IT業界

ネットワークエンジニアの魅力ややりがいとは?

ネットワークエンジニアに就職や転職を考えているけれど、魅力ややりがいが気になっている方も多いのではないでしょうか。 ネットワークエンジニアは、ITインフラを支える重要な仕事で将来性が高く、スキルや経験次第で大きな収入を得ることができるでしょう。社会に貢献できるためやりがいがある反面、専門職としての厳しさの部分も知ることで、具体的なイメージと市場価値の高いネットワークエンジニアを目指しましょう。 この記事では、ネットワークエンジニアの魅力ややりがい、未経験者がアピールすべき適性やおすすめの資格を紹介します。

ネットワークエンジニアとは

ネットワークエンジニアは、ITの通信システムの設計から運用までを担当するエンジニアです。

ネットワークエンジニアの6つの仕事内容

ネットワークエンジニアによってネットワークの安定と快適な通信が守られているため、インターネットやSNS、動画やゲームなどを楽しむことができます。また、生活に必要な電気やガス、水道といった重要な生活インフラや、電車や道路などの交通が快適に利用できます。

現在の生活は成り立たたせている重要な技術を支えているのが、ネットワークエンジニアの仕事なので今後の情報化社会にとって重要な仕事といえるでしょう。

関連記事:ネットワークエンジニアとは?仕事内容&必須スキルまとめ

クラウドやIoTで今後も需要が増えている

IoT(モノのインターネット)を使うと大量のデータが収集でき、それらのデータを「ビッグデータ」と呼んでいます。ビッグデータは、人間が行動した結果について分析や解析することで有用なものになります。

一見行動パターンがないようなデータもAIを活用して、さまざまな角度から分析して規則性や傾向を見出すことで、男女や年代による行動、商品の購入パターンからどのような商品を開発すれば良いか分析するために利用できるでしょう。

クラウドは「インターネット上の仮想インフラ」を提供するシステムです。PCやスマホなどの端末にデータを保存するのではなく、インターネット上に存在する仮想空間(サーバー)に保存して、運用することを「クラウド化」と呼びます。

IoTとクラウドは密接な関係があり、IoTでセンサーやデバイスから取得した情報は、インターネットを通じてサーバーへ送信され保管されます。たとえば、自動車に識別できるカメラとセンサーを設置して、運行ルートを管理する仕組みなどに活用されています。

IoTやクラウドを初めとする今後成長が見込まれているIT技術も、ネットワークを利用するので、今後もネットワークエンジニアの需要は増え続けるでしょう。

技術を極めるかチームをまとめるかキャリアパスが選べる

ネットワークエンジニアが将来進むキャリアパスは、大きく分けてネットワークスペシャリストのような「技術を極める道」と、プロジェクトマネージャーのような「まとめ役の管理者への道」の2つがあります。

ネットワークスペシャリストは、最先端の知識とスキルを活用して、設計から保守までのすべての工程に精通して他のエンジニアでは困難な作業を実現できるエンジニアです。そのため、顧客の要求に質の高いサービスを提供できるエキスパートであり続ける必要があるでしょう。

プロジェクトマネージャーは、得たスキルや経験を活用しつつ、コミュニケーション力や調整力といったヒューマンスキルを活用して、チームをまとめる必要があります。また、プロジェクトに必要な顧客のニーズを正確に把握したり、適材適所となる人員の手配、社内外との調整など、多くの関係者と円滑に進める能力が重要となるでしょう。

関連記事:ネットワークエンジニアのキャリアパスとは|目標別の成功方法を解説

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ネットワークエンジニアの5つの魅力

ネットワークエンジニアが他のエンジニアと比べて魅力的な点としては、手に職がつくこと、給料の高さと安定した雇用などがあげられます。

ネットワークエンジニアの5つの魅力

ネットワークエンジニアは、生活や企業に重要なサービスを提供するため責任が高い反面、魅力の高い仕事でもあります。基本的にチームで仕事をするので、メンバーと困難な仕事に取り組む一体感や専門性の高さから、自分の努力次第で高収入を目指すことができるでしょう。

①徐々にステップアップできるので未経験・文系の人でも就職しやすい

ネットワークエンジニアになると、運用や保守、監視に配属されるケースが多いでしょう。運用や保守業務では「手順書」と呼ばれる業務内容を網羅したマニュアルがあり、書いてある通りに作業を進めることが多いため、初心者が経験を積むのに適していて最初に配属されることが多いです。

また、エンジニアは理系向きと言われていますが、実際は文系による不利や未経験による不利もありません。ネットワークエンジニアになるとキャリアパスが整っていて、監視→保守→運用→構築→設計と徐々にステップアップできる環境が整っているため、文系や未経験者であっても問題なくエンジニアとしてスタートできます。

ステップアップする過程においても、現場でどれだけ実務経験を積むことができたのか、自ら必要な知識やスキルを習得できたのかが重要視されるので、経験や学部に関係なく誰でも平等にチャンスが広がっています。

関連記事:未経験でもなれるネットワークエンジニア|売り手市場のインフラ業界

②インフラなので将来性があり安定している

ネットワークはすべてのITシステムの土台となる重要な仕組みで、ネットワークがなければ、どのような素晴らしいアプリもサービスも利用者に提供できません。企業が活動するために必要なサーバーやデータベース、クラウドをはじめ、個人で使うスマホやアプリ、SNSは、すべてネットワークを通してサービスが提供されています。

さらに、現在私たちの日常生活に必要な生活インフラもネットワークがなければ成り立たなくなっているため、ネットワークの仕事はインフラとして安定していて将来性が高く、電気、ガス、水道と並ぶ第四のインフラと言われているように、IT社会が無くならない限りは仕事が無くなることはありません。

また、スマートシティ構想やソサエティー5.0などのIT化において国の支援があるため、新しい技術が開発され提供されれば、ますます需要が増え安定している仕事でしょう。

関連記事:ネットワークエンジニアの将来性は? 必要な7つのスキルを解説

③専門性が高いのでスペシャリストとして手に職がつけられる

ネットワークエンジニアの仕事は専門性が高く、最上位の設計を担当するようになるとスペシャリストとして手に職をつけることができる仕事です。業務難易度が非常に高い分、ネットワークの専門家として将来性と需要が高いのが魅力のひとつでしょう。

また、プログラミング言語は移り変わりが激しいのに対して、ネットワークの技術の根本は変わらないので一回理解して身につけてしまえば、今後もずっと使っていけます。30年ほど前のネットワーク技術が今も使われていたりするように、プログラミングと比べて流行り廃りがなく、一度基礎を学んでしまえば無駄にならない点も魅力です。

ネットワーク設計業務を担当できるようになるには、ネットワークに関する幅広い知識とスキルに加えて、顧客のニーズに合った提案やシステムの導入、プロジェクトの管理など非常に多岐に渡るスキルを習得する必要があります。

技術的なスキルだけではなく、コミュニケーション力やマネジメントに必要なスキルをも兼ね備えたエンジニアを目指しましょう。

④資格取得やスキル次第で年収1000万円も狙える

ネットワークエンジニアは専門性が高いため、資格取得や自分のスキル次第で年収1000万円を超えることも決して不可能ではありません。努力やスキルに見合う収入が得られることは、ネットワークエンジニアの魅力のひとつでしょう。

平均年収 20代 30代 40代 50代
DODA 455万円 376万円 529万円 615万円 738万円
マイナビAGNET 455万円 376万円 554万円 - -
マイナビ転職 439万円 380万円 474万円 549万円 -
転職会議 469万円 344~527万円 527万円 595万円 -
平均年収.jp 655~800万円 373~465万円 511~583万円 655~734万円 531~786万円
給料BANK 449~591万円 348万円 432万円 540万円 -

経済産業省が発表した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」の平成29年版でも、IT系エンジニアのうち上位エンジニアが担当する「IT技術スペシャリスト」の平均年収は758万円、プロジェクトマネージャーは891万円になっています。


職種別の年収平均とスキル標準レベル
出展:経済産業省 平成29年「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」

平均値なので、ネットワークのスペシャリストやマネジメントを担当するエンジニアは、年収1000万円を十分狙える可能性があるでしょう。現場リーダーになったり、資格を取ることによって給料が上がるケースもあるので、自分の努力次第で給料を上げやすい業界だといえます。常に人材が不足している状況をプラスに捉えて、自分の努力と実績次第で高収入を目指しましょう。

関連記事:ネットワークエンジニアの年収は低い? 相場と年収アップ方法

⑤業務によってはリモートワークもできる

ネットワークエンジニアの仕事は、基本的には現場に出社して行う必要があります。ネットワークシステムを構築したあと、導入したネットワークの変更や追加などの運用、トラブルが発生した際の保守も、専任のエンジニアと契約して常に自社内に常駐する必要がありました。

しかし、現在ではアマゾンドットコム社のAWSやマイクロソフト社のAzureに代表されるクラウドサービスを使う企業が増加してきたため、クラウド環境下では、ネットワークにおけるすべての工程をインターネットを経由してリモートで完結することも可能となってきました。

また、働き方改革が進みリモートワークを推奨する企業も増えてきていることから、今後業務によってはフルリモートで対応する仕事が増える可能性も高くなるでしょう。

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ネットワークエンジニアのやりがいを知ろう

ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムの設計から運用や保守を担当するため業務の幅が広いのが特徴です。重要なインフラを支えるエンジニアとして責任が大きい反面、自分の作業が社会の役立っているという達成感や使命感といったやりがいが大きい仕事でもあります。

ネットワークエンジニアの3つのやりがい

また、チームで活動をすることも多いので、仲間意識が芽生え、達成した時の喜びを分かち合えるのもこの仕事の魅力です。想定外のエラーが発生したときに、チームで協力していち早く解決した時の達成感や、お客様からの感謝の言葉もやりがいの一つです。

この章では、ネットワークエンジニアとして仕事をすると、どのようなやりがいががあるのか3つ紹介します。

社会を支えるエンジニアなので社会貢献や達成感がある

ネットワークエンジニアはネットワークシステムを通して、社会のあらゆる仕組みの基盤を支える仕事として社会に大きく貢献しています。今や企業や個人の趣味、人間の生活そのものがネットワークなしでは快適な生活を送ることが困難といっても過言ではありません。

通信を扱う仕事は、私たちが普段意識することはないので、裏方から社会を支える地味な仕事というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、社会を豊かにすることに大きく貢献している仕事なので、やりがいと達成感がを感じることができるでしょう。

たとえば、病院や行政のネットワークを担当すると、緊急時には命を守る重要な仕事であることを身をもって実感できるでしょう。

チーム単位で多くの人と協力するので一体感が強い

ネットワークエンジニアの仕事は、ひとりで黙々と作業することはほとんどありません。ひとつの目標に向かって多くの人と思いを共有できるのも魅力のひとつでしょう。

通常は、チームの一員として手順書に従って決められた仕事をしますが、作業を完了させるにはさまざまな関係者と協力して取り組む必要があります。

ルーティンワークの仕事とは別に、プロジェクトの一員として仕事をすることもあります。プロジェクトの規模によっては、多くの人が配属され、ネットワークエンジニアが集まって複数のチームに分かれて、それぞれ別の仕事を担当する場合もあります。

プロジェクト全体で目指すゴールに向けて、チームメンバーをはじめ多くの人と協力する必要があり、困難な課題を解決したときには関係者と一体感を得たり、チームに貢献していることを実感できるでしょう。

英語ができると世界規模で活躍できる

ネットワーク機器は、シスコシステムズ社やジュニパー社をはじめとするアメリカの外資系企業が製造・販売しているため、機器の操作に関するマニュアルや解説書などドキュメントを確認するときには英語力が必要となるでしょう。

もちろん日本語に翻訳された資料もありますが、日本語訳が提供されるまでには時間がかかってしまいます。

最新機器に関する情報や、最新のエラー情報、追加された障害事例とその解決方法などは、多くの場合英語で公表されているため、最新の知識やスキルを得るには英語力が必要です。

ネットワークエンジニアは英語に接する機会が多いため、英語を熟知することで将来的に海外で活躍するエンジニアを目指すことが可能でしょう。

ネットワークは世界とつながっているため、海外チームと協力してネットワークを構築する仕事などもあります。国際的に通用するCCIEという資格もあるので、この資格を取得する事で、海外へ挑戦するための足がかりをつかむことができます。

ネットワークエンジニアの厳しさ

ネットワークエンジニアは、魅力ややりがいが多い仕事である一方で、専門職ならではの知識やスキルがあるので、技術の進化にともなって常に新しい知識を学び続けなければならないという一面もあります。

また、ネットワークシステムを止めることはできないので、夜勤や休日出勤もあります。

ネットワークエンジニアの厳しさ

この章では、ネットワークエンジニアならではの仕事の厳しさについて解説します。

監視業務では夜勤が多くなる

未経験からネットワークエンジニアになると、はじめに監視業務を担当することが多いでしょう。監視業務は、ネットワークが正常に動いているかを24時間体制でシフトを組んで行うのが一般的なので、夜勤も多くなりがちです。

障害が発生したら早急に対応する必要があり、夜勤の場合は基本的に電話で上位者に報告します。日中であれば担当者が駆け付けて、状況を直接確認してもらうこともできますが、夜間の場合は、発生している状況を電話で正確に伝えないといけません。

誤った内容を伝えてしまうと、指示を出す上位者も誤った情報をもとに対処を進めることになってしまいます。また、発見が遅れたり、不十分な報告だと被害が広がってしまうので、判断力と論理的に説明できるスキルを身に付けておくことが重要でしょう。

関連記事:ネットワークエンジニアに夜勤はある? 夜間発生業務や避ける方法

上流工程へステップアップしよう

監視業務をはじめ運用や保守を担当する業務では、夜勤が発生するのは避けにくいですが、上流工程へステップアップすることで、夜勤を大幅に避けることができるでしょう。

仕事とはいえ夜勤はできればしたくないと考える方は、知識やスキルを早めに身に付けて、ステップアップを目指すのが良いでしょう。雇用形態や働く企業によっては、スキルアップやキャリアアップのチャンスがかなり限られてしまうこともあるので、資格を取得するなど自ら学んでいく姿勢を持ちましょう。

上流工程には、設計と構築業務があって、いずれも基本的には夜勤業務はありません。ただし、ネットワークシステムの導入や構築の場合は、万一でも作業中にネットワークに影響が出てはならないため、土曜日や日曜日の深夜に作業をすることが多く、休日や夜間の対応は一部あります。

緊急トラブルでは時間を問わず対応が求められる

ネットワークシステムは、24時間365日の安定稼働が求められているので、基本的には交代制でネットワークエンジニアが運用や保守、監視を担当して、簡易なトラブルは対応して復旧させます。

現場のエンジニアでは解決できない通信障害やトラブル、最悪のケースでは大規模なシステムダウンが発生することもあります。そういった障害発生時には、素早く復旧させないといけないので、休日・深夜に関係なく対応が求められます。

電話で解決できない場合は、駆け付けて対応しなければならないため、想定外の対応に常に備えておくという心構えが必要になるでしょう。

また、大規模障害の場合には、解決するまでずっと対応し続けないといけない場合があることもネットワークエンジニアの厳しさのひとつでしょう。今後ネットワークエンジニアとして活躍してくための修行期間と割り切って、キャリアが浅い時期は実地で経験を積んでスキルアップをしていきましょう。

キャリアアップするには勉強を続ける必要がある

ネットワークエンジニアになった後も、学ぶべき知識やスキルが多くあります。キャリアアップのためには、ネットワークそのもののスキルやネットワーク機器に関する知識だけでなく、ネットワーク以外にもサーバーやセキュリティ、クラウド、IoT、ワイヤレス、5Gとさまざまな技術を学ぶことが重要となるでしょう。

また、上流工程を目指すには、技術的なスキルに加えて、コミュニケーション力や交渉スキル、マネジメントスキルなどのヒューマンスキルを習得する必要もあります。日進月歩のITの世界では、新たな技術の誕生によって求められるスキルは進化と多様化が進んでいます。

この章では、今後需要が高いと見込まれる専門分野である「セキュリティ」「クラウド」「プログラミング」に絞って解説します。

セキュリティ技術

ネットワークとセキュリティは密接な関係にあるので、セキュリティ技術を習得しましょう。ネットワークエンジニアが取り扱うセキュリティ機器には、ファイヤーウォールやIDS(Intrusion Detection System)、IPS(Intrusion Prevention System)などがあります。

ファイヤーウォールは、インターネットなどの外部ネットワークから、社内ネットワークなどの内部ネットワークへの不正アクセスや攻撃を防御します。ルーターにファイアウォールの機能を持たせることも可能ですが、簡易的な防御となる点に注意が必要でしょう。

IDS

IDSは、不正アクセスなど明らかに悪意を持ったトラフィックを検出すると、管理者に通知して知らせることができます。管理者はアラートを受けて、ファイアウォールのフィルタリングを強化して攻撃に備えます。IDSは検知のみのシステムで、攻撃を防止することはできません。

IPS

IPSは、侵入防止システムです。不正アクセスなどの悪意あるトラフィックを検出して通知するとともに、リアルタイムで防御できます。たとえば、DoS攻撃と判断したら即座に防御するので、IDSを強化した機器といえるでしょう。

関連記事:セキュリティエンジニアとは|仕事内容と年収から必須資格まとめ

クラウド技術

クラウドとは、ネットワークシステムをインターネットを通して必要なサービスのみを必要なときに利用できるサービスです。企業の規模や用途、コスト事情によって今までの「オンプレミス」ではなくクラウドサービスを使う企業が増えてきています。

AWSやAzureに代表されるクラウドサービスは、今後も新たな技術開発によってさまざまなものがサービス化されていくでしょう。利用者は数あるサービスの中から自分に合った最適なサービスを選ぶので、エンジニアには、自由度の高いシステムを実現するための知識やスキルが求められるでしょう。

高い需要が見込まれるクラウドエンジニアの知識とスキルを習得することで、今後ますます将来性が高くなるでしょう。

関連記事:クラウドエンジニアとは|高い将来性と年収からキャリアパスまで解説

プログラミング

ネットワークエンジニアが担当する仕事では、プログラミングの知識は必須ではありませんが、クラウドが大きく普及した現在では、クラウドの管理や運用ではスクリプトを作成できる能力が求められています。

クラウドサービスでは、人間がすべてにおいて正確にシステムの管理や運用することは非常に困難な状況となっているため、効率よく運用し管理するためには、それぞれ目的に合ったスクリプトを実行させる必要があります。

プログラミングの知識やスキルがあることで、ネットワークエンジニアの将来性や付加価値を大きく高めることができるでしょう。

プログラミング言語は数多くありますが、JavaやIoTの分野で使われているPythonの知識を持っていると役に立つでしょう。

関連記事:未経験からプログラマーになれる? |おすすめ言語や面接対策を紹介
     プログラミングの将来性は? 業界の動向から言語選択まで徹底解説

未経験からネットワークエンジニアになるには適性をアピールしよう

未経験からネットワークエンジニアを目指すには、エンジニアに必要な適性があることをアピールしましょう。未経験者の場合はまだ技術力がないのは当たり前なので、エンジニア適性や将来性から採用するか判断する企業が一般的です。

ネットワークエンジニアに必要な資質としては、おもに「コミュニケーション力」「協調性」「責任感」「学習意欲」などが重要となります。採用面接でこれらの適性を示すことができれば採用される可能性を大きく上げることができるでしょう。

この章では、アピールに有利となる適性についてそれぞれ解説します。

関連記事:ネットワークエンジニア転職で失敗しない方法|面接ポイントや資格

志望動機を具体的に伝えて「コミュニケーション力」をアピールしよう

上流工程を担当するエンジニアに必須の適性といえるのがコミュニケーション力です。

設計やプロジェクトの管理者になるためには、顧客が求める要望をきめ細やかに確認して、ネットワークシステムを提供するための基本設計を行います。

顧客は、ネットワークに精通しているとは限らないので、顧客が求めるシステムを提供するには、少しでも多くの情報を引き出さないといけません。コミュニケーション力が不足していると、顧客の満足するシステムを提供できない可能性が高くなってしまうので、要望を引き出すにはエンジニアが積極的にアプローチする必要があります。

設計のほかにもさまざまな場面で必要となるので、志望動機に具体的に絡めてコミニケーション力が高いことをアピールしましょう。

チームワークを発揮した経験で「協調性」をアピールしよう

ネットワークの仕事は、基本的にチームで協力しながらひとつの仕事を行う必要があるため、チームの一員としての役割が求められます。自分の仕事だけでなく、メンバーのフォローや協力関係が重要となるので、協調性が高いこともネットワークエンジニアに必要な資質のひとつです。

たとえば、既存のネットワークシステムに機器を追加する作業では、機器に必要な設定を入れたあと、設置や配線、電源の確保、テストと多くの工程が必要です。それぞれ担当者がついて作業する場合が多いので、スムーズに進むように日ごろから協力関係を作っておいて、滞りなく完了できるようにしておくと良いでしょう。

チームワークを大事にして、協調性や柔軟性があると判断されると、ネットワークエンジニアとしての資質があると思ってもらえるので、これまで経験してきた内容に協調性の高さを織り込みましょう。

諦めずにやり抜いた経験で「責任感」をアピールしよう

ネットワークは現代の生活になくてはならない非常に重要な技術です。生活に支障をきたすほど重要な仕事を担当するという認識を持っておきましょう。

仕事をしていると大小さまざまなトラブルが発生しますが、特に重要なシステムに障害が発生するとトラブル対応のために土日や夜間に関わらず駆け付けないといけないこともあります。

また、解決に時間がかかる場合もあり、そのときは解決するまで対応しなければならないでしょう。トラブルの中には、過去に発生事例のない内容に遭遇することもあるので、いろいろな角度から忍耐強く責任を持って対応する姿勢が重要な資質となります。

諦めずに最後までやり抜いた経験を責任感の高さと絡めて上手にアピールしましょう。

資格を取得して「学習意欲」をアピールしよう

ネットワークエンジニアになった後も、新しい知識や技術の習得を続けていく必要があります。ネットワークエンジニアに資格は必ずしも必要ではありませんが、取得することでネットワークの知識やスキルを持っていることを第三者に証明できます。

資格を取得するメリットは、必要な知識やスキルを自分から積極的に学ぶことができる人材であるという印象を持ってもらえることです。資格は自分で努力した結果として面接官に伝わりやすいことから、取得して学習意欲をアピールしましょう。

ネットワークに限らず、今後ネットワークエンジニアが学ぶべきスキルには、クラウドやセキュリティ、ワイヤレス、5Gなど数多くあります。今、どれほどの知識とスキルがあるかも大切ですが、エンジニアの人材不足は深刻なため、将来性のあるエンジニアであることを重視している企業も多いでしょう。

就職転職に有利になるおすすめ資格5選

ネットワークエンジニアに転職するうえで、取得すると評価される資格は何か気になる方もいるのではないでしょうか。

ネットワークエンジニアとして活躍したいのであれば、資格は取っておいて損にはなりません。資格を取得すると、第三者に対してもどの程度のスキルを持っているのかが証明できます。自分の知識とスキルを証明するためにも認知度や信用度の高い資格を取得するのが効果的です。

ネットワークエンジニア就職転職に有利になるおすすめ資格5選

この章では、ネットワークエンジニアの転職に役立つ資格を5つ紹介します。

関連記事:ネットワークエンジニアにおすすめ資格一覧|年収や難易度まで紹介

CCNA|ネットワークエンジニアの登竜門

シスコシステムズ社の資格であるCCNAは、ネットワークエンジニアを目指すうえではじめに取得すべき資格でしょう。ネットワーク機器といえば「シスコシステムズ」と言われるほどメジャーの企業であり、シェアも世界一です。

CCNAはシスコシステムズ特有の機器の操作やコマンドなど関係する知識だけでなく、ネットワークそのものに関する知識とスキルを学ぶことができるためオススメの資格です。

CCNAを取得できれば、ネットワークについて他に勉強する必要がないほど基礎知識が網羅されているので、「ネットワークエンジニアの登竜門」と言われています。

関連記事:CCNAとは|試験の難易度から合格するための勉強方法まで紹介

CCNP|ネットワークの実力が示せる資格

CCNPは、プロフェッショナルレベルの資格でCCNAの上位資格です。CCNAと比べると取得難易度は高く、CCNAは1つ合格すると認定されますが、CCNPはコア試験である「350-401 ENCOR」とコンセントレーション試験の中の1つのあわせて2つ合格すると認定されます。

CCNPは、実際は7つの分野に資格が分かれていますが、一般的にCCNPと呼ばれている資格は、CCNP Enterprise資格のことを指しています。
 
CCNPの資格を取得を持っていると、ネットワークの上流工程を担当するための知識やスキルがあることの証明になるので、ネットワークエンジニアとして、下流工程からステップアップを目指すうえでぜひとも取得しておきたい資格でしょう。

関連記事:CCNPとは|年収・難易度から勉強方法までを実例付きで解説

基本情報技術者試験|ITエンジニアとしての国家資格

基本情報技術者試験は、ITエンジニアを目指す人が受験する国家資格の登竜門的な資格です。IT共通の考え方や、システム開発に携わるプログラマーの知識なども体系的に学ぶことができるため、ネットワークエンジニアを目指す人というよりも、IT系のエンジニアを目指すすべての人が取得を目指す資格となっています。

ITに関する基本的な知識に加えて、ITシステムを動かすための基本的な仕組みから、ネットワークやセキュリティ、データベースに関する基礎知識、論理的な考え方、マネジメントに関する知識と非常に幅広く出題されます。

関連記事:基本情報技術者試験の攻略ガイド|日程から勉強方法まで完全網羅

応用情報技術者試験|相手と差がつく国家資格

応用情報技術者試験は、基本情報技術者資格の上位にあたる国家資格です。基本情報技術者資格と比べると、試験内容は格段に難しくなります。もともと取得難易度が高い資格ですが、実務経験があるシステムエンジニアやプログラマーなどシステム開発者が取得を目指す資格なので、ネットワークなどインフラ系エンジニアは特に合格するのが難しい資格でしょう。

ネットワークエンジニアでも将来性を広げるうえで取得しておくと役に立つ資格なので、ネットワークやサーバー、セキュリティなど一通り学んだうえで挑戦するのが良いでしょう。資格を通して得た知識やスキルは、クラウドなどの業務を担当するうえで役立てることができます。

関連記事:応用情報技術者試験の攻略ガイド|難易度から勉強方法まで完全網羅

ネットワークスペシャリスト|ネットワーク最高峰の国家資格

ネットワークスペシャリストは、ネットワークにおける国家資格の中で最高峰の資格です。取得難易度は非常に高いため、取得できればネットワークエンジニアとしての将来性や価値が格段にあがるでしょう。

難易度が高い理由は、試験が年1回しかないことや、出題される範囲が広いうえに深い知識が求められること、午後の試験は記述式の試験のため、わからない問題を選択肢のように取りあえず回答して、点数を上乗せすることができないことが挙げられます。

ネットワークエンジニアとして将来安定した仕事に就くことができたり、収入を増やすことができる難易度の高い仕事を担当してキャリアアップしていくためには、ぜひとも取得したい資格でしょう。

関連記事:ネットワークスペシャリスト試験とは|難易度から勉強方法まで紹介

将来性とやりがいが魅力のネットワークエンジニアになろう

ネットワークエンジニアの将来性ややりがい、魅力について理解できたでしょうか。また、ネットワークエンジニアならではの厳しさを知ることで、面接のときに仕事内容への理解だけでなく、厳しい面も含めて覚悟を語れると高評価を得ることができるでしょう。

ネットワークエンジニアは人材が不足しているので、未経験者であっても資質を持っていて将来性が高いと判断されれば、優良企業への転職も可能でエンジニアとして大成するためのキャリアを積むことも可能でしょう。

自分の努力次第では高収入も見込めて、将来性も高いネットワークエンジニアを目指しましょう。

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記事の監修責任者

飯塚 寛也
エンジニアとして移行調整・NW更改作業・クラウドシステムの設計・構築等を手掛ける。 入社2年目でネットワーク最高資格であるCCIEの筆記試験に合格。 人材開発室にてCCNA/CCNPの勉強会を50回以上開催、100名以上の合格者を輩出し、スクール事業の礎となる。
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