接入力する人は少ないと思います。

大概の人が、電話帳から電話番号を調べると思いますが、DNSはそんな電話帳の立ち位置と考えるとイメージしやすいのではないでしょうか?

HPを見ようとしたとき実際のDNSの仕組みとしては、そのドメインを持つサーバのIPアドレスを調べるために、PCはDNSサーバに聞きに行きます。

一般家庭においては、自宅のルーターがDNSサーバの役割を担っており、この場合自宅のルーターの事をローカルDNSサーバと言います。

ローカルDNSサーバが、ドメインをIPアドレスに変換することができればいいのですが、知らない場合は、知っている別のDNSサーバに聞きに行きます。

ローカルDNSサーバは、別のDNSサーバから教えてもらった情報を、PCに教えてあげる、というのが簡単なDNSの動作になります。

この動作の事は「名前解決」と言われます。

毎回このような動作が行われるのではなく、自宅のルーター(ローカルDNSサーバ)は、別のDNSサーバから教えてもらった情報を一定時間記憶しておくことができるので、名前解決にかかる時間を短縮することが可能になります。

まとめ

DNSという、NW技術の中でも、実は皆様の生活に馴染み深いものについてお話させていただきました。

windowsのPCなら、コマンドプロンプトでnslookupというコマンドを使用すると、ドメインからIPアドレスを調べたり、逆にIPアドレスからドメインを調べることが可能です。

一度試してみてはいかがでしょうか。

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記事の監修責任者

飯塚 寛也

エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
監修責任者からのメッセージを読む
株式会社アプエンテ 職業紹介責任者(010-190717133-004) 情報処理技術者試験 ネットワークスペシャリスト試験(第NW-2021-04-00112号) Cisco認定試験 CCNP Enterprise 認定/CCNA

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