cookieって何？危険性があるのかを徹底解説 ！

Cookieとは

webサイトのwebブラウザを通じて訪問者のPCに一時的にデータを書き込み保存をする仕組みがCookieの役割です。

webサイトを提供するのがサーバということになります。

webサイトを見るときに、そのwebサイトの情報を格納しているのが「webサーバ」ということになります。

皆さんはamazonなどで買い物する際などに、画像のデータと一緒に金額なども出てくるかと思うんですけれども、

その情報が格納されている「入れ物」が、webサーバだと思ってください。

例えば皆さんがyoutubeを見られている時にも

• Internet Explorer
• Fire Fox
• Google Chrome

などといったアプリケーションを通じて、動画を見られてるかと思います。

第三者であるwebサーバがwebブラウザを通じて、皆さんのコンピューターに一時的にデータを書き込んで保存させるという仕組みになります。

具体的な役割

自分のPCに一時的にデータを書き込んで保存…一見怖いことのように思えますが

具体的にどのようなことをやっているのかといいますと

webサイトを訪れた日時、訪問回数など様々な内容が記載されているということになります。

実は非常に便利なもので、

例えばショッピングサイトなどで、買い物をしている途中で商品をカートに入れたままログアウトし

もう一度同じショッピングサイトにアクセスすると、カートの中の品物が消えずにそのまま残っている。

これもカートの情報が、Cookieに保存されて、webサーバからwebブラウザを通じて皆さんのPCに保存されるということになります。

同様にSNSなどでも

一度IDとpasswordを入力してログインしたサイトに、しばらくしてからもう一度アクセスすると、

再度IDとpasswordを入力しないでも、Cookieに情報が残っているので、手間なくログインすることが出来ます。

これもCookieのお陰ということになります。

Cookieというのは、皆さんのwebアクセスなどを便利にしてくれるものだということになり、

企業側にとっても、ユーザの関心や話題などをwebサイト側で知ることが出来るので、企業のマーケティング活動においても使われるということになります。

情報保存の危険性

ですが、情報を保存するというのは危険性も伴っています。

例えば学校や漫画喫茶などの公共の場で使用するPCを、不特定多数の方が使用するといった場合に、Cookieを残しておくと第三者に不正使用される可能性があります。

これを防ぐにはPCを使い終わったら、すぐにCookieを削除することが有効です。

また、特に気をつけなくてはいけないのは、ユーザ名、パスワード、クレジットカード番号や

インターネットを介して振込などをした時に、銀行口座の情報が残っていたりする場合もある為、勝手に振込をされてしまう可能性もあります。

個人情報ですとか金銭に関わる情報を扱うwebアプリケーションを使う場合は、使い終わったら必ずCookie情報を消すことをオススメします。

Cookie情報の確認

Cookieは最終的にPC上に保存されるテキストのファイルになり、実は簡単に見ることが出来ます。

Internet Explorerであれば、

「インターネットオプション」

　　　↓

「全般タブ」

　　　↓

閲覧の履歴「設定」ボタン

　　　↓

インターネット一時ファイル

「現在の場所」にCookieが

保存されています。

もしCookie情報が見たい方がいらっしゃいましたら、一度試してみてください。

まとめ

繰り返しになってしまいますが

Cookie情報というものは、非常に利便性は高いですが、その反面危険性を伴いますので

可能であれば共有PCなどを使用する場合は、悪用されないようにCookieの削除をお願いします。

Cookie自体はwebを使用する生活を便利にするためのモノであり、Cookie自体が悪いということはありませんが

それによって情報を悪用される可能性もあるので、注意が必要ということになります。

また、Cookie情報をセキュアなセキュリティを担保するために「セッション」という概念がありますが、

気になる、興味がある方がいらっしゃれば一度調べていただければと思います。