IT仕事内容

クラウドエンジニアとは|高い将来性と年収からキャリアパスまで解説

クラウドエンジニアに興味のある方は「いったいどんな職業なんだろう」「どんな業務内容なんだろう」「どうやったらなれるの」「将来性やお給料はどのくらいなんだろう」という疑問を持っている方も多いと思います。 この記事では、そんな皆さんの疑問を解消すべく「クラウドエンジニア」について説明していきます。

クラウドエンジニアとは|クラウド技術を使ったインフラを作るエンジニア

「クラウドエンジニア」は、従来のITから脱却した新たな時代のエンジニアです。WEBサービス(システム)を提供する環境が、従来の「オンプレミス」から「クラウド」への移行が目覚ましい昨今、クラウドエンジニアの需要は非常に高まっています。

オンプレミスとクラウドの違い

クラウドエンジニアについて紹介する前に、まずは普段利用しているWEBサービスがどのように提供されているのか、簡単に見ていきましょう。WEBサービスとは、スマートフォンやPCで利用できる「WEBページ」や「地図アプリ」「乗換案内」などのことだと思ってください。

こういったサービスを提供するためには、ざっくりと「ネットワーク」「サーバー」「OS」「アプリケーション」といったものが必要になります。これらをひとまとめにして「システム」と呼びます。

WEBサービスの全体図

「オンプレミス」ではすべて自社で用意する

オンプレミスは、サービスを提供する企業(人)が上記のようなものすべてを自前で用意したうえで、システムを構築しサービスを提供する方法です。イメージ的には「ラーメン屋を始めるために、店舗が入る建物を建てたり、店舗までの道路を自分で作ったり、調理器具も自分で購入して、提供するラーメンのレシピも自分で作る」ようなものです。

オンプレミスの範囲

当然、これらを準備するためには初期費用や準備期間(家を建てる時間や、調理器具の発注から受注、レシピ開発まで)が必要になってきます。これまでは、この「オンプレミス」でシステムを構築するのが主流でした。

「クラウド」では一部を借りるので安く早く構築できる

「クラウド」はクラウドサービス事業者が提供する「サーバー」や「ネットワーク」を借りてシステムを構築し、サービスを提供する方法です。ラーメン屋の喩えでいうと「建物や道路は借りて、店舗や調理器具、提供するラーメンのレシピだけ自分で作る」といったイメージです。

オンプレミスと違い、購入せず借りているだけなので初期費用を安く押さえることができたり、サーバーなどの調達期間が短いなどのメリットがあります。借りる範囲と、自分で用意する範囲は、利用するクラウドサービスによって異なります。

クラウドの範囲

クラウドサービスとしては現在さまざまなものが提供されていますが、特にAmazonの「AWS」、Microsoftの「Azure」、Googleの「GCP」が「3大クラウド」として有名です。

提供元
AWS(Amazon Web Services) Amazon
Azure(Microsoft Azure) Microsoft
GCP(Google Cloud Platform) Google

昨今、ビジネスの世界では、新たなサービスを提供するうえで「スピード」が重要視されます。そんなニーズとマッチした「クラウド」が注目され、それを支える「クラウドエンジニア」の需要が高まっています。

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クラウドエンジニアの仕事内容

簡単ではありますが「クラウド」のイメージがつかめたでしょうか。ここからはクラウドを支える「クラウドエンジニア」の業務内容について細かく紹介していきます。

クラウドエンジニアの6つの仕事内容

お客様の要望を聞く「要件定義」

要件定義は、お客様がサービスを提供するにあたって必要なものを明確にする業務です。必要なもののことを「要件」と言い、設計の前段階として要件定義を行います。

具体的には、実装すべき機能や性能、プロジェクトのスケジュールなどをお客様と確認しながら明確にしていきます。

設計図を作成する「設計業務」

要件がまとまったら、それをもとに設計を行います。家を建てるために必要な図面を書き起こすイメージです。

設計業務では、使用するクラウドサービスや利用プラン、「インスタンス」と呼ばれるクラウド環境でのCPUなどのマシンスペックなどを決めて設計書を作成していきます。

機器に設定を入れる「構築業務」

構築業務では、設計業務で作成した設計書をもとに、実際にシステムを構築していきます。皆さんがよく持っている「パソコンを使って機械を操作する」エンジニア像は、この構築業務のイメージに一致します。

具体的には、仮想サーバーを作成したり、ストレージ(データを保存する装置)の設定を行ったりします。他にも、構築したサーバーなどが正常に動くか試験を行います。オンプレミスの構築を行う場合は、購入したサーバーやNW機器をラックに取り付けるなどの力仕事もありますが、クラウドの場合はそういった力仕事はありません。

完成後の管理をする「運用・保守・監視業務」

構築が完了してシステムが完成したら終わりではありません。システムが正常に稼働しているかどうかの確認(監視)や、異常が発生した場合の対応(保守)などが必要になってきます。他にもOSのバージョンアップなどの対応(運用)も行います。

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クラウド/サーバー/ネットワークエンジニアの違い

クラウドエンジニアと似たようなエンジニア職として「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」などといろいろあって、違いが分からないという方も多いのではないでしょうか。

クラウド/サーバー/ネットワークエンジニアの違い

クラウドエンジニア、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニアは、通信インフラを扱うため総称して「インフラエンジニア」とも呼ばれます。ここでは、それぞれのエンジニアの違いについて解説していきます。

サーバーエンジニア|データの格納場所を管理する

サーバーエンジニアは、WEBページが格納されているWEBサーバーや、メールの送受信を行うためのメールサーバーの設計、構築、運用を主としたエンジニアです。使用するサーバーやOSの選定、OSのインストール、各種設定、CPUの使用率監視などを行います。

関連記事:サーバーエンジニアとは|仕事内容から必要なスキルまで徹底解説

ネットワークエンジニア|データの通信を管理する

通信するための基盤となる「ネットワーク」を扱うのがネットワークエンジニアです。

スマートフォンやPCでWEBページを見たり、メッセージをやり取りできるのは、ネットワークを介してサーバーとつながっているからです。そのネットワークを構成しているのが、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器です。

ネットワークエンジニアは、ネットワーク機器に設定を入れて、通信できるようにするのが仕事です。サーバーエンジニアとの違いは、業務担当がサーバーではなく、ルーターなどのネットワーク機器であるという部分です。

クラウドエンジニア|通信や格納をクラウドで行う

クラウドエンジニアは、システムの設計、構築、運用などを「クラウドで行う」エンジニアのことです。

必要となる知識としてAWSなどの各クラウドサービスについてはもちろん、ネットワークやサーバーなどの知識も必要となります。また、クラウドの基本技術である、各種仮想化技術についても理解しておく必要があります。

この他にもIT業界にはさまざまなエンジニアが存在します。もっと詳しく知りたいという方はこちらの記事もどうぞ。

関連記事:エンジニア全16種類の一覧|年収から適性までわかりやすく解説

クラウドエンジニアの将来性と平均年収

ここからはクラウドエンジニアという職業の将来性と平均年収について見ていきます。

各企業でクラウド化が進んでおり将来性は高い

企業がサービスを提供するにあたって、昨今では「クラウド」でシステムを構築する流れが主流になっています。小売りから金融機関、行政に至るまで、さまざまな分野においてオンプレミスからクラウドへの移行や、新規にクラウドでシステムを構築する流れが活発化しています。

それにともなって、クラウドエンジニアの需要も高まってきており、これからもその需要が増加することは必至なので、クラウドエンジニアはとても将来性のある職業といえます。

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社による「コロナ禍前後で比較して求人が最も増えたIT関連職TOP3」でもクラウドエンジニアが1位となっています。

コロナ禍前後で比較して求人が最も増えたIT関連職

参考サイト:ヘイズジャパン「コロナ禍前後で比較して求人が最も増えたIT関連職TOP3」

これはヘイズジャパンにおける2019年3月~2020年2月の求人件数と2020年3月~2021年2月の求人件数を比較したもので、コロナ禍の影響により各企業のデジタル化が加速したことを受けて、クラウドエンジニアは前年比71%増と爆発的な増加数となっています。

クラウドエンジニアの平均年収は597万円

求人ボックスにおけるクラウドエンジニアの平均年収は597万円です。この数値はあくまでも平均値であり、給与幅としては380~971万円と幅が広いため、勤務地やキャリア、スキル、業務内容によって大きな差があることも分かります。

求人ボックス
クラウドエンジニア 597万円
インフラエンジニア 545万円

なお、求人ボックスに掲載されているインフラエンジニアの平均年収は545万円なので、インフラエンジニア全体よりもクラウドエンジニアの方が平均年収が高いことが分かります。

クラウドエンジニアに求められるものが、ネットワークやサーバーなどのインフラの知識に加えて、AWSなどの各種クラウドサービスの知識も求められるためであることもありますが、クラウドエンジニアの需要自体が高騰していることも影響しているでしょう。

アフターコロナでのクラウドエンジニアの働き方

新型コロナウィルスの流行により、クラウドエンジニアのリモートワーク案件が増えており、今後もこの流れは加速していくものと思われます。

他のインフラエンジニアは、物理的なサーバーやルーターなどのハードウェアに直接触れる作業が多いのに対して、クラウドエンジニアは、ハードウェアに直接触れる作業がないので、リモートワークの導入が容易な点もあります。

とはいえ、セキュリティポリシーや就業規則の観点から、すべてのクラウドエンジニアが完全にフルリモートで作業しているわけではありません。週に1~2日は職場に出勤するというスタイルだったり、業務で取り扱う情報によっては出社したりと、案件によるところが大きいのが実情です。

クラウドエンジニアになるために必要な4つのスキル

クラウドエンジニアに必要となる知識としては、基本的なクラウドの概念はもちろんのこと、AWSなどのクラウド事業者が提供する個別のサービスについての理解も重要です。現在、世界的にシェアが高いのはAWSなので、AWSのサービスや機能について理解しておけば間違いないでしょう。

また、クラウドサービス以外にも、以下のような知識も身に着けておくことが必要です。

クラウドエンジニアになるために必要な4つのスキル

インフラに関する知識とスキル

クラウドエンジニアはクラウド環境上で、ネットワークやサーバーなどのインフラを設計、構築、運用するのがお仕事です。そのため、AWSなどのクラウドサービスの基礎となる部分にあたるネットワークやサーバーなどの知識も身に着けておく必要があります。

ネットワーク、サーバーの知識

ネットワークであればTCP/IPの基本的な知識を、サーバーであれLinuxの基本的な操作方法と知識を身に着けておく必要があります。やみくもにそれらの内容を学習しても良いのですが、ネットワークであれば「CCNA」、サーバーであれば「Linuc Level1」といった資格取得を目標にすると良いと思います。

単純に学習するよりも、資格という具体的なゴールを持たせた方がモチベーションの維持もしやすいのでおすすめです。

関連記事:CCNAとは|試験の難易度から合格するための勉強方法まで紹介

ミドルウェアの知識

OSとアプリケーションの仲介をする「ミドルウェア」についての知識も求められることがあります。システムを構築するうえで、このミドルウェアという存在はネットワークやサーバーと同じく欠かせない存在といえます。

オンプレミスの知識

現在オンプレミスで運用しているシステムをクラウドに移行する案件に携わる場合は、オンプレミスについても理解しておくことが重要です。新しくシステムを構築するのにクラウドを利用するのと同じく、オンプレミスのシステムをクラウドに移行するという企業も非常に多くなっています。

クラウドを構成する仮想化技術の知識

クラウドでは、AWSなどのクラウドサービス事業者が所有しているサーバーやネットワーク機器をそのまま借りるのではなく、仮想化された仮想サーバーや仮想ネットワークを借ります。

クラウドエンジニアとして、仮想化の概念や各種仮想化技術を理解しておくことは重要で、特に設計や構築の段階で必要となる知識になります。

クラウドサービスを扱うスキル

クラウドサービスを使った作業が発生するので、当然クラウドサービスを扱うスキルが必要になります。クラウドサービスを扱うスキルには「Infrastructure as Code」や「DevOps」といった知識があります。

Infrastructure as Code(IaC)

Infrastructure as Code(IaC)とは、インフラ構築業務を自動化する手法のことです。従来のシステム構築は、人が手動で設定(コマンド)を入れるという手法が主流でしたが、短期で構築する場合に多くの人員が必要で費用が多くかかってしまい、また、設定の入力ミスなども起こりやすいという問題がありました。

Infrastructure as Codeでは「Chef」や「Ansible」といった「構成管理ツール」を使用して、インフラ構築に必要な設定をコードとしてテンプレート化してから、パラメータ(設定する値)を変更するだけで済むので、ミスも起きにくく作業人員も減らすことができます。

DevOps

DevOpsとは、システムの開発者側と運用者側が協力することで、迅速かつ柔軟なサービスを提供する開発手法のことを指します。「Development(開発)」と「Operations(運用)」の造語です。

DevOpsによるシステム開発をすることで、「スピードの向上」「生産性の向上」「信頼性の向上」といったメリットがあります。

CI/CD

CI/CDはソフトウェア開発における手法で、CIは「継続的インテグレーション(Continuous Integration)」のことを、CDは「継続的デリバリー(Continuous Delivery)」もしくは、「継続的デプロイ(Continuous Deployment)」の2つの言葉を指します。
CI/CDを使用することで開発工数を削減することができ、上記のDevOpsを実現できます。

コミュニケーション能力

意外かもしれませんが、クラウドエンジニアに限らず、エンジニアにはコミュニケーション能力も求められます。ここでいうコミュニケーション能力とは、話術というよりもヒアリング力と提案力のことです。

システム開発を行うには、お客様の要望を聞き出す必要があります。お客様の中で顕在的な要望もあれば、潜在的な要望もあります。

また、ヒアリングした要望を満たすために必要な技術や、サービスを導入することによって得られるメリットなどを提案し説明する能力能力が必要になってきます。

資料作成スキル

資料作成スキルもクラウドエンジニアに求められるスキルの一つです。これは要件定義などで出てきた要件を要件定義書にまとめたり、構築を行うために必要な設計書などの資料を作成する必要があるからです。

そのほか、お客様が望む要件を満たすために必要なクラウドサービスを比較した提案資料などを作成します。これらの資料をお客様側に説明するためには、資料に記載されている情報の精度のほかに、分かりやすさも求められます。

クラウドエンジニアにおすすめの資格4つ

クラウドエンジニアとして働くうえでおすすめの資格を紹介します。クラウドエンジニアになるためには、実務経験のない方でも資格を取得することをおすすめします。

タクシー運転手の免許のように、クラウドエンジニアとして働くにあたって必須となる資格はありませんが、資格を取ることで一通りの知識を身に着けたことの証明となるので、就職活動や実務において有利になります。
クラウド関連資格の一覧表

認定資格 資格タイプ 運営元
AWS認定試験 ベンダー資格 Amazon
Microsoft Certification Program Microsoft
Google Cloud 認定資格 Google
CompTIA Cloud+ 民間資格 CompTIA

AWS認定試験

世界シェア第1位(*1)のAWSが認定する資格は数多くの認定資格がありますが、その内の1つが「AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」です。ソリューションアーキテクト-アソシエイトは1年以上のAWSでの実務経験をもつエンジニアを対象としたもので、主にAWSでの設計者向けの資格です。

AWS認定試験の一覧表

未経験の方で資格取得を検討している場合は、基礎レベルの「クラウドプラクティショナー」で基礎知識をつけてから上位の資格にチャレンジする方が良いでしょう。

Microsoft Certification Program

Microsoftが提供しているクラウドサービスである「Azure(アジュール)」には管理者や開発者向け、ネットワークなどの分野ごとやレベルごとに分かれて、数多くの資格が存在しています。中でも「Azure Fundamentals」がAzureの入門資格として人気です。

Azure認定資格の一覧表

Azure Fundamentalsは基本的なクラウドの概念や、Azureで提供されているクラウドサービスについてなどが問われる資格で、Azureを扱うすべての人に向けられた資格です。

Google Cloud 認定資格(Google Cloud Certified)

Google Cloud 認定資格(Google Cloud Certified)は、Googleが提供するクラウドサービス、Google Cloudの認定資格の総称です。AWSやAzureと同様さまざまな資格があります。

Google Cloud認定資格の一覧表

初級者向けの資格としては「Cloud Engineer」があります。

CompTIA Cloud+

CompTIAは特定の企業ではなく、IT関連資格の認定を行っている民間団体で、全世界2000以上のIT企業や3000以上の教育期間とパートナーシップを締結しています。

そんなCompTIAが扱う資格は、特定の企業の製品独自の知識が問われるのではなく、業界標準的な内容が問われます。そのため、AWSやAzure、GCPなどの各企業独自のクラウドサービスに特化した資格よりも、クラウドの汎用的なスキルを身に着けることができます。

CompTIAが提供するクラウド関連の資格には、「CompTIA Cloud Essentials+」と「CompTIA Cloud+」の2種類あります。

「CompTIA Cloud Essentials+」は、クラウド初心者向けの資格です。クラウドの基本的な概念が問われるため、エンジニアはもちろん、クラウドに携わる営業担当者などにもお勧めの資格です。

「CompTIA Cloud+」は、クラウドエンジニア向けの資格で、CompTIA Cloud Essentials+の上位にあたる資格です。主にクラウドの設計、構築、運用に関する内容が取り扱われます。

未経験からクラウドエンジニアになるにはネットワークを勉強しよう

未経験の方が、いきなりAWSなどの各種クラウドサービスについて勉強するのも悪くはないと思いますが、まずは基礎となるネットワークやサーバーについて学習することをお勧めします。

クラウドサービスは、サーバーやネットワークを借りてシステムを構築することなので、クラウドの基本はサーバーとネットワークであるといえます。

またサーバーを学習するにあたっても、IPアドレスや各種プロトコルなど、ネットワークに関する知識も必要になってくるので、ネットワーク→サーバー→クラウドと徐々にステップアップしていった方が、しっかりと基礎知識のあるクラウドエンジニアになりやすいでしょう。

これらを飛ばして、未経験の方がいきなりAWSなどのクラウドサービスだけを身に着けた状態で業務に携わるとなると、必要な基礎知識が不足した状態なので、業務も難しいと感じるでしょうし、きついと思います。

未経験の方がネットワークやサーバーなどのインフラの基本を学習するにあたって、独学だと時間がかかりすぎたり、途中で挫折してしまうことが多いのも事実です。そのような場合は、スクールに通って学習することも視野に入れてみましょう。

クラウドエンジニアのスキルツリー


また、コミュニケーション能力も重要な要素です。「エンジニア」と聞くと「技術が求められる」イメージがあると思います。あながち間違いではないのですが、未経験者にはあまり求められません。未経験者には、それよりも同僚や先輩、お客様と円滑な関係を築くための「コミュニケーション能力」が求められることが多いです。

良い関係を築くことができれば、先輩からさまざまな技術や学習方法などを教えてもらいやすくなります。

クラウド時代に活躍できるようにエンジニア経験を積もう!

クラウドエンジニアの業務内容や、求められるスキルなどについて理解できたでしょうか。

世間的にクラウドを採用する企業が加速しているので、クラウドエンジニアの需要はますます高くなっています。

クラウド時代に活躍できるエンジニアになるためには、ネットワークやサーバーなどのインフラの知識を身に着けることが非常に重要です。

まずはネットワークやサーバーといった基礎となる土台をしっかりと固めたうえで、AWSなどのクラウドサービスについて学んで、将来求められるクラウドエンジニアを目指しましょう。

転職に迷ったらやってみよう!【エンジニア診断】

記事の監修責任者

飯塚 寛也
エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
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