IT資格

ネットワークスペシャリスト試験の難易度はどのくらい高い?

「ネットワークスペシャリストはどのくらい難しいのか知りたい」「年間どのくらいの人が合格している?」など、ネットワークスペシャリストの資格取得を検討しているけれど、事前にどのくらい難易度の高い試験なのか知りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

ネットワークスペシャリストは国が認定している国家資格であり、取得するとネットワーク分野におけるスペシャリストであることを国から証明される人気の資格です。

この記事では、ネットワークスペシャリストの試験の概要や試験の内容、難易度について解説するので、試験を受けようか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

ネットワークスペシャリスト試験は国家資格の中でもレベル4に位置する

ネットワークスペシャリスト試験は、情報処理技術者試験制度(国家資格)で区分されているレベル1からレベル4のうち、最高難易度のレベル4に該当する資格です。情報技術系の資格においてトップレベルの難易度を誇っています。

IT系国家試験の一覧_NW

ネットワークスペシャリスト試験では、ネットワーク分野の高度IT社会を実現するために必要な専門知識を持ち、特に優れた技術を活用しうる人材として、ネットワークの企画や要件定義、構築、運用などの中心的な役槍を担うことができるエンジニアを認定しています。

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ネットワークスペシャリスト資格の概要

ネットワークスペシャリスト試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施している高度情報処理技術者試験のひとつです。

ネットワーク社会を担う花形エンジニアとして活躍できる人材を認定する国家資格となっています。

試験の申込、日程などについてはこちらの表にまとめました。

ネットワークスペシャリスト試験
試験申し込み インターネットまたは郵送
受付期間 1月中旬~2月下旬頃まで
試験日程 4月第3週目の日曜日
受験場所 全国主要都市の50地区
受験料 7,500円
合格発表 6月下旬頃
主催・問い合わせ 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター

試験は、年1回のみ開催され日程も固定されています。午前・午後の1日がかりで試験がおこなわれ、長時間試験に集中しなければならないため体力と気力が必要になるタフな試験といえます。

次に試験内容の詳細について解説していきます。

4つの試験で構成される

ネットワークスペシャリスト試験は、午前Ⅰと午前Ⅱ、午後Ⅰと午後Ⅱの合計4つの試験で構成されています。

各試験の時間や出題形式などはこちらの表のとおりです。

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 選択方式 選択方式 記述式 記述式
回答数 30問 25問 3問
(うち2問を選択)
2問
(うち1問を選択)

午前Ⅰ・午前Ⅱは、4つの選択肢の中から正解を選ぶ試験で、午後Ⅰ・午後Ⅱは指定された設問の中からそれぞれ自分の得意な分野を選び、指定の文字数内で要点をまとめて回答する記述問題となっています。

4つの試験の中で、午前Ⅰについては条件を満たすと免除できる試験となっており、その場合午前Ⅱと午後Ⅰ・午後Ⅱの3科目に合格すると資格を取得できます。

特に午後の試験は記述形式でおこなわれる難問で、午後の試験が合否を決定するといっても過言ではありません

それぞれの試験についてもう少し詳しく説明していきます。

午前Ⅰ:免除可能な国家資格レベル3の内容が問われる

ネットワークスペシャリスト試験と同じIPAが実施している試験に応用情報技術者試験(レベル3)がありますが、午前Ⅰの試験はその試験と同じ範囲の問題が出題されます。ほかの3つの試験はレベル4の範囲なので、午前Ⅰの試験問題は、試験全体からすると難易度は少し低いと考えて良いでしょう

また、午前Ⅰの試験は条件を満たしていると免除できます。

免除の条件は、次の①から③のいずれかに該当することと該当試験に合格してから2年以内にネットワークスペシャリストを受験することです。

① 応用情報技術者試験に合格する

② 下記いずれかの高度試験に合格する
  ・ITストラテジスト試験
  ・システムアーキテクト試験
  ・プロジェクトマネージャ試験
  ・ネットワークスペシャリスト試験
  ・データベーススペシャリスト試験
  ・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  ・ITサービスマネージャ試験
  ・システム監査技術者試験
  ・情報処理安全確保支援士

③ ②のいずれかの試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績を得た者。

条件に当てはまる場合は試験を免除できるため、勉強の負担が少し軽くなりますね。

ただし、いずれの条件も簡単に達成できるような内容ではないため、免除目的でいずれかの資格を取得するメリットはありません。

午前Ⅱ:深い知識が問われる難問が多い

午前Ⅱでは、「コンピューターシステム」「技術要素」「開発技術」の3つの分野から出題されます。

中でも技術要素では「ネットワーク」「セキュリティ」の2分野に関する知識が問われます。「開発技術」では「システム開発」「ソフトウェア開発」の2分野が問われ、ネットワークに関するというよりもソフトウェアなど開発の知識が主な内容となっています。

このように、午前Ⅱは各分野の深い知識が問われる難問が多い傾向にあります。また、試験範囲が非常に広いことから、合格に向けてすべての分野を幅広く勉強していては時間がいくらあっても足りないでしょう。

しかし、ネットワークスペシャリストはその試験の名に違わず、午前Ⅱの問題はネットワーク分野が15問前後、セキュリティ分野が6問前後と、全25問の出題のうちネットワークとセキュリティ分野を合わせると80%以上を占めているのが大きな特徴です。

そのため、時間に余裕がない人はネットワークとセキュリティ分野に的を絞って勉強するのが効率的でしょう。

午後Ⅰ:論点を読み解く力が問われる

午後Ⅰでは、用意された3つのケーススタディから自分が答えられるものを2つを選んで回答するようになっています。

回答は記述方式なので、選択方式のようにわからない問題をとりあえず回答しておいて運が良ければ加点できるということはありません。そのため、ネットワークの深い知識と理解力が必要です。

ちなみにこのケーススタディですが、令和3年度では「ネットワークの運用管理」「ネットワークの統合」「ネットワークの設定や設計」の3つが出題されました。

各設問ではたとえばネットワーク設計や構成、運用などどのような状況なのかという背景が細かく記述されています。

問題文や構成から何について問われているのかという論点を誤ってしまうといくら知識があっても正解を導くことができないので、論点を正確に読み解く力が問われます

午後Ⅱ:ネットワークに関する総合力が問われる最難関

午後Ⅱは、ネットワークスペシャリスト試験の最難関であり、この試験が資格の合否を左右するといっても過言ではありません。

午後Ⅱでは、ネットワークの総合的な知識が問われる問題が2問用意されていて、そのうちの1つを選んで回答するようになっています。どちらを選んでもまず問題文の内容を理解することそのものが非常に難しくなっています

この試験が特に難しい理由は、ネットワークに精通した優れた知識やスキルを持っている人が合格できる試験というわけではない点です。もちろん前提条件としてネットワークに精通する深い知識は必須ですが、それだけでは不十分で長文読解力と論文など文章力も必要となります。

限られた回答文字数の中で、いかに必要な情報を整理して相手に伝えられるようにまとめられるのか、抜け・漏れがないように理路整然と回答できているかが重要です。

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ネットワークスペシャリスト試験の難易度は高い! その理由を解説

ネットワークスペシャリスト試験は、国家資格の中で最高難易度のレベル4に該当する資格として、取得難易度が高い資格です。

難易度が高い理由としては次の4つが挙げられます。

ネットワークスペシャリスト試験の難易度が高い理由

難易度が高い要因にはネットワーク以外の分野が多く試験範囲に含まれており、それが合否を左右しています。

また、業務ではほとんど意識することがない長文読解や論述対策がエンジニアには苦手な人も多いのではないでしょうか。

この章では、それぞれ詳しく解説するので、試験対策に役立ててください。

①合格点:各試験で60点以上取らなければならない

ネットワークスペシャリスト試験は、午前Ⅰと午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの各試験で60点以上取らなければ合格できません。

100点満点で60点合格できると聞くと中にはそう難しいことではないと思っている人も多いのではないでしょうか。

確かに午前Ⅰと午前Ⅱは、試験範囲に対して知識を持ち幅広く試験勉強をおこなうことで十分合格点が狙えます。また選択方式なので、正確にわからなかったり正解をひとつに絞り込めなかったとしても、運が良ければ正解できることもあるでしょう。

しかし、先ほど解説したように午後の試験はどちらも記述式です。ケーススタディや長文読解により要点をくみ取る必要があります。要点を把握できていなければ、たとえ記述している内容そのものは正しくても点数を伸ばすことはできません

たとえば、ルーティングの技術について問われているのに、要点をくみ取れずスイッチングの技術について記述してしまうといったようなことです。

ネットワークに関する知識だけでなく、真に問われている意図を読み取ること、必要な答えをすべて書き尽くすことや、相手に伝わる文章力なども必要となっています。

②合格率:14%ほどという狭き門

ネットワークスペシャリストの受験者数と合格者数、合格率は次のようになっています。

受験者数 合格者数 合格率
平成28年秋期 11,946人 1,840人 15.4%
平成29年秋期 12,780人 1,736人 13.6%
平成30年秋期 12,322人 1,893人 15.4%
令和元年秋期 12,882人 1,707人 14.4%
令和2年 中止
令和3年春期 8,420人 1,077人 12.8%

令和3年は約8000人と1万人を割り込んでいますが、試験が中止になった令和2年以前は、毎年12000人前後の人が受験しているような人気の高い資格です。合格者数は1800人前後で推移しており、合格率を算出すると平均14%ほどという狭き門となっています

ネットワークスペシャリスト試験は受験に際し必要な条件がないため、たとえばネットワーク未経験者でも受験が可能です。実際に皆さんの中にも未経験で受けてみようと思っている人もいるかもしれません。しかし、ネットワークスペシャリスト試験はネットワークの実務経験豊富なエンジニアがキャリアアップや自分のスキルが証明できるために挑戦するのに適した資格です。

そのようなエンジニアが100人受験しても86人が不合格になる難易度の高い試験だということを理解しておきましょう。

③試験の特徴:1日に試験を4つも受けなければならない

ネットワークスペシャリスト試験は、午前Ⅰと午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4つの試験を1日ですべて受けなければなりません。

さらに試験範囲は多岐に渡り、基礎理論、コンピューターシステム、技術要素(ネットワーク、セキュリティ、データベースをはじめとしたIT技術)、開発技術(プログラミング言語やシステム開発など)といったITシステムにかかわる技術的な知識に加えて、プロジェクトマネジメント、経営戦略、法務など幅広い知識やスキルが問われます。

そのような高度な知識が問われる試験を1日という長時間ですべてこなさなければならないのは、精神的にも体力的にもかなり厳しいはずです

試験はひとつのミスが不合格につながる可能性があるため、正解を導くためには集中して問題に取り組む必要があります。その集中力を1日中ずっと持続させ続けなければならないという厳しさがこの試験の特徴でもあり、難易度が高いといわれる要因のひとつなのではないでしょうか。

④問題の特徴:午後の論述が難しい

先ほど説明した通り、午後Ⅱの試験は論述試験となっており、ネットワークスペシャリスト試験の中でも極めて難しい問題となっています。

先ほど同様最後まで集中力を持続することが非常に困難であるのが難しい理由のひとつです。午後Ⅰまでの3つの試験でずっと集中してきた中で、試験の一番最後に難問である午後Ⅱの試験を120分という長時間に渡って集中し続けなければいけません

加えてもうひとつは、文章力が問われることです。

問題文は10ページを上回り、その問題文の中から問われていることの要点をつかまなければなりません。さらに、決められた文字数の中で問いに対して必要な回答をすべて記述し尽くして文章として端的にまとめる力が必要となります。

たとえば、問題文から要点をひも解いて何を回答すれば良いのかわかっていたとしても、それを文章として整理しまとめる力が不足していると、回答がうまく伝わらず不合格になってしまうでしょう。そのため、長文から要旨を把握し端的に回答をまとめられるように練習問題を多く解いてコツを掴んでおきましょう。

ネットワークスペシャリスト試験とほかの試験を比較してみよう

ネットワークスペシャリストの難易度が高いことに関して、実際ほかの試験と比べるとネットワークスペシャリスト試験の難易度はどのような位置づけになるのか気になる人も多いでしょう。

そこで、同じIPAが実施している国家資格の応用情報技術者試験(レベル3)や情報処理安全確保支援士(レベル4)、シスコシステムズ社が認定しているネットワークの資格「CCIE」と比較していきます。

ネットワークスペシャリストとほかの資格の比較

特にこれらの試験をすでに受験済みだったり知見がある人は、ネットワークスペシャリストの難易度がどの程度なのかを図るための指標としてぜひ参考にしてみてください。

応用情報技術者試験との比較

応用情報技術者試験は、IPAが実施している情報処理技術者試験のレベル3に分類されている試験で、ネットワークスペシャリストのひとつ下にランクしている資格です。

応用情報技術者の資格を取得していると、ネットワークスペシャリスト試験の午前Ⅰが免除されます。

両者の合格率を比較すると、応用情報技術者試験の合格率は24%前後であり、ネットワークスペシャリスト試験の合格率は14%前後となっています。ランクが高いだけあって、ネットワークスペシャリストの方が難しいといえるでしょう

ネットワーク
スペシャリスト
受験者数 合格者数 合格率 応用情報技術者 受験者数 合格者数 合格率
平成30年秋期 12,322人 1,893人 15.4% 平成30年秋期 33,932人 7,948人 23.4%
令和元年秋期 12,882人 1,707人 14.4% 令和元年秋期 32,845人 7,555人 23.0%
令和2年秋期 中止 令和2年秋期 29,024人 6,807人 23.5%
令和3年春期 8,420人 1,077人 12.8% 令和3年春期 26,185人 6,287人 24.0%

応用情報技術者試験は、ネットワークスペシャリストの午前Ⅰ試験と同じ範囲の分野が出題され、テクノロジーやストラテジ、マネジメントの3つの分野が特に多く出題されます。

応用情報技術者試験自体は、どちらかというとネットワークインフラではなくシステム開発系の資格なので、ネットワークスペシャリストを目指すのであれば取得する必要はそれほどないでしょう。

CCIEとの比較

CCIEは、シスコシステムズ社が認定する5つのグレードのうち、レベル4のエキスパートに該当する資格です。

シスコシステムズ社認定資格

レベル5のアーキテクトは、試験が終了し取得できないため、実質このCCIEがネットワークの最高峰の認定資格となっています。

CCIEの合格率などは、シスコシステムズ社から公開されていないため詳細は不明ですが、ネットワークスペシャリストと比較しすると、CCIEの方がはるかに難易度が高い資格です。

たとえば資格取得に費やす勉強時間を比較してみると、ネットワークスペシャリストは平均120時間程と言われているのに対し、CCIEは1500時間と10倍以上の勉強時間を必要としています。そのため、CCIEの方が取得に必要な時間が長い分受験者にとって厳しい試験と言えるでしょう。

情報処理安全確保支援士との比較

情報処理安全確保支援士は、ネットワークスペシャリストと同じIPAが実施している高度情報技術者試験のひとつでレベルも同じ4に該当します。

情報処理安全確保支援士の試験は、サイバーセキュリティに関する知識が問われる試験であり、旧セキュリティスペシャリスト試験の後継資格です。

両者の合格率を比較すると、次の通りです。

ネットワーク
スペシャリスト
受験者数 合格者数 合格率 情報処理
安全確保支援士
受験者数 合格者数 合格率
平成30年秋期 12,322人 1,893人 15.4% 平成30年秋期 15,257人 2,818人 18.5%
令和元年秋期 12,882人 1,707人 14.4% 令和元年秋期 13,964人 2,703人 19.4%
令和2年秋期 中止 令和2年秋期 11,597人 2,253人 19.4%
令和3年春期 8,420人 1,077人 12.8% 令和3年春期 10,869人 2,306人 21.2%

情報処理安全確保支援士の合格率は19%前後であり、ネットワークスペシャリスト試験の合格率は14%前後となっているので、合格率から比較するとネットワークスペシャリストの方が若干難しい試験であるように見えます。しかし、実際は情報処理安全確保支援士の方が取得に必要な勉強時間を必要としています

情報処理安全確保支援士の平均勉強時間は500時間と言われています。ネットワークスペシャリストの4倍以上と入念な準備をしている受験者が多い分、ネットワークスペシャリストの合格率よりも高いと言えるのです。

ネットワークスペシャリスト試験の勉強方法

ネットワークスペシャリストの取得のためにはどのように勉強すれば良いのか気になる人も多いでしょう。

勉強方法としては、主に次の3つの方法があります。

ネットワークスペシャリスト試験の勉強方法

ネットワークスペシャリストに合格するためには、ネットワークの深い知識はもちろん、それに加えてセキュリティ、国語力(読解力)、論理的思考力、文章力が必要です。

それらの力を養い試験に合格できるよう、この章では、ネットワークスペシャリスト試験の勉強方法を紹介します。この中から自分に合った勉強方法を選んでみてくださいね。

書籍で勉強する

ネットワークスペシャリスト試験対策本を使って勉強するといっても、対策本自体は数多く存在します。そのためどの書籍を使って勉強するのが良いかわからず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ネットワークスペシャリスト試験の範囲はとても広く、ネットワークの高度な知識が求められる試験なので、対策に必要な時間も比例して多くなります。

そのため、まずは必要な対策を効率よく学ぶことができる書籍を選ぶのが重要です。

書籍の選び方として、試験範囲のうち重要な内容を効率よく学ぶことができるように体系的に記載されていること、問題文の要点把握や文章を記述するコツが理解しやすいこと、解説がわかりやすいこと、この3つの視点で選ぶと良いでしょう

そこで、勉強に役立つおすすめの書籍を4冊紹介するので、参考にしてみてください。

おすすめ書籍①:情報処理教科書 高度試験午前Ⅰ・Ⅱ

情報処理教科書 高度試験午前Ⅰ・Ⅱ

情報処理教科書 高度試験午前Ⅰ・Ⅱ」は、情報処理高度試験でおこなわれる午前Ⅰと午前Ⅱの対策におすすめの書籍です。午前の対策はこの1冊で十分カバーできている内容となっています

過去問の分析を重点として良くまとまった内容になっており、さらに1ページごとに問題と解答、解説が載っていて非常に読みやすい構成となっています。ページのはじめに受験や試験分析なども解説されているので、この部分も試験を知るうえで役に立つでしょう。

厳選された過去問を解くことによって、試験で問われる知識が身につくほか、出題傾向も把握できるためより効果的に勉強をすすめられるでしょう。

おすすめ書籍②:ネスペR3

ネスペR3

ネスペR3」は、午後I・午後IIの記述式問題の対策本としておすすめの書籍です。

ネットワークスペシャリスト試験の難問である午後の記述試験の対策本として有名な書籍なので、受験したほとんどの人が触れているのではないでしょうか。

記述問題の解説が非常にわかりやすく、どうしてその回答になるのかが丁寧に書かれています

間違えやすい不正解の例なども理由付きで解説されており、問題文の落とし穴に誘導されてしまいがちな注意点や正解にたどり着くためのポイントが記載されていることから、問題文の読み解く力と記述式の解答の方法の対策にうってつけの書籍です。

また、問題の難易度についても触れられていて、ある程度捨てるべき問題がわかり取捨選択の判断もできるようになります。

おすすめ書籍③:ネスペ 知

ネスペ 知

ネスペ 知」は、午後I・午後IIの記述式問題の対策本としておすすめの書籍です。

こちらの本も午後I・午後IIの両方の記述試験について徹底的に解説されている対策本で、問題の読み方と回答に必要な知識を身に付けることに主眼が置かれている本となっています。過去問の分析を通してどのような視点で問題文を捉えると良いのか、合格への基礎知識をどう身に付けるのかという知識に着目した解説がなされているのが特徴です。

60点にあと少し届かずに悔しい思いをしてきた受験者も多いでしょう。

記述式の回答においてどのような視点で記述すると加点されやすいのかもわかるため、どのような設問が出たときでも、合格に近づける回答知識の考え方を理解して試験に臨めるようになるでしょう。

おすすめ書籍④:徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書

徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書

徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書」は、ネットワークスペシャリスト試験の午前・午後の両方について一通り学ぶことができます。

こちらの参考書では、午前の問題と午後の記述問題の内容両方が網羅されています。それぞれが丁寧に解説されているため、この本一冊で試験範囲をカバーすることができます。

特にネットワークの基礎から勉強したいという人にはおすすめの本です。ネットワークスペシャリスト試験を一通り勉強しつつ基礎を固めるのに向いているため、はじめて受験する人やネットワークの基礎知識を高めたい人に向いているでしょう

また、10年分の過去問の解説が付属しているため、過去問を繰り返し勉強して問題の傾向と対策が同時にできる点も優れています。ネットワークスペシャリスト試験全体とネットワークの知識を固めるのに役立つ参考書です。

過去問を繰り返して問題に慣れる

ネットワークスペシャリストの試験の問題は、過去に出題された問題を踏襲していることが多いです。そのため、問題の傾向とその対策を知ることが試験勉強において非常に重要となっています。

これは過去問から出題されるという意味ではなく、問題に対する回答の考え方が踏襲されているという意味です。

たとえば、ネットワークという広い分野の中でどのような技術が問われやすいのか、またその年の新たな技術についてはどの程度出題される傾向があるのかなど、ネットワークスペシャリスト試験の独特の「クセ」を知ることが重要ということです

また、実際の試験では問題文を読んでも複数の解答が考えられ、解答をひとつに絞り切れないことが多々あります。

そのような状況では、過去の正解事例や考え方から意図を正確にくみ取り、適切に回答する必要がありますが、その力を鍛える方法として過去問を繰り返し解いて解説を読み込み理解することが効果的になるのです。

そのため、過去問に繰り返し取り組むことで、どのような切り口で文章を読めばいいか、そしてどのような回答が求められているのかを把握するようにしましょう。

資格取得の専門スクールに通う

受験者の中には、何年もチャレンジしているにもかかわらず取得できていないという人が数多くいるのが現状です。

独学での取得に限界を感じている人は、思い切って資格取得の専門スクールに通って合格を目指すという方法もあります。スクールでは、合格に必要なカリキュラムが作られているため、スクールに通うことで必要な勉強だけを効率よく学ぶことができます。また、専任の講師から学ぶことができるうえにわからないことはその場で質問して知識を固めることができます。独学では問題を理解するのが難しいという人には特におすすめといえますね。

ただし、スクールに通うには高額な授業料がかかるため、資格取得後に費用に見合うだけの効果を得られるのか、今後のキャリアにきちんと役立つかなどは検討したうえで利用を決めてくださいね。

さらに、合格にはスクール選びも重要になります。合格者を輩出している実績や講師の質、カリキュラムなどに目を通したり、可能であれば体験入学してみて自分に合ったスクールかどうか確認しましょう。

難易度の高いネットワークスペシャリストを取得してエンジニアとして成長しよう

ネットワークスペシャリストの試験の概要や難易度、合格率などを詳しく理解できたでしょうか。

ネットワークスペシャリストの試験は、国家試験のレベル4に該当する最高難易度に位置づけられている資格であり、年一回しか受験できないというチャンスの少なさと勉強の長期化により取得することは簡単ではなく、非常に高い難易度の試験であるといえます。

しかしその分、取得できれば高い知識とスキルを持ったエンジニアとして、上流工程へのステップアップやさらに上位のキャリアパスを達成するために大いに役立つでしょう。

難易度の高いネットワークスペシャリストを取得してエンジニアとして成長しましょう。

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記事の監修責任者

飯塚 寛也
エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
株式会社アプエンテ 職業紹介責任者(010-190717133-004)
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